韓国は日本から1時間半から2時間半で行ける、とても身近な国です。
国内旅行感覚で行けてしまう距離ですが、パスポートと航空券、そして基本的な出入国手続きが必要です。
「初めて韓国へ行くけれど、入国の手続きがなんとなく不安・・・」
「e-Arrival Card(電子入国申告)は必ず登録するの?手続き方法は?」
など、韓国入国の手続きでお困りではありませんか?コロナ禍以降、各国の入国手続きは電子化が急速に進み、変化し続けています。
本記事では、日本人が韓国へ入国するために必要な手続きについて、最新情報をまとめています。
入国時に必要なe-Arrival Card(電子入国申告)の登録方法も、丁寧に解説します。最後まで読んで、韓国への入国準備をスムーズに進めましょう。
- 韓国入国に必要な「入国カード」とは
- 電子入国申告書(e-Arrival Card)の対象者と免除条件
- 電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録・申請の流れ
- 税関申告書の書き方
- 韓国到着後の流れ
- まとめ
韓国入国に必要な「入国カード」とは

韓国に入国する際に提出が必要な「入国カード」。
韓国に限らず、海外から入国する外国人が、所定の用紙に手書きで記入して提出するのが主流でした。
近年、世界的にペーパーレス化やデジタル化が進んで、紙の入国カードを廃止する国が多くなっています。
2025年の間に、シンガポール、マレーシア、フィリピンなどアジア各国で、入国情報をオンラインで事前登録することが必須となりました。
まずは2025年12月現在の、韓国入国カード事情について詳しく解説していきます。
2025年2月から電子入国申告書(e-Arrival Card)を導入
韓国政府も2025年2月24日から、電子入国申告書(e-Arrival Card)を導入しました。
e-Arrival Cardは、フライト出発時刻の72時間前から登録可能です。時間の余裕があるときに、オンラインで準備できるのがメリットの1つです。
フライト中や空港到着時に記入する必要がなく、間違えてしまってもWebサイトから簡単に修正できます。
登録した情報は、パスポートに紐づけされるので、入国時はパスポートだけで入国審査が可能です。これにより、入国審査がスムーズに進むようになりました。
e-Arrival Cardで申告する内容は、基本的に紙の入国カードと同じです。
・パスポート情報(旅券番号、有効期限)
・渡航情報(入国日、出国予定日、便名)
・滞在中の連絡先
・入国目的
紙の入国カードは2025年12月末まで
韓国では2025年12月末まで、従来の紙の入国カードとe-Arrival Cardを併用しています。
デジタルに慣れていない渡航者もいるので、急な混乱を避けるために、2025年中は移行期間として設定されています。
もう間もなく、2026年1月からは完全にe-Arrival Cardのみとなる予定です。これから韓国への渡航を計画している方は、e-Arrival Cardの事前登録が必須となります。
e-Arrival Cardの登録と利用方法について、次に解説していきます。難しい操作はありませんので、しっかり確認して手続きを進めてください。
電子入国申告書(e-Arrival Card)の対象者と免除条件
今後韓国へ入国する際は、電子入国申告書(e-Arrival Card)が必ず必要なのでしょうか。 事前に登録する時間がない、手続きがめんどうと感じる方もいるかもしれません。
電子入国申告書(e-Arrival Card)は免除条件がありますので、必要な場合と不要な場合を確認しておきましょう。
電子入国申告書(e-Arrival Card)の申請が必要な人
電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録は原則、韓国に入国するすべての外国人が対象です。
観光、商用(出張)などの渡航目的に関わらず、外国籍の短期滞在者に登録が義務付けられています。
登録していないと、韓国到着時に入国審査を進められません。ただし、後で案内する登録免除条件もあります。
電子入国申告書(e-Arrival Card)の申請が不要な人
下記のいずれかに該当する場合は、e-Arrival Cardの提出が免除されます。
2. K-ETA(電子渡航認証)以外の、有効なビザを所持している場合
3. 外国人登録証(在留カード)を所持している場合
4. 韓国籍保持者
1. 有効なK-ETA(電子渡航認証)を所持している場合
K-ETA(Korea Electronic Travel Authorization)は、韓国にビザなしで入国する外国人が、個人情報や渡航情報を登録して入国許可を得る、電子渡航認証制度です。
