
フィリピン発のファストフードチェーン、ジョリビー。フィリピン人にとって、国民食ともいえる大切な存在です。バーガーやチキンに加えてスパゲッティも店の人気メニューで、フィリピンならではの味が楽しめます。
家族や友人との集まりで欠かせない人気のファーストフード・ジョリビーですが、日本にも出店しているのでしょうか?
本記事では、ジョリビーの日本進出状況、ジョリビーの特徴や人気の理由、おすすめのメニューなどについて詳しく解説します。
ジョリビーは日本に進出済み?
ジョリビーの味は、日本でも楽しむことはできるのでしょうか?以下で、ジョリビーの日本進出状況について解説します。
2025年9月現在、日本での店舗展開はなし
2025年9月現在、残念ながら日本にはジョリビーの店舗はありません。ジョリビーは、フィリピン国内や海外の一部の国々に店舗を展開しており、特にアメリカや中東、アジアの他の地域で店舗数を増やしています。日本進出の噂は時折聞かれますが、現時点では公式に日本での店舗オープンは実現していません。
ジョリビー日本進出の噂
実は、ジョリビーは過去に時折日本進出が囁かれていました。フィリピン本社のジョリビー・フード・コーポレーションは、過去に日本市場への進出についての計画や可能性についても公式に言及しています。特に、日本に住むフィリピン人コミュニティや、アジア料理が人気の高まる中で、日本市場には大きな潜在的な需要があると見込んでいたためです。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDX24H1N_U5A320C1FFE000/
ちなみに、一度は2019年に日本進出が予定されていましたが、残念ながら計画はストップ。現在までジョリビーの日本進出は実現していません。
日本進出が実現すれば、ジョリビーのユニークなメニューやフィリピンの味を楽しめる貴重な場所として注目されることでしょう。しかし、具体的な時期についてはまだ発表されていないため、ジョリビーファンは引き続き情報を心待ちにしています。
日本進出の候補地
ジョリビーが日本への進出を検討していた際の候補地のひとつは、日比谷だったと考えられています。『ジョリビー 日本 店舗』と検索すると、『ジョリビー 日本 店舗 日比谷』という検索候補が見つかるからです。
日本に住むフィリピン人やジョリビーファンからは「いつか日本にも来てほしい!」という声が多くあがっており、SNSでも進出を期待する投稿が時折見られます。現時点では日本進出に関する具体的な計画は明言されていませんが、今後日本市場にも進出する可能性は十分あるといえるでしょう。
系列店のコーヒービーン&ティーリーフ
実は、ジョリビーの系列店であるカフェチェーン、コーヒービーン&ティーリーフは以前日本にも展開していました。2015年に日本橋にて1号店が出店し、一時は店舗数も増加していましたが、2022年3月には最後の1店舗が閉店。
現在はコーヒービーン&ティーリーフの店舗は、残念ながら日本にはありません。
フィリピンではマクドナルドよりも強いジョリビー
1975年にフィリピンで創業されたファストフードチェーン、ジョリビー。フィリピンでのシェアは、マクドナルドをはるかに凌ぎます。
以下では、ジョリビーの特徴について詳しく解説します。
ジョリビーの主なメニューや特徴
ジョリビーの特徴は、フィリピン人好みの味を取り入れたメニューが豊富なこと。代表的な商品としては、フライドチキン「チキンジョイ」、甘いソースをかけたハンバーガーなどがあります。なお、バナナケチャップを使った、独特の味付けのスパゲッティも人気です。
ジョリビーの創業者
ジョリビーの創業者は、フィリピンの実業家トニー・タン・カクション氏です。1953年にフィリピンの中国系移民の家庭に生まれ、若い頃から商売に興味を持っていました。
アイスクリームの販売から始め、1975年にマニラでジョリビーを開店。最初は小さなアイスクリームショップでしたが、お客様の「もっと料理を」との声に応えフライドチキンやハンバーガーを提供するようになりました。
ユニークなメニューとフィリピン人の心により添ったあたたかいサービスが評判となり、ジョリビーは瞬く間にフィリピン全土に展開。フィリピン最大のファーストフードチェーンとなりました。
創業者の情熱と挑戦心が、マクドナルドやバーガーキングと一線を画すファーストフードチェーンを作り出し、世界的な成功を生んだのです。
