海外旅行に適したバックパックは?選び方やおすすめの容量・機能を解説します!

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海外旅行に行く場合、スーツケースだけでなくバックパックを利用することもできます。
バックパックは両手が空くため行動の自由度が高くなる点が特徴です。

この記事では、バックパックを海外旅行に使用するメリット・デメリットやバックパックの選び方などについて解説しています。

また、バックパックにあると便利な機能やパッキングのコツなども取り上げているため、これから海外旅行に行こうとしている方は、ぜひ参考にしてください。

スーツケースと比較した際のバックパックのメリット

旅行の際にスーツケースではなくバックパックを利用するメリットの1つが、身軽に動ける点です。

バックパックは両肩に背負うため、両手が自由に使えます。
スーツケースだとどうしても片手が塞がってしまうほか、階段を登る際などは持ち上げなければならず、手間がかかります。

また、後述するように、サイズによっては飛行機に搭乗する際、手荷物として機内に持ち込めるため、ロストバゲージの心配がなくなる点も大きなメリットだといえます。

スーツケースと比較した際のバックパックのデメリット

スーツケースと比較した際のバックパックのデメリットとしては、詰め込む荷物を精査しなければならない点にあります。

これは、持ち物の重量が全て肩の負荷となってしまうためです。
そのため、無駄な荷物を入れないようにするためにも、事前に何を入れるのか、どこにどのように入れていくのかといった点を精査する必要があります。

また荷物の取り出し口が限られている点もバックパックのデメリットの1つです。
スーツケースの場合、全開することで荷物を簡単に取り出せますが、バックパックは取り出し口が限られているため、取り出し口に近いものから順にしか取り出すことができません。

もし必要な荷物がバックパックの底の方にあると、一度荷物を全て取り出さなければならなくなる可能性もあるでしょう。

海外旅行に持って行くバックパックの選び方

ここではこれから海外旅行に行こうとしている人、行く予定のある人に向けて、バックパックの選び方を紹介します。

どういった観点でバックパックを選ぶべきなのか、ぜひ参考にしてください。

サイズを確認する

バックパックを選ぶ際は、サイズを確認しましょう。

これは、サイズによっては機内持ち込み可能な手荷物として扱われることもあるためです。

航空会社によって規定のサイズは異なりますが、多くの国際便では、55cm✕40cm✕25cmが機内持ち込み手荷物のサイズ上限とされています。
また、重量制限は最大10kgです。

これらをクリアできるサイズのバックパックであれば、荷物を預ける必要がなくなるため、ロストバゲージの心配がなくなるのはもちろん、空港で預け入れ荷物を受け取るまでの待ち時間も省略できます。
さらに、海外の空港だと起こることもある、空港職員による預け入れ荷物の盗難の心配もありません。

ブランドで選ぶ

サイズのように実用的な観点から選ぶこともできますが、自分の好きなブランドから選ぶのも1つの方法です。

バックパックと一言でいっても、ブランドによってそのカラーやデザイン、機能性は異なるため、自分の好みに合うかどうかという点は意外と無視できません。
自分の好きなブランドのバックパックを背負って旅行するというだけで、より気分が良くなるケースもあるでしょう。
そのため、ブランドありきで選ぶことは決して悪いことではありません。

ただし、ブランドから選ぶとしても、実際に背負ってみることは忘れないようにしましょう。
これは、一人ひとり背中の形や肩幅が異なるため、実際に自分で背負ってみないとそのバックパックが自分に合っているかどうか、使いやすいかどうかはわからないためです。
また、背負う際は10kg程度のおもりを入れることで、実際に旅行をする際にどのくらい肩に負荷がかかるのかといった点を把握できます。

機能面から選ぶ

サイズやブランド以外にも、機能面から選ぶことも可能です。

例えば、サイドポケットをはじめとした外ポケットが複数あれば小物を入れる際などに役立ちます。
サイドポケットにペットボトルを入れておけば、旅行中にすぐに飲み物を手に取ることも可能です。

また、旅行中にバックパックが汚れないか不安な人は、汚れが目立たないカラーを選ぶこともできます。
例えば、黒のバックパックであれば、多少の汚れがついても分かりにくいでしょう。

このように、実際に使用するシーンを想定して、機能面から選ぶのも1つの方法です。

海外旅行に適したバックパックのサイズ・容量

バックパックにはさまざまなサイズ・容量のものがあるため、どれを選べばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

ここでは海外旅行に適したバックパックのサイズ・容量を紹介します。

40L

40Lのバックパックは、航空会社の機内持ち込み可能な手荷物として扱われるサイズです。

海外旅行には必要最低限のものだけ持っていければ十分、日数がそれほど多くないといった人におすすめのサイズだといえます。
手荷物扱いとなるため、チェックインの手続きがスムーズになるほか、ロストバゲージのリスクを回避でき、さらに荷物受け取りのための待ち時間も省略できます。

45-60L

荷物に余裕を持たせたいときやお土産を現地で購入したいとき、さらには旅行日数が比較的長いといったときにおすすめなのが45-60Lのバックパックです。

容量に余裕を持たせられる点は大きなメリットですが、多くの航空会社では預け入れ荷物として扱われる点には注意してください。
45-60Lのバックパックであれば寝袋を持っていくこともできます。

