フィリピン航空の荷物制限まとめ!手荷物・預け入れ荷物のサイズ上限などをフィリピン渡航前必見ガイド!

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フィリピン旅行や留学を計画中の皆さん、航空券は予約したけれど荷物のルールがよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

特に初めての海外旅行では、何をどれだけ持っていけるのか不安になるものです。この記事では、フィリピン航空を利用する際の手荷物と預け入れ荷物の制限について詳しく解説します。渡航前にチェックして、トラブルなく楽しい旅にしましょう!

フィリピン航空とは

フィリピン航空(Philippine Airlines)は1941年に誕生した、アジア最古の航空会社の一つです。80年以上の歴史を持ち、"Heart of the Filipino"(フィリピンの心でおもてなし)をキャッチフレーズに掲げ、温かいサービスで知られています。

日本からのアクセスも抜群で、成田、羽田、名古屋(中部国際空港)、関西国際空港、福岡の5つの空港から直行便を毎日運航しています。成田、大阪、名古屋からは人気のビーチリゾート・セブ島への直行便も出ており、リゾート旅行を楽しむ日本人観光客に重宝されています。

マニラへは日本の5つの空港から週49便もの直行便が飛んでおり、羽田発を除くすべての便は機中泊がないスケジュールです。時差が少ないフィリピンへの旅行は体への負担も減らせるので、到着後すぐに観光やビジネスを始められるメリットがあります。

また、フィリピン航空はマイレージプログラム「マブハイマイルズ」を導入しており、よく利用する方にはアップグレードなどの特典があります。機内では、フィリピン料理を取り入れた機内食やフィリピン産の飲み物なども楽しめるため、旅の雰囲気を高めてくれるでしょう。

安全性にも定評があり、国際的な航空安全審査でも高い評価を受けています。2013年には欧州連合(EU)の運航禁止リストから除外され、2014年には米国連邦航空局(FAA)から最高カテゴリー(カテゴリー1)の安全性評価を取得しました。

フィリピン航空の預け入れ荷物(受託荷物)の制限

フィリピン航空を利用する際には、旅行の荷物量についての知識を入れておきましょう。ここでは、預け入れ荷物(受託手荷物)の規定について解説します。

無料受託手荷物の制限

エコノミークラスとビジネスクラスでは無料で預けられる荷物の量が異なります。まずは、エコノミークラスの場合を見てみましょう。

重量:23kgのスーツケースを2個まで、合計46kgまで無料

サイズ:1個あたりの三辺の和が158cmまで、2個合わせての三辺の和は273cmまで

ビジネスクラスの場合は以下の通りです。

重量:32kgのスーツケースを2個まで、合計64kgまで無料

サイズ:1個あたりの三辺の和が158cmまで、2個合わせての三辺の和は316cmまで

これらの制限を超えると、超過料金が発生しますので注意が必要です。

超過料金について

制限を超えた場合は、以下のいずれかの超過料金を支払う必要があります。

個数超過:3個目以降の荷物に対する料金

重量超過:1個の荷物が規定重量を超えた場合の料金

サイズ超過:規定サイズを超えた場合の料金

事前に荷物の量を把握しておくと、思わぬ出費を防げます。また、オンラインで事前に超過荷物料金を支払うと、空港でのカウンターでの支払いよりもお得になる場合もあります。

フィリピン航空の機内持ち込み荷物の制限

機内に持ち込める荷物についてもルールが設けられています。これらの規定をしっかり把握しておきましょう。

基本的な機内持ち込み制限

フィリピン航空では、機内に持ち込める手荷物は以下の条件を満たす必要があります。

最大寸法:56cm × 36cm × 23cm以内

重量:7kg以内

数量:1個のみ

この条件を超える荷物は、受託手荷物(預け入れ荷物)として扱われ、場合によっては超過料金が請求されます。

追加で持ち込み可能なアイテム

基本的な持ち込み荷物に加えて、下記のアイテムから最大2つまで機内に持ち込むことが許されています。

小さなハンドバッグ

ポケットサイズの本や財布

オーバーコートやブランケット

カメラや双眼鏡

ケースに入れたノートパソコン

機内で読むための適量の読み物

免税品の入った袋

幼児用の機内食

松葉杖やブレース、歩行スティックなどの補助器具

ただし、これらのアイテムを一緒に縛ったり包んだりしても、1つの機内持ち込み荷物としては認められませんので注意してください。

体の不自由な方は、上記に加えて必要な補助装置を無料で持ち込めます。これは航空会社の配慮によるもので、事前に連絡しておくとスムーズです。

なお、航空券の種類によっては上記ルールが適用されないケースもありますので、予約時や出発前に確認することをおすすめします。

フィリピン航空の超過手荷物料金

計画以上の荷物を持ち込む場合に備えて、超過手荷物料金の仕組みを理解しておくと安心です。フィリピン航空では路線によって料金体系が異なります。

個数制適用区間

日本(東京・名古屋)路線、グアム・ハワイ路線、北米路線は「個数制適用区間」となっています。この区間では、超過の種類ごとに固定料金が設定されています。例えば、3個目の荷物や重量オーバーの荷物には、それぞれ定額の料金が適用されます。

