オーストラリアのSIMカードおすすめ3選!eSIMについても解説

オーストラリアsim、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

ネイティブキャンプのコラムをご覧の皆さん、こんにちは!
今回は、長期旅行や、大学・英語学校への留学などで海外に長期で滞在する際に皆さんが事前に知っておきたい情報を特集していきます。

ズバリ、今回の特集は「オーストラリア滞在中のSIMカード」についてです。

オーストラリアに長期留学をしたり、現地にある職場で働く機会を得たり、ワーキングホリデーで1年間現地にいることになった人は自分が日本で購入して使っている携帯電話が現地でそのまま使用できるのか、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

基本的に、海外に長期滞在する際には、現地で使用できる
「SIMカード」が必要です。

本記事では、はじめに「SIMカード」とはなんぞや?という基本情報をお伝えします。

その後、オーストラリアに長期滞在をする際におすすめできるSIMカードeSIMの利用方法、SIMカードに関するトラブルへの対処法についてもまとめていきます。

特に初めてオーストラリアに長期滞在をする方は、ぜひこのコラムを読んで参考にしてみてくださいね。

SIMカードとは?

普段スマートフォンやiPhoneを使用している私たちも、家電量販店や携帯ショップに勤めていない限りあまり携帯電話の内部に内蔵されている部品については詳しくありませんよね。

実は私たちが使用しているスマートフォンには「SIMカード」が内蔵されています。

このSIMカードは、契約者の情報を記録しているカードです。 そのためSIMカードに記録されている情報と電話番号を結びつけて、通話やSMS、ネット利用などが可能になるのです。

また、2021年10月1日以降、発売されたスマートフォンはそれまでのSIMロック設定がなくなり、SIMの入れ替えやSIMカード選択の自由度が上がっています。

SIMカードは基本的に機能の面で3種類に分けられます。

1. 「音声通話SIM」:携帯電話番号付きで音声通話とデータ通信が可能
2. 「データSIM」:携帯電話番号は付与されず、データ通信のみ可能
3. 「SMS+データSIM」:データ通信に加えSMSが利用可能

選択するSIMカードの種類によって料金も異なりますので、自分の用途に合ったSIMカードを選ぶようにしましょう。

参考資料:そもそもSIMとは?SIMカードの基本を理解しよう | povoライブラリ | 【公式】povo 2.0

オーストラリアで使えるSIMカード購入方法

続いては、オーストラリアに長期滞在する際に必要となるSIMカードの種類と、購入方法をお伝えしていきます。

オーストラリアのSIMカードの種類

オーストラリア国内で使用できるSIMカードの種類は主に2つ:「月額式」と「プリペイド式」です。

「月額式」のSIMカードは、日本の通信会社と同じように通話やネット利用料金などを使った分に対して後から料金を支払う仕組みのものです。

対して「プリペイド式」は最初に一定の金額を支払いするものです。 前払いした金額のプラン設定の中で通信料や通話料を使うことができます。 使い切ってしまった場合、通信量のチャージや、別のキャリアへの切り替えによってまた使用できるようになります。

なお、通信会社でスマホを購入するときに、別の通信サービスが使えないようにその端末にSIMロックがかかっている場合があります。

オーストラリアをはじめとした海外でSIMカードを購入して使用する場合にはSIMロックが解除されているスマホが必要であることには注意が必要です。

そのため、日本の通信会社でスマホを購入する際に「海外でSIMカードを使用する予定がある」という旨を伝えておくか、または渡航前に自分で手続きしてSIMロック解除を行うか、SIMフリーの端末を購入しておきましょう。

オーストラリアのSIMカードの購入方法

ここからは、オーストラリアのSIMカードを購入するまでの流れを説明していきます。

1. まずはSIMを購入します。

SIMカードは、オーストラリアの空港、街中のコンビニエンスストアや食品の買い物などで利用するスーパーのレジなど身近な場所で売られています。契約したいブランドを選んで購入しましょう。

