yamamoto

yamamotoさん

2023/07/25 10:00

仏の顔も三度 を英語で教えて!

普段穏やかで怒らない人がさすがに怒った時に「仏の顔も三度までだね」と言いますが、これは英語でなんというのですか?

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Nao

Naoさん

ネイティブキャンプ英会話講師

2025/10/29 17:40

回答

・Even a saint's patience has its limits.
・The last straw breaks the camel's back.

「仏の顔も三度まで」とほぼ同じ意味です。

普段はとても温厚で忍耐強い人でも、さすがに我慢の限界がある、という状況で使います。「あの優しい〇〇さんが怒るなんて、よっぽどだね」という時や、「さすがの私もこれ以上は無理!」と自分の我慢が限界に達したことを伝える時にぴったりの表現です。

He's usually so calm, but after the third time they ignored his request, he finally snapped. Even a saint's patience has its limits.
彼はいつもはとても穏やかなのに、3度も要求を無視されて、とうとうキレてしまった。仏の顔も三度までだね。

ちなみに、"The last straw breaks the camel's back." は、小さな不満が積もり積もって、最後のささいな出来事がきっかけで我慢の限界を超えてしまう状況で使います。「もう我慢できない!」と堪忍袋の緒が切れる、まさにその瞬間の気持ちを表すことわざです。

He's usually very calm, but after the third time they ignored his request, he completely lost his temper. I guess it was the last straw that broke the camel's back.
彼は普段とても穏やかですが、3回も要求を無視された後、完全に堪忍袋の緒が切れました。まさに「仏の顔も三度まで」ということですね。

Hiro

Hiroさん

ネイティブキャンプ英会話講師

JapanJapan

2025/02/22 11:42

回答

・Even the patience of a saint eventually runs out.

「仏の顔も三度」は「聖人の忍耐力も、やがて尽きる」のニュアンスで上記の構文で表します。

構文は、副詞(Even:~ですら)の後に第一文型(主語[patience of a saint:聖人の忍耐力]+動詞[runs out:尽きる])にもう一つ副詞(eventually:やがて、ついには)を加えて構成します。

ご質問の「仏の顔も三度までだね」は「~だね」を It is like と表し以下のように構文化します。

It is like even the patience of a saint eventually runs out.
聖人の忍耐もいつかは尽きてしまうようなものである(=仏の顔も三度ということだね)。

構文の前半が主節で第一文型(主語[It]+動詞[be動詞])として接続詞(like:~のよう)の後に上記解説の構文を従属節として続けます。

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