
広大な大地と多様な文化を併せ持つカナダ。治安も良いカナダは、初めての海外旅行先としても高い人気を誇る国です。
雄大な自然が生み出す絶景、洗練された都市の文化、そして四季ごとに異なる表情を見せる風景……カナダならではの景色は訪れる人を魅了します。
本記事では初めてのカナダ旅行でも失敗しないよう、定番かつ満足度の高い観光スポット7選をご紹介!限られた時間で効率よく巡るモデルコースやベストシーズンまで、詳しく解説します。
初めてのカナダ旅行で絶対外せない!おすすめ観光地7選

初めてのカナダ旅行では、「カナダらしさ」を全身で感じられるスポットに行きたいですよね。カナダは広い国なので、自分がどんな観光を楽しみたいかによって選ぶスポットが変わってきます。
ここでは世界的にも評価が高く、初心者でも訪れやすい観光地を厳選してピックアップしてご紹介していきます。
【ナイアガラの滝】世界三大瀑布の迫力!(オンタリオ州)
ナイアガラの滝は、年間1,200万人以上の観光客が訪れる世界屈指の大瀑布。カナダに行ったらぜひ訪れておきたい、世界的に有名な観光地です。
毎秒大量の水が流れ落ちる圧倒的な水量は、写真や映像では伝えきれない迫力があります。遊覧船ツアーに参加すると滝のすぐ近くまで接近でき、全身で水しぶきを感じられるのも魅力です。
昼間は青空と水のコントラストが美しく、夜にはライトアップされて幻想的な雰囲気に一変。時間帯によってまったく違う表情を見せてくれる点も大きな魅力です。カナダ旅行に訪れたなら、ぜひ自分の目でこの感動を体験してほしい場所といえるでしょう。
【レイクルイーズ】ロッキーの宝石と称される絶景(アルバータ州)
カナディアンロッキーを代表する湖として知られるレイクルイーズ。エメラルドグリーンの湖面と雪を頂いた山々が織りなす絶景が魅力です。
氷河から溶け出した微細な岩粉(ロックフラワー)が太陽光を反射し、独特の美しいエメラルドグリーン(ターコイズブルー)に見え、その幻想的な雰囲気は見る人を圧倒します。
夏はハイキングやカヌー、冬は雪景色と凍結した湖が息を呑む美しさで、季節を問わず高い人気を誇っています。カナダの自然の美しさを象徴するスポットと言えるでしょう。
【バンクーバー】世界一住みやすい街(ブリティッシュコロンビア州)
海と山に囲まれたバンクーバー。都会的な利便性と自然の調和が取れた都市で、カナダ留学といえば一番に名前のあがる街ではないでしょうか。
ダウンタウンには一通りの施設が揃い、そこから少し移動すれば大自然に触れられたり、短い時間でも満足度の高い滞在ができます。スタンレーパークの散策や、グランビルアイランドでの食べ歩き、評価の高いレストラン巡りなど、市内でありとあらゆる経験ができるのが大きな魅力。
治安も良く、初めてのカナダ旅行にぴったりの街で、実際に筆者はバンクーバー留学中に市内で様々な経験をしました。また、これまで海外には何度も行っていますが、治安の良さはトップクラス。とはいえ、避けたほうがいいエリアもあり、犯罪率は日本よりも高いので注意は必要です。
バンクーバーの観光スポットについては、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
【ケベックシティ旧市街(オールド・ケベック)】フランスの街並みが残る世界遺産(ケベック州)
ケベック州はカナダの中でもフランス文化の影響が特に強い地域で、公用語はフランス語、街の看板や公共表示もフランス語が中心となっており、英語より大きく表記する決まりがあります。
世界遺産に登録されているケベックシティ旧市街(オールド・ケベック)は北米で唯一城壁に囲まれた歴史地区で、ユネスコ世界遺産に登録されており、「北米のパリ」とも呼ばれるヨーロッパ情緒あふれる美しい街並みが特徴。
ケベックではフランス系文化を大切にしながら、本来のカナダ文化や多様な移民文化と共存するという独自のアイデンティティを持つ点が、ケベック州ならでは。石畳の街並みが残る、まるでヨーロッパを訪れたかのような雰囲気を味わえる都市です。
【バンフ】展望台からのパノラマが圧巻(アルバータ州)
カナディアンロッキー観光の拠点として知られるバンフ国立公園。サルファー山の展望台からは、山々と谷が連なる壮大な絶景を一望でき、まさにカナダの大自然を象徴する風景が広がります。
また、バンフでは温泉も楽しめることを知っていますでしょうか?サルファー山のすぐ近くにアッパー温泉があり、体の冷えるサルファー山から下山してから立ち寄ると体が温まります。山の中の露天プールといった感じで、水着を着用して入ります。温泉のほか、街歩きも楽しめる点が人気です。
【トロント】カナダ最大の都市で文化に触れる(オンタリオ州)
トロントはカナダ最大の都市で、北米でも4番目に大きい都市です。金融・文化の中心地として発展した国際色豊かな都市で、CNタワーからの眺望や多国籍なレストラン文化、美術館巡りなど、都会ならではの楽しみ方が充実しています。
トロント近郊には先にご紹介したナイアガラもあり、観光拠点としても便利に使えます。
トロントの基本情報については、こちらの記事にまとめているのでぜひ参考にしてください。大都市なだけあって、観光スポットがたくさんありますよ!
