
ドイツ中西部の国際都市フランクフルト。金融の中心地として知られる街ですが、歴史的な建物や料理など、観光の魅力もあふれています。
本記事では、フランクフルトの魅力を徹底解説!基本情報はもちろん、日本からのアクセス方法やおすすめの観光名所やグルメ、治安情報など、渡航前に知っておきたい情報を詳しくお伝えします。
また、フランクフルト観光のベストシーズンや季節ごとの服装のアドバイスも紹介するので、フランクフルトに渡航する予定がある方は、ぜひ最後までお読みくださいね!
- ドイツ・フランクフルトの基本情報
- 日本からドイツ・フランクフルトまでのアクセス方法
- 季節別・フランクフルト旅行に適した服装
- ドイツ・フランクフルト観光のベストシーズン
- ドイツ・フランクフルトのおすすめ観光スポット7選
- ドイツ・フランクフルトで味わいたいグルメ
- ドイツ・フランクフルトの治安情報
- 万全の準備でドイツ・フランクフルトを楽しもう!
ドイツ・フランクフルトの基本情報
ベルリンやミュンヘン、ハンブルクなどと並んで、ドイツを代表する都市のひとつであるフランクフルト。名前を知っていてもどんな街なのかを詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか?
まずは、フランクフルトの都市概要からみていきましょう!
ドイツ中西部の主要都市
フランクフルト(正式名称:フランクフルト・アム・マイン)は、ドイツ中西部にある主要都市。ケルンとミュンヘンの中間に位置しており、ライン川に面した立地が特徴です。
世界最大級のハブ空港であるフランクフルト空港のほか、ヨーロッパ最大級のフランクフルト中央駅もあり、ドイツの産業・工業・交通の中心地としての役割を果たしています。
◾️フランクフルトの基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 正式名称 | ・フランクフルト・アム・マイン ・Frankfurt am Main |
| 州 | ヘッセン州 |
| 行政管区 | ダルムシュタット行政管区 |
| 面積 | 248.31平方km |
| 人口 | 749,596人(ドイツ国内5位)※ |
| 言語 | ドイツ語(英語も通じる) |
| 日本との時差 | -8時間(サマータイム中:-7時間) |
※参照:Dama Commons
13世紀から書籍見本市の開催地として繁栄してきたフランクフルトは、国際見本市の都市としての伝統もあります。さらに、文豪・ゲーテが誕生した街としても有名で、市内にはゲーテ関連の博物館などの文化施設も点在しています。
一方で、17世紀にユダヤ人居住区で発展した金融業を礎として、フランクフルトはドイツ経済の中心地としても発展。現在はドイツ銀行やドイツ連邦銀行などの主要銀行の本社のほか、証券取引所やユーロを発行・管理する欧州中央銀行の本部もフランクフルトに置かれています。
ちなみに、デュッセルドルフと同様に、フランクフルトには日本企業も多く進出しているので、3000人を超える日本人が居住していると言われています。
乗り換えの合間に観光しやすいメインエリア
フランクフルトのメイン観光エリアはまとまっているので、他都市への乗り換えの待機時間を活用して数時間で市内観光もできますよ!日本語ガイド付きのツアーを利用すれば、よりフランクフルトの魅力を理解できるでしょう。例えば、HISではフランクフルト市内を徒歩でまわるツアーも提供しています。
なお、ショッピングを楽しみたいのであれば、ツァイル通り(Zeil)を訪れるのもおすすめです。
待ち時間の長さに合わせて、フランクフルトをサクッとみて回るのもおすすめです。
日本からドイツ・フランクフルトまでのアクセス方法
以下では、日本からフランクフルトまでのアクセスを紹介していきます!