K-ETAでの滞在可能日数は、国籍によって異なります。
日本国籍の場合、原則最大90日の滞在が可能です。
有効なK-ETA(電子渡航認証)を所持している場合、申請時に入国に必要な情報も登録済みのため、e-Arrival Cardは免除されます。
ただし2025年12月末まで、日本国籍者のK-ETA(電子渡航認証)の取得は一時的に免除されています。今後2026年12月末まで、この措置が延長される予定です。
2. K-ETA(電子渡航認証)以外の、有効なビザを所持している場合
長期滞在のための留学ビザや就業ビザなど、何らかのビザを持って入国する場合は、原則e-Arrival Card(電子入国申告)が不要です。
3. 外国人登録証(在留カード)を所持している場合
韓国在住の方で、外国人登録証(在留カード)を持っていれば、e-Arrival Card(電子入国申告)は不要です。
4. 韓国籍保持者
韓国籍のパスポートを持って入国する方は、e-Arrival Card(電子入国申告)は不要です。
日本国籍の方で、観光や商用目的で韓国に短期滞在をする場合、K-ETAを登録していればe-Arrival Card(電子入国申告)は不要。
K-ETAの免除を利用して、登録なしで渡航する場合、e-Arrival Card(電子入国申告)が必要と覚えておきましょう。
電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録・申請の流れ
ここからは、電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録について、詳しくご紹介します。
電子入国申告書(e-Arrival Card)は、韓国政府の公式サイトから登録できます。
記載言語が選べるので、韓国語になっている場合は、右上の言語から日本語を選択して登録を進めてください。
電子入国申告書(e-Arrival Card)登録に必要なもの
登録を進めるにあたって、必要な下記の情報を手元に準備しておきましょう。
2. Eチケットなどフライト情報が分かるもの
3. 韓国での滞在先情報が分かるもの
電子入国申告書(e-Arrival Card)登録の流れ
1. メールアドレスを登録する
e-Arrival Card公式サイトを開いたら、まず利用規約と個人情報の取り扱いを確認して同意します。
メールアドレスを登録すると、登録を開始できます。14歳未満の子どもの場合は、家族が代理で申請可能です。
2. パスポート情報を登録する
パスポートが手元にあれば、顔写真ページをスマホなどのカメラで撮影して、そのままアップロードできます。
OCR(文字認識)読み取りによって、氏名やパスポート番号が自動で読み込まれます。手入力で修正もできるので、必ず間違いがないか確認しましょう。
3. フライト情報、滞在先情報を入力する
韓国入国時、出国時のフライト情報を登録します。
続いて宿泊先ホテルの郵便番号と住所、ホテル名を登録。渡航目的など、質問項目に従って選択してください。
4. 最終確認後、送信をして登録完了!
すべての項目を入力したら、最終確認画面に移ります。
確認後、送信ボタンを押すと韓国の入国審査システムにデータが登録されます。
登録後に発給番号が表示されるので、念のため控えておくと良いでしょう。
登録したデータはパスポート情報に紐づけされているため、入国審査ではパスポートを提示するだけで登録情報が確認できる仕組みです。
電子入国申告書(e-Arrival Card)登録の注意点
電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録は、特別難しいことはありません。
登録する際の注意点と、よくある質問について解説します。
Q1. 電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録はいつからできる?
電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録は出発フライトの3日(72時間)前から可能です。
情報送信後、72時間以内に入国しないと登録データが無効になってしまいます。
早めに申請し過ぎても、入国時に再登録が必要になる場合があるので、72時間前を覚えておきましょう。
Q2. 家族の分をまとめて登録できる?
電子入国申告書(e-Arrival Card)は、家族やツアーグループでの旅行の場合、代表者がまとめて登録できます。
最大9名分の登録が1度でできるので、同じ日程で渡航する場合は覚えておくと便利です。
Q3. 登録後に、フライト情報や滞在先ホテルが変更になった場合は?
入国審査完了前までは、公式Webサイトから何度でも修正登録が可能です。
Q4. 出発前に登録するのを忘れてしまった場合は?
