yaanさん
2023/08/28 10:00
蟻の一穴 を英語で教えて!
巨大な組織でも些細なことが原因で深刻な事態を起こすこともある時に「蟻の一穴」と言いますが、これは英語でなんというのですか?
回答
・A small leak will sink a great ship.
・A stitch in time saves nine.
・One rotten apple spoils the barrel.
Even in a large corporation, we should be careful not to overlook small issues. Remember, a small leak will sink a great ship.
大きな会社でも、小さな問題を見過ごさないように注意が必要です。蟻の一穴が大船を沈めることもあるからです。
「小さな穴が大きな船を沈める」は、些細なミスや小さい問題が大きな結果をもたらす可能性があることを指す警句です。これは、無視できるように思える小さな問題を軽視すべきではないという教訓を示しています。ビジネスやプロジェクト管理、人間関係など、あらゆる状況で使えます。
In an organization, even a tiny problem can escalate into a serious situation if not addressed immediately. It's like they say, a stitch in time saves nine.
組織においては、小さな問題であってもすぐに対処しないと深刻な状況にエスカレートすることがあります。よく言われるように、一針時に入れることが九針を省くことになるのです。
Even in a large organization, one dishonest employee can cause a lot of damage. You know what they say, one rotten apple spoils the barrel.
大きな組織でも一人の不正直な従業員が大きな被害を引き起こすことがあります。言うまでもなく、「一つの腐ったリンゴがバレルを台無しにする」です。
A stitch in time saves nineは、小さな問題をすぐに解決すれば、それが大きな問題に発展するのを防げるという意味です。例えば、仕事のタスクを放置しないですぐに取り組むべきだとアドバイスする時に使います。
一方、One rotten apple spoils the barrelは、一つの悪い要素が全体を台無しにするという意味です。チームで一人の態度が悪いと全体の雰囲気が悪くなるなど、グループ内の一部の影響について話す時に使われます。
回答
・a little leak
・a hole made by ants
「千丈もある堅固な堤であっても小さな穴がもとで崩れることがある」の意味の諺「千丈の堤も蟻の一穴から」に対応する英語の諺は「少しの水漏れが大きな船を沈没させてしまう」の意味の"A little leak will sink a great ship."となります。
従って「蟻の一穴」に相当する英語表現は「a little leak」となります。
英語の諺を文法的に解説すると第三文型(主語[A little leak:少しの水漏れ]+述語動詞[他動詞 sink:~を沈める]+目的語[great ship:大きな船])に未来を示す助動詞(will)を加えた構成となります。
もし「蟻の一穴」を直訳的に英語表現にすると「a hole made by ants(アリが作った穴)」となります。用例があるか引用符検索したところ「蟻の一穴 (A Hole Made by Ants)」という曲が有りました!Leo Okagawa & Philip Sulidaeというアーティストのものです。