日本円からフィリピンペソへの為替相場は?両替方法や物価事情も知っておこう!

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フィリピンへ留学を考えている方や、長期出張に行く場合は、フィリピンペソについて知っておかなければいけません。

この記事では、日本円とフィリピンペソの現在の為替相場や両替方法、物価事情について解説していきます!外貨は常に変化するので、最新情報を仕入れて旅の準備をしておきましょう!

フィリピンペソの基礎知識

フィリピンペソ(Philippine Peso)はフィリピンで使用される通貨で、通貨コードは「PHP」、通貨記号は「₱」です。

紙幣は20ペソから1000ペソまでの7種類で、硬貨は1セントから20ペソまでの9種類があります。また、フィリピンの銀行や両替所で紙幣を硬貨に交換することも可能です。

観光客やビジネス旅行者にとって、フィリピンペソの基礎知識は重要です。現地の物価や支払い方法を理解しておくと、スムーズに滞在を楽しめるでしょう!

日本円からフィリピンペソへの為替相場は

現在の為替相場によると、1日本円(JPY)は0.3761フィリピンペソ(PHP)に相当します(2024年12月20日 22:55 UTC時点)。過去1年間の平均為替レートは、1日本円あたり0.3792フィリピンペソで推移していました。

過去1年間のJPYからPHPの最高値

2024年8月5日において、JPY/PHP相場は最高値である1日本円あたり0.4020フィリピンペソを記録しました。この期間における日本円の価値は比較的高く、フィリピンペソに両替するには良いタイミングと言えました。

過去1年間のJPYからPHPの最安値

一方で、2024年7月10日において、JPY/PHP相場は最安値である1日本円あたり0.3607フィリピンペソを記録しました。この時期に両替を行った場合、日本円の価値が低いため、フィリピンペソに両替するには不利な状況となりました。

日本円の価値の変動

過去1年間におけるJPY/PHP相場の変動を見ると、全体的に-3.43%下降しています。これは、日本円の価値がフィリピンペソに対して減少していることを意味します。

このように、外貨に両替をする場合、同じ日本円でも有利・不利があります。将来的に両替を考えている場合、為替相場の動向を注視しておきたいところですね。

日本円からフィリピンペソへの両替方法

日本円をフィリピンペソに両替する方法はいくつかあります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、自分のニーズに合った方法を選びましょう。

国内での両替

日本国内では、銀行や空港内の両替所でフィリピンペソに両替が可能です。一般的に、空港の両替所は手数料が高めですが、利便性が高い点が魅力です。一方、銀行ではより良いレートが適用されることが多いですが、事前に予約が必要な場合があります。

両替を行う前には、為替相場をしっかりとチェックしましょう。過去の最高値や最安値を参考にすることで、よりお得なタイミングで両替できます。また、オンラインの為替計算ツールを活用すれば、リアルタイムの情報を簡単に確認できます。

フィリピンでの両替

フィリピン国内では、銀行や両替所、ホテルなどで日本円をフィリピンペソに両替できます。特に、街中の公認両替所は競争率が高く、比較的良いレートが適用されることが多いです。ただし、安全性を考慮し、公認された店舗を利用するようにしましょう。

フィリピンではクレジットカードが使える場所も増えてきていますが、ローカル店舗や交通機関では現金が必要になる場合が多いです。必要な分だけを両替し、不要な手数料を避けるよう心がけると安心です。

また、安全な場所での両替を徹底し、不正行為や詐欺に巻き込まれないよう注意が必要です。大量の現金を持ち歩く際は、バッグや財布をしっかりと管理することが大切です。

フィリピンの物価事情

フィリピンの物価は、都市部と地方によって大きく異なります。マニラやセブといった都市部では、飲食や宿泊費が地方より高めですが、それでも日本と比較するとリーズナブルな場合が多いです。

生活必需品の価格

フィリピンの日常生活で必要なものは、一般的に日本と比較してかなり安価です。例えば、スーパーで購入できる米やパンといった食品は、地域やブランドによりますが、日本の約半額以下で手に入ることが多いです。地元で生産される果物や野菜も非常に安価で、特にバナナ、マンゴー、パパイヤといった熱帯フルーツは豊富にあり、新鮮な状態で1キロ数十ペソ程度から購入できます。一方で、輸入品や高級ブランドの商品は比較的高額になる傾向があり、日本と同等またはそれ以上の価格が設定されていることもあります!

