フィリピンへ渡航を考えるなら、ぜひ知っておきたいセブパシフィック航空!
「日本から直行便で行きたいけれど、けっこう費用がかかりそう・・」
「これから航空券を購入するのに、安いタイミングってあるの?」
など、渡航費の心配は多いですよね。
快適、安全に旅をしたいけれど、できるだけ費用も抑えたい、そこのあなた!
今回は、セブパシフィック航空のセールについて
・対象路線
・販売期間
・搭乗期間
の3点を分かりやすく解説します。
筆者は、海外渡航専門の旅行会社にて、13年以上航空券販売に携わってきました。セブパシフィック航空の予約方法、利用時の注意点を詳しくご紹介します。
これを読んで、ぜひお得に航空券をゲットしてください。
- セブパシフィック航空とは?
- セブパシフィック航空のセール情報:対象路線
- セブパシフィック航空のセール情報:販売期間
- セブパシフィック航空のセール情報:搭乗期間
- セブパシフィック航空のセール情報:料金に含まれるもの・含まれないもの
- マニラとセブの空港情報
- まとめ
セブパシフィック航空とは?
セブパシフィック航空(Ceb Pacific)は、フィリピンのセブ島とマニラを拠点とする格安航空会社(LCC)です。
就航開始は1996年。現在ではフィリピン国内線37都市、国際線27都市を結ぶフィリピン最大の格安航空会社となっています。
格安航空会社(LCC)のため、普段から安い運賃で販売されています。さらに期間限定のセールを年に数回、ゲリラ的に行うときがあるのです!
セール時期には日本からマニラやセブ島など主要都市へ、なんと片道5,000〜10,000円と破格の値段で購入できてしまうかも。
格安航空会社の航空券は、基本的には片道ずつの購入となります。公式の予約サイトでは、往復の経路を指定して購入することもできます。
購入は公式サイト、もしくはCeb PachificのInstagram、Face Bookを定期的にチェックしてみましょう!
Ceb Pacific航空の公式サイトはこちら
LCCとは?セブパシフィック航空の航空券が安いわけ
みなさんは格安航空会社、いわゆるLCCを利用したことはありますか?ここでは、簡単にその特徴を解説します。
格安航空会社(Low-Cost Carrier=LCC)は、あらゆるコストを最小限に抑えて低価格の航空券を提供することを目標としている航空会社です。
従来のフルサービスキャリアと比較して、格安航空会社と呼ばれています。
LCCの費用削減ポイント
それでは、具体的にどのような費用削減の工夫をしているのでしょうか?
1. 付加サービスが有料
・受託手荷物
・事前座席指定
フルサービスキャリアでは運賃に含まれている、機内食やエンターテイメントなどの機内サービスは有料で提供されています。
受託手荷物も基本的には有料なので、事前に荷物の重量を計って、Web予約ページから支払いを済ませておくことをお勧めします。当日空港カウンターで支払おうとすると、オンラインよりも高額になってしまいます。
また、格安航空会社は座席の指定はできません。今ではフルサービスキャリアでも、価格を抑えるために、事前座席指定を有料化する航空会社が増えています。
1番お得な運賃の場合、フライトチェックイン時にランダムで割り当てられます。そのため、座席にこだわりたい方には不向きです。
2. 燃費の良い最新機材を利用して、
燃料費やメンテナンスコストを削減
格安航空会社は、古い機体を使いまわしているイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。しかし、逆にエアバスA320やA321といった燃費が良い最新機材を導入しているのです。
最新機材を利用することで、燃料費にかかる燃油サーチャージの削減、そしてメンテナンスにかかる人件費や部品交換費用の削減を実現しています。
3. オンライン予約、オンラインチェックインを活用して、人件費を削減
格安航空会社の予約は、フルサービスキャリアと違って旅行会社での販売を制限しています。余計な仲介費用を一切なくし、オンラインで独自のセール料金を設けて、安い販売価格と利益を守っています。
搭乗当日のチェックインについても、オンラインで完結できるので、空港スタッフの人件費削減に繋がっています。必要なサービスを、必要な人にだけ届けることで、無駄を省いているんですね。
セブパシフィック航空のセール情報:対象路線
いよいよここからは、セブパシフィック航空のお得なセール情報を詳しく見ていきましょう!
とはいえ、セブパシフィック航空のセールは決まった期間がないのです。
特に安い運賃はわずか数日、数時間で売り切れてしまうので、常にチェックしておく必要があります。
セブパシフィック航空の直行便情報
◎2025年1月現在、日本からフィリピンへの直行便◎
関空ーマニラ、関空ーセブ
中部ーマニラ(2024年10月30日〜デイリー運航)
福岡ーマニラ
新千歳ーマニラ(2025年1月16日〜就航予定)
セブパシフィック航空は、日本路線を成長路線とみなして新規就航を続けており、今後も増やす計画がありそうです。直行便が増えて、フィリピンへの渡航がより便利になると良いですね。
セブパシフィック航空のセール情報:販売期間
期間限定のセール価格の販売は、3日〜1週間程度でいつもとても短いです。人気の路線はすぐに売り切れてしまうため、日頃から狙っておくことが成功のコツです!
