
ギリシャのエーゲ海といえば、数々の神話の舞台として知られる、白い街並みと紺碧の海が織りなす絶景が大人気の旅行先!
一度見たら忘れられない絶景やリゾート体験はSNS映え間違いなし。世代を問わず、世界中からの旅行者が増えています。
そこでこの記事では、エーゲ海に浮かぶ人気の島々の魅力や違いを比較し、アクセスや費用・ベストシーズン・注意点などを詳しく解説していきます。
今エーゲ海のどの島を旅行先に選べばよいかわからない…という方も、この記事を読むことで旅の目的がぐっと明確になりますよ。
エーゲ海諸島の基本情報
まずは、エーゲ海の島々を旅する上で押さえておきたい基本情報からご紹介します。
エーゲ海とは?古代ギリシャ文明の中心地
エーゲ海とは、地中海東部に位置する、ギリシャとトルコ(アナトリア半島)に囲まれた海域のこと。
エーゲ海には大小約2,500の島々が点在するため、「多島海」として知られています。
地図で見るとギリシャ本土の東側にあるエーゲ海、そこに浮かぶ島の大部分はギリシャ領で、ギリシャの自然や文化の象徴。
ヨーロッパ最古の文明であるエーゲ文明(ミノア文明・ミケーネ文明)が栄えた地でもあり、現在では世界中の旅行者を惹きつける人気のクルーズエリアとなっています。
各島はフェリーや飛行機でアクセス可能で、島ごとに雰囲気や観光スポットが異なるのが魅力です。
ギリシャの基礎知識
ギリシャはというと、バルカン半島の南端に位置し、ルーマニアやブルガリア、アルバニアのさらに南側に位置する、地中海沿岸の国です。
公用語はギリシャ語、通貨はユーロが使用されています。
首都はアテネで、古代遺跡と現代都市が共存するギリシャの中心地。世界中から観光客が集まります。
また、エーゲ海だけでなくイオニア海には美しい島々が点在しており、それぞれが異なる個性と景観を持っています。
エーゲ海は温暖で過ごしやすい地中海性気候
エーゲ海沿岸は地中海性気候に属し、年間を通して温暖な気候が特徴です。
夏は晴天が多く、乾燥した暑さで観光に最適な季節。冬は雨が多いものの、比較的温暖で過ごしやすいです。
春・秋は20〜25℃前後と過ごしやすい気候で、ビーチで過ごすのにも、遺跡巡りや街歩きにも向いています。
エーゲ海を楽しめるベストシーズンは春と秋!
エーゲ海を楽しむベストシーズンは、気候・観光の快適さを考えると春(4月〜6月頃)と、秋(9月〜10月頃)が特におすすめです。
海水浴やマリンスポーツを楽しむなら、ハイシーズンである夏(6〜8月)も人気ですが、その分観光客が多くホテルやフェリー料金が高くなりがちです。
観光地巡りや遺跡をじっくり楽しみたい場合は、混雑の少ない時期である4月〜6月頃、9月〜10月頃を選ぶのがおすすめ!
気になるエーゲ海の治安は?
ギリシャ全体として観光客向けのエリアは比較的治安が良いとされていますが、スリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要です。
特に港や観光地、フェリー乗り場など人が多い場所では、財布やスマホなどの貴重品を常に身につけておきましょう。
また、アテネなどの大都市では夜間に人通りの少ない場所を避ける、お金をおろすときに細心の注意を払うなど、海外で気をつけるべき基本的な注意はしておく必要があります。
エーゲ海でおすすめの島5選

ここからは、エーゲ海旅行で外せない人気の島々を紹介します。
それぞれの島ごとの特徴やおすすめポイント、訪れるべきスポットなどをわかりやすく解説!
