セブ島行きの格安飛行機は?主な航空会社や安く行ける時期を徹底解説!

大小7,000以上の島々からなるフィリピン。中でもセブ島は、世界各国から観光客が集まる人気のリゾート地です。日本からもアクセスしやすく、旅行はもちろん近年では英語留学先としても注目を集めています。

今回の記事では、そんなセブ島への日本からのアクセス方法や、格安航空券の探し方、安く行ける時期などを詳しくご紹介します。セブ島への渡航を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

セブ島の概要・基本情報

セブ島はフィリピンの中部のビサヤ諸島にある島で、英語名は「Cebu Island」です。

透明度の高い海、美しいビーチ、歴史的な建造物が魅力で、特にマクタン島と一体になった「セブ・マクタンリゾート」はリゾート地として有名です。

人口は300万人以上と言われており、マニラに次ぐフィリピンの経済都市です。2050年には人口が500万人を超えるだろうと予想されており、今後さらなる経済の発展も見込まれています。

セブ島の言語

フィリピンでは公用語として英語フィリピノ語(タガログ語)が使われますが、セブではほとんどの人がタガログ語ではなく「ビサヤ語(セブアノ語)」を話します。

ビサヤ語は、セブ島を中心にミンダナオ島北部やビサヤ諸島の広い地域で使われている言語で、約2,000万人以上の話者がいると言われています。文法や語順が英語に近く、日本人にとっても発音しやすいのが特徴です。

セブ島の観光地や都市部では多くの人が英語を話すため、旅行者は英語でも十分にコミュニケーションが可能ですが、挨拶など簡単なビサヤ語のやりとりができると、現地の人に喜んでもらうことができ、グッと距離が縮まります。セブ島に渡航する際は、ぜひ簡単なビサヤ語(セブアノ語)をチェックしておくと良いでしょう。

セブ島の気候

セブ島は1年を通して温暖な熱帯気候が特徴。平均気温は26〜32度で、乾季(12月〜5月)と雨季(6月〜11月)に分かれています。観光には乾季がベストシーズンですが、雨季もスコール程度の雨が多く、安く旅行できる穴場時期でもあります。

年間を通じて海水温も高く、マリンアクティビティは基本的にいつでも楽しめます。特に1〜4月は天気が安定し、ダイビングやアイランドホッピングに最適です。

ただし、雨季の6月〜10月台風が発生する可能性もあるため、旅行前には天気予報をチェックするのが安心です。セブ島は比較的台風の影響を受けにくい地域とされていますが、直撃は少ないものの雨風による船の欠航などの影響が出る場合があります。特に8月・9月・10月は注意が必要です。

セブ島と日本の時差

日本とセブ島の時差は1時間で、時差が少ない点も気軽に渡航できる理由のひとつ。セブ島は日本よりも1時間遅く、日本が正午の時にセブ島は午前11時です。なおフィリピン国内に時差はなく、サマータイムもありません。

セブ島の主要スポット

セブ島の主要観光スポットは、大型都市の「セブ・シティ」と、リゾートホテルエリアの「マクタン島」です。

●セブ・シティ
フィリピン第2の都市として、マニラに次ぐ大きさを誇るセブ・シティには、ホテルやレストラン、大型ショッピングセンターなどが立ち並んでいます。

「フィリピン最古の街」としても知られており、市内には歴史的な建築が残っているのも見所。「サン・ペドロ要塞」「サント・ニーニョ教会」など、スペイン統治時代の影響を残した歴史的建造物を見てまわるのもおすすめです。

●マクタン島
国際空港があるマクタン島は、まさにセブ島の入口。東海岸にはリゾートホテルが立ち並び、美しいビーチの近くに滞在したい方におすすめ。マリンアクティビティを楽しむのに最適なエリアです。

●オスロブ
小さな漁村で、ジンベエザメと一緒に泳げることで有名な観光スポット。透明度抜群の海でシュノーケリングを楽しんだり、ジンベエザメと写真を撮ったりでき、世界各国から観光客が集まります。

●ボホール島
ボホール島はセブ島の南東に浮かぶ自然豊かな島で、自然を体感する1日ツアーなどが人気なスポットです。橋でつながったパングラオ島には空港もあり、マニラから直接アクセスすることも可能。現在開発が進んでおり、注目されているリゾートエリアです。

日本からセブ島に行く方法・所要時間

セブ島に行く際は、「マクタン・セブ国際空港」を利用します。セブ本島のすぐ東にあるマクタン島に位置しており、フィリピンでマニラのニノイ・アキノ空港に次ぐ第2のハブ空港です。日本を始め、韓国やシンガポール、香港などアジア各国との直行便があります。日本からセブ島行きの直行便があるのは、成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港です。

所用時間は約5〜6時間で、価格は時期にもよりますが55,000〜80,000円ほど。航空会社はセブパシフィック航空・フィリピン航空・ANA・ユナイテッド航空などです。

