韓国語学習に必要な学習時間は? 絶対習得できる勉強方法と思考法をご紹介!

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韓国ドラマやK-POP、また韓国旅行などをきっかけに韓国語に興味を持ち、学んでみたいと思っている、また既に学んでいる人も多いと思います。ですが、私たちは忙しい毎日を過ごしています。

そのため、韓国語を学びたいという意欲があっても、勉強時間をなかなか確保できないと感じている韓国語学習者は多いのではないでしょうか。そんな状況で韓国語習得に成功するために、特に韓国語初級レベルの学習者は効率的な勉強法を実践することが重要です。韓国語習得は、学習時間を確保してする方が望ましいです。

ですが今回の記事では、時間がない中でも効果的に韓国語習得をしたい人のための思考法と勉強方法を紹介します。

1.学習時間が取れない分、習得までに時間がかかると心得る

韓国語をマスターするには、特に初級のうちは相当な時間と努力が必要になります。多くの外国語学習と同様に、短期間で習得することはほとんど不可能です。外国語習得では、日常生活に必要な言語能力(生活言語能力)であるBICS(Basic Interpersonal Communication Skills)を習得するまでに約2~3年かかると言われています。

これは、まとまった時間を学習にあててする場合の目安です。時間をかけて学習した場合でも約2~3年かかるため、学習時間を取れない場合であれば、更に時間がかかることは言うまでもありません。

このように学習時間が限られている場合、その分習得までに時間がかかることを心得て無理のないペースで進めることが大切です。特に、文法や発音の基礎をしっかり固めることが重要です。

焦って学習を進めると、基礎が不十分なまま次に進んでしまい、後になって学習が進まず結局また一からやり直すことにもなりかねません。 韓国語初心者であればなおさら、韓国語初級レベルの基礎固めにしっかりと時間をかける必要があります。進度がたとえゆっくりでも、確実に進んでいけば、韓国語能力試験や日常会話にも対応できる韓国語スキルが身につきます。

2.安易な学習法に絶対に飛びつかない

学習時間が取れない場合、簡単で楽にすき間時間でも習得できる方法はないかと探したり、飛びついたりしがちです。例えば、「一日たった5分の勉強で韓国語習得できる」や「聞くだけで会話ができるようになる」といった甘い言葉で目を引くキャッチコピーに惑わされるのは、特に時間のない韓国語学習者にとって危険です。

短期間で結果が出ることを期待して、安易な勉強法に手を出してしまうと、結果的に時間と労力を無駄にしてしまう可能性が高いです。特に韓国語初級レベルでは、その後の学習の土台となる基本的な文法や単語学習、発音に重点を置く必要があります。これらをしっかり学び身に付けることで、後々の学習がスムーズになります。

逆に、基礎をおろそかにすると、いくら時間をかけても韓国語能力が思うように伸びません。時間がないと焦ってしまいがちですが、多少の時間をかけてでも、確実な学習を進めていくことが大切です。

3.時間が取れない分、毎日必ず学習する習慣をつける

韓国語など外国語習得はスキルの習得です。スキルの習得は、学習や練習を毎日継続し習慣化しなければできません。限られた時間の中でも、毎日少しでもよいので韓国語に触れることが重要です。

特に初級のうちは、短時間でも毎日続けることです。本当に忙しい日であれば1日5分でも、単語を覚えたり、リスニング練習をするなどして韓国語勉強をいち早く習慣化することが習得成功のカギになります。たとえ多忙な日々でも、テキストの例文の音読練習をしたり、日常会話で使われる表現を覚えたりするなどできることはあります。

このような、できる範囲内の小さな学習が長期的に大きな成果を生むことになります。また、忙しい中でも学習の習慣化のために、韓国語講座やオンライン韓国語レッスンを利用して継続的に学習することもひとつの方法です。繰り返しになりますが、学習の継続は外国語学習全般において非常に重要であり、習得成功のためには不可欠な条件です。

4.学習目標をなるべく狭める

同じ学習目標であってもまとまった学習時間を取れる場合とそうでない場合では当然のことながら目標到達までに要する期間が変わります。確かに、目標到達には時間だけをかければ良いわけでは必ずしもありません。

ですが、学ばなければならない学習内容が同じであれば、単語を覚えることなどは、やはり多くの時間をかけて繰り返す方が量的に覚えられます。そのため、まとまった時間をかけられない学習者の場合、学習目標をある程度狭めなければ目標到達までにとても時間がかかります。

学習目標を広範囲に設定すると、目標到達までに時間がかかり、挫折しやすくなります。そのため、特に学習を始めたばかりの初級の段階では目標を狭めることが重要です。例えば、2週間で1課の学習を終わらせる、のようにまず大きな目標設定をします。その後「単語を1日5個覚える」「基本的な文法を使った文を毎日3つずつ作って音読練習をして定着させる」など、具体的で達成可能な目標を設定します。