羽田・成田からの直行便が便利
日本からは羽田・成田空港から直行便が運行しているので、フランクフルトをメインに観光するのであれば直行便を利用するのがおすすめです。
◾️日本⇄フランクフルト直行便(航空会社名と所要時間)
| 空港名 | 航空会社名 | 所要時間 |
| 羽田空港 | ・全日空 ・ルフトハンザ航空 |
12時間40分〜13時間10分 |
| 成田空港 | ・日本航空 ・フィンエアー ・イベリア航空 ・ブリティッシュ・エアウェイズ |
13時間程度 |
参照:FlyTeam(2026年1月22日現在)
ちなみに、時間よりも費用重視の場合は、アジアやヨーロッパの主要都市を経由してフランクフルトに向かうこともできます。日本各地の空港からアクセスしやすい韓国のソウルや、飛行時間が比較的短いヘルシンキ経由などがおすすめです。
補足:市内移動は鉄道がスムーズ
世界有数のハブ空港であるフランクフルト国際空港は、市内中心からおよそ12kmという非常に近い距離にあります。そのため、空港から市内への移動にはSバーン(都市近郊鉄道)を利用するのがおすすめです。約15分で市内中心部に到着するので、空港からの移動もスムーズですよ!
季節別・フランクフルト旅行に適した服装
以下では、フランクフルト滞在に適した服装を季節ごとに紹介します。
ただし、高級レストランなどではドレスコードが決まっているので、事前にチェックしてくださいね。市内観光では、履きなれたスニーカーなどの歩きやすい靴を選ぶのが良いでしょう。
春(3月~5月)
厚手のコートと重ね着スタイルがおすすめです。最低気温が10度を下回るような日もあり、日中の寒暖差が10度くらいになることも多いです。
脱ぎ着しやすい服装を心がけて、体温調節できるように工夫しましょう。
夏(6月~8月)
半袖や短パンなどの薄着で大丈夫です。1年で最も気温が上がる時期ですが、湿度が低く過ごしやすい日が続きます。ただし、日差しも強くなるため、サングラスや帽子などの日焼け止め対策は必須です。また、冷房対策として薄めのカーディガンを持ち歩いておくと、外気との寒暖差で体調を崩すことも防げます。
秋(9月~11月)
セーターやカーディガンを使って重ね着するのがおすすめです。日中は暖かくても朝晩は冷え込むため、春と同じく重ね着で気温の変化に対応できるよう準備しましょう。
冬(12月~2月)
厚手のアウターなどの防寒具が必須です。
気温がぐっと下がって降雪もある時期なので、ニット帽やマフラー、手袋といった小物のほか、ヒートテックなどの保温性の高いインナーなど、万全の防寒対策が欠かせません。
ドイツ・フランクフルト観光のベストシーズン
フランクフルト観光におすすめの季節は、夏と冬です。
5月の下旬には次第に暖かくて過ごしやすい季節になります。シュパーゲル(白アスパラガス)が店頭に出始めるので、季節のグルメも堪能できます。また、6月は22時まで日が沈まず遅くまで市内観光ができるのもこの時期の魅力です。
一方で、冬の見どころは11月下旬に始まるクリスマスマーケット!16時ごろから日が沈み始める分、マーケットの柔らかな明かりや雰囲気を味わえます。秋の終わり頃から年末にかけてフランクフルトに行くのであれば、クリスマスマーケットは必見です。
ドイツ・フランクフルトのおすすめ観光スポット7選
以下では、フランクフルト観光で訪れたいおすすめのスポットを7つ紹介します。
レーマー広場
レーマー広場(Römerberg)とは、旧市街にあるフランクフルト定番の観光スポットです。木組みの建造物が広場をぐるっと囲むように並んでいる様は中世の雰囲気が残っており、その美しさは息をのむほどです。特に、ピンク色の建物がかわいいフランクフルト市庁舎はレーマー広場の象徴となっています。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | Römerberg 26, 60311 Frankfurt am Main, Germany |
| 公式サイト | http://www.frankfurt-tourismus.de/Media/Attraktionen/Bauwerke/Roemerberg-Ostzeile |
ゲーテハウス
フランクフルトの文豪・ゲーテが生まれてから16歳までを過ごした建物である、ゲーテハウス(Goethe House)。ゲーテ一家の暮らしや様子を感じられるほか、代表作『ファウスト』初稿など貴重な資料も見られます。また、隣にはゲーテ博物館もあります。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | Großer Hirschgraben 23-25, 60311 Frankfurt am Main, Germany |
| 公式サイト | http://www.goethehaus-frankfurt.de/ |
マインタワー
マインタワー(MAIN TOWER)は、ビジネス街にある超高層ビルです。ドイツというと歴史的な建造物が多いイメージかと思いますが、こうした近代的な建物も実は人気があります。建物の中には、オフィスだけではなく、レストランや博物館などもあります。
中でも人気なのが、地上約200mの展望エリア!フランクフルトの美しい街並みを一望できますよ。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | Neue Mainzer Str. 52–58, 60311 Frankfurt am Main, Germany |
