【フィリピン留学】日本人比率で見る語学学校の選び方|高い・低い場合の違いとおすすめ校

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英語力アップを目指してフィリピンに語学留学を検討しているものの、語学学校に日本人がどのくらいいるのか気になるという人は多いのではないでしょうか。

この記事では、日本人の比率の見方や日本人が多い学校・少ない学校のメリット・デメリットなどについて解説しています。

また、日本人比率の高い学校と低い学校をそれぞれ紹介しているため、これから語学留学をしようとしている人、学校情報を知りたい人はぜひ参考にしてください。

語学学校選びで重要な「日本人比率」の見方と判断基準

海外で英語学習に取り組むにあたって、語学学校を選ぶ際、日本人の比率がどれくらいかが学習面はもちろん、生活面でも大きく影響します。

詳しくは後述しますが、日本人の比率が多いと、日本語を話せる環境ができるため、英語力アップという面では望ましくない可能性があります。

一方で、日本人が近くにいることで安心感があるのも事実です。

英語初心者など、現地での生活に不安がある人であれば近くに日本語で相談できる人がいるメリットは大きいといえます。

また、日本人の比率を気にする人は、それと合わせて他の国籍の学生の比率もチェックしておきましょう。

例えば、「さまざまな国の友達を作りたいから日本人比率の低い学校に行く」とした場合、日本人比率は低くても、日本人以外の学生のほとんどが韓国人だった、中国人だったというケースも想定されます。

そのようなケースだと、同じ国同士の人で固まる可能性があるため、交友関係を思ったように広げられない可能性があります。

フィリピン留学で日本人が多いエリアと少ないエリア

フィリピンには多くの語学学校がありますが、エリアによって日本人の比率が異なると言われています。

例えば、フィリピンの中でも留学先として定番のセブ島は、語学留学はもちろん、親子留学やリゾート留学など、さまざまな留学形態があることもあって日本人比率が高くなっています。

一方で、自然が多く教育都市としても有名なバギオ、そのほかにも、クラークやイロイロといった地域は日本人比率が低いとされているため、英語学習に集中したい人におすすめです。

日本人比率は時期によっても異なる

エリアによる日本人比率の違いだけでなく、時期によっても日本人が多い時と少ない時があります。

例えば、夏休みなどの長期休暇のタイミングは日本人の比率が多くなりがちです。

一方で、4月中旬から6月下旬、さらには9月中旬から12月中旬などは閑散期であり、日本人は比較的少なめです。

全ての学校に該当するわけではありませんが、目安の1つとしてください。

日本人比率が高い学校の特徴とメリット・デメリット

ここでは日本人比率が高い学校の特徴やメリット・デメリットを紹介します。

日本人比率が高い学校のメリット

日本人比率が高い学校の特徴としては、先述の通りセブ島のような定番の留学先であることが挙げられます。

また、学校に日本人スタッフが在籍しているケースも多いです。

日本人スタッフがいることで学生は留学中に気軽に日本語で相談ができるほか、留学前の段階でも学校情報の収集がしやすいため、選択肢となる可能性が高いです。

また、食事や滞在先となる寮のクオリティが高い学校も日本人が集まりやすいといえます。

このような学校の1番のメリットは日本語が使える点にあります。

英語を学ぶために留学しているとはいっても、得意ではない人も多い中で、母国語で会話や相談ができる点は大きな特徴です。

英語学習に関する相談やアドバイスを受ける、トラブルが発生した時に相談できるなど、日本語が使えることによるメリットは少なくありません。

特に初めての海外という人の場合、安心感を得るためにも、日本人がいる学校の方が適しているケースもあるでしょう。

日本人比率が高い学校のデメリット

日本人比率が高い学校のデメリットとしては、日本人同士で固まってしまう可能性がある点が挙げられます。

母国語で気軽に会話でき、コミュニケーションにかかるストレスがないこともあり、学校でもついつい一緒に過ごしがちとなり、他国の生徒との関わりが少なくなる恐れがあるでしょう。

