フィリピンのインターナショナルスクール事情!おすすめの学校をご紹介

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「フィリピンへ移住することが決まったけど、子どもの学校はどこにするか。」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

フィリピンでは日本とは違い、学校の種類が多いので頭を悩ませている方もいるでしょう。学校の種類によって大きく費用も異なります。

今回の記事では、フィリピンのインターナショナルスクールについて詳しく解説していきます。フィリピンでの学校選びの参考になるとうれしいです。

フィリピンにおける主な学校の種類

フィリピンでお子様の教育環境を選ぶ際には、主に下記の3つです。

現地校

日本人学校

インターナショナルスクール

さまざまな選択肢がありますが、最も大切なのは、お子様がリラックスして楽しく過ごせることですよね。ただし、親として気になる点としては、学校や先生の雰囲気や、学費などの経済面もあります。

特に駐在員や海外赴任中の場合、長期で通わせることになると思うのでどの学校を選ぶかは重要なポイントです。

各学校の特徴や必要な費用、授業料についてしっかり確認しましょう。日本人学校としては有名な「MJS」、インターナショナルスクールで有名なのは「CIS」「CIE」「SSC」「ISM」などがあります。

ここからはそれぞれの違いや特徴について見ていきましょう。学校選びの参考にしてみてください。

インターナショナルスクールとプライベートスクールの違い

セブ島で日本人のお子様が通える学校には、大きく分けて2つのタイプがあります。

1つ目はインターナショナルスクールで、2つ目はプライベートスクール(私立学校)です。

これらの学校は、幼稚園から高校(4年制)、さらにプレスクール(2年制)までの一貫校が多く、学年の区切りや呼び方は学校によって異なります。

両者の大きな違いは、「国際的な基準のカリキュラムを採用しているかどうか」です。

将来的にセブ島から海外の大学へ進学を考えている場合は、インターナショナルスクールを選ぶと良いでしょう。 基本的にどちらの学校を選んでも授業は英語で行われ、英語に慣れることが最優先であれば、コストを抑えたプライベートスクールでも十分です。

学費については大きな差があります。 1人あたりの年間学費は、プライベートスクールで約8万〜30万ペソ、インターナショナルスクールでは約25万〜300万ペソと幅があります。

日本の学校とは異なる点は、セブ島の学校は、英語レベルやお子様の年齢、環境に応じて気軽に転校できるところです。もし実際通ってみて合わないと感じた場合は、転校も視野に入れてみてくださいね。

フィリピンの主なインターナショナルスクール:CIS

CIS(セブ・インターナショナルスクール)は、1924年に創立された歴史あるインターナショナルスクールです。全ての学年の生徒がIB(国際バカロレア)プログラムを受講できるのが特徴です。

学費は他校と比べるとやや高めですが、充実した施設や広大な敷地、プールや体育館を備え、自然豊かな環境の中で学習できます。約23か国からの生徒が在籍しており、多文化的な雰囲気が漂います。

英語初心者のサポート体制も整っており、途中入学も柔軟に対応してもらえるのはうれしいポイントですよね。学校はセブシティから車で約30分の距離にあり、少し不便な立地なので通学には車やスクールバスの利用が必要になることが多いです。

夏季にはスポーツや料理、ダンスなどの特別プログラムを提供するサマーコースも開催していますよ。学費は年間約65万〜230万円で学年により異なり、滞在費は別途必要になります。

フィリピンの主なインターナショナルスクール:CIE

CIE(センターフォーインターナショナルエデュケーション)は、世界的に認知されているケンブリッジ大学のAレベルプログラムを導入しているインターナショナルスクールです。

ケンブリッジ大学と聞くと学力が高くないと入学は難しいのでは?と不安に思われるかもしれませんが、大丈夫です!

CIEでは英語に自信のないお子様向けに特別なサポートプログラムも用意されており、初心者でも安心して入学できる環境です。

校内にはプールやバスケットボールコートなどの充実した施設が整っており、静かな住宅街の中に位置しているため、落ち着いた環境で学習できます。

立地も比較的良い場所にあるので徒歩通学も可能です。学費は年間約40万〜80万円で学年により異なり、滞在費は別途必要です。学費は他のインターナショナルスクールに比べると低めに設定されているので通わせやすいのも特徴ですね。

フィリピンの主なインターナショナルスクール:SSC

SSC(シンガポールスクール・セブ)は、マンダウエ市にある多彩な教育プログラムを提供するインターナショナルスクールです。学年に応じて、シンガポールのカリキュラム、ケンブリッジのIGCSE、そしてIBプログラムを採用しており、幅広い学習内容を学べるのが特徴です。

特に、ケンブリッジ式のAレベルコースと、数学や科学に重点を置いたシンガポールカリキュラムの組み合わせが有名です。

生徒は英語、中国語、タガログ語を学び、入学には一定の学力と英語力が求められ、試験に合格する必要があります。

校内には体育館や芝生のグラウンド、コンピュータルーム、図書館などの充実した施設が整っており、快適な学習環境を提供しています。

この学校では、多様なカリキュラムと優れた施設を活用し、質の高い国際的な教育を受けることが可能です。学費は年間約55万〜140万円で、学年により異なり、滞在費は別途必要です。フィリピン語だけでなくさまざまな言語に触れさせたいという方はSSCがおすすめですよ。

フィリピンの主なインターナショナルスクール:ISM

ISM(インターナショナルスクール・マニラ)は、マニラの中でも多くの著名人が通う名門校です。裕福なフィリピン人家庭の子どもたちや、芸能界やビジネス界のリーダー層も多く在籍しており、学費もかなり高額です。