| 公式サイト | https://www.maintower.de/ |
シュテーデル美術館
シュテーデル美術館(Städel Museum)は、ドイツで最も古い美術館のひとつとして知られており、膨大なコレクションを有しています。
ボッティチェリ、ルノワール、ゴッホ、モネ、ピカソ、ウォーホルといった日本でも有名な芸術家たちの作品を鑑賞できます。また、特別展やアートツアー、ワークショップなど、アートをさまざまな角度から楽しむプログラムや、ミュージアムショップやカフェなどの施設も充実しています。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | Schaumainkai 63, 60596 Frankfurt am Main, Germany |
| 公式サイト | https://www.staedelmuseum.de/ |
バルトロメウス大聖堂
バルトロメウス大聖堂(Kaiserdom St. Bartholomäus/Frankfurt Cathedral)は、フランクフルトの中心地から歩いて3分ほどの場所にあるゴシック式の教会です。歴代の神聖ローマ皇帝が戴冠式をしていたことから、カイザードーム(Kaiserdom:皇帝の大聖堂)としても知られています。
元々は小さな礼拝堂から始まった教会でしたが、13〜15世紀の再建築や第二次世界大戦中の爆撃後の再建を経て、現在の姿となりました。
高さ95mのタワーに登ることができるほか、皇帝の戴冠式に関するアイテムや出土品なども閲覧が可能です。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | Domplatz 1, 60311 Frankfurt am Main, Germany |
| 公式サイト | http://www.dom-frankfurt.de/ |
ハウプトヴァッへ
ハウプトヴァッへ(An der Hauptwache)は、市内中心部にある1729年に建造された歴史的な建造物を利用したカフェです。フランクフルトでも特に古いバロック式の建造物として知られているハウプトヴァッへは、かつて兵舎として利用されてきました。
カフェが開業したのは100年以上も前で、世界中から観光客が訪れています。朝食から夕食まで利用できるので、観光中の食事にもぴったりですよ!
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | An der Hauptwache 15, 60313 Frankfurt am Main, Germany |
| 公式サイト | https://www.cafe-hauptwache.de/?lang=en |
クリスマスマーケット
フランクフルトのクリスマスマーケットは、14世紀終盤から続くドイツで最も古くて、最大の伝統行事です。レーマー広場を中心にフランクフルトの街中に200を超える屋台が並び、工芸品や、グリューワイン、ソーセージなどのグルメを楽しめます。
開催されるのは、毎年11月下旬〜12月22ごろまで。マーケットでは巨大なクリスマスツリーを見られるほか、ライブ演奏や移動遊園地なども楽しめます。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | Römerberg 26, 60311 Frankfurt am Main, Germany |
| 公式サイト | https://www.visitfrankfurt.travel/erleben/feste-und-veranstaltungen/frankfurter-weihnachtsmarkt#/ |
ドイツ・フランクフルトで味わいたいグルメ
以下では、フランクフルトでぜひ味わってほしいグルメを紹介します。
アップルワイン
アップルワインとは、りんごの酸味が際立つ白ワインと似た風味の醸造酒です。フランクフルト近郊はアップルワインの有数の産地として知られており、ビールと並んで地元の方から愛されています。
フランクフルト風シュニッツェル
フランクフルト風シュニッツェルとは、カツレツ(シュニッツェル)に緑色のハーブソースとジャガイモを添えた郷土料理です。シュニッツェル自体は、ドイツ全土(元々はオーストリア)で親しまれていますが、フランクフルトではグリューネゾーセというソースを添えて食べるのが一般的です。
酸味がきいたさっぱりした風味のソースが、ボリューミーなシュニッツェルにもマッチします。
リップヒェン
リップヒェンとは、豚肉を塩漬けにしたフランクフルトの郷土料理です。豚肉を多用するドイツでも、特に地元フランクフルトで愛されている一品です。
マッシュポテトやザワークラウト、マスタードなどと一緒に提供されるのが定番で、豚肉の塩気と付け合わせの酸味の組み合わせを楽しめます。
ドイツ・フランクフルトの治安情報
最後に、フランクフルトの治安について解説します。滞在中も安全に過ごせるように、しっかりと現地の情報を知っておきましょう。
外務省発表の治安情報
2026年1月22日現在、外務省の海外安全ホームページでは、フランクフルトを含めドイツ全土に危険情報は出されていません。そのため、一般的な防犯対策を徹底していれば安全に過ごせるレベルだと言えるでしょう。
とはいえ、観光客を狙ったスリ・置き引きも報告されているので、油断をせずに過ごしてくださいね!
