
フィリピンへの旅行、仕事、留学の予定がある方の中には、
セブパシフィック航空の利用を検討されている方も多いのではないでしょうか。
「セブパシフィック航空の安全性は高い?」
「セブパシフィック航空の良い評判や悪い評判は?」
「航空券購入から搭乗までに気をつけることは?」
この記事を読むとセブパシフィック航空の概要、良い評判や悪い評判、購入する際に気をつけることなどが全て分かります。
セブパシフィック航空が気になる方は是非最後までお読みください。
セブパシフィック航空とは?
セブパシフィック航空は、
フィリピンの格安航空会社(LCC)の最大手です。
1988年にマニラで設立され、1996年に初就航しました。
日本の成田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港から発着しており、フィリピンへは、マニラ、セブ、クラークへの直行便が運航されています。
セブパシフィック航空の過去の事故と現在の評価
現在では、LCCの中で一定の評価を得ているセブパシフィック航空ですが、常に順調というわけではありませんでした。
セブパシフィック航空は、就航2年目の1998年2月に航空機が墜落し、乗員乗客104人全員が死亡したLCCの中でも深刻な事故として知られています。
直近では大きな事故はなく、2025年のエアラインレイティングス(AirlineRatings)では、世界の格安航空会社の中で22位で、安全評価については7/7と高い評価を得ています。
セブパシフィック航空のサービスの特徴
セブパシフィック航空は、格安航空会社(Low Cost Carrier)のビジネススタイルの航空会社であり、低価格の航空券を提供する代わりに、座席が狭く、無駄なサービスを省いています。
追加料金が必要なサービスとしては、国際線の預け手荷物、座席指定、機内食などがあります。
セブパシフィック航空の大規模セールは有名で、公式ホームページで、ゾロ目(11/11や12/12) セールやペソ運賃、6月12日のフィリピン独立記念日セール、新路線就航記念セールなどが不定期で開催されています。
片道100〜500円等の激安価格や、
80%オフなど割引セールのこともあります。
客室乗務員によるクイズ大会やゲームなどのイベントが、不定期に機内で開催され、当たるとセブパシフィック航空のグッズが貰えるイベントが開催されています。
セブパシフィック航空の良い評判
ここでは、セブパシフィックの良い評判についてまとめました。
セールで格安の航空券が入手できる
やはり一番の魅力は、航空券の安さで、国際線のリーズナブルさが利用やリピートの理由としている方が多いです。
機内へ飲食物の持ち込みOK
格安航空会社では、機内への飲食物の持ち込みは禁止されていますが、セブパシフィック航空の場合、機内への飲食物の持ち込みが許可されています。
機内の清潔さとUSBコンセント
機体が新しく、機内の座席やトイレが綺麗で、使いやすかったという意見がありました。
USBタイプの充電コンセントがあるというのも、高評価のポイントでした。
オンラインチェックインが可能
セブパシフィックではオンラインチェックインが可能で、現地空港でのチェックイン手続きが不要なのが便利という声がありました。
有料の機内食やコーヒーが比較的美味しい
有料の機内食やコーヒーは比較的美味しかったという意見がありました。
セブパシフィック航空の悪い評判
一方で気になるセブパシフィック航空の悪い評判には、以下のようなものがありました。
ホームページに不具合が多く使いにくい
ホームページでオンライン決済が完了できず、コールセンターに問い合わせて予約を完了したという声がありました。
電話対応も日本語が通じにくく、問題を伝えるのに苦労したというコメントがありました。
機内の快適さに関する不満
シートが狭く、リクライニング機能がないため、座り心地が悪く快適とは言えないという意見がありました。
飛行機のスケジュールに乱れがある
離陸や到着が数十分〜1時間ほど遅れ、スケジュール通りの運航でなかったというコメントがありました。
セール期間中以外やオフシーズンの航空券は安くない
セブパシフィック航空はセール期間中の場合の航空券の安さが有名ですが、その期間以外で航空券を購入した場合に、フルキャリアの航空券と価格がそれほど変わらず、お得さを感じにくかったという意見がありました。
セブパシフィック航空に搭乗する流れ
ここでは、セブパシフィック航空に搭乗するまでの流れを説明します。
航空券の購入
セブパシフィック航空の公式サイトで航空券を購入します。
座席指定、機内食、預け手荷物などは、全て有料オプションになっています。
全て不要な場合は、一番最安のオプションを選択します。
オンラインチェックイン