【イエローナイフのオーロラ】神秘の光(ノースウエスト準州)
イエローナイフは、オーロラの聖地として世界的に知られる街。旅行好きなら一生に一度は訪れたい場所でしょう。
イエローナイフはオーロラベルトの真下に位置し、年間を通して晴天率が高いため、オーロラ観測の成功率が非常に高いのが大きな魅力。3日間滞在すれば約95%の確率でオーロラに出会えるとも言われています。
夏には湖面に揺らめく幻想的な「逆さオーロラ」、冬には真っ白な雪景色と一体化した迫力あるオーロラが楽しめ、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。防寒設備が整った「オーロラビレッジ」などの観測施設も充実しており、初心者でも安心してオーロラ鑑賞ができることから、世界中の旅行者がこの地を訪れています。
効率重視!エリア別・カナダ観光のモデルコース
広大な国土を持つカナダで注意したいのが、移動です。都市間の移動には想像よりも時間がかかるため、移動計画が旅の満足度を左右すると言ってもいいでしょう。
ここではエリア別に、無理なく楽しめるモデルコースをご紹介します!日程にゆとりがない方は、欲張りすぎないのがコツかもしれません。
【王道】ナイアガラ&東海岸の歴史を巡る5泊7日プラン
カナダ旅行が初めての方に特におすすめなのが、トロントを拠点にカナダ東部を巡る王道プランです。
到着後は市内観光を楽しみ、翌日にナイアガラの滝へ向かい、日帰りまたは1泊で訪問。迫力ある滝と周辺のワイナリー観光を満喫し、その後は列車や飛行機でケベック州へ移動し、モントリオールとケベック旧市街を観光するプランです。
移動距離が比較的短く、限られた時間でも効率よく主要観光スポットを押さえられる点が魅力です。カナダと言えばここ!というスポットを入れながらもコンパクトな旅程で済むのがポイントです。
【大自然】バンクーバー&カナディアンロッキーを満喫する6泊8日プラン
雄大な自然と絶景を重視する方におすすめしたいのは、西部カナダを巡るこちらのプラン!
まずはバンクーバーに滞在し、都会と自然が融合した街並みや評価の高いレストラン、ダウンタウンならではのショッピングなどを楽しみます。その後はカルガリーへ移動し、レイクルイーズやバンフを中心にカナディアンロッキーを観光。氷河湖や山岳風景など、カナダらしい規模感の景色を存分に堪能することができます。
移動は多いものの、見どころが凝縮されており満足度の高い旅程となること間違いなしです。
【贅沢】カナダ横断!バンクーバーからトロントまで欲張り周遊プラン
せっかく訪れるなら、カナダの多様な魅力を一度に体感したい!という方には、国を横断する贅沢な周遊プランがおすすめです。
バンクーバーからスタートし、西部の自然や都市文化を楽しんだ後、国内線や長距離鉄道を利用して東部へ移動。途中でロッキー山脈や主要都市を組み込み、最終的にトロントへ向かいます。
移動に時間はかかるものの、移動の過程の中でもカナダの広大さと地域ごとの特色を実感でき、記憶に残る特別な旅行になるでしょう。
初心者が知っておきたいカナダ旅行のベストシーズン
カナダは、訪れる季節によって楽しみ方が大きく変わるのも特徴です。旅の目的に合わせて時期を選べば、満足度はさらにアップするでしょう。
花々が咲き誇る「春・夏」:ハイキングやナイアガラのベスト期
カナダが初めての方に最もおすすめの季節が、春から夏、5〜9月の時期です。
春から夏にかけてのカナダは気候が安定し、初めての海外旅行でも過ごしやすい季節となります。特に6〜8月は日照時間が長く、観光に使える時間をたっぷり確保できるのが大きなメリット!
