Kossyさん
2023/08/28 10:00
阿呆の足下使い を英語で教えて!
つまらないことにも人を使う愚かな人を指す時に「阿呆の足下使い」と言いますが、これは英語でなんというのですか?
回答
・A fool's errand
・A wild goose chase
「A fool's errand」は、成功する見込みが全くない「無駄骨」や「骨折り損」な試みを指す表現です。
誰かに頼まれたことが実は達成不可能だったり、どう考えても無理な目標に挑戦したりする、といった滑稽で哀れな状況で使われます。「そんなのやっても無駄だよ」と、ちょっと呆れた感じで言いたいときにピッタリです。
Sending someone to find a left-handed screwdriver is a classic fool's errand.
左利き用のドライバーを探しに行かせるなんて、典型的な阿呆の足下使いだよ。
ちなみに、「a wild goose chase」は、まるで捕まえられない野ガンの群れを追いかけるような、無駄な骨折りや見込みのない捜索を指す表現だよ。「結局、無駄足だったよ〜」って言いたい時にピッタリで、徒労に終わった探し物や、成果の出ない仕事なんかに使えるんだ。
My boss is a fool who's always sending me on a wild goose chase for things he doesn't even need.
うちの上司は阿呆の足下使いで、いつも必要でもないもののために私を無駄骨を折らせる。
回答
・foolish micromanagement
「阿呆の足下使い(あほうのあしもとづかい)」とは「愚かな者は足下の物を取るのにも人を使う」という意味です。
直接英語に訳すのは難しいですが、同じような意味を持つ表現として、「foolish micromanagement」というフレーズがあります。
「foolish」は「愚かな」という意味の形容詞です。
「micromanagement」とは、上司が部下や新人に干渉し、細かく管理してしまう「過干渉」を意味し、一般的には否定的な意味で用いられます。「マイクロマネジメント」と読み、ビジネスシーンでは日本語でも使われる表現です。
He is famous for his foolish micromanagement, assigning trivial tasks to everyone.
彼は阿呆の足下使いで有名だ。誰にでも些細な仕事を割り当てる。
famous for: 〜で有名な
assigning: 割り当てる
trivial tasks: つまらない仕事
to everyone: 全員に
Japan