フィリピン旅行に行くとなったら、現地にどんなお土産があるだろう?と誰もが気になるのではないでしょうか。
しかし、いざ現地で購入しようとすると、どれにしようか迷ってしまうことも、お土産ではよくあることです。
そんなあなたのために、この記事では、フィリピンのスーパーで買えるばらまき用お菓子から、高級なもの、雑貨まで、フィリピンの魅力的なお土産を紹介します。
さらには、フィリピンで作られてる希少価値が高いコーヒーまで、詳しく解説しますよ。
フィリピン旅行が、より興味深く、さらに楽しくなること間違いなしです。
定番のフィリピンお菓子!おみやげにぴったり
まずはじめに紹介するのは、定番のフィリピンのお菓子です。定番とはいえ、どのお店のお菓子を購入したらよいか、迷ってしまうことも多いでしょう。
ここでは定番のお菓子だけでなく、そのおすすめのブランドまで紹介します。
ドライマンゴー
フィリピンの定番のお土産といえば、やはりドライマンゴーでしょう。濃厚な味わいでありながら、栄養価も高く、喜ばれているお土産です。
フィリピンではドライマンゴーは、よく見かけるため、どのドライマンゴーをお土産として購入すべきか迷ってしまうこともありますよね。
そんなときは、7Dのドライマンゴーがおすすめです。
7Dのドライマンゴーは、主に1番美味しいといわれるフィリピンセブ島、ヒサヤ地方のカラバオマンゴーを使用しており、酸味と甘味の絶妙なバランスを味わうことができます。7Dのドライマンゴーは、筆者もお気に入りの商品です。
バナナチップス
バナナチップスも定番のお土産として、人気のお菓子です。バナナチップスは、サクサクとした食感と飽きのこない甘味で、一度、食べたら手が止まらなくなる美味しさです。
特におすすめのブランドが、JOVY’S(ジョビーズ)のバナナチップスです。
JOVY’Sは、フィリピンで初めてトロピカル・フルーツ(熱帯果実)のスナック菓子を手掛けたパイオニアとなるブランドです。
JOVY’Sのバナナチップスは、ココナッツオイルで揚げており、カリッとした食感で、懐かしさを感じるやさしい味わいです。また賞味期限は、製造日からおよそ180日と長く、お土産として最適です。
ポルボロン
フィリピンには、定番のクッキー菓子もあります。その名はポルボロンで、現地でも人気のクッキーです。ポルボロンは、スペイン発祥のお菓子で、小麦粉・砂糖・ココナッツオイルなどを混ぜて固めたものです。
一口食べると、ほろほろと崩れて、口の中に甘い風味が一気に広がります。フィリピンでは、チョコレートやウベ(紫芋)、ピーナッツなど、様々なフレーバーがあります。
ポルボロンで人気のブランドは、Goldilocks(ゴルディロックス)のポルボロンです。特にチョコレート味が人気で、その濃厚な味わいはコーヒーや紅茶とも相性抜群です。
フィリピンのスーパーマーケットで手軽にお土産
フィリピンのスーパーマーケットは、種類も豊富に商品が並んでおり、ばらまき用のお土産も見つけることができる場所です。
ここでは、フィリピンのスーパーマーケットで、手軽に買えるお土産を4つ紹介します。
ドライフルーツ
フルーツが豊富なフィリピンでは、ドライフルーツの種類も豊富です。王道のマンゴーは、もちろんココナッツ、パパイヤ、ドリアン、パイナップルなど、スーパーマーケットには多くの種類が並んでいます。
ドリアンは強烈な香りと特徴で、フィリピン旅行のお土産ばなしによく話題があがりますよね。そんな話題のドリアンもドライフルーツであれば、日本に持ち込むことも可能です。
フィリピンのドライフルーツは、スーパーなどで気軽に手に入り、日本に持ち込めることも、お土産として人気の理由です。
オタップ
続いて紹介するのは、セブ島の銘菓、オタップです。サクッとした生地に、砂糖がまぶしてあり、程よい甘さのパイのようなクッキーです。
味は日本のお菓子でいうと「源氏パイ」に似ており、万人受けするその味は、お土産のみならず、現地の人にも人気です。
オタップの人気のブランドはTitay'sで、焼いたばかりの新鮮さとサクサク感を閉じ込めるため、ワックスペーパーで丁寧に包まれています。食感と甘さが、昔から現地の人に愛されているセブ島の銘菓がオタップです。
オタップは1箱に多くの枚数が入っているものや、個包装になっているものがあります。みんなでワイワイ食べるお菓子として、またばらまき用のお菓子としても、おすすめのお土産です。
パンシットカントン(インスタント麺)
フィリピン旅行から帰国して、あのとき食べたフィリピン料理の味が恋しくなることって、ありますよね。そんな旅の味を思い出させてくれるお土産が、パンシットカントン(インスタント麺)です。
おすすめのパンシットカントンのブランドは、ラッキーミーです。
フィリピン人なら誰もが一度は食べたことがあるフィリピン人の国民食。フィリピンの食卓とも呼ばれているのが、ラッキーミーのパンシットカントンです。
チキン味やビーフ味など汁があるものや、スイートスパイシー、チリマンシーなど汁がないものまで、パンシットカントンは、味の種類も豊富にあります。スーパーマーケットでも手軽に買える、おすすめのお土産です。
パンシットカントンは、日本のインスタント麺よりもサイズも小さく、価格もお手頃なので、ばらまき用のお土産としても活躍し、アジア料理が好きな人にも、喜んでもらえることでしょう。
エクストラバージンココナッツオイル
フィリピンには、ココナッツ庁があり品質管理をしているため、高品質なココナッツオイル