外食費

フィリピンでは外食のコストが非常に抑えられるため、観光客や現地在住者にとって魅力的な点の一つとなっています。ローカルの食堂やストリートフードの料理は、1食あたり50ペソから100ペソ程度で楽しむことができ、これは日本円に換算すると約100円から200円程度です。有名なフィリピンの伝統的な家庭料理も手軽な価格で、地元の味を気軽に楽しめます。一方、高級レストランや国際的なチェーン店では価格が数百ペソから数千ペソに上ることもありますが、それでも日本と比べるとコストパフォーマンスに優れています。

交通費

フィリピンの交通費も非常に安価で、公共交通機関を利用する場合の負担は小さいです。ジープニーと呼ばれる乗り物は、1回の乗車でわずか10ペソから20ペソ程度で利用でき、短距離の移動に便利です。

また、バイクタクシーやトライシクルといった乗り物もあり、これらは地域ごとに料金が異なりますが、交渉次第でリーズナブルに利用できます。一方、都市部では交通渋滞が深刻な問題となっているため、効率的な移動手段として鉄道や配車アプリの利用が増えています。配車アプリを利用した場合、日本と比較すると料金は非常に安く抑えられます。

住宅費

住宅費もフィリピンの物価の安さを象徴しています。都市部でも地方部でも、賃貸物件の価格は日本と比べて大幅に安く、月額数千ペソから住居を借りることができます。

例えば、マニラの中心部に位置するコンドミニアムでも、30,000ペソ(約7万円)ほどで高級な物件が借りられます。地方ではさらに安い物件が多く、月額10,000ペソ以下で快適な家を見つけられます。

ただし、エリアや施設のクオリティによって価格は大きく異なるため、予算と相談しながら選ぶ必要があります。

光熱費

フィリピンの光熱費は日本と比較すると割安ですが、エアコンや家電の使用頻度によってはコストがかさむ場合もあります。特に暑い季節には冷房が欠かせないため、電気代が高くなる傾向にあります。一般的な家庭では、月々の電気代は約2,000ペソから5,000ペソ程度が相場です。一方、水道代やガス代は比較的安価で、月々数百ペソ程度で抑えられる場合が多いです。

医療費

フィリピンの医療費も全体的に日本より安いです。診察料は病院によりますが、公立病院では数百ペソ、私立病院でも数千ペソ程度で診察を受けられます。

ただし、高度な医療や専門的な治療を受ける場合は高額になることがあります。海外からの輸入薬や最新の治療法を必要とする場合、コストは増加する傾向があります。そのため、医療保険に加入することが推奨されています。

娯楽費

フィリピンでの娯楽費も非常に安価です。映画館での映画鑑賞は1回あたり約200ペソから300ペソ程度で、日本の半額以下の価格で楽しめます。また、カラオケやビーチリゾートでのアクティビティも比較的安価で、観光客にも人気があります。

一方、高級リゾートや特別な体験がしたい場合は、日本と同等以上の費用がかかることもあります。

フィリピンでのお金の取扱いにおける注意点

では、最後にフィリピンでのお金の取り扱いについて、注意点を確認しておきましょう。

現金の利用が一般的

フィリピンでは現金が主な手段として広く利用されています。特に地方や小規模な店舗ではクレジットカードや電子マネーが使えない場合が多いため、現金を十分に用意しておきましょう。

ただし、すべての現金を一箇所に保管するのは避けましょう。盗難や紛失のリスクを減らすため、複数の場所に分けて管理するのがおすすめです。

また、高額紙幣はお釣りがない場合があるため、少額紙幣を多めに持つと便利です!屋台やトライシクルなどでは特に細かいお金が重宝されます。

ATM利用の注意点

フィリピンの都市部ではATMが設置されていますが、地方では数が限られています。ATMを利用する際は、銀行内や警備員がいる安全な場所のATMを利用することを心掛けましょう。人通りが少ない場所や夜間の利用は避けるべきです。

また、フィリピンではATM利用時に手数料が発生することが多いです。1回の引き出しで200〜250ペソ程度の手数料がかかるため、一度にまとめて引き出す方が経済的です。

クレジットカードの利用

フィリピンでは都市部のショッピングモールやレストランでクレジットカードが利用可能です。ただし、店舗でカードを渡す際は、その場を離れないようにするか、カード情報をメモされないよう、しっかりと目を離さないようにしましょう。これは、カードスキミングの被害を防ぐためです。

また、メインカードと予備カードの2枚を用意し、一方を安全な場所に保管しておくと安心です。予備のカードを用意しておくことで、カードが使えなくなった場合や盗難時に役立ちます。

チップ文化と予算の計画

フィリピンではチップ文化があり、ホテルやレストランでのサービスに対して10〜20ペソ程度を渡すのが一般的です。また、空港やホテルのポーターにも同様の額を渡すことが礼儀とされています。

まとめ

フィリピンでのお金の取扱いでは、現金やATM利用、クレジットカード、電子マネーなど様々です。そして、海外ならではの両替、チップ文化などは、少し意識しておくと良いでしょう。

安全対策を徹底し、計画的に行動することで、不安のない旅ができるはずです。

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