フィリピンのクラークは、フィリピンの人気の語学留学先の1つです。特にクラークは、ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンが受けられる点が人気があります。
今回は、そんなクラーク語学留学の中から、特に人気のあるCIP(シーアイピー)校をご紹介します。
「自身はシャイなので、フレンドリーな先生に習いたい。」
「日本人が少なめの校舎に留学したい」
「カナダやオーストラリアへのワーキングホリデー前に、ネイティブとスムーズにコミュニケーションが取れるようになりたい」
このような方には、最適な留学先です。クラークやCIPへの留学に興味のある方は是非最後までお読みください。
CIPフィリピンの基本情報と特徴
基本情報
CIP(シーアイピー)校は、生徒数最大100人、2007年創立のフィリピンにある韓国資本の語学学校です。
CIP校はフィリピン政府公認の語学学校で、TESDA(Technical Education and Skills Development Authority)やSEC(Securities and Exchange Commission)から承認されている、正規の語学学校です。
2022年に施設が改装され、留学生がより学習しやすくするための環境整備が行われました。カラフルな建物と、広々とした清潔な校舎が印象的な語学学校です。
生徒の満足度の高い学校で、講師やオフィスの人がフレンドリーで、生徒との距離も近く、新入生に対してウェルカムな環境となっています。
寮は学校の敷地内にあり、1人部屋〜4人部屋まで用意されています。CIPの校舎の様子については、学校公式のYouTube動画から観ることができます。
https://youtu.be/BghZtc04TCE?si=AWySUpzfDEtIS5Ud
開講されているコースについて
CIPで開講されているコースとしては、一般英語コース、試験対策コース(IELTS、TOEIC、TOEFL)、ビジネス英語コース、ジュニアコースがあります。
Native ESLの1日の内容としては、マンツーマンが4コマ(3コマがフィリピン人講師、1コマがネイティブ講師)、小グループが3コマ、大グループが1コマの合計8コマとなっています。
特徴1: 比較的治安の良い立地にある
クラークには、以前米軍基地があり、現在は経済特区が設けられ、フィリピンの中でも治安が良い場所になっています。
CIPの校舎は、経済特区外にあるものの、高級住宅街の近くにあり、校舎のセキュリティーもしっかりしているため、校舎内で治安に関して不安になることはありません。
特徴2:生徒が多国籍
CIPは、様々な国からの留学生を受け入れています。日本人、韓国人、中国人のほか、アラブ系、台湾、ベトナム系の留学生も多いです。そのため、異文化交流を楽しみながら英語を学ぶことができます。
特徴3:アクティビティの施設が充実している
CIPはキャンパス型の語学学校で施設も充実しています。食堂や自習室の他、生徒が集まってお茶や談話ができるカフェテリア、プール、体育館があります。校舎でバドミントンやバレー、バスケなど様々なアクティビティをすることができます。
口コミから見るCIPの評判と実態
CIPの良い評判と悪い評判をまとめました。
良い評判
元ホテルのシェフが料理を作っており、食事は美味しいという感想が複数ありました。日本食の提供があり、量についても好きなだけ食べることができるので満足という意見がありました。
フィリピン人講師、ネイティブ講師ともにフレンドリーで、初め英語を話すことに抵抗がある場合でも、安心して英語で話せる環境があるという意見がありました。
授業の内容の変更や、合わない講師の変更などは柔軟で、マネージャーに連絡をすることですぐに変えてくれるのが良かったという感想がありました。
学校では、クリスマスパーティーやハロウィンパーティーなどの季節のイベントがあり、楽しかったという意見が多くありました。放課後のスポーツアクティビティに参加をすることで、学校の雰囲気に馴染めたり、他の生徒との交流や英語を使用する機会も増えるようです。
学校の徒歩圏内には、レジャー施設や歓楽街がないため、CIPに勉強をしに来ている生徒は、夜も自習室で学習をするなど、真面目に英語を勉強しに来ている人が多いという感想がありました。
悪い評判
寮で、夜WiFiがつながりにくくなるという感想がありました。生活面では、シャワーの水圧が弱く、停電の場面もあったというコメントがありました。
CIPでは、生徒に合わせて様々な国の料理が提供されており、中には辛いものもあるので、すべて食べられなかったという意見がありました。日本のお味噌汁の出汁が日本のものとは違うというコメントもありました。
CIPでは、母国語使用禁止ルール(EOPルール)がないので、母国語を使用している人がいる。同じ国籍同士で固まってしまう傾向がある、という感想がありました。日本語の使用を避けたい場合、なるべく多国籍なグループを探して入る、積極的に声をかけるなどの工夫が必要です。
まとめると、良い評判としては、食事が美味しい、講師がフレンドリーで英語を話しやすい、学校のイベントが面白いなどがありました。
悪い評判としては、寮でのWiFiのつながりにくさ、合わない食事もあること、母国語を使用している生徒もいる、というものがありました。
ただ、学校の運営に関しては、生徒のフィードバックを受けて日々アップデートされていくため、最新の口コミや評判をチェックする必要があります。実際に聞いていたよりも悪くなかったということもあります。
クラークにあるCIPの留学メリットとは?
ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンがある
フィリピンの語学学校のほとんどが、フィリピン人講師のみですが、CIPではネイティブマンツーマンクラス、グループクラスが開催されています。
プチ欧米留学になる
欧米留学も考えていたけれど、費用面や英語力の面でも、そこまでの費用が捻出できない、まずはフィリピン留学で基礎を固めたいという方もいらっしゃると思います。
フィリピン人講師の英語力も海外のビジネスで十分通用するレベルではありますが、そこから徐々に自身の目標にステップアップをして行きたい方には、ネイティブ講師のマンツーマンが有効です。CIPには、プチ欧米留学のようなメリットがあります。
日本人が少なめ
クラークはセブ島と比較して、日本人にとってマイナーな留学先であるため、日本人の比率がセブ島より少なめです。
生徒全体の中での日本人比率は10%〜30%です。夏休みシーズンである7〜9月や、2月、3月は日本人の割合が多い時期となります。
ネイティブ講師がいる語学学校CIPの魅力
ここでは、ネイティブ講師が在籍するCIPの魅力についてご紹介します。
フィリピン人講師とネイティブ講師のいいとこ取り
フィリピン人講師とネイティブ講師の組み合わせでレッスンを受けることによって、双方の講師の良いところ取りができます。
例えば、フィリピン人講師からは、文法なども含めた基礎的な学習や英語を話すことへの抵抗感の払拭、ネイティブ講師からは、発音やネイティブの間やより自然な言い回しなどを学ぶことができます。
ワーキングホリデー前の留学先として最適
ネイティブ講師によるマンツーマンレッスンの受講は、カナダ、オーストラリアなど英語圏へのワーキングホリデーを考えている場合の前準備として最適です。CIPでネイティブ講師とのマンツーマンを受けることで、ステップアップがしやすくなります。
IELTSのスピーキング対策に最適
CIPは、IELTSの試験対策のベテラン講師が多い学校です。IELTSのスピーキングの試験は、ネイティブの審査官との対話になるため、ネイティブ講師とマンツーマンのレッスンはIELTSのスピーキング対策としても有用です。
他のフィリピン語学学校とCIPの違い
次にCIP校と他のフィリピン語学学校との違いについて説明をします。
約6名のネイティブ講師が在籍している
クラークはネイティブ講師がいる語学学校が多いですが、CIPはネイティブ講師が6人在籍しており(時期や生徒数により変動します。)
ネイティブ講師の人数が多いです。一部のカリキュラムを除いて、ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンが実施されています。
講師の質が高い
CIPの講師の質は高いと評判です。多くのベテラン講師が在籍している他、教師のトレーニングも給与を支払いながら実施され、講師の指導力の向上に力を入れる仕組みがあります。
学校主催の様々なアクティビティがある
学校主催のアクティビティが実施されています。
例えば、放課後に講師とも一緒にスポーツ・アクティビティに参加をしたり、生徒の希望に合わせて、映画等のオプションクラスが開催されたり、月に2回程度孤児院を訪問する機会があるなど、他の語学学校にないユニークなアクティビティが実施されています。
入学初日からレッスンの授業ができる
通常、他の語学学校であれば、入学初日はオリエンテーションや英語力テストなどで、レッスンがない学校がほとんどです。
しかし、CIPの場合は渡航前に英語力テストを済ませているため、初日からレッスンを受けることができます。短期滞在で、留学期間をフルに有効活用したい方にとって便利な制度です。
まとめ
今回は、フィリピン・クラーク地域にある人気校の1つCIP校について、基本情報や口コミ、ネイティブ講師の授業を受けるメリット等についてまとめました。
フィリピン講師とのレッスンで英会話初心者の卒業を目指しながら、ワーキングホリデーや英語圏への2カ国留学へのステップをしたい方に、CIP校は特におすすめです。
中小規模の語学学校でありながら、アットホームな環境で、個々の目的に合わせた英語学習環境が整っています。クラークへの留学を考えている方の参考になれば幸いです。

◇経歴
・国際教養学部卒業
・外資系企業に勤務経験があり、アドミや会計分野で、インド人、カナダ人、オーストリア人、フランス人など様々な国の出身の同僚と働いた経験があります。
◇資格
英検1級、TOEIC 900点、IELTS 7.5 など
◇留学経験
大学時代に交換留学プログラムでイギリスの大学へ1年間留学し、リサーチの基礎や英語学について学びました。
◇海外渡航経験
・高校時代にシンガポールで3週間ホームステイをし、現地の高校で授業を受講した経験があります。
・大学留学中は休暇を利用してヨーロッパ各国を旅行し、多様な文化に触れました。
◇自己紹介
英語が好きで、子どもの頃から自ら進んで勉強してきましたが、日本式の文法やリーディング中心の学習方法では、なかなか話せるようにならず、苦労した経験があります。ネイティブキャンプでの英会話に助けられました。