kieさん
2023/07/25 10:00
パンドラの箱 を英語で教えて!
タブーな話題を指す時に「パンドラの箱」と言いますが、これは英語でなんというのですか?
回答
・Pandora's box
・Opening a can of worms.
「パンドラの箱」は、開けると次々と災いが飛び出してくるギリシャ神話が由来です。
日常会話では「触れてはいけない厄介な問題」や「手を出したら最後、とんでもない事態を引き起こす物事」のたとえで使います。「あの話題はパンドラの箱だったね」のように、軽い気持ちで始めたことが大問題に発展してしまった、というニュアンスで使えます。
Bringing up his past is like opening Pandora's box; you never know what will come out.
彼の過去の話を持ち出すのはパンドラの箱を開けるようなもので、何が飛び出すかわからない。
ちなみに、「Opening a can of worms」は、ある問題に触れたせいで、次から次へと面倒な問題が噴き出してくる状況で使うよ。「やぶ蛇」や「パンドラの箱を開ける」みたいな感じだね。会議でうっかり余計な一言を言ったら、議論が紛糾して収拾がつかなくなった時なんかにピッタリ!
Bringing up his past relationships is like opening a can of worms.
彼の過去の恋愛遍歴に触れるのは、パンドラの箱を開けるようなものだ。
回答
・Pandora’s box
・Can of worms
・Hornet’s nest
1. Pandora’s box
パンドラの箱
「パンドラの箱」は英語でも Pandora’s box と表現されます。これはギリシャ神話に由来し、「一度開けると取り返しのつかない災厄をもたらすもの」という意味で使われます。倫理的にデリケートな問題や、隠された危険をはらむ話題に対してよく使われる表現です
例文
Discussing his past mistakes is like opening Pandora’s box.
彼の過去の過ちについて話すのは、まるでパンドラの箱を開けるようなものだ。
この例文は「動詞+ing」から始まる分詞構文です。基本的に「~すると」「~することで」を意味すると覚えておくと便利です。
2. Can of worms
パンドラの箱、面倒な事態、収拾のつかない問題
直訳すると「ミミズの缶詰」ですが、「一度開けると収拾がつかなくなる問題」という意味で使われます。政治、職場、人間関係などで、触れると混乱を招く話題に対してよく使われます。
例文
Bringing up salary differences in the office is a real can of worms.
職場で給与の差について持ち出すのは、本当に面倒な問題だ。
Bring up :話題にする
differences:違い、差分
in the office:職場で
3. Hornet’s nest
パンドラの箱、危険で厄介な問題
「スズメバチの巣」という意味で、不用意に触れると大きな反発やトラブルを招く危険な話題を指します。政治や社会問題に関連する話題でよく使われます。
例文:
Criticizing the new tax law stirred up a hornet’s nest.
新しい税法を批判したことで、大きな反発を招いた。
Criticize :批判する
tax law:税法
Stir up :引き起こす
Japan