注意が必要なエリア
フランクフルトで要注意なエリアは、フランクフルト中央駅の周辺です。特に注意が必要なのは西側のバーンホーフスヴィーデル地区と、駅から東方向に伸びるカイザー通りは治安が悪いと言われています。夜間の立ち入りは控えましょう。
昼間に訪れる場合も、メインストリート沿いや人通りの多い道を選び、不審者とは目が合っても反応しないなど警戒を怠らないことが重要です。
比較的治安の良いエリア
観光客の多いレーマー広場周辺は、にぎわいも多く警察のパトロールもよく行われているため、比較的治安が良いと言われています。
そのほかに、観光客・地元住民も多いアルトザクセンハウゼン地区や、ウエストエンド地区、ノルトエント地区などのビジネス街も治安が良いと評判です。
万全の準備でドイツ・フランクフルトを楽しもう!
ヨーロッパ経済の中心地でありながらも、歴史や文化の豊かなフランクフルトは、訪れるべき魅力的な街です。ただし、安全で充実した旅行にするためには、事前の情報収集が欠かせません。
本記事で紹介したフランクフルトの基本情報や、日本からのアクセス方法、服装や観光のベストシーズン、おすすめの観光スポットやグルメ、治安情報などを参考にしながら、旅行計画を立ててみてくださいね!
◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!
◇経歴
神戸市外国語大学卒業後、新卒採用で大手学習塾に就職し、講師職・個別指導部門のスクール運営に携わる。
8年間の勤務後、一念発起してドイツの語学学校に社会人短期留学。
帰国後は人材派遣会社の営業として4年間就業し、2023年11月からはフリーランスのライターとして活動中。
自身の経験を活かして英会話や海外旅行をはじめ、幅広いテーマについて執筆。
◇英語に関する資格
・実用英語技能検定 準1級
・TOEIC 850点
◇留学経験
・ドイツ(ハンブルグ):社会人短期留学(語学学校)
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容
・海外旅行
・社会人短期留学(ドイツ語学学校)
◇これまでの渡航先
オーストラリア、韓国、インドネシア・バリ島、台湾、カナダ(トロント)、ドイツ(ハンブルグ・シュツットガルト・フランクフルト・アーヘン・デュッセルドルフ・ケルン)、イタリア(ベネチア)、ギリシャ(アテネ・ミコノス島)、クロアチア、アメリカ(カンザス)
◇自己紹介
初めまして!みきです。
中学生の頃から英語でコミュニケーションを取るのが好きで、コツコツと勉強を続けております。
長期での留学経験はありませんが、英語を通じて海外の方とコミュニケーションを取ることで世界が広がっていくのを楽しく感じています。
大学入学をきっかけに、アルバイト代やお給料を貯めて年に1回〜2回ほど海外旅行に行くように。
友人と旅行するのも好きですが、自分のペースでゆっくりと廻るのも好きです。
2018年には勤めていた会社を退職し、ドイツにて短期社会人留学。
世界中から集まった個性豊かなクラスメイトに出会いました。
ドイツ語学習の傍ら、先生に隠れて英語で話せたのも楽しい経験となりました。
現在は、交際している彼がアメリカ人なので、次回の渡航を楽しみに日々英語力アップに向けて取り組んでおります!
英語学習や海外旅行、国際遠距離恋愛などの経験を活かして、誰かの背中を後押しできる記事を執筆できたらと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします!