近年、語学研修先として人気なフィリピンのセブ島。そんなセブ島は、日本からの直行便があり、フライト時間も5時間程と海外にしては短いため、日本人からも人気のある留学先のうちの1つです。
本記事では、そんなフィリピン・セブ島の基本情報や人気の理由、人気語学学校ベスト5や自分に合った学校の選び方などご紹介していきます。
- セブ島基本概要
- セブ島留学の魅力と人気の理由
- セブ島留学にかかる費用
- 学校選びのバリエーションが豊富
- ランキングの基準:評価項目と選定方法
- 【施設が綺麗な学校】
- 【スピーキング力の向上に定評がある学校】
- セブ島人気語学学校ベスト5の紹介
- 学校選びのポイント:自分に合った環境を見つける
- まとめ
セブ島基本概要
セブ島は、フィリピン中部の「ビサヤ諸島」という所にある島で、フィリピンの首都マニラに次ぐ第2の都市です。
セブ島と聞いて、まず最初にリゾートな雰囲気をイメージされる方も多いと思いますが、実はセブ島の中にはなく、セブ州の周りにある150程の島々がほとんどなのです。
セブ島の面積は、全島で4,422平方キロメートルで、人口は335万人程となります。(2020年時点)気候は、1年を通して25度~33度程の気温で暖かいのが特徴です。
また、6月~11月が雨季・12月~5月が乾季となっており、特に12月~2月は雨が少なく気温も低いため、比較的過ごしやすい時期となります。
公用語はフィリピン語と英語で、アジア圏では英語が最も通じやすい国とも言われています。
セブ島留学の魅力と人気の理由
続いては、セブ島が留学先として人気な理由をご紹介していきます。
セブ島の物価
日本と比較すると、物価は嬉しいことに安く、1ペソ=2.6円となっています。(2024年12月時点)100ペソで約200円なので、2倍にすれば大体の日本円を計算できることになります。
また、フィリピンの平均月収は9,000ペソ程となっており、日本円では18,000円程となります。留学期間中は生活費を1円でも安く抑えたい方が多いかと思うので、物価が安いのも魅力のうちの1つです。
セブ島留学にかかる費用
物価が比較的安いセブ島。そんなセブ島で留学するには、どのくらいの費用がかかってくるのでしょうか。
①学費は10万円~15万円程
まず、この金額だけを見てしまうと、「高い!」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、セブ島の多くの語学学校では、学費の中に滞在費や食費も含まれているのが一般的です。学生寮の場合、個室ではなくグループ部屋を選べば、更にリーズナブルに滞在することもできるかと思います。
また、食事は週末も含め朝・昼・晩の3食提供してくれる学校もあれば、平日の朝食・夕食のみというケースもあります。なかには別途、入学金や教材費が必要な所もあるので、事前に学校の公式サイトなどで必ず確認するようにしましょう。
②渡航費は5万円~15万円程
日本から行く場合、セブ島までの直行便もあり、航空券は高めになりますが、フライトの時間短縮に繋がります。直行便の他に、首都マニラからの乗継便もあります。
嬉しいことにLCCも飛んでいる路線のため、格安航空券を購入して行くこともできます。
③生活費は5万円程
先程もお伝えしたように、フィリピンは比較的物価が安いため、外食の場合でも1食あたり100〜150円程で十分なのです。公共の交通機関は30円程、タクシーだと1メーター100円程なので、どこへ行くにもあまりお金がかからないのも魅力のうちの1つです。
勉強の合間や休日に、ショッピングやマリンレジャーなどでリフレッシュしたい!という場合は、少し余分に生活費を用意しておくことをおすすめします。その場合であっても、5万円でおつりがくるくらいかと思います。
学校選びのバリエーションが豊富
セブ島には、語学を学ぶためのさまざまな学校があります。
設備が綺麗で有名な学校もあれば、話す・聞くの「集中コース」を持っておりスピーキング強化におすすめの学校、マンツーマンの授業が多い学校や費用が安い学校などさまざまです。
そのため、自分が重視したい基準をもとに、幅広い選択肢の中から学校を選ぶことができるのも魅力のうちの1つです。
ランキングの基準:評価項目と選定方法
セブ島には、語学学校の選択肢が多い分、どこを選べば良いのか悩んでしまう方もいるかと思います。
そこで、人気の語学学校をランキングでご紹介していくと共に、評価項目と選定方法をお伝えしていきます。
【施設が綺麗な学校】
1位:CIA(Cebu International Academy)
2003年の創業から高品質なサービスを提供しているCIAは、セブで最も人気のある語学学校の1つとして有名です。
教師の教育に注力しており、毎週金曜日の夕方には教師トレーニングを実施し、レッスンの空き時間にもトレーニングを実施しています。
教師陣はアカデミックマネージャー1名、アカデミックリーダー3名、アカデミックサポーター3名、その下に部下となる教師が在籍するという組織で、マネージャーは、部下ひとり1人のレッスンを必ず確認するよう義務付けられています。
また、毎朝のミーティングにて改善すべきポイントなどを話し合っているのも特徴です。
学生のレッスンは、10段階の細かいレベル分けで、4~6人の小グループ、6~10人の中グループ、10人以上の大グループでクラスが構成されています。
中グループクラスでは、アメリカやカナダ人のネイティブレッスンを受講することができ、大グループクラスでは、プレゼンや発音矯正など、さまざまなレッスンがあります。
2位:CLC(BAI HOTEL)
レッスンの質と、勉強に集中できる快適な環境に拘りのあるCLC。CLCでは、セキリュティ面でも安心なハイグレードホテルでの滞在を提供しています。BAI HOTELは、セブに隣接しているマンダウエに位置する4つ星ホテルです。
高級ホテルとして有名なだけあり、施設のグレードはもちろんのこと、セキュリティ面も万全で、入口に到着する車には必ずトランクチェックを実施し、ホテル内に入る際も、空港の荷物チェックのようにX線検査を実施しています。
レッスンにおいては多彩なプログラムがあり、学生だけではなくジュニアやビジネスパーソン、ファミリーやシニアなど、英語初心者から上級者まで、それぞれのニーズに合ったものを提供しています。マンツーマンのレッスンが中心で、カスタマイズしたレッスンの受講がができるのも嬉しいポイントです。
また、希望者(申込した人のみ)全員に、入学前か卒業後に「オンライン留学マンツーマンレッスン」をプレゼントしているのも特徴のうちの1つです。(有効期限:卒業後3ヵ月以内)
入学後にどんなレッスンを受講できるのか不安な方は入学前に受講するのがおすすめですし、卒業後にいきなり英語から離れて忘れてしまうのが不安な方には卒業後に受講するのがおすすめです。
3位:CPI(Cebu Pelis Institute)
CPIは市内中心部に位置し、ショッピングモールまでも5分の場所にあり、海や山の自然と都会の両方の魅力を感じられる学校です。施設内にはカフェテリアやフィットネスセンター、屋外プールなどがあるのも魅力のうちの1つです。
施設内は綺麗で、清掃スタッフだけでも約40人が常勤しているほど。食堂やカフェラウンジ、受付など、ラグジュアリーホテルのような雰囲気で、セブの市街地やマクタン島も一望できるほどの高台にあります。
学習プログラムに関しては、9種類以上が提供されています。発音矯正やスピーキング、POP EnglishやZUMBA、女性限定ヨガ教室や女性限定社交ダンス教室など、他校では耳にしないようなレッスンがあるため、