セブパシフィック航空では、国際線の場合搭乗時間の50時間前、国内線の場合49時間前からオンラインチェックインが可能です。
オンラインチェックインをすると、搭乗券がダウンロードできるようになります。
空港到着とチェックイン
成田空港からフィリピンに行く場合、第2ターミナルを利用します。
成田空港はターミナル毎にアクセス方法が異なるため、事前に確認をしておくのがおすすめです。
空港に到着後、オンラインチェックインを済ませていない場合は、空港でチェックインします。 預ける荷物がある場合は、同時に手続きをします。
預ける荷物がない場合は、自動チェックイン機でもチェックインが完了します。
オンラインチェックインを済ませており、当日荷物だけ預けたい場合は、手荷物預け入れカウンターに預け入れることができます。
空港へは出発時刻の3時間前を目安に到着するのがおすすめです。
保安検査と出国審査
チェックイン後は、保安検査を受け出国審査をします。
混雑を考慮して、保安検査や出国審査の時間は、30分〜1時間を見込んでおくのが良いです。
搭乗ゲートに移動
セブパシフィック航空では、遅くとも45分前に搭乗ゲート前に到着することが推奨されています。
乗り遅れることがないように、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。
セブパシフィック航空を利用する前に知っておきたいこと
ここでは、セブパシフィック航空を利用する際に知っておくべきことについて解説をします。
持ち込み手荷物や受託手荷物の重量制限が厳重
セブパシフィック航空は、荷物の重量制限が厳しいことで有名です。
・機内持ち込み手荷物:
機内持ち込み手荷物は、一人につき1個で、重量が7kg以内、サイズが56cm×36cm×23cmのものと決められています。
ご自身で頭上の収納棚に載せられることが必要です。
機内持ち込み手荷物は、最大2個までで、合計の重量は7kg以内であることが必要です。
・受託手荷物:
受託手荷物は、1個あたり20kgで最大3個まで預け入れることができます。
1個あたり、最大32kgまで追加料金でアップグレードすることができます。
出発の2時間前まで、オンラインで荷物の追加やアップグレードをすることができます。
現地の空港カウンターで当日追加の場合は割高料金を請求されるため、事前に計測し手続きをするようにしましょう。
遅延や欠航の可能性が高い
セブパシフィック航空は、遅延率や欠航率が高めの傾向にあります。
また、大規模なセールにより、一定の時期に予約が集中することから、搭乗に時間がかかることがあります。
仕事など移動時間に正確さが求められる場合は、格安航空会社の利用は避け、休暇の旅行など時間の余裕がある際に利用することがおすすめです。
格安チケットは返金ができない可能性が高い
セール価格のチケットについては、チケットの変更は出発の2時間前までフライト日時の変更が可能ですが、手数料や差額の支払いが求められます。
セール価格であったとしても、キャンセルの可能性なども含めて慎重に購入するようにしましょう。
まとめ
以上、セブパシフィック航空の評判や利用する際に気をつけることについてまとめました。
これらのメリット、デメリットを考慮してご自身の状況に合った利用ができると良いですね。
フィリピンへ旅行や留学を検討される場合は、事前の十分な英語学習も大切です。
ネイティブキャンプ英会話では、24時間自分の好きなタイミングで何回でも英会話のレッスンを受けることができます。
航空券の検討と同時にこちらもしっかりと準備をするのがおすすめです。
この記事が参考になれば幸いです。
◇経歴
・国際教養学部卒業
・外資系企業に勤務経験があり、アドミや会計分野で、インド人、カナダ人、オーストリア人、フランス人など様々な国の出身の同僚と働いた経験があります。
◇資格
英検1級、TOEIC 900点、IELTS 7.5 など
◇留学経験
大学時代に交換留学プログラムでイギリスの大学へ1年間留学し、リサーチの基礎や英語学について学びました。
◇海外渡航経験
・高校時代にシンガポールで3週間ホームステイをし、現地の高校で授業を受講した経験があります。
・大学留学中は休暇を利用してヨーロッパ各国を旅行し、多様な文化に触れました。
◇自己紹介
英語が好きで、子どもの頃から自ら進んで勉強してきましたが、日本式の文法やリーディング中心の学習方法では、なかなか話せるようにならず、苦労した経験があります。ネイティブキャンプでの英会話に助けられました。
英語学習に役立つ情報をまとめたブログも運営しておりますので、よろしければご覧ください。
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