電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録をしないまま、韓国の空港に到着してしまっても、焦る必要はありません。
ソウルの仁川国際空港や金浦国際空港など主要空港では、フリーWiFiが利用できます。
スマホをWi-Fiにつないだら、入国審査カウンターの近くにある、登録サイトQRコードから公式サイトへ接続してください。
入国審査を待つ間にも、登録ができます。
前述の説明通りに登録を進め、データを送信します。送信されたデータはすぐにシステムへ反映されるので、入国審査の瞬間までに済ませておけば大丈夫です。
税関申告書の書き方
入国する際に提出が必要な書類として、「税関申告書」があります。この税関申告書も、韓国では現在、必須ではありません。
申告が必要なものがない人は、申告書の提出は不要となっています。
下記に該当する、免税範囲を超えるものがなければ、Nothing to Declare(申告なし)と書かれたレーンを通ってそのまま入国可能です。
申告が必要な方は、旅行者税関申告(Traveler Customs Declaration)という専用アプリの利用が便利です。もしくは、下記のWebサイトからも登録が可能です。
参照:税関申告
従来通り紙に記入することもできますが、オンラインで登録しておくと、完了後のQRコードを税関の自動ゲートにかざすだけで申告できます。
韓国到着後の流れ
最後に、韓国の空港へ到着してから、入国手続きを済ませて外へ出るまでの流れをご案内していきます。
2. 入国審査
3. 受託手荷物の受け取り(Baggage Claim)
4. 税関申告
5. 韓国へ入国!
1. 検疫
空港に到着したら、まずは検疫カウンターに進みます。日本から入国する場合は、体温検知カメラの前で検温して通り過ぎるだけです。
2. 入国審査
入国審査のカウンターに到着後、外国人(Foreigner)レーンに並びます。
電子入国申告書(e-Arrival Card)の情報は、パスポートに紐づいているので、カウンターではパスポートを提示するだけで大丈夫です。
その後顔写真撮影と、人差し指の指紋採取があるので、指示に従いましょう。顔写真と指紋採取については、17歳以上の外国人は必ず登録が必要となっています。
3. 受託手荷物の受け取り(Baggage Claim)
預けた荷物がある場合は、自分のフライト便名が書かれたレーンで、流れてくる手荷物を受け取ります。
4. 税関申告
〇申告するものがない場合→申告なし(Nothing to Declare)と書かれた緑色のレーンを通って、そのまま入国可能。
〇申告する必要がある場合→申告あり(Goods to Declare)と書かれたピンク色のレーンを通ります。事前に登録したアプリから、QRコードを自動ゲート専用端末にかざすか、紙に記載した申告書を提出します。
5. 韓国へ入国!
まとめ
韓国入国時に必要な電子入国申告書(e-Arrival Card)と、入国手続きの流れについて最新情報を解説しました。
2026年1月より紙の入国カードが廃止され、電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録が必須となります。
一部、電子入国申告書(e-Arrival Card)が免除される場合もあるので、詳細は記事本文をご確認ください。
電子入国申告書(e-Arrival Card)は、出発72時間前から登録が可能になります。公式Webサイトから進んでいけば、必要項目を入力するだけなので、簡単に登録できます。
2026年以降に韓国への渡航を検討している方は、参考にして頂き、スムーズになった入国手続きを体験してください。
①経歴
中学2年生の時に初めてカナダのバンクーバーでホームステイを経験。もっと英語が話せるようになりたい!と思い独学で勉強を続けました。
大学で米シアトルの大学へ留学が、初めて長期間英語圏で生活をした経験です。
帰国後も留学生との交流に積極的に参加しました。
母になってからは子どもと「おうち英語」を実践して、ゆる~く普段から英語を使うように意識しています。
②資格
・英検準一級
・総合旅行業務取扱管理者
③留学経験
・ワシントン大学(米シアトル)に9か月間
④海外渡航経験
大学生の時に、NGO学生ボランティアとしてフィリピンのマニラへ
毎年長期休暇に訪れていました。
大学院の時にインターンシップでベトナム、ホーチミンに3か月滞在
卒業後、日系コンサルティング会社から再度ホーチミンに赴任。
1年ほど現地にて現地法人営業などを担当していました。
その他海外旅行で訪れたのは13ヵ国以上。
⑤自己紹介
1番好きな国は長く滞在していたベトナム、そしてフィリピンです。
東南アジアの食文化や雰囲気が大好きです。
海外渡航専門の旅行会社で手配業務を担当していることもあり、海外旅行の計画を立てることが趣味です。
興味のある分野
・海外渡航、海外移住、海外出張
・幼児教育、子育て情報
・言語教育(英語、日本語)
・訪日外国人受け入れ事業(観光・技術実習生など)