「韓国人レベルで会話をできるようになる」といった大きな目標を立てるのではなく、小さな目標を積み重ねることで、達成感を得やすくなり、モチベーションが維持しやすくなります。例えば、韓国旅行に行きたい場合、「半年後に韓国人と挨拶や簡単な日常会話ができるようになる」といった具体的なシチュエーションをイメージして学習を進めると効果的です。無理のない範囲で達成可能な目標を設定することが、挫折を防ぎ学習を習慣化するための秘訣です。

5.すき間時間を最大限活用する

日々の忙しさの中でも、通勤時間や待ち時間などのすき間時間を有効活用することで勉強時間を作ることは可能です。短時間でも韓国語に触れることで、学習の定着がより深まります。机に向かいテキストを開いてする通常の勉強となると難しくても、スマホで音声や動画教材を視聴するのであれば外出先でもできるのではないでしょうか。

通勤時間や待ち時間を有効活用し、自分のレベルに合ったリスニング音声を聞いてリスニング力を高めたり、単語カードアプリを利用して覚えた単語を復習するのは良い方法です。このような勉強でも習慣化すれば短時間でも着実に学習を進めることができます。

声を出すことが可能な状況であれば、自分で発音や会話の練習を繰り返すことで、少しずつ韓国語を話すことに慣れたり自信も付いてきます。時間がない中でも、日常の中で韓国語に触れる機会を増やすことが、習得への近道です。

6.学習内容を使える時間ごとにタスク化する

まとまった学習時間を取れる場合、一回の学習で単語と文法学習、問題を解くなどいくつかの学習を一気にすることができます。ですが、短い時間でする学習では、一度に複数の学習をすることが難しいです。

そのため、限られた時間を効率的に使うために、学習内容をあらかじめタスク化することが重要です。例えば、10分しかない場合には単語暗記、20分ならリスニング練習、30分あるなら文法の復習といったように、時間ごとにタスクを細かく分けておくと効果的です。

また、学習ができる状況も考慮してタスクを決めるとよいです。例えば、通勤時間では声を出して発音や音読練習することは難しいですが、電車の中で音声を聞いてリスニング練習をしたり、テキストを読んで知識を習得することは可能です。

逆に自宅では、公共のスペースでは難しい学習や文を書く練習、また集中力が必要な学習をするといった具合です。これにより、学習に費やす時間を最大限に活用できます。さらに、タスクを分けることで学習の進捗を管理しやすくなるメリットもあります。タスク化により勉強量を視覚的に確認できるため、モチベーション維持にも繋がります。

7.生活を見直し学習時間を確保するように努める

まとまった学習時間の確保が難しい場合、限られた時間を使い学習することはできます。ですが、やはりある程度まとまった時間を作り集中して勉強に取り組む方が良いに越したことはありません。

韓国語習得は、まとまった時間を取って勉強しても既に触れた通り最低で2~3年かかります。限られた時間でする勉強であれば更に時間がかかるため、人によってはどうしても継続ができないこともあり得ます。

そのため、現状の生活を見直し、学習時間を確保するように努めることが大事です。今の時代誰もが忙しい毎日を過ごしていますが、その中でも学習時間を捻出している人はいます。

忙しい生活の中でも、自分の一日の時間の使い方を見直すことで韓国語学習に使える時間を確保できる場合があります。例えば、何となくSNSやテレビを見ていて気が付くと30分や1時間が経っていたという経験がある人も少なからずいるのではないでしょうか。

これらの時間を少しでも削ることで学習時間に充てることが可能です。他に、自分の楽しみや趣味の時間を韓国語学習に充てることも検討の余地があります。

まとめ

ここまで、時間がない中でも効果的に韓国語習得をしたい人のための思考法と勉強方法について説明して来ました。忙しい毎日の中で貴重な時間を使い、韓国語を習得したいという意欲を持ち勉強することは素晴らしいことです。

その意欲を無駄にしないためにも限られた時間を有効利用し、小さな工夫を積み重ね、忙しい日々の中でも無理なく少しずつ学習を進めることが大事です。大切なのは、時間がないからと急いで結果を求め安易な方法に頼るのではなく、限られた時間でする勉強である以上、普通よりも更に時間がかかることをまず心得ることです。

そして、基本をしっかりと定着させることが大事であることを常に心に留め、焦らずにコツコツと学習を積み重ねることです。また、忙しいから勉強時間が取れないと固定的な考え方をするのではなく、日々の生活で学習時間に回せる無駄な時間がないか見直してみることも大事です。

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