校庭は広々としており、設備や環境が豪華で、快適な学校生活を送ることができます。ISMは、アメリカ発祥の教育スタイルと伝統を持ち、世界的な教育研究と実践を反映したカリキュラムを採用した独立したインターナショナルスクールです。

1920年に設立され、マニラで最も歴史のあるインターナショナルスクールの一つであり、アジアで最初に国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラムを導入した学校でもあります。

多様な国際的カリキュラムと課外活動を提供し、学生の多様性を尊重しています。教員も多文化的な背景を持ち、グローバルなコミュニティの一員として学びを深めています。経済的に余裕があり、整った設備と最先端の教育を受けさせたいという方はISMがおすすめです。

インターナショナルスクールの進学対策ができる学校

「インターナショナルスクールに通わせたいと思うので、進学の対策をしたい。」「受験対策できる学校はあるの?」と感じていませんか。ここからは、フィリピンのインターナショナルスクールの進学対策ができる学校を3校、ご紹介します。

CELLAプレミアムキャンパス

CELLAプレミアムキャンパスは、2023年にリノベーションされたデザイナーズホテルを活用した、洗練された生活空間を提供する語学学校です。快適なホテルタイプの寮を利用でき、周囲にはレストランやショッピングモールなどの便利な施設が充実しています。

また、2つのキャンパス間の移動も可能です。学生数は 約100人 で日本人比率は全体の20%です。月額費用はおよそ24万円〜になっています。

セブ市のA.S.フォーチュナ通り付近に位置し、周囲にはショッピングモールや飲食店、カフェが充実しているため、非常に便利なロケーションです。キャンパスの1階には、評判のコーヒーショップをはじめ、レストランやフィットネスジム、マッサージ店、日本食材店などが軒を連ねています。徒歩圏内の周辺の施設も充実しており、セブ島内でもトップクラスの快適な生活環境が整っています。

質の高い講師陣を集めていて、一人ひとりに合ったカリキュラムを組んでもらえるところも特徴です。スパルタ式の授業ではないのでのんびり個人のペースで学習が進められますよ。綺麗な施設で、便利なところがいい、質の高い教育を受けたいという方はCELLAプレミアムキャンパスをおすすめします。

ELSA

ELSAはセブの中心部から車で約30分の郊外に位置する韓国資本の語学学校です。

かつてリゾートとして利用されていた広大な敷地を活用しており、自然豊かで広々とした環境が魅力で、セブ島の語学学校の中でも最も広い敷地と自然環境を誇ります。4歳から6歳までの子どもは、認可された幼稚園に入園可能です。

また、0歳児からの留学に対応できるベビーシッターサービスも提供しています。生徒数は120人で日本人比率は10% 、月額費用は約25万9千円〜です。

こちらは0歳児から親子留学でき、3歳までの子どもにはベビーシッターサービス、4歳から6歳までは幼稚園プログラム、7歳以上の子どもにはジュニアコースがあり、お子様の年齢が低くても手厚くサポートしてもらえるので安心ですよね。

留学生の約90%が親子留学を選択しており、韓国、日本、台湾、ベトナム、中国など、多国籍の学生が学んでいます。

また、ELSAは同じ敷地内にフィリピン教育庁の認可を受けた幼稚園から高校までの教育機関も運営しており、幼稚園では留学生と現地の子どもたちが一緒に学べる環境が整っています。このように、0歳児からさまざまな年齢層の子どもたちが常に数十人集まって、子どもだけのグループクラスも多いです。

その結果、子ども同士が自然に仲良くなり、保護者同士の交流も促進される、温かいコミュニティが形成されています。低年齢での留学をお考えの方はぜひELSAへの入学をご検討ください。

SMEAGグローバルスクール

SMEAGグローバルスクールは、教育都市として有名なターラックに位置し、幼稚園から高校までの学生を対象としたフィリピン教育省認定の私立寄宿制学校です。ジュニアキャンプや親子留学、正式な留学プログラムも受け入れています。

広さ15ヘクタールの広大な敷地には、充実した施設が整っており、インターナショナルな環境で学びながら異文化交流も可能です。

生徒数は 400人ですが、日本人比率はその中の5%と低めです。月額費用は約42万円〜です。

一般的な語学学校では大人と一緒に学習することが多いですが、こちらではジュニア留学に特化しています。24時間体制の安全管理が行き届いたジュニア英語キャンプでは、屋外活動や文化体験を豊富に提供しています。

さらに、ジュニア向けのTOEFLプログラムや性格診断テストを実施し、外国人留学生と現地の学生が参加するグローバルキャンプも開催しています。保護者はオンラインシステムを通じて、子どもの学習進捗をいつでも確認できる仕組みも整えてるので安心です。

施設は約1万3千平方メートル以上の広大な敷地に位置し、学校施設だけでなく宿泊施設や学習スペース、保険室、売店、さらにはプール、ゴルフ練習場、ボクシングジム、バスケットコート、バドミントンコートなど、多彩なスポーツ施設も完備しています。充実した施設の中で、お子様だけで学ばせたいという方はこちらをおすすめします。

まとめ

フィリピン、セブ島には、多くのインターナショナルスクールや私立学校がありますが最も重要なのは、お子さまのニーズや性格に最適な学校を選ぶことです。

プライベートスクールにしても、インターナショナルスクールにしても、施設や教育プログラムやカリキュラムに違いがあります。何にこだわって1番何を優先させるか。もちろん学費の面も気になりますよね。ぜひご家族で話し合って決めてください。

お子様の意見を聞くことも忘れないでください。こちらの記事が学校選びの参考になればうれしいです。

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