エーゲ海には数多くの島がありますが、この記事では人気と魅力で特におすすめの島を5つ紹介します。
①海に沈む夕日は一生もの:サントリーニ島
エーゲ海を代表する人気の観光地であるサントリーニ島は、白い街並みと青い海のコントラストが魅力で、撮影スポットとしてもトップクラスの人気を誇ります。
サントリーニ島は火山活動によって誕生した島で、カルデラ地形が生み出す独特の景観が特徴。
岩をくり抜いて作られた洞窟住居や洞窟型ホテルも多く、非日常感あふれる滞在を楽しむことができます。
中でもティラ島北端の街イアは有名なスポット。どこを切り取っても絵になる絶景が広がっています。
そして、サントリーニ島で絶対に外せないのが、「世界一美しい」と言われる夕日です。
古城や崖沿いなどの展望スポットが人気で、白い建物が夕日に染まる景色は圧巻、一生の思い出になること間違いなしです。
さらに、火山性土壌で育つブドウから造られるワインもサントリーニ島の名物で、ワイナリー巡りなども人気です。
②絵本のような街並みが続く:ミコノス島
ミコノス島は「エーゲ海の白い宝石」とも呼ばれる人気の島。街並みは白壁と青い海が印象的です。
昼間はビーチやカフェ巡り、夜はナイトライフを楽しむことができ、若い旅行者にも人気で、カト・ミリの風車やリトルベニス地区など、フォトジェニックなスポットも豊富です。
また、ホテルやレストランが多く、リゾート気分を存分に味わえることから、滞在型の旅行にも向いています。
③おおらかで大きい島:クレタ島
エーゲ海最大の島であるクレタ島は、豊かな自然と歴史が融合した島です。この島の見どころはなんといってもクノッソス宮殿です。
古代ミノア文明が栄えていたクレタ島で、ミノア文明の代表的な建築がクノッソス宮殿。
城壁の四方すべてにフレスコ画が施されており、その精緻な装飾や建築技術からは、当時いかに高度な文明が築かれていたかがうかがえます。
歴史に惹かれる人にとっては、想像力をかき立てられるロマンあふれる見どころといえるでしょう。
クレタ島ではクノッソス宮殿をはじめとする歴史的遺跡を巡りながら、砂浜のビーチや地元のグルメを楽しむことができます。
ちなみにクレタ島はオリーブ栽培発祥の地の一つ。6000年以上の歴史を持ち、樹齢数千年の世界最古級のオリーブの木が今も現役で、島の文化と食生活に深く根付いています。
④遺跡で歴史のロマンを味わう:ロドス島
歴史と文化を感じたい方には、ロドス島がおすすめです。
この島は中世の要塞や旧市街が美しく保存されており、主都ロドスタウンの旧市街全体が「ロドスの中世都市」として1988年に世界遺産に登録されています。
ゴシック様式の城塞都市は、まるで中世にタイムスリップしたような雰囲気。
古くから要塞都市として栄えた歴史を感じられるこの島では、城壁や教会、旧市街の石畳の路地を散策するのが醍醐味。歴史や遺跡が好きな方にはピッタリの旅先です。
⑤自然が楽しめる穴場な島:ザキントス島
ザキントス島は、エーゲ海でも特に透明度の高い海と美しいビーチで知られる島です。
ナヴァイオビーチ(別名:シップレックビーチ)などのビーチは断崖から見る絶景が有名で、写真スポットとしても大人気。
ジブリの人気映画「紅の豚」のモデルとも言われている島で、自然美が魅力です。
夏にはウミガメの産卵スポットとしても知られており、自然との触れ合いも楽しめます。
エーゲ海の島観光にかかる費用目安
エーゲ海の島々を旅行する際は、日本からの渡航費だけでなく、島間移動や宿泊費、現地での食事代など、複数の費用項目を考慮する必要があります。
日本からギリシャ・島への移動にかかる費用
日本からギリシャへ渡航する場合、多くの旅行者はアテネを経由することになります。
日本〜アテネ間の往復航空券は、利用する航空会社やシーズンによって差がありますが、15万〜20万円程度が一般的な目安。
アテネ到着後は、国内線またはフェリーを利用して各島へ向かいます。
フェリー料金は片道7,000〜10,000円前後が多く、高速艇を選ぶと移動時間は短縮される一方、料金はやや高めに。
島によっては空港があり、国内線を利用することで移動の負担を減らすことも可能です。
ホテル・食事など現地滞在中の費用目安
エーゲ海の島観光では、宿泊費が旅費全体の中でも大きな割合を占めます。
サントリーニやミコノスといった人気の島では、海を望む高評価のホテルに宿泊する場合、1泊2万〜4万円程度が相場です。
一方、内陸部やオフシーズンを選べば、1泊1万円台で宿泊できるケースもあります。
食事代は、ローカルなタベルナ(大衆食堂のこと)であれば1食2,500〜4,000円ほどで楽しめますが、観光地のレストランではやや高くなる傾向があります。
加えて、島内のツアー参加費や観光施設の入場料なども考慮し、島1つあたり数万円の余裕を見ておくと安心です。
