
フィリピン土産の定番といえば、バナナチップス。素朴ながらも後引く甘さとサクサクとした食感は、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。
おやつとしてはもちろん、ちょっと小腹がすいたときや、仕事や勉強の合間の気分転換にもぴったり。中にはおつまみとしても活躍するバナナチップスもありますよ!
本記事では、バナナチップスの特徴やおすすめブランドについて徹底解説します。ぜひ、フィリピンでのお土産選びにて参考にしてください。
フィリピンお土産の定番、バナナチップスとは?
バナナの素朴な味わいを楽しめる、バナナチップス。以下では、まずバナナチップスの特徴を紹介します。
バナナを主原料としたスナック菓子
バナナチップスとは、バナナを主原料としたスナック菓子です。薄切りにしたバナナを揚げたり、オーブンで加熱したりして作られており、甘味を加えたタイプが主流です。
近年は、塩味や砂糖不使用タイプなどバリエーションも豊富。バナナチップスの多くは砂糖で味付けされていますが、ピリッと塩味に仕上げたものや、バナナ本来の優しい甘さを活かした砂糖を一切使わずに作られたタイプもあります。
ビタミンやミネラルが豊富
見た目はドライフルーツに近いバナナチップス。油調理によって水分が飛び、栄養素が凝縮されるため、ビタミンA・C・Eやカリウム、ミネラル分を豊富に含んでいます。なお、体の調子を整えるのに役立つカリウムなどのミネラル分やタンパク質もしっかり摂れると言われています。
調理法で大きく異なる食感
バナナチップスの面白い特徴は、調理法によって食感が大きく変わること。シンプルに油で揚げたものはカリッとした食感で、オーブンで焼いたものはサクッと軽やかな口当たりになります。
また、揚げてからトーストするひと手間を加えたタイプは、カリカリッとした食感がたまりません。さらに、バナナの切り方一つでもバナナチップスの食感が変わります。薄切りならサクサクと軽い感じに、少し厚めに切ればバナナの風味がしっかり感じられる、満足感のある食感になります。
バナナチップスを楽しむ際の注意点
ついつい手が伸びてしまうバナナチップスですが、楽しむときは食べ過ぎには注意です。油や砂糖を使っているものが多いため、カロリーや糖質は少し高め。
バナナチップスを健康的に楽しむには、なるべくバナナ本来の甘さを活かしたものを選んだり、一度に食べる量を少し意識したりすることが大切です。食べる量に気をつけるだけで、美味しくて手軽に栄養も補給できる優秀なおやつとなるでしょう。
フィリピンのバナナチップス・おすすめブランド
フィリピンで試してほしいバナナチップスの4ブランドについて、以下で詳しく紹介します。
JOVY’S
数あるフィリピンのバナナチップスブランドの中でも、特に有名なのがJOVY’S(ジョビーズ)。1982年、創業者のジョーと妻スーザンの子どもの名前に由来してスナック菓子を手がけました。
JOVY’Sのバナナチップスの特徴は、一口食べるとカリッとした食感と、後に引く上品な甘さです。約3mmの輪切りタイプで程よく厚みがあるため、噛みごたえも抜群です。厚みがあるので、手荷物として預けても割れにくいのが嬉しい!
まるでキャラメルのような独特の風味は他社の製品とは一線を画し、一度食べたら忘れられないと評する人も少なくありません。ちなみに、おやつとしてはもちろん、おつまみとしてもおすすめです。
JOVY’Sのバナナチップスは、お土産としてぴったりの100gと家族や友人へのお土産に最適な400gがあるので、用途や贈る相手に合わせて選べます。
GOLDEN BANANA CHIPS
GOLDEN BANANA CHIPSも、フィリピンの定番お土産として根強い人気を誇っています。日本ではあまりない細長いタイプの黄金色に輝くチップスは、見た目も華やか。350gの容量の大きなタイプだけでなく、ばらまき用の小さなサイズも販売しています。
厳選されたバナナを使用して、独自の製法で丁寧に作られたGOLDEN BANANA CHIPSは、一口食べると、バナナそのものの優しい甘さと豊かな香りがふわっと口の中に広がります。
GOLDEN BANANA CHIPSは、品質の高さから地元の人々にはもちろん、観光客にも広く支持されており、多くのお土産店やスーパーマーケットなどで販売されています。シンプルなオリジナルフレーバーをはじめとしてフレーバー展開が豊富なのも魅力のひとつ。好みに合わせて選べます。
さらに、ヨーグルトやアイスクリームに添えたり、お菓子作りの材料として活用したりと、さまざまな楽しみ方ができます。おしゃれなパッケージも魅力で、ばらまき土産としても喜ばれるでしょう。
Owl Tree Banana Chips
フィリピンで手軽に買えるバナナチップスの中でも、Owl Tree(オウルツリー)は外せません。特に人気なのがオリジナル。フィリピンの主要ショッピングモールのひとつであるアヤラモールのスーパーメトロでは、入口付近の目立つ場所に大量に並んでいるのをよく見かけます。お土産向けに10個セットで販売されていることもあり、観光客にも人気です。
