
旅行サイトやテレビを見ていると、最近よく聞く
「オールインクルーシブ」という言葉。
実は近年注目を集めている新しい旅行スタイルなのです。
「聞いたことはあるけど、実際どういうこと?」「オールインクルーシブは高級なイメージがある」と思う方もいるでしょう。
この記事では、話題の「オールインクルーシブ」について解説します。
バカンスにぴったりのセブ島でおすすめのオールインクルーシブホテルについても紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
- オールインクルーシブとは?
- オールインクルーシブのメリット・デメリット
- セブ島でオールインクルーシブプランがあるホテル例:バディアンアイランドウェルネスリゾート
- セブ島でオールインクルーシブプランがあるホテル例:スミロンブルーウォーターアイランドリゾート
- まとめ
オールインクルーシブとは?
オールインクルーシブとは、英語で「All Inclusive」。
つまり、「全てを含む」という意味です。
全てを含むといっても、一体何に、何が含まれているのでしょうか?オールインクルーシブに含まれているものは以下の通りです。
・施設内での食事
朝昼晩の食事に加えて、カフェでのデザートやクッキーなどちょっとした間食まで含まれています。
食事は基本的にビュッフェスタイルであることが多いですが、一部ホテルではディナーはコース料理になっていたりと、とても贅沢な食事が味わえます。
・ドリンク類
ソフトドリンクやコーヒー、紅茶など、さまざまなドリンクが楽しめます。
特別なアルコールは別途料金がかかる場合があるため、あらかじめ施設に確認しておきましょう。
・アクティビティ
施設内のプールやジャグジー、フィットネスジムやヨガ教室など、大人から子供まで楽しめるアクティビティが無料で楽しめます。
・リラクゼーション
サウナやスパが料金に含まれていることもあります。
ホテルから一歩も出ずに、のんびりとリラックスした旅を楽しみたい人におすすめです。
・エンターテインメント
映画上映やカラオケ、ビンゴ大会などの娯楽まで提供している施設もあります。
少し時間があるときに楽しみたいエンタメも料金に含まれているので嬉しいですね!
このように、オールインクルーシブプランがある施設では、食事やアクティビティが含まれているため、最初に支払った旅費以外を気にせず滞在することができます。
その地域ならではの料理やアクティビティ、エンタメが用意されていることもあるので、Webサイトで施設情報をチェックしてみてくださいね。
オールインクルーシブのメリット・デメリット
なんでも揃うオールインクルーシブ。
ホテルから出なくても楽しめる一方で、オールインクルーシブならではのデメリットもあります。
ここでは、オールインクルーシブのメリット・デメリットを解説します。
オールインクルーシブのメリット
・食事代を気にせず飲み食いができる
朝から晩までの食事に加えて、デザートまで料金に含まれているオールインクルーシブの施設では、どれだけ食べても食事代が高くなることがなく、ラウンジで好きな時間に軽食をとれることもあるので、滞在中は金額や空腹を気にせず安心して過ごせます。
・お酒が好きな人にはコスパ最強
オールインクルーシブホテルでは、一部のアルコールを除いてビールやワインを始めとするアルコール類があらかじめ料金に含まれている場合が多く、お酒好きにとっては非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
リゾートのゆったりとした雰囲気の中、お酒を楽しみたい大人旅にぴったりなのではないでしょうか。
・レストラン難民にならない
海外で自分に合ったレストランを探すのは至難の業。
人気のレストランは予約で埋まっていて、食事場所の確保に悩まされる経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
オールインクルーシブホテルでは、食べる場所に困らないのが魅力。
あらかじめ決められた時間にレストラン会場に行けば、スムーズに美味しい食事にありつけます。
また、レストランの営業時間外に小腹が減ってしまっても、ラウンジで軽食やドリンクをいただけるため、1日中食事に困ることはないでしょう。
このようにレストラン難民にならないことはオールインクルーシブホテルの大きなメリットです。
・子どもを連れて夜に出歩かなくて良い
家族連れでの旅行、特に小さなお子様がいる場合、夜間の外出はなるべく控えたい、と思う人は多いでしょう。
また、レストランの食事が口に合わなかったり、食事中に子供がぐずってしまったりと、なかなか落ち着いて食事をとることができません。
しかし、オールインクルーシブホテルなら、施設内で食事をとれるので、夜間に子連れで外出する必要がありません。
また、ほとんどのオールインクルーシブホテルでは、お子様向けのメニューがあるため、お子様の満足度も高くなること間違いなし。
ラウンジに常にデザートが用意されていることもあるので、急に「お腹すいた」と言われてもすぐに対応できますね!
