フィリピン旅行の服装選び!現地の気候に合わせたファッションを解説

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留学先や旅行先としても人気の高いフィリピン。日本から4~5時間で行けるため地理的にはそれほど遠くありませんが、まだ行ったことがない方も多いのではないでしょうか。

フィリピン留学や旅行の出発前には服装や持ち物の準備に追われます。日本からかなり南にあるフィリピンの気候や気温がどうなのかを知ったうえで、滞在時期やシーンに合った上手な服装選びをしたいですよね。

そこで、今回の記事では、フィリピン旅行でおさえておきたい服装についてご紹介します。フィリピンの気候と服装、男女別おすすめコーデ、時期による服装選びのポイント、服装で気をつけたいこと、現地で浮かない服選びなどについてていねいにわかりやすく解説していきたいと思います。

これからフィリピン旅行を考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

フィリピンの気候に合った服装選び(雨季・乾季)

まずは、フィリピンの気候の特徴をご紹介します。 日本とは異なる特徴がありますので、しっかりチェックしていきましょう!

目的地の気候を知ったうえで、時期に応じた服装を考えてみてください。

フィリピンの主要都市の気候

フィリピンの気候帯は、年間を通して気温が高めで降水量も多い熱帯です。はっきりとした四季がないため、1年は大きく「雨季」「乾季」にわかれています。

気候区分では、フィリピン国内でも地域による違いがあり、熱帯モンスーン気候・サバナ気候・温帯夏雨気候などに区分されます。

各気候区分の特徴とおもな都市は以下の表をご覧ください。

気候の特徴 おもな都市
熱帯モンスーン気候 ・1年中温暖
・年間降水量は1,500~2,000mm
・雨季と乾季があるが、違いがはっきりとしない地域もある
セブ
クラーク
イロイロ
サバナ気候 ・1年中温暖
・年間降水量は2,000mmを超える
・雨季と乾季の違いがはっきりしていて、乾季には雨が少ない
マニラ(※)
ドゥマゲッティ
温帯夏雨気候 ・高原で平均気温は他の都市よりも8℃程度低く涼しい
・月による降水量の差が特に大きい
・乾季には最低気温が10℃以下になる日もある
バギオ

※マニラは熱帯モンスーン気候とサバナ気候の中間とも言われています。

乾季に合う服装

11~5月ごろがフィリピンの乾季にあたります。

雨が少なく、晴れている日が多い時期です。気温は高いですが、湿度はそれほど高くないため、全体的に過ごしやすい時期と言えるでしょう。

服装は、東京の夏をイメージすると良いでしょう。半袖・半ズボンでも大丈夫です。女性は通気性の良い長いワンピースやロングスカートなどもおすすめです。

雨季に合う服装

6~10月ごろがフィリピンの雨季にあたります。

雨が多く、曇天・じめじめした日が多い時期です。

フィリピンの雨季は、日本の梅雨とは異なり、一日中ジトジト雨が降り、ムシムシしているわけではありません。ただし、雨が降りやすいことには変わりないため、濡れても乾きやすい服装にしたり、撥水性の高い服装にしたりといった工夫をすることがおすすめです。

また、虫なども発生するため、手や足を守るために長袖・長ズボンにしたり、虫よけをしたりすると良いでしょう。また、雨でぬかるんでいる道を歩くシーンもあるため、防水シューズがあると便利です。

フィリピン滞在中の服装選び|男女別おすすめコーデ

ここからは、フィリピン滞在中の服装選びの参考になる、男女別のおすすめコーデをご紹介します。

男性におすすめのファッションコーデ

男性の場合、語学学校などのカジュアルなシチュエーションでは、Tシャツやポロシャツに半ズボンといった服装でも問題ありません。

冷房が効いていることも多いため、気になる方は羽織りものを持って行くと良いでしょう。

また、暑いからといって、タンクトップのような露出が多い服や、ダメージ加工が目立つファッションは避けた方が無難です。学校によっては校内でのビーチサンダルやタンクトップなどを禁止するような、男性のドレスコードが決まっている場合もありますので、学校のルールを確認しましょう。

女性におすすめのファッションコーデ

女性は、Tシャツやポロシャツ、ズボンといったカジュアルな服装も良いですし、ワンピースやロングスカートといった通気性がよく涼しく過ごせるアイテムもおすすめです。

留学生の学校生活のシーンでの服装マナーには特に注意して、男性と同様に学校のルールに従いましょう。

フィリピン滞在時期による服装選びのポイント

フィリピンの気候では、雨季と乾季の季節があることは先述のとおりです。

ここからは、フィリピンに滞在する時期によって違いがある服装選びのポイントを乾季と雨季の月別にご紹介します。

乾季(11~5月ごろ)

この時期は特に暑く日差しも強くなります。 なかでも、2月から5月にかけては気温もぐっと上がり、最高気温が35度以上になることもあります。

日本の真夏に着るような薄着の服装で大丈夫ですが、汗を拭くためのハンカチやフェイスタオルを持ち歩くと便利です。

ただし、室内はかなり強く冷房が効きすぎていることがあるため、脱ぎ着しやすいジャケットなど羽織れるものを持っていると安心です。また、紫外線も強くなるこの時期は特に、サングラス、帽子、日焼け止めクリームなども忘れないようにしてくださいね。

雨季(6~10月ごろ)

乾季の11~5月ごろと比べると、雨季に入る6月からはやや気温が下がり、日本の夏休み時期と重なる7月・8月も含むこの時期の平均気温は27~28度ほどとなります。

それでも暑いため、基本的には薄着でも大丈夫です。

また、この時期はフィリピン近海で発生する台風が来たり、「スコール」と呼ばれる短い時間にざっと強い雨が降ったりすることが多くなります。そのため、雨に濡れても乾きやすい速乾性のある服装にするのがおすすめです。

