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「〇〇どころか、〜」は慣用句で「Far from 〇〇, ~」と表すことが可能です。これば対比や逆接を表現する時に用います。構成上、前置詞「from」の後ろには動名詞(本件ではcelebrating)や名詞句が続きます。 たとえば Far from celebrating my birthday, he didn’t even remember the date. とすれば「彼は私の誕生日を祝うどころか、日付さえ覚えていなかった」の意味になります。 構文は、副詞句(Far from celebrating my birthday:私の誕生日を祝うどころか)の後に第三文型(主語[he]+動詞[remember]+目的語[the date])に否定の「didn’t」と副詞(even:~さえ)を組み合わせて構成します。
「〇〇を売りにする」は定型表現で「market oneself with ~」と表すことが可能です。 たとえば She markets herself with her great figure. とすれば「あの子は自分のスタイルの良さを使って自分を売り込んでいる(=スタイルの良さを売りにしている)」の意味になりニュアンスが通じます。 構文は、第三文型(主語[she]+動詞[markets:売りにする]+目的語[herself])に副詞句(with her great figure:自分のスタイルの良さを使って)を組み合わせて構成します。 また複合動詞「capitalize on ~」も「〇〇を売りにする」の意味があるので She capitalizes on her excellent physique. で「あの子は自分の優れたスタイルを活かしている(=売りにしている)」の意味になり此方もニュアンスが通じます。
「ありがた迷惑」は不可算の名詞句で「unwelcome help」と表すことが可能です。 たとえば It was unwelcome help—I didn’t ask him to rearrange my desk. で「それはありがた迷惑だった。机を整理してくれなんて頼んでいないのに」の様に使う事ができます。 構文は、前半は第二文型(主語[it]+動詞[be動詞]+主語を補足説明する補語[unwelcome help])で構成します。 後半の等位節は第三文型(主語[I]+動詞[ask]+目的語[him])に否定の「didn’t」と副詞的用法のto不定詞(to rearrange my desk:机を整理してくれなんて)を組み合わせて構成します。
「〇〇しているふしがある」は「~する傾向があるようだ」のニュアンスで構文的に「There seems to be a tendency to ~」と表すことが可能です。 たとえば There seems to be a tendency for him to hide something. とすれば「彼には何かを隠そうとする傾向(=ふし)があるようだ」の意味になりニュアンスが通じます。 構文は、「~がある」の「there+be動詞」の構文形式で、「~のようだ」の「seems to」と合わせて「There seems to be」として文頭において主語(tendency)、副詞句(for him)、副詞的用法のto不定詞( to hide something:何か隠そうと)を組み合わせて構成します。
1 I almost drowned. あやうく溺れるところだった。 構文は、第一文型(主語[I]+動詞[drowned])に副詞(almost)を加えて構成します。 副詞「almost」 は「あやうく」や「ほとんど~しそうになった」を表現する基本的な副詞です。「drowned」 は「溺れた」という意味の動詞の過去形で、「溺れそうになった」状況をシンプルに表しています。 2 I was on the verge of drowning. まさに溺れそうな状態だった。 構文は、第一文型(主語[I]+動詞[be動詞])に副詞句(on the verge of drowning:まさに溺れそうな)を組み合わせて構成します。 副詞句「on the verge of ~」は「まさに~しそうな状態」という意味で、緊迫した状況を強調する時に使います。