マスコットキャラクター、ジョリビーくん
ジョリビーの特徴はメニューだけでなく、マスコットキャラクターにもあります。ジョリビーのアイドル、ジョリビーくんは蜂のような姿の公式マスコット。
フィリピンやセブの店舗では、ジョリビーくんに会えることがあります。一部の店舗に設けられたパーティースペースにて子どものバースデーパーティを開く際に、ときどきジョリビーくんが来てくれることも。子どものみならず、大人も大喜びのサービスです。
フィリピン全土のショッピングモールや繁華街には、ジョリビーの支店がたくさんあります。セブでは、特に以下のショッピングモールなどでジョリビーくんに会える可能性が高いです。
・ジョリビー・SMシティ セブ(SM City Cebu)
・ジョリビー・セブ ITパーク(Cebu IT Park)
店舗ではジョリビーくんのぬいぐるみが置かれており、イベントやキャンペーンの際にキャラクターと一緒に写真撮影ができます。
ジョリビーの公式SNSにはジョリビーくんが登場する時間や場所など、イベント情報も充実!ジョリビーくんを見かけた際にはぜひ、記念写真を撮ってみてください。
ジョリビーの海外進出状況
ジョリビーはフィリピン国内に1,400以上の店舗を展開するほか、世界中に海外展開しています。現在、フィリピンの他に、アメリカ、香港、シンガポール、サウジアラビア、イタリア、イギリスなど、270店舗以上を海外で展開。特に、以下のような場所に店舗を構えています。
・ショッピングモールのような商業施設
・主要観光地
・大規模な駅をはじめとした、交通の要所
・ィリピン人労働者などのフィリピンからの移住者が多い都市
フィリピン料理を懐かしむ人々にとって、ジョリビーはくつろぐことの出来る憩いの場所。
手頃な価格の美味しい料理を通じて家族や友人との楽しいひとときを提供する場所として、ジョリビーは現地だけでなく世界中で愛されています。
フィリピンでジョリビーが人気の理由
ジョリビーの人気の理由は、フィリピン人好みのユニークで独特の味にあります。
他のファーストフードチェーンとジョリビーの大きな違いは、フィリピン料理をファストフードとして提供すること。こうしたユニークな方向性が、フィリピンのファーストフード界で一線を画しました。
フィリピン人の好みを考えた特製グレービーソース、バナナケチャップを使った甘いスパゲッティ、マンゴーピーチパイなど、フィリピンならではの味が豊富です。
さらに、ジョリビーは家族団らんの食文化を重視。温かい雰囲気と手軽に楽しめる価格帯が、幅広い年齢層に支持されるようになりました。
フィリピンで試してほしいジョリビーのおすすめメニュー
ジョリビーには、フィリピンの味を楽しめるユニークなメニューがたくさんあります。以下で、ジョリビーで特に人気のおすすめメニューを紹介します!フィリピンに行ったらぜひ試してみてくださいね。
チキンジョイ
ジョリビーの店の象徴ともいえるフライドチキン、チキンジョイ。外はサクサク、中はジューシーで、特製のグレービーソースをたっぷりかけて食べるのがおすすめです。チキンは、スパイシー味を選ぶこともできます。
もし、フィリピンの人と話す機会があれば、ぜひジョリビーの好きなフードについて尋ねてみてください。多くの人が「チキンジョイ!」と答えるでしょう。
バーガー
甘いソースが特徴的なハンバーガーです。ジューシーなビーフパティに甘酸っぱいケチャップソースが絶妙にマッチし、やみつきになる味です。チーズバーガーやダブルバーガーなどもあり、ボリューム満点で満足感たっぷり。バンズとの相性も抜群です。
なお、アメージングアロハという特別大きなハンバーガーもあります。甘酸っぱいパイナップルとジューシーなビーフパティの組み合わせが絶妙です。ハワイアンピザというパイナップル入りのピザと同じ感覚で食べられるので、好きな人はすごく好きだと思います。
ちなみに、英語圏ではパイナップル入りのフードは非常に好みが別れます。私が通っていたカナダの語学学校では、「パイナップル入りのフードはありかなしか!?」という熱いディスカッションが、先生と生徒の間で1時間以上続くほど。
中華の酢豚のパイナップルなど、日本人にとっては抵抗がないかもしれませんが、パイナップル入りフードは、国によってさまざまな意見が飛び交うメニューです。
みなさんは、パイナップル入りのフードはお好きですか?