を手に入れることができます。
ココナッツオイルは、フィリピン料理やお菓子づくりでも使われているため、スーパーにも並んでいます。
ココナッツオイルは、酸化安定性が高く、熱にも強いので、炒め物に使ってもサクッと仕上がるので、料理好きにも喜ばれるお土産になります。
またフィリピンはココナッツが多く生産されるため、ココナッツオイルは、日本と比べると価格も安く手に入れることができますよ。
フィリピンの高級コーヒーについて
フィリピンには高級コーヒーが存在しており、その名はアラミドコーヒーです。
ここでは、アラミドコーヒーについて、詳しく解説します。
世界で最も高級といわれるアラミドコーヒー
フィリピン産のアラミドコーヒーは、ジャコウネコによって生み出されるコーヒーです。まずはアラミドコーヒーができるプロセスから紹介します。
ジャコウネコは優れた嗅覚を活かし、よく熟したコーヒーを見つけることができます。さらにコーヒーの実をむき、果実だけ食べ生豆を飲み込みます。そして、ジャコウネコの体内で熟成し、糞として排出された豆から、アラミドコーヒーはつくられています。
その味わいは、香り高く甘みと濃厚な味が特徴で、酸味は抑えられています。世界で最も高級とされるアラミドコーヒーですが、一度は味わっていただきたいものです。
アラミドコーヒーとは、ジャコウネコから作られたコーヒーの中でも、最高グレードに値する称号です。
アラミドコーヒーは希少価値が高い
アラミドコーヒーは、1日1kgほどしか収穫できない、とても希少価値が高いコーヒーです。
「NO CAGE FOR COFFEE」の精神に基づき、コーヒー農家の人々がフィリピンにあるジャコウネコの生息地に入り、野生のジャコウネコが糞として落としていった未消化のコーヒー豆を手作業で拾い集めています。その未消化のコーヒー豆を消毒し、アラミドコーヒーを作っています。
多くを採取することが難しいアラミドコーヒーは、その希少価値により、価格も高くなり、その値段は1kgあたり約3255円と高級コーヒーとなっています。
アラミドコーヒーとコピ・ルアクの違い
アラミドコーヒーとコピ・ルアクは、同じくジャコウネコの糞から取れるコーヒー豆ですが、産地や栽培方法、希少価値などが異なります。
アラミドコーヒーは、フィリピン産で野生に生息するジャコウネコが、自然に実っているコーヒーの実を食べて、糞として残していったものから生産しています。
一方、コピ・ルアクはインドネシア産で、檻で飼育したジャコウネコにコーヒーの実を食べさせ、その糞から生産されます。そのため、アラミドコーヒーは、コピ・ルアクよりも希少価値が高く、価格もより高価となっています。
フィリピンの雑貨もお土産にぴったり
フィリピンには、お菓子だけではなく、魅力的な雑貨も多くあります。ライフスタイルがより豊かになる、そんなお土産をご紹介します。
パパイヤ石鹸
パパイヤ石鹸は、フィリピンで人気のお土産です。定番のパパイヤ石鹸といえば、Silka(シルカ)の石鹸で、泡立ちもよく、パパイヤの香りが広がります。
また人気の理由として、パパイヤの成分にあります。パパイン酵素は、角質を柔らかくし、古い角質を落とすことで、透明感のある肌になることが期待できます。
そしてパパイヤには、美白効果が期待できるビタミンCも含まれているため、毎日のスキンケアのお気に入りアイテムになりそうです。
バス・ボディケア用品
女性に喜ばれるお土産として、おすすめしたいのがバス・ボディケア用品です。
フィリピンのショッピングモールにほどんど入っているBENCH/というお店には、パッケージもかわいいバズ・ボディケア用品が、種類豊富に並んでいます。また竹と緑茶のボディシャワージェルなど、香り豊かなオーガニック商品も取り揃えています。
BENCH/は、フィリピン発のファッションブランドのお店です。一度、足を運んでみることで、きっとお気に入りのアイテムが見つけられるでしょう。
アカシアの木で作られた食器
日本でも人気のアカシアの木製食器ですが、フィリピンから輸入されているものも多く、価格も日本より安価で手に入れることができます。
アカシアの木製食器は、色合いや木のぬくもりが人気で、衝撃に強く、腐りにくいため、20年〜30年と長く使うことできます。
お皿やボウル、カトラリーなど、種類も豊富なので、お土産にもぴったりです。
バニグバック
フィリピンには、バニグというフィリピン伝統の織り方を活かした、オシャレなかごバックがあります。
バニグとは、ヤシの系の葉から手作業で作られる伝統的な織物で、主にマットとして使われていました。この技術が発展し、マットだけでなく、バックなどでも用いられるようになりました。
このバニグバックは、折り方も繊細で、デザイン性も高く、とてもオシャレなバックです。ここ数年では、アメリカやヨーロッパでも話題となり、多くのセレブたちにも人気になっています。
まとめ
ここまでスーパーで気軽に買えるばらまき用お菓子から、高級なアラミドコーヒー、オシャレな雑貨まで紹介してきました。
あなたのお気に入りのお土産は、見つかりましたか?
フィリピンのお土産は、トロピカルフルーツを活かしたお菓子や高級なアラミドコーヒー、伝統的な織り方を活かしたバニグバックなど、その土地を活かした、その国だからこそ手に入るお土産ばかりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。