費用の具体例をご紹介
ギリシャは日本と比べると物価がやや高めで、現地滞在中の出費も多くなりがち。
航空券や宿泊施設のグレードによって大きく変動しますが、目安としては1週間の旅行で1人あたり最低限20万円程度から見込んでおくと安心でしょう。
また、複数の島をめぐる旅程では30万円以上と思っておくと余裕を持って楽しむことができます。
エーゲ海の島を観光する際の3つの注意点
エーゲ海は魅力的な旅行先ですが、スムーズな旅行のために知っておきたい注意点も。
ただし事前に知っておくことで回避できることがほとんどなので、ここでは特に重要な点を3つ、解説していきます。
治安:スリ・置き引きの犯罪リスク
国外ではどこの観光地でも、スリ・置き引きといった軽犯罪のリスクがゼロではなく、ギリシャも例外ではありません。
特に混雑する港や観光スポットでは貴重品の管理を徹底し、人通りの少ない場所では注意深く行動するようにしましょう。
また、路上での押し売りにも気をつけたいところ。観光客が多く集まるエリアでは、旅行者を狙った押し売りや詐欺まがいの行為が行われていることがあります。
筆者もギリシャではないですが、慈善活動を装って金銭を要求されたことがあります。
海外に慣れていないとNOが言いづらかったり無視しづらいこともあるかと思いますが、知らない人から物を渡されても受け取らないようにする、道端で声をかけられても簡単に立ち止まらず、必要に応じて断ることが大事です。
海外初心者の方は、「人混み」「客引き」、夜の「ひとり歩き」「人通りのない道」を避けるというルールを覚えておきましょう!
これらを徹底するだけで、トラブルを回避できる可能性がぐっとあがります。
フェリー:天候やストライキの影響で遅延することがある
フェリーはエーゲ海での移動手段として便利ですが、風や波の影響、現地のストライキなどにより運休や遅延が発生することがある(珍しくない)ことを知っておきましょう。
旅行の日程には余裕を持ち、天候情報をこまめに確認することが大切です。
ギリシャならでは:デモやストライキに注意
日本にいるとなかなか見ることはありませんが、ギリシャではその経済情勢を背景に労働組合によるデモやストライキが比較的頻繁に行われています。
とくに首都アテネでは、シンタグマ広場周辺を中心に大規模な集会が行われることがあり、状況次第では参加者同士の衝突など、緊張感が高まるケースも見られます。
観光中に思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、事前の情報収集と冷静な判断が欠かせません。
もし遭遇することがあれば、デモや集会が行われているエリアには立ち入らず、迂回ルートを選んで行動するようにしましょう。
また、日本大使館の公式情報や現地ニュースをチェックし、最新の動向を把握しておくことが重要です。
万が一近くで騒ぎが起きた場合は、速やかにその場を離れることを最優先にしてください。
公共交通機関が停止している場合は、タクシーや宿泊先の送迎サービスを活用すると安心です。
エーゲ海の島でゆったりとした時間を過ごそう
エーゲ海の島々はそれぞれに異なる魅力があり、風景や歴史、アクティビティなど目的によって島を選ぶことができます。
サントリーニの絶景、ミコノスのリゾート感、ロドスやクレタの歴史の深さ…どれも旅行の思い出に残るスポットばかりです!
初めてのエーゲ海旅行でも、基本情報を押さえて注意すべきポイントを知っておけば安心して計画が立てられます。
この記事を参考に、自分にぴったりの島を見つけて、最高の旅行プランを立ててください!
◇経歴
幼稚園時代をシンガポールで過ごし、現地の友達と英語でよく遊んでいました。小学校からは日本で暮らし、中学生の時にカナダにホームステイした経験から海外での暮らしに魅了され、東京外国語大学に進学。
在学中にバンクーバーへの留学を経て就職し、新卒で入った会社では外資系クライアントと英語でやり取りをしていました。
現在は仕事で英語を使う機会はほとんどないものの、趣味として楽しく勉強し続けています!
◇資格
TOEIC940点、TOEFL iBT 90点
◇留学経験
バンクーバー(カナダ)、半年間、ILSC vancouver
◇海外渡航経験
・シンガポール(居住・旅行)
・マレーシア(旅行)
・モルディブ共和国(旅行)
・サイパン(旅行)
・カナダ(ホームステイ・留学)
・グアム(旅行)
・タイ(旅行)
・ドイツ(旅行)
・イタリア(旅行)
・トルコ(旅行)
・インドネシア(旅行)
◇自己紹介
英語が話せるだけで、世界中の「私が自分の言葉で会話できる人」の母数がぐんと広がったことが、私にとってはいちばん面白いポイントでした!これからも英語を通じていろんな地域のいろんな文化や人に触れ、知らないことを知っていきたいと思っています。