セットメニュー
ジョリビーでは、メインとライス、ドリンクのセットや、ドリンクセットのセットメニュー以外にもたくさんのセットメニューが用意されています。バーガーやチキン、スパゲッティやフライドポテト、ドリンクやライスなど、お好きな組み合わせを探すことができます。
https://www.jollibee.com.ph/menu/
まとめ
フィリピン発の人気ファーストフードチェーンのジョリビーは、2025年9月現在残念ながら日本での店舗展開はありません。ですが、フィリピン独自のユニークな味やメニュー、マスコットキャラクタージョリビーくんを通じて、フィリピン全土で絶大な人気を誇っています。
ジョリビーは、セブやマニラをはじめフィリピン国内に多くの店舗があり、特にショッピングモールや繁華街に出店。ジョリビーくんはイベントやキャンペーン時に登場しますので、会ってみたい人はぜひチェックしてみてください。日本進出も待ち遠しいですね!
◇留学経験
・イギリス ロンドン
・カナダ トロント
これまで、イギリス・ロンドンのWimbledon School of Englishとカナダ・トロントのiLSC Language Schoolで、文法やアカデミックライティング、国際的な社会問題、ジャーナリズムなどのコースを選択し、2年間にわたり徹底的に学びました。
これらの学びを通じて英語のスキルを高めるとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会を得ることができました。特に、アカデミックライティングのコースでは、論理的な構成や明確な主張の展開、信頼できる証拠を基にした議論の方法を学び、映画をテーマに議論するコースでは、さまざまな文化的背景を持つクラスメイトたちと積極的に意見を交わしながら、異なる視点から物事を考える力を養いました。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
これまでに滞在した国や島:イギリス、ドイツ、スペイン、オーストリア、スイス、フランス、イタリア、インドネシア、バリ、タイ、ランカウイ、プーケット、ハワイ、グアム、サイパン、アメリカ、オーストラリア、カナダ、パンコールラウ、香港、マレーシア、シンガポール、メキシコなどです。
◇自己紹介
これまでいろんな国を旅して来て、たくさんの人々と知り合い数多くの得難い思い出があります。世界各地に友人ができ、やはり共通の言語は英語なので、今では日常的に英語を使っています。また、イギリスやカナダに滞在し、家を借りたり銀行口座を開設したり、現地の学校の申し込みをしたりした経験から、正確な英語を使う必要性を感じました。
英語のスキルでは、リスニングが得意です。また、COLLOCATIONと呼ばれる、英語の言葉が何とペアになっているかに関しての専門的なコースを取ったこともあり、皆様に少しでも有益な情報をお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
◇留学への思い
これまでの留学経験を通じて、さまざまな国の人々と出会い、共通の言語として英語が必要不可欠であることを実感しました。現在では日常的に英語を使い、世界中の友人とコミュニケーションを取っています。
異なる母国語を持つ人々と円滑に意思疎通を図るためには、英語は欠かせないツールです。英語は単なる言語にとどまらず、異文化への理解や国際的な問題に対する深い洞察を得るための重要な鍵であることを強く感じています。
留学では、学業以外の思い出も、留学生活をさらに思い出深いものにしてくれました。ロンドンでは、クラスメイトとフランスやイタリアを訪れ欧州の文化を体験したり、週末にロンドンの地下鉄「チューブ」に乗りピカデリーでミュージカルを楽しんだりと、充実した時間を過ごしました。
トロントでは、ワールドカップ期間中にキャンパスのロビーに設置された大きなテレビの前で、世界中の学生たちと共に相手や自分の国の試合を応援し、にぎやかなひとときを楽しみました。
これからも、みなさんに有益な情報をお届けできるようつとめていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。