重量制適用区間

その他の区間(フィリピン国内線を含む)は「重量制適用区間」です。この区間では、1kgの超過ごとに決められた料金がかかります。また、サイズ超過が発生した場合は、重量超過料金をベースに計算式に従って料金が算出されます。

料金は路線や時期によって変動することがありますので、最新情報は公式サイトや予約時に確認することをおすすめします。事前に超過荷物の料金を支払っておくと、空港での手続きがスムーズになるだけでなく、料金が安くなるケースもあります。

無料手荷物許容量および超過手荷物料金は予告なく変更となる場合がありますので、渡航前には必ず最新情報を確認しましょう。

持ち込みが制限される物

安全な空の旅では、持ち込みに制限がある物品について正しく理解しておきましょう。

電子機器の持ち込みルール

ノートパソコンやカメラなどの電子機器は機内に持ち込むことができますが、いくつか注意点があります。

セキュリティチェック時には機器を取り出して検査を受ける

機内では電源をオフにするか機内モードに設定する

充電器やケーブルも一緒に持ち込み、いつでも使えるようにしておく

特にリチウムイオンバッテリーについては厳しい規制があり、予備バッテリーは機内持ち込みのみが許可され、預け入れ荷物には入れられません。また、バッテリー容量によっては持ち込み数に制限があることも覚えておきましょう。

日用品・その他アイテムの持ち込み

ハンドバッグやコート、機内での軽食などは持ち込み可能ですが、全体の重量やサイズ制限内に収める必要があります。特に注意したいのは以下の点です。

食品は密閉容器に入れる

匂いの強いものは避ける

国際線では生鮮食品や肉類の持ち込みが制限される場合がある

また、貴重品や壊れやすいものは預け入れ荷物ではなく、手荷物として持ち込むことをおすすめします。

液体類の持ち込み制限

国際線では、テロ対策として液体類の持ち込みに厳格な制限があります。

液体・ジェル・スプレー類は100ml以下の容器に入れる

これらをまとめて容量1リットル以下の透明な再封可能なプラスチック袋に入れる

セキュリティチェック時には取り出して検査を受ける

薬や赤ちゃん用ミルクなど必要不可欠なものは例外として認められる場合がありますが、医師の処方箋や診断書があると安心です。化粧品や香水も液体として扱われるので、機内持ち込みサイズを購入するか、預け入れ荷物に入れることを検討しましょう。

番外編:スーツケースのパッキングのコツ

旅の第一歩は、荷物をまとめることです。ここでは、限られたスペースを最大限に活用するコツをご紹介します。

荷物を減らすテクニック

旅行で最も重要なのは、必要最低限の荷物で済ませることです。以下のポイントを押さえましょう。

旅程に合わせて服を選び、コーディネートしやすい色や素材を選ぶ

洗濯できる宿泊先を選べば、着替えの数を減らせる

現地で調達できるものは持っていかない

「もしも用」の荷物は最小限に抑える

フィリピンは温暖な気候なので、薄手の服を中心に持っていくと荷物を減らせます。

効率的な詰め方

スーツケース内のスペースを最大限に活用するには、以下を試してみましょう。

衣類は巻いたり、圧縮袋を使ったりして空間を節約

靴の中に小物を詰める

重いものは車輪側に詰めて安定させる

よく使うものは取り出しやすい位置に

また、バッグインバッグやポーチを活用すると、小物の整理がしやすくなります。

貴重品と必需品の管理

パスポートやクレジットカード、現金などの貴重品は、常に手元に置いておくようにしましょう。

首から下げるタイプのセキュリティポーチの使用

機内持ち込み荷物に入れ、目の届く場所に置く

コピーを別の場所に保管しておく

また、到着日に必要なものはすぐに取り出せる場所に入れておくと便利です。

まとめ

フィリピン航空を利用する際は、荷物の規定を事前に確認し、トラブルを避けるようにしましょう。預け入れ荷物はクラスによって制限が異なり、機内持ち込み荷物には厳格なルールがあります。液体類や電子機器など、持ち込み制限のある物品にも注意が必要です。

パッキングを準備万端にして旅を楽しみ、フィリピンでの楽しい時間を満喫しましょう!

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