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shunpe2003
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そもそも「空気を読む」ことが求められるのは、アジア圏独特の文化だと思いますが、英語にも似たような表現があります。 1. read between the lines(行間を読む) 日本文化は一般的に high-context culture といって、「直接的に表現されないメッセージを読み取る」力、つまり「空気を読む力」を求められるケースが多いです。それに対して、多くの英語圏は low-context culture といって、状況などに依存して状況を把握することをそれほど求められません。とはいえ、多かれ少なかれ、次の例文のような状況はあり得ます。 If you read between the lines, you will naturally know what to do next. (空気を読めば、次にどうしたらいいか自然にわかるはずだ) 2. read the room(状況を把握する) この the room は、具体的な「部屋」というよりも「状況」とか「場面」に近いニュアンスです。同じ意味の表現に read the situation などもあるようです。 たとえば、来週から1週間有休を取りたいと上司に掛け合うと言う同僚に、以下のように言えます。 Can't you read the room? The boss is in a bad mood today. Why don't you ask him some other time? (空気読めないの?上司、今日機嫌悪いから、別の日にしなよ) 1で紹介した read between the lines は「言葉通りではない意味を理解する」に近く、いわゆる「本音と建前」のような感じでしたが、こちらは「今の状況を考える」といったニュアンスです。なので、日本語の「空気を読む」はむしろ2のほうが近いかもしれません。 いかがでしたか? 機会があれば、状況に合わせて使ってみてください!
「鼻につく」というのは、誰かの態度や話し方などに好感が持てないという意味ですよね。 今回紹介したい表現は、形容詞としての使い方と動詞としての使い方の二通りあります。 例) The way she talks to boys annoys me.(動詞) 彼女の男子に対するしゃべり方は私をうんざりさせる。(鼻につく) The way she talks to boys is annoying.(形容詞) 彼女の男子に対するしゃべり方はうっとおしい。(鼻につく) annoying も irritating も、動詞に -ing をつけた形容詞です。ほぼ同義になります。 irritate は日本語で言うと「イライラさせる」みたいな感じなので、annoy よりも「うんざり感」が強くなります。 上の2つの例文の annoys を irritates に、annoying を irritating に変えるだけで、「鼻につく」度合いが大きく上がります(笑)。 誰かに面と向かって使うことはそうそうないと思いますが、機会があればぜひ使ってみてください!