セブパシフィック航空はゾロ目が好き?!
過去のセールでの販売期間を見てみると、実はゾロ目の日に開催されることが多いです。
例えば、2020年11月11日(水)~11月13日(金)で、日本-フィリピン路線を片道100円から「ゾロ目セール」を行いました。つい最近の2024年12月12日付近でも、上記区間を片道500円から期間限定セールを開催していました。
その他にも、ひなまつり3月3日やこどもの日5月5日付近に、ゾロ目の日期間限定セールが開催されるかも。ぜひチェックしてみてください!
※前情報なく開催されるため、毎年期間は異なります。
セブパシフィック航空のセール情報:搭乗期間
セブパシフィック航空のセールで販売される対象搭乗期間は、半年先の5〜6か月間という場合が多いです。直近で開催された2024年12月のセールの対象搭乗期間は、2025年6〜11月でした。
早くから先の予定を立てることで、よりお得に航空券の購入ができるというわけですね!
また、セール内容によっては直近の渡航もお安くなることがあります。運が良ければすぐに渡航できちゃうことも。
セブパシフィック航空のセール情報:料金に含まれるもの・含まれないもの
セブパシフィック航空の料金には、基本的に3つのタイプがあります。
・GO Easy
・GO Flexi
それぞれについて、料金に含まれるもの・含まれないものを解説します。
GO Basic ー 最もお得な運賃
【含まれるもの】
・機内持ち込み手荷物1個(最大重量7kgまで)
【含まれないもの】
・事前座席指定不可
(チェックインの際にランダムで割り当て)
・その他、機内食、受託手荷物などのサービスは全て有料
GO Easy ー 2番目にお得な運賃
(個人的にはこちらがおすすめ)
【含まれるもの】
・機内持ち込み手荷物1個(最大重量7kgまで)
・無料受託手荷物1個(最大重量20kgまで)
・スタンダードシートの事前リクエストが可能
【含まれないもの】
・その他、機内食、受託手荷物などのサービスは全て有料
GO Flexi ー 最も充実したサービスが含まれる運賃
【含まれるもの】
・機内持ち込み手荷物1個(最大重量7kgまで)
・無料受託手荷物1個(最大重量20kgまで)
・スタンダードシートの事前リクエストが可能
・航空券発券後、無料で変更・取消が可能
【含まれないもの】
・その他、機内食、受託手荷物などのサービスは全て有料
マニラとセブの空港情報
最後に、セブパシフィック航空のハブ拠点となっているマニラとセブ・マクタン島の空港についてご案内します。
マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)空港情報
フィリピンの首都マニラにある、フィリピン最大の国際空港。空港からマニラ市内までの距離は、車で約30分。4つのターミナルがあり、それぞれ離れた場所にあるため、利用するターミナルを事前に確認をしておくことが大切です。
国際線 or国内線 | 主な就航航空会社 | |
ターミナル1 | 国際線専用 | 日本航空、ジェットスター、デルタ航空、フィリピン航空 |
ターミナル2 | 国際線/国内線 | フィリピン航空専用 |
ターミナル3 | 国際線/国内線 | 全日空、セブパシフィック航空、エアアジア |
ターミナル4 | 国内線専用 | 格安航空会社(LCC)専用 |
出典:フィリピン政府観光省HP
ターミナル間の距離が遠く、設備も古くなっているニノイ・アキノ国際空港。
現在、新空港の建設案が出ています。建設予定地がフィリピンのブラカン州にあることから、ブラカン国際空港とも呼ばれています。
ただ、政権交代のたびに方針が変更されるので、議論は長期化しています。
マクタン・セブ国際空港情報
マニラのニノイ・アキノ国際空港に次いで、フィリピン第2の国際空港。空港からセブ市内までの距離は、車で約50分。2018年6月に第2新ターミナル(国際線専用)が完成し、国際線の就航も多くなっています。
ターミナル1は国内線、ターミナル2が国際線専用です。日本からセブへ行く場合、マニラ経由のフライトは第1ターミナル、直行便の国際線で到着するフライトは第2ターミナルを利用します。
まとめ
今回は、セブパシフィック航空のセール情報について、開催時期や対象路線を中心にご紹介しました。セブパシフィック航空のセールは決まった期間がなく、ゲリラ的に行われます。
特に安い運賃はわずか数日、数時間で売り切れてしまうことが多いので、常にチェックしておきましょう。
フィリピンへの渡航を考えるなら、ぜひお得なセブパシフィック航空のセール情報をチェックしてみてください!