オールインクルーシブのデメリット
オールインクルーシブは、人によってはデメリットだと感じられる部分もあります。
ここからは、オールインクルーシブのデメリットを紹介します。
・なるべくたくさんのサービス利用しないと損をしてしまう
オールインクルーシブホテルの魅力は、宿泊費に全ての料金が含まれていることです。
そのため、せっかくオールインクルーシブホテルを利用するなら、そこに不随するサービスを利用しなければ損をした気持ちになってしまうことも。
もし、多くの時間を施設外で過ごす旅行プランを立てている場合は、オールインクルーシブホテルのメリットは感じにくいでしょう。
事前に旅行プランを見直し、オールインクルーシブホテルが向いているかどうかをチェックしてみてくださいね。
・食事に飽きることがある
オールインクルーシブホテルの場合、メニューが単調に感じられることがあるかもしれません。
ホテル側はなるべく多様なメニューを提供しているものの、食事に重きを置いている人は満足感を得にくいでしょう。
それでもオールインクルーシブホテルがいい!と思う人は、事前にレストランのメニューを確認しておくことが重要です。
・施設内で完結してしまうため、ローカル感を感じられない
食事やアクティビティが全て完結する施設内にいると、旅の醍醐味でもある「ローカル感」を感じることができません。
「現地の人と話したい」「旅先ならではの体験をしたい」と考えている人は、施設外で過ごす時間を確保し、街並みを散策したり、地元の市場に行ってみたりと、ローカル感を感じられる工夫をしてみてくださいね。
オールインクルーシブプランにするとデメリットを感じてしまいそうな人には、オールインクルーシブプランのある施設の「デイユース」がおすすめ!
デイユースツアーを提供している旅行会社がありますので、「宿泊するほどではないけど、体験してみたい…」と悩んでいる方は、旅行サイトをチェックしてみてくださいね!
セブ島でオールインクルーシブプランがあるホテル例:バディアンアイランドウェルネスリゾート
フィリピン、セブ島にあるオールインクルーシブプランのある「バディアンアイランドウェルネスリゾート」は、なんと1島1リゾートの贅沢な5つ星ビーチリゾートです。
島には宿泊客とスタッフしかおらず、静かな環境で過ごせる隠れ家的な施設なので、静かに滞在したい人におすすめ。
日本から直行便で4時間半で行けるフィリピンにあるのに、まるでヨーロッパのリゾートに来たかのような雰囲気です。
ウェルネスリゾートならではの、ヨガレッスンの提供もあります。
一番リーズナブルな部屋でも65平米あり、十分にくつろげる広さです。
日本人には嬉しいバスタブもありますので、思いっきり楽しんだあと、疲れを癒しにゆったりとお風呂に浸かれるのも嬉しいですね。
【施設概要】
| 施設名 | Badian Island Wellness Resort |
| アクセス | セブ空港から車で約3時間ののち、ボートで10分 |
| 総客室数 | 42室 |
| プランに含まれるもの | 食事、ドリンク、ヨガプログラム |
| 設備 | プール、ゲームハウス、スパ、プライベートビーチ |
※プランは変更になっている場合があります。
最新の情報は公式サイトで確認してください。
セブ島でオールインクルーシブプランがあるホテル例:スミロンブルーウォーターアイランドリゾート
スミロン島にある高級リゾート、「スミロンブルーウォーターアイランドリゾート」は、マクタン国際空港から10kmの場所に位置します。
スミロン島の唯一のリゾートホテルで、プライベート感を感じられる施設です。
スミロン島の海は透明度が非常に高く、訪れる人はその海の美しさに感動するほど。
白い砂浜とターコイズブルーの海はとてもフォトジェニック。
加工しなくても「映え写真」が撮れると評判です。
また、周辺は海洋保護区となっており、サンゴ礁や熱帯魚などの生態系が守られています。
旅行者はその美しい海を守りながら、シュノーケリングやダイビングを楽しめます。
ブルーウォーターアイランドリゾートでは、デイユースツアーを利用すると宿泊しなくてもオールインクルーシブ体験ができるのが魅力。
気になる人はぜひデイユースツアーをチェックしてみてくださいね!
【施設概要】
| 施設名 | Bluewater Sumilon Island Resort |
| アクセス | セブシティから約14km、マクタン国際空港から車で約3時間半の後、ボートで約15分(天候による) |
| 総客室数 | 14室 |
| デイユースプランに含まれるもの | ランチビュッフェ、シュノーケリング、タオル、写真撮影、送迎など(プランによる) |
| 設備 | インフィニティプール、プライベートビーチ、BBQ施設、スパなど |
※プランは変更になっている場合があります。
最新の情報は公式サイトで確認してください。
まとめ
オールインクルーシブプランのある施設では、値段を気にすることなく、思いっきり満喫できるのが魅力です。
特に、移動が大変な子連れ旅行や、海外に不慣れで不安が大きい場合は、オールインクルーシブを選択することで安心感を得られるメリットもあります。
また、宿泊をしなくても「デイユースプラン」を利用し、「プチオールインクルーシブ体験」をすることもできます。
日帰りでも非日常を感じられるので、セブ島に滞在する予定のある人はデイユースできる施設をチェックしてみてください。
きっと、限られた時間でもインパクトのある時間を過ごせるはずですよ!
◇経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
◇留学経験
・オーストラリア シドニーへ1か月間の短期留学。
→週5日で語学学校へ通う。
・ワーホリでオーストラリア・ゴールドコーストに1年間滞在。
→Gold Coast Institute of TAFEの語学コースで学ぶ。
・2020年から4年間、家族の仕事でアメリカに滞在。
→州立のコミュニティカレッジでEarly Childhood Educationコース及びアカデミック英語コースを学ぶ。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
仕事→韓国、中国、台湾、香港などアジアを中心とした国
旅行→アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、
シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイ、バハマ、オランダ領セント・マーティン島など
◇自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
最初の短期留学の経験のおかげで、人生が変わったと言っても過言ではないと感じています。海外に滞在することがきっかけで、人生の選択肢が大きく広がり、成長を続けていきたいと思うようになりました。海外での長期滞在・留学経験者の視点から、皆さまにわかりやすい記事を書いていきたいと思っています。