現地の実店舗で購入する場合は契約したいプランさえ伝えれば大丈夫です。

また、現地空港に到着後スムーズにSIMカードを使いたい方が渡航前に日本国内で事前準備するなら、Amazonや楽天など大手ネット通販サイトでも購入可能です。

事前にオンラインで申し込みをしておくことをおすすめします。

渡航日に合わせて届くようにしておくと、現地到着後すぐにデータ通信を使い始められます。

2. 購入したSIMカードを自分のスマホに挿入します。

挿入方法はスマホの種類によって異なるのでガイダンスに従いましょう。 SIMカードを入れ替える際は、日本で使っていたSIMカードを紛失しないよう注意して保管しましょう。

SIMカードを挿入できたら、SIMカードのアクティベートを行います。 アクティベート(アクティベーション)とは、利用開始するための初期設定のことです。 SIMカードを挿入後に電源を入れると、設定を行うためのSMSが受信されます。 そのSMSに書かれているURLにアクセスすると、アクティベートできます。

3.アクティベーション後は、使用するプランの選択を行います。

おすすめなのは、最安値のプランを選択することです。 その理由は、最初に購入したSIMカードのデータが足りなかったり、使い勝手が悪かったりという場合に、他の通信会社に変更することも考えられるためです。

プランを選択した後には支払い方法を選択しましょう。 支払い方法を選択したら、これで設定完了です!

SIMカードの入れ替え不要な「eSIM」も便利!

自分のスマホにSIMカードと呼ばれるICチップを挿入して使う方法を先ほど紹介しましたが、最近では
「eSIM」と呼ばれるものもあります。

eSIMとは、スマホ内蔵のICチップのデータをダウンロードするだけで、現地回線に接続できる仕組みです。

SIMカードが不要で、入れ替える手間も省けます。

データ容量や利用日数の種類も、SIMカードよりeSIMのほうが豊富にあることも魅力の一つ。 滞在日程に合ったプランが選びやすいです。

SIMカードの入れ替え:不要
申込から利用開始:最短当日
対応機種:eSIM対応スマホのみ(eSIM購入前に確認が必要です)
申込後のキャンセル:できない

ただし、2018年9月以前に発売されたスマホのほとんどがeSIMに対応していないため注意しましょう。

また、ほとんどのサービス会社でeSIM注文後のキャンセルはできないため、eSIM対応スマホであることを事前に必ずご確認ください。

オーストラリアのSIMカードおすすめ3選

オーストラリア現地でのSIMカードの購入方法を学習したところで、ここからはオーストラリアで使用できるおすすめSIMカードを3つご紹介していきます!

Optus

一つ目に紹介するのは大手通信会社の一つである「Optus」です。

メルボルンシドニーなどの大きな都市の一部地域では5Gが使用できます。

そのエリアに滞在する予定の人は、Optusがおすすめです。

最安値プランはプリペイド式の5GBプラン。有効期限が1週間と短いので、現地についたばかりの最初のお試しSIMカードとしてぴったりです。

その後長期プランに変更したい場合は、AUD35で28日間40GBが使えるプランもあります。

期間限定で料金が半額以下になるプロモーションも実施されているため、購入前にWebサイトをチェックしてみてください。

※2025年6月時点
参考価格:5GB/13AUD※オーストラリア国内通話とSMS無制限
店舗:あり
プリペイド式:あり
eSIM:あり

公式サイト:Prepaid Mobile SIM Plans | Optus Prepaid

OnePass mobile(旧Catch Connect)