また、マニラで国内線に乗り換える行き方も一般的で、こちらの方が航空券代を抑えることができます。マニラのニノイ・アキノ国際空港からマクタン・セブ国際空港までは、飛行機で約1時間20〜35分ほど。毎日40便以上が運行しています。

マニラとセブどちらも行きたい場合や、価格を抑えて渡航したい場合、成田国際空港・関西国際空港・中部国際空港以外から出発する場合はマニラでの乗り換えがおすすめです。

セブ島に格安で行く方法:セブパシフィック航空を利用

セブ島までの直行便を利用する場合、最安値で渡航できるのがフィリピン最大のLCC「セブパシフィック航空(Cebu Pacific)」です。フィリピン最大の航空会社で、国内線の他に世界50都市以上に就航しています。

セブパシフィック航空は成田・関空など主要都市から、セブ・マクタン国際空港への直行便を運航しており、プロモーションセールも頻繁に開催されています。セール時期は往復3万円のチケットなどもあるので、かなりお得にセブ島に行くことが可能。格安で直行便を利用したい方におすすめです。

セブ島に格安で行く方法:ジェットスター航空を利用(マニラ経由)

マニラを経由する場合、格安で行けるのがジェットスターです。時期にもよりますが、成田発からマニラまで往復30,000円ほど。マニラとセブの往復便はエア・アジア航空やセブパシフィック航空で6,000〜7,000円ほどなので、あわせて約36,000〜37,000円の格安で渡航が可能です。

価格を抑えてセブ島へ行きたい人や、マニラでも観光を楽しみたい人は、ジェットスターを利用してマニラまで渡航、その後現地で国内線を利用する方法がおすすめです。

セブ島行き飛行機の料金が安い時期

航空券の価格は、旅行シーズンや曜日によって大きく変動します。そのため、「航空券の価格を抑えたい!」という方は、オフシーズンを狙うのがおすすめです。セブ島行きの航空券が安くなる時期は、雨季の6〜10月頃、年始明けの1月中旬〜下旬頃です。

逆に、セブ旅行のベストシーズン(12月と2〜3月)日本の長期休みにあたる時期は価格が高騰します。具体的には、年末年始・ゴールデンウィーク・春休み・夏休みなど。航空券は残席によっても価格が変動するので、この時期に旅行を考えている場合は、早めの予約がおすすめです。

セブ島行き格安航空券を探す方法

格安航空券を見つけるには、航空券の価格比較サイトを活用するのがおすすめです。「スカイスキャナー」「トラベルコ」などの一括検索サイトを使うことで、複数の航空会社・旅行会社の価格を簡単に比較できます。

またセブパシフィックやジェットスターは公式サイトやアプリで頻繁にセールを行っているので、メルマガ登録やSNSフォローでこまめに情報をチェックしておくのもおすすめです。

格安航空券を探す際の注意点

格安航空券を探す場合、必ず確認しておきたいのがトランジットの時間や乗り継ぎ地です。格安航空券の中には、トランジット時間が長すぎて宿泊が必要となる場合、逆に時間が不十分でギリギリになる場合などがあります。乗り継ぎのチケットを購入する際は、トランジット時間が適切なものを選びましょう。

また、格安航空券の場合、チケット代金に預け荷物が含まれていないことも多いです。荷物が多い場合は追加料金が発生する場合もあるので、それらのオプション料金も加味した上で、価格を比較することがポイント。また、キャンセルや時間変更の可否なども必ず確認しておきましょう。

●格安航空券を探す際の注意点リスト

①受託手荷物の有無
預け荷物は別料金のことが多いので要確認。

②キャンセル・変更不可
格安航空券は予定変更に対応できない場合が多いので注意。

③トランジットや乗継地
乗継回数や所要時間は事前に要チェック。

④航空会社の信頼性
遅延・欠航が多い航空会社もあるので口コミを確認。旅行代理店を利用する場合は、代理店の評判もチェックしておきましょう。

⑤価格変動に注意
日によって大きく変わるため、価格アラートの活用がおすすめ。

まとめ

今回の記事では、セブ島への行き方や格安飛行機について詳しく解説しました。

セブ島にはLCCを利用することで格安に渡航が可能。直行便の場合は55,000円〜、マニラ経由の乗り換え便の場合は36,000円〜でセブ島まで行くことができます。

時期や航空会社のプロモーションセールによってはより安くチケットを購入することも可能なので、航空券価格サイトや各航空会社の最新情報をこまめにチェックしてみるとよいでしょう。

ネイティブキャンプでブログでは、他にもフィリピンやセブ島渡航に役立つ情報を発信しています。フィリピンへの旅行や留学を考えている方は、ぜひ他の記事もあわせて参考にしてみてくださいね!

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