Owl Treeのオリジナルフレーバーは、薄めにスライスされたバナナをカラッと乾燥させているため、指で折るとパキッと割れるくらいのサクサク感が特徴。バナナの風味は控えめで、あっさりとした軽い口当たりなので、気づけば何枚もつまんでしまいます。日本のお菓子でいうと、芋けんぴに似ています。
Owl Treeはユニークなフレーバーもあり、中でも話題なのがサワークリーム味です。意外に思える組み合わせですが、やみつきになる美味しさ!サクサクした食感に甘みと塩気が程よく絡み合い、クセになりますよ!濃い目の味付けなので、お酒のお供にもぴったりです。
人気フレーバー:Sweet and Salted Banana Chips
フィリピンの多くのバナナチップスメーカーが展開する人気フレーバー、Sweet and Salted(スイート&ソルテッド)。バナナ本来の甘さにほんのりとした塩気を加えた甘じょっぱいタイプの商品名・フレーバー名として親しまれています。
厳選されたバナナを一枚一枚丁寧に加工して独自の方法で揚げているため、サクッとした心地よい食感に仕上がっています。甘すぎず、しょっぱすぎない、バランスの良さが、幅広い層から支持される理由だと言えます。
おやつとしてはもちろん、コーヒーや紅茶のお供やお酒のおつまみとしても大活躍します。
85g入りでジッパー付きのパッケージが多く、価格も手頃なため、お友達や職場へのばらまき土産にも最適です。ブランドによって厚みや形状に違いがあり、輪切りタイプや細長いスライスなど、食感や見た目もさまざま。お気に入りのブランドを探して食べ比べてみるのもおすすめです。
バナナチップスを買える場所
フィリピン旅行中のお土産として人気のバナナチップスは、さまざまな場所で購入できます。観光ついでに立ち寄れる場所から、ちょっとディープなローカルマーケットまで、その時の気分で選べます。以下では、バナナチップスを購入できる主な場所を紹介します。
スーパーマーケット:手軽で品揃えも豊富
一番手っ取り早くバナナチップスを買えるのは、スーパーマーケット。マカティにあるThe Landmarkの地下フロアや、SM系列のショッピングモール内にあるスーパーなどがアクセスが良いため便利です。定番のブランドはもちろん、見たことのないメーカーも見つかるでしょう。お値段も手頃で、ばらまき用のお土産としてまとめ買いするにもぴったりの場所です。
週末マーケット:ローカル気分を楽しむのにぴったり
観光地とは少し違った雰囲気を味わいたいなら、週末限定のマーケットに足を運ぶのがおすすめ。Salcedo Saturday Market(毎週土曜の午前)やLegazpi Sunday Market(毎週日曜の午前)では、手作り感のあるバナナチップスが並ぶことも多いです。
Juan(フアン)というブランドをはじめ、他ではなかなか見かけない商品も多数販売されています。
Fiesta Market(Market! Market!):掘り出し物を探す際に最適
少しローカル寄りの雰囲気を味わいたいなら、Market! Market!内のFiesta Marketに行ってみましょう。バナナチップスだけではなく、地元ならではの食材やお菓子がずらりと並んでいて、宝探し感覚で楽しめます。観光地価格じゃないものが多いのも魅力のひとつ。
ローカル気分を楽しみながら掘り出し物を探したいときには、Fiesta Marketがおすすめです。
Kultura:お土産選びに迷ったらここ
お土産選びに迷ったら、お土産専門店のKulturaへ!SM系のデパートに入っていることが多く、まとめ買いにも便利です。バナナチップスだけではなく、木製のアカシア食器や貝を使った小物など、ついつい手が伸びてしまう可愛い雑貨も充実しています。お土産選びに迷ったら、とりあえずKulturaに立ち寄ってみてください。
ドライマンゴーやバナナチップスなどといった定番のお土産は、お土産屋さんよりもスーパーやマーケットのほうが安く買えることが多いです。時間に余裕があれば、何軒か比べてみるのもおすすめですよ!
まとめ
フィリピン旅行の定番土産として人気のバナナチップスは、味・食感・栄養価の三拍子がそろった優秀スナック。中でもJOVY’SやGOLDEN BANANA CHIPS、Owl Tree Banana Chips、Sweet and Salted Banana Chipsなどは、個性豊かな味わいと品質の高さゆえに多くの人に愛されています。
甘さ控えめのナチュラルタイプから、塩味との絶妙なバランスが楽しめるタイプまで、自分好みのバナナチップスがきっと見つかるはず。
お土産選びに迷ったら本記事を参考にして、旅の思い出を美味しくシェアしてみてください。
TOEIC840
◇留学経験
2013年4月~12月:ニュージーランド
2019年11月~2020年1月:フィリピン
◇海外渡航経験
台湾、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、タイ、クロアチア、グアム、ハワイ、ニュージーランド
◇自己紹介
生まれも育ちも大阪です。小さい頃から、知らないことを知ることが好きで、好奇心を力に執筆をしています。趣味は、芸人さんのラジオを聴くこと、自然探索、グルメ巡りです。好奇心をフル活用して、日々、幸せ集めをしています。