yoshitoki さん
2024/03/07 10:00
ゲシュタルト崩壊 を英語で教えて!
ずっと同じ文字を見続けていて、その文字が分からなくなってしまうこと「ゲシュタルト崩壊」と言いますが、英語で何というのですか?
回答
・Semantic satiation
・Perceptual breakdown
・Cognitive saturation
When you stare at the same word for too long and it starts to lose its meaning, it's called semantic satiation in English.
同じ単語を長時間見続けていて、その意味が分からなくなってしまうことを英語では「semantic satiation」と言います。
Semantic satiation(意味飽和)は、特定の単語やフレーズを短時間に何度も繰り返すことで、その言葉が一時的に意味を失ったように感じる現象です。この現象は、言葉の認知的処理が過剰に行われ、脳が一時的にその言葉の意味を無視するために起こります。例えば、何度も「リンゴ」と繰り返すと、最終的にその単語がただの音の連なりに感じられることがあります。言語学や心理学の研究において、言語処理のメカニズムを理解するための一環として用いられることがあります。
When you keep staring at the same word and it starts to look strange, it's called a perceptual breakdown.
同じ単語をずっと見続けていると変に見えてくることを「perceptual breakdown」と言います。
When you look at the same letter for too long and it starts to lose its meaning, it's called cognitive saturation.
同じ文字を長時間見続けていると、その文字の意味がわからなくなる現象を「認知飽和」と言います。
「Perceptual breakdown」は、主に感覚や知覚が過剰な情報に圧倒され、正確に判断できなくなる状況を指します。例えば、非常に混雑した場所での視覚や聴覚の過負荷です。「Cognitive saturation」は、認知処理が限界に達し、新しい情報を効果的に処理できなくなる状態を示します。例えば、長時間の勉強や仕事で脳が疲労し、集中力が低下する状況です。前者は感覚的な過負荷、後者は認知的な過負荷に焦点を当てています。
回答
・Shape decay
・letters shape decay
The letters became unreadable due to the letters shape decay.
ゲシュタルト崩壊によって手紙が読めなくなってしまった。
ゲシュタルト崩壊は英語では【Shape decay】といいます。
日本では長時間同じ文字を見ているとその文字が何の意味であったのか、何の形であるのかが判断できない状況になることを「ゲシュタルト崩壊」と呼ぶことが多いですが、これは実際には「文字のゲシュタルト崩壊」といい、文字に限定した症状です。
【 letters shape decay】= 文字のゲシュタルト崩壊
もともとはドイツの学者が1940年代に提唱したものですが、心理学など学問の分野では元のドイツ語のまま【Gestaltzerfall】=「ゲシュタルツァーフォール」という言い方であったり、単に【Gestalt】ゲシュタルト、といっても通じるでしょう。