60L以上

旅行先でハイキングなどのアウトドア系のアクティビティを楽しみたいといった人は60L以上のサイズがおすすめです。

容量にかなり余裕があるため、着替えなどを多めに持って行けるほか、ハイキング用の靴などを入れることもできます。
ただし、その分背負う際の重量も多くなるため、日常的にバックパックを背負い慣れている人におすすめです。

海外旅行に役立つバックパックの機能

バックパックには海外旅行の際にも役立つさまざまな機能がついています。

そこでここでは、どういった機能があるのか解説します。

ポケットの多さ

荷物が多くなりがちな海外旅行において、バックパックのポケットは非常に役立つものです。

ポケットが多ければ、そこに小物を入れることができるほか、折り畳み傘やガイドブックなど使用頻度の高いものを入れておけば、取り出しの手間もかかりません。
複数のポケットがついているバックパックであれば、より利便性が高いといえるでしょう。

ファスナータイプのポケット

ポケットに関しては、ファスナータイプのものの方が海外旅行においては役立ちます。

これは、ファスナータイプなら盗難対策として南京錠をかけることができるためです。
紐で締めるタイプのポケットもありますが、こちらは南京錠が使えないほか、盗難リスクが高まります。
そのため、ポケットがついているバックパックを選ぶ際は取り出し口がファスナータイプかどうかを確認してください。

メッシュのバックパネル・ショルダーハーネス

バックパネルとは背負ったときに背中に当たる部分のことです。

また、ショルダーハーネスは肩に当たる部分です。
これらの部分がメッシュのものであれば、汗でびしょびしょになるリスクを低減できます。
特に、海外旅行では現地を歩き回るケースも多く、国によっては気温が高いケースもあるため、汗をかきやすいです。
そのようなときにバックパネルやショルダーハーネスが汗で濡れてしまうと不快に感じてしまうため、メッシュのものがおすすめです。

ウエストハーネス付き

ウエストハーネスは、腰回りのベルトのことです。

バックパックを背負う際に、ウエストハーネスを使うことで、背負うことによる負担を肩だけでなく、背中全体に分散できるため、バックパックを背負った状態での移動がしやすくなります。

レインカバー付き

レインカバーは雨対策としてはもちろん、貴重品に触れられる心配がないため盗難対策などにも活用できる便利なものです。

レインカバーがついていれば、外付けのポケットなどを開けられるリスクを低減できます。
また、海外だと知らないうちにポケットに麻薬などを仕込まれるケースもありますが、レインカバーでポケットを覆っておけばそのような心配もありません。

もちろん雨を凌ぐ際にも役立つほか、日差しによる色褪せ対策としても活用できるため、海外旅行においては必須の機能だといえるでしょう。

知っておきたいバックパックのパッキングのコツ

バックパックを利用する場合、パッキングをいかにして行うかが非常に重要です。

そこでここではパッキングをする際のコツを紹介します。

圧縮袋で衣類をコンパクトにする

荷物の中でも、衣類は最も嵩張るものであるため、圧縮袋を使ってコンパクトにしましょう。

そうすることでバックパック自体の見た目をスッキリさせられます。

圧縮袋は、着る日ごとに衣類を分けて使用するとスムーズに荷物を取り出せます。
ただし、圧縮袋1枚に対してたくさんの衣類を入れてしまうと、空気が抜けない、シワになるといった可能性があるため、入れ過ぎには注意してください。

ガジェット類はまとめておく

スマートフォンの充電コードやモバイルバッテリー、変換プラグなど海外旅行ではさまざまなガジェット類を持参することとなります。

これらのガジェット類は1つにまとめてポーチなどに入れておくことをおすすめします。
そうすれば、ガジェット類がバックパック内で散らばってしまう心配がなく、必要な時はポーチを取り出すだけでスムーズです。

重さと使用頻度を考慮する

パッキングをする際は、重さや使用頻度を考慮することで、背負った時の負荷を軽減できます。

例えば、ノートパソコンやタブレットといった重いものは背中位に近い位置に入れることで背負った時の負荷を減らせます。

また、着替えなど使用頻度の低い荷物はバックパックの奥に詰め、逆に上着やレインコート、軽食など使用頻度が高くなる可能性のあるものは手前に入れることで、荷物を全て出したうえで必要なものを探すといった手間がなくなります。

ポーチやケースを使って小分けにする

先ほどのガジェット類同様、小物類はポーチやケースを使って小分けにすることで、バックパックの中が散らかりにくくなります。

例えば、女性であれば化粧品やスキンケア用品などを1つのポーチにまとめておくだけで、バックパックの中がスッキリします。

また、常備薬やコンタクトレンズなど、細かいアイテムをポーチやケースなどにまとめておくのもおすすめです。
小さいポーチであれば、サイドポケットなどに入れておくこともできます。

まとめ

今回は、海外旅行にバックパックで行くメリットやデメリット、バックパックを選ぶポイント、パッキングのコツなどについて解説しました。

バックパックのメリットは肩に背負うことで両手が空くため、行動の自由度が高くなる点にあります。

また、容量が小さいものであれば、手荷物として機内に持ち込めるため、ロストバゲージ等のリスクを回避できる点も特徴です。

選ぶ際は、容量やブランド、機能などに注目してみてください。
また、パッキングの際は圧縮袋やポーチなどを活用することも大切です。

 

 

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