また、授業中は英語を使用していても、授業が終わればずっと日本語で会話をしてしまい、語学力がそれほどアップしないといったケースも想定されます。

日本人との関わり方にルールを設けるなど、語学学習にうまく取り組むための仕組みを自分で用意する必要があるでしょう。

日本人比率が低い学校の特徴とメリット・デメリット

続いては、日本人比率が低い学校の特徴や留学するメリット・デメリットを紹介します。

日本人比率が低い学校のメリット

日本人比率が低い学校の特徴としては、セブ島のような定番都市以外の都市にある点が挙げられます。

そのため、日本人の少なさを重視するのであれば、大都市や観光都市などは避けて規模の小さい都市の学校を探すのも1つの方法です。

日本人比率が低い学校を選ぶメリットは、英語を話す環境を作りやすい点にあります。

日本人が少ないということは、周囲の生徒とのコミュニケーションは必然的に英語となります。

語学力が高くなくても、なんとか英語でコミュニケーションをとらなければならないため、会話力アップにも繋がりやすいでしょう。

短い留学期間でとにかく英語力をできるだけ伸ばしたいといった人は、日本人比率が少ない学校がおすすめです。

日本人比率が低い学校のデメリット

一方のデメリットとしては、トラブルが発生した時などに日本語でのサポートを求められない可能性が高い点が挙げられます。

日本人スタッフのいる学校であれば、何かあったときに日本語で相談できますが、そうでない場合は英語を使って自分で対応しなければなりません。

また、日本語で雑談をしたり、悩み相談をしたりできないことでストレスを感じたり、ホームシックになったりする可能性もあるでしょう。

海外経験が少なく不安を感じている、日本の実家を離れるのが初めてという人などは、日本人比率が高い学校の方が安心感があるかもしれません。

日本人比率が高い学校の一例

ここでは、フィリピンの中でも日本人の比率が高いとされている学校を紹介します。

具体的には、以下のような学校が挙げられます。

First English ・セブのマクタン島にある学校
・新開発が進むエリアにあり、学校の敷地内は綺麗
・滞在先はコンドミニアムで、一般的な寮よりも質が高い
CLC ・4つ星ホテル内にキャンパスを構える
・滞在先はホテルで、ラウンジやスパ、ジムなどの施設も使える
・食事はビュッフェ形式のため、食事面での不安も少ない
Howdy ・病院が併設されたホテル内にある学校
・食事のおいしさも評判
MeRISE ・社会人専用の語学学校
・日本のビジネスパーソン向けのカリキュラムや施設が揃っている
GLC ・日本人経営の学校
・デジタル教材を導入しており、システム上で勉強できる
3Dアカデミー ・セブの中心街にある日本人経営の学校
・門限が緩めで比較的自由度が高い

日本人比率が高い環境で安心感を得ながら勉強したい、日本人比率が高くてもそれほど気にならないといった人はぜひ検討してみてください。

日本人比率が低い学校の一例

続いては、日本人比率が低い学校を紹介します。

具体的には以下のような学校があります。

Winning English ・グローバルビレッジという多国籍な環境を目標とする学校
・台湾資本の学校で学校の規模も大きいわけではないため、英語を使用する機会も作りやすい
B’Cebu ・2023年にできた韓国資本の学校
・新しい学校ということもあって日本人の比率は少なめ
・施設の充実度の高さが特徴
BECI カフェキャンパス ・バギオエリアにある小規模な学校
・学校全体の人数が少ないため、日本語が飛び交うリスクを最小限にできる
・英語学習に集中したい人におすすめ
BECI シティキャンパス ・バギオにある社会人やフリーランスを対象とした学校
・仕事をしながら英語留学ができるカリキュラム・時間割となっている
・リモートワークに対応できる環境が整っている
BECI スパルタキャンパス ・バギオエリアにある語学学校
・厳しい学習環境が揃っており、最短最速で英語力の向上を目指す人におすすめ
・講師と同部屋で滞在するプランも準備されている
CELLA uni ・韓国資本の学校
・勤続年数が長く経験豊富な講師が多数在籍
・セブ島の学校ではあるものの、時期によっては日本人が少なくなる
ELSA ・セブの田舎にある韓国人経営の学校
・広大な敷地内には自然が広がっており、勉強に集中しやすい
・利便性には劣ることから日本人の割合は低め

このように、他国資本の学校や有名エリア以外を選べば、日本人比率が少ない学校に留学することは十分可能です。

これから留学をする人は、ぜひこれらの情報を参考にしてみてください。

まとめ

今回は、フィリピンに留学する際の、語学学校における日本人比率について解説しました。

フィリピンは日本人にとって選択肢となる留学先の1つということもあって、学校のエリアや留学の時期によっては日本人比率が高くなるケースがあります。

また、日本人比率は低いものの、韓国や中国など、他の国の生徒の比率が高く、結果的に同じ国の生徒同士で固まってしまうケースも珍しくありません。

日本人比率が高い学校は日本語を使える点がメリットですが、語学力向上の妨げとなる恐れがあります。

比率が低い学校は英語に集中しやすい環境を用意できる一方で、トラブル等が発生した時に日本語でサポートを求められないケースがあります。

このようにそれぞれにメリット・デメリットがあるため、自分が何を求めているのか、何を大切にしているのかといった点を踏まえて学校を選んでください。

 

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