ナイアガラの滝では遊覧船や展望スポットが本格稼働し、迫力ある景色を間近で楽しむことができます。また、バンクーバーやカナディアンロッキーではハイキングや湖畔散策が最盛期を迎え、大自然の魅力を余すことなく体感できます。
注意点として、観光客が多い時期なので、航空券や宿泊施設は早めの予約を忘れないようにしましょう。
街が真っ赤に染まる「秋」:メープル街道の紅葉を楽しむなら9月末〜
秋のカナダは、短い期間ながらも一年で最も美しい景色が広がる季節です。
9月下旬から10月中旬にかけて、オンタリオ州やケベック州ではメープル街道の紅葉が見頃を迎え、街全体が赤や黄金色に染まります。トロントやモントリオール近郊でも気軽に紅葉観賞ができ、都市観光と自然鑑賞を両立できる点が人気。
ハイシーズンである夏の繁忙期と比べると混雑も落ち着くため、比較的ゆったり観光できるのも魅力でしょう。ただし朝晩は冷え込むため、防寒対策は必須です。
幻想的な「冬」:オーロラ鑑賞やウィンタースポーツの最盛期
カナダの冬は寒さが厳しいものの、イエローナイフでのオーロラ観測やスキーなど、冬ならではの特別な体験ができるのが一番の魅力です。
なかでも先述のイエローナイフは、世界有数のオーロラ観測地として知られ、晴天率と出現率の高さから初心者にもおすすめのスポット。防寒具付きのツアーも多く、寒さ対策を万全にすれば安心して参加できます。
さらにカナディアンロッキー周辺では、日本とは桁違いの広大なゲレンデでスキーなどのウィンタースポーツを楽しむことができます。幻想的な雪景色の中で味わうウィンタースポーツは、忘れられない体験になること間違いなしです。
カナダでオーロラ観光を検討している方へ向けて、以下の記事でイエローナイフ以外のスポットについても詳しくまとめています。ぜひあわせてご覧ください。
主要観光地を押さえて最高のカナダデビューを!
初めてのカナダ旅行。成功させるポイントは目的に合ったエリア選びと、目的にあったシーズンを事前に知っておくことです。
世界的に有名なナイアガラの滝、イエローナイフといったスポットや、トロントやモントリオールなどの定番都市、バンクーバーやカナディアンロッキーの壮大な自然……カナダには世界に誇る観光名所が数多く存在します。
限られた時間でも、モデルコースを活用することで、効率よく移動しながら満足度の高い旅行が可能になります。ぜひ本記事を参考に、自分に合った季節を選んで計画を立て、忘れられないカナダデビューをしていただけたら幸いです!
◇経歴
幼稚園時代をシンガポールで過ごし、現地の友達と英語でよく遊んでいました。小学校からは日本で暮らし、中学生の時にカナダにホームステイした経験から海外での暮らしに魅了され、東京外国語大学に進学。
在学中にバンクーバーへの留学を経て就職し、新卒で入った会社では外資系クライアントと英語でやり取りをしていました。
現在は仕事で英語を使う機会はほとんどないものの、趣味として楽しく勉強し続けています!
◇資格
TOEIC940点、TOEFL iBT 90点
◇留学経験
バンクーバー(カナダ)、半年間、ILSC vancouver
◇海外渡航経験
・シンガポール(居住・旅行)
・マレーシア(旅行)
・モルディブ共和国(旅行)
・サイパン(旅行)
・カナダ(ホームステイ・留学)
・グアム(旅行)
・タイ(旅行)
・ドイツ(旅行)
・イタリア(旅行)
・トルコ(旅行)
・インドネシア(旅行)
◇自己紹介
英語が話せるだけで、世界中の「私が自分の言葉で会話できる人」の母数がぐんと広がったことが、私にとってはいちばん面白いポイントでした!これからも英語を通じていろんな地域のいろんな文化や人に触れ、知らないことを知っていきたいと思っています。