sachiさん
2024/09/26 00:00
賽は投げられた を英語で教えて!
前に進む、やるしか無い時に、「賽は投げられた」と言いますが、これは英語でなんというのですか。
回答
・The die is cast.
「賽は投げられた」 は上記の様に表現します。
直訳は「賽(さいころ)は投げられた」となり、一度始まった事はもう後戻りできない事を意味する諺です。この表現は受動態 be cast「投げられた」を用いたとてもシンプルな表現です。見るべき点は dice「サイコロ」の単数形 die が主語に用いられている点です。会話では dice はサイコロの単数・複数の両方の意味で使われる場合がありますが、諺を指す慣用表現の場合は die を使うのが一般的です。
また「投げられた」は過去形 was cast では?と感じるかもしればせんが、be cast「今も投げられた状態にある」と考えれば現在形 is cast であるのが納得出来ると思います。
例文
A:The die is cast!
賽は投げられた。
B:After that, all we have to do is move forward with our whole heart.
後は一心に前に進むだけだ。
move forward:前に進む
with one's whole heart:一心に
☆参考
die は「死」と同じスペルですが、今回の様に dice の単数形 die である場合もあるので覚えておきましょう。
回答
・The die is cast.
「賽は投げられた」は The die is cast. と言います。
これは、同じ意味を持つ有名な英語の表現で、ラテン語の「Alea iacta est(アレア・ヤクタ・エスト)」に由来します。古代ローマのジュリアス・シーザーがルビコン川を渡る際に言ったとされている言葉です。現代英語でも、「賽は投げられた」という意味で使われています。
たとえば Once we signed the contract, the die was cast, and there was no turning back. で「契約にサインした時点で、賽は投げられた。もう後戻りはできない」の様に使う事ができます。
構文は、従属副詞節(Once we signed the contract)の後に受動態(主語[die]+be動詞+過去分詞[cast])の主節、「there+be動詞」の構文形式で、主語(no turning back)を続けた等位節を続けて構成します。
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