突然の雨対策として、折りたたみ傘や軽量のレインコート、防水バッグ、防水シューズなどをひと通りそろえておくと良いでしょう。

フィリピンでの服装選びの注意点

ここからは、フィリピンで過ごすにあたり、服装面で気をつけた方がいいことを4つ挙げて解説します。

注意点を押さえて準備すれば、現地到着後に服装や持ち物で困ることがなくなるので安心です。 特に短期滞在のプランがある方は、現地購入の手間を省くためにしっかり確認しておきましょう。

羽織ものが1枚あると強すぎる冷房対策に便利

フィリピンは年間を通して暖かい・暑い気候のため、Tシャツにショートパンツや半ズボンといった薄着で過ごす方も多いと思います。

しかし、ショッピングモールや空港、語学学校などはかなり冷房が効いている場合があるため、暑い日でも羽織ものが1枚あると便利です。さっと羽織れるもの、具体的には、薄手のカーディガンやストール、長袖のシャツなどがバッグの中でもかさばらないのでおすすめです。

紫外線対策を忘れずに

フィリピンでは晴れの日が多く、紫外線も強いため紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。

日焼け止めの他、UVカット機能がついたサングラスは1つあると便利です。紫外線による目の疲れを軽減できますし、日差しの強い日中でも視界を確保できるため、安全に過ごすことができます。

ファッション重視でサングラスを選ぶ場合も、レンズの色の濃さとUVカットの効果は無関係であることに注意して、紫外線透過率を確認して購入しましょう。

露出の多い服装は避ける

フィリピンでは、特にタブーとされている服装はありません。 しかし、露出の多い服は避けた方が無難です。

特に、ミニスカートはやめておいた方が良いでしょう。日本人女性は簡単にナンパできるという考えの人もいるため、安全面を考慮し、性犯罪に巻き込まれないためにもスカート丈は長めにしましょう。

そのほか、キャミソールやチューブトップ、オフショルダーの服や、背中がぱっくり開いた服、おへそが見える服なども避けておくほうが安心です。

シチュエーションに応じた服装を選ぶ

フィリピン旅行中、いろいろな場所に行くでしょう。 その場所や文化に応じた服装をすることが大切です。

たとえば、フィリピンはカトリック教国なので教会が多くありますが、教会に行くときには男女問わず、露出の多い服装は避けましょう。

教会のなかに入るときには、帽子やサングラスを外すことも忘れずに。

身なりに気をつけるだけで、現地の人々の信仰を尊重する気持ちを示すことができます。

また、高級レストランなどは、サンダルやキャミソール、タンクトップが禁止されていることも多いです。スマートカジュアルな印象の服装なら、場所の雰囲気に合わせて上品にまとまります。

具体的には、女性ならワンピースやブラウス、パンプス、カーディガンなどを用意しておくとよいでしょう。男性なら、襟付きのシャツやジャケパンスタイルがおすすめです。

現地になじむ!「浮かない」服装で快適・安全に過ごすポイント

フィリピンで無用なトラブルを経験しないために、現地で「浮かない」ような服選びをすることが大切です。

以下、選び方のポイントを3つご紹介します。

日本のトレンドはフィリピンで浮きやすい

フィリピンには、マレー系の人々、中華系の人々など、多様な方が暮らしています。

また、植民地の歴史があることから、スペインにルーツを持つ方もいます。 そのため、服装も多様ではありますが、一般的に、女性はTシャツにジーンズ、男性はTシャツに短パンやジーンズという方が多いです。 足元は、男性も女性も多くの人がサンダルやスニーカーを履いています。

一般的なメンズファッションはそれほど差がないかもしれませんが、女性は日本のファッショントレンドを重視した服装をしていると、遠くから見てもすぐに日本人とわかってしまうかもしれません。

まずは現地の人をよく観察し、真似する

現地で浮かない服装をするためには、まずは現地の人をよく観察し、真似することが大切です。

また、現地の人がよく行くようなアパレルの店舗に行って、どんな服が売られているのかチェックするのも良いでしょう。完全に真似しなくとも、一部を取り入れたり、テイストを合わせたり、現地で浮かないコーデを選んでみてください。

留学などで長期滞在する場合は、現地の人の結婚式などに呼ばれることがあるかもしれません。その際には伝統的な民族衣装や素材などを取り入れてみると喜ばれます。

高価なものは身につけない

フィリピンでは、治安状況に不安がある場所もあるため、高価なものはなるべく身につけない方が安全です。

特に、有名ブランドのロゴが大きく書かれているような、パッと見てすぐブランドとわかるものはひったくりなどに狙われやすいので避けましょう。

服装だけでなく、バッグやお財布などもブランドものはフィリピンに持っていかない方が無難です。また、ネックレスやピアスなど、実際に高価なものだけでなく、安価なものであってもアクセサリーは見た目が豪華に見えることもあり、スリやひったくりの被害を誘発してしまうことがあります。

まとめ

今回の記事では、セブ島留学や旅行先としても常に人気が高いフィリピンでの服装選びについてご紹介しました。

フィリピンは年間を通じて過ごしやすい気候ではありますが、より快適に滞在するために知っておくべきことや注意点があります。エリアによって気候にも若干の違いがあるため、目的地に合わせた服装選びが必要です。ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

また、ご紹介したフィリピンでの服装について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。

フィリピン出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。ぜひ、みなさんの英語力アップや渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。

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