続いて紹介するのは、オーストラリアの格安SIMの一つである
「OnePass mobile(旧Catch Connect)」です。

回線はOptus 4G Plus networkを使用しているので、通信速度において不便を感じることもないと言えます。

また、プランはプリペイド式のみを提供しています。

AUD25で28日間30GB使用可能。3ヶ月(90日)、1年と長期契約のプランもあります。

さらに期間限定で料金が半額以下になるプロモーションも実施されています。

※2025年6月時点
参考価格:30GB/AUD25※オーストラリア国内通話とSMS無制限
店舗:なし
プリペイド式:あり
eSIM:-

公式サイト:OnePass mobile | 365 Day Mobile Plans, Prepaid Plans and more

amaysim

最後に紹介するのは
「amaysim」という日本人留学生からの人気が高い会社です。

格安SIMとしては10年以上の歴史があり、口コミの良さでも定評があります。

最安値のプランは1週間10AUDで、10GB使用可能です。そのままこのプランで続けて行きたい場合は28日、6ヶ月、1年と長期契約のプランもあります。

さらに期間限定で半額以下の安い料金と同時にデータ通信量の大幅増量というプロモーションも実施されています(2025年6月時点)。滞在する期間に合わせて、Webサイトをチェックして最適なプランを選びましょう。

参考価格:10GB/10AUD※日本を含む42か国への国際通話とSMS無制限
店舗:なし(コンビニエンスストアやスーパーなどでも購入可能)
プリペイド式:あり
eSIM:あり

公式サイト:Prepaid Mobile Plans - Australia | amaysime

SIMカード設定・eSIM設定におけるトラブル時の対処法

コラムの最後に、オーストラリア現地でSIMカードに関するトラブルに対応する方法をお伝えします。 以下、現地でSIMカードやeSIMを使用し始めた際に起こりうるトラブルとその対処法についてまとめます。

SIMカードを設定する際に確認すべきこと

アンドロイドスマホで、APNの設定が必要となる機種の場合:
設定→その他の設定、または無線とネットワーク→モバイルネットワーク→APN設定→新しいAPNを作成する

SIMカードを設定する際にエラーが出た時

1.「このユーザーはアクセスポイント設定を利用できません」と表示された場合:
画面右上の「+」のボタンからAPNが追加できるか確認、APN設定後は「…」を押して保存をする

2. アンドロイドスマホでオーストラリアのSIMカードを入れたら3Gしか受信できない場合:
SIMカードを取り出して、ネットワーク設定リセット→SIMカードを入れ直す→APN設定を追加

3. iPhoneにオーストラリアのSIMカードを入れたら、3Gしか受信できない場合:
設定→一般→「構成プロファイル」または「プロファイルとデバイス管理」「プロファイル」が表示されていたら「プロファイルを削除」する

4. iPhoneでプロファイルを削除しても解決しない場合:

・IOSのソフトウエアを最新にアップデートする
 設定→一般→「ソフトウェアアップデート」をタップ

・ネットワーク設定のリセットをする
 SIMカードを取り出して、ネットワーク設定リセット→SIMカードを入れ直す

eSIMを設定する際に確認すべきこと

1. eSIMの設定後でも、回線が開通するのに約15分〜4時間の時間がかかることがある

2. 週末などで回線が混雑している場合も、開通までに時間がかかることがある

3. 設定→モバイル通信→SIMにオーストラリアの携帯電話番号が追加されているか確認<

4. 「機内モード」のオンオフを繰り返してみて、電波受信の確認

eSIMを設定する際にエラーが出た時

1. 「eSIMは追加できません」「このコードはもう有効ではありません」などのメッセージが出てくる

2. 「設定」「一般」「VPNとデバイスの管理」「VPN」
接続されている場合にはこれを「未接続」にする 3. 現地到着後、日本のSIMでローミング電波を受信している場合、日本の回線を「OFF」にする 4. 日本のSIMを入れたままの場合は取り出す

5. スマホの電源を入れ直し、Wi-Fiを接続してみて、QRコードを読み取る

以上の方法を試してみると、エラーメッセージが出てもeSIMのアクティベートが可能になります。

【まとめ】オーストラリアに行くならSIMカードの準備も忘れずに

このコラムでは、オーストラリアに長期滞在する予定のある方向けに、現地で使用できるSIMカードについて特集してきました。

いかがでしたでしょうか?
そもそもSIMカードとは何か?という基礎知識とともに、特にオーストラリアで使用するのにおすすめのSIMカードを取り扱う会社を3つご紹介しました。

今後、オーストラリアへの旅行の予定がある方や、留学・ワーホリなどで長期滞在する予定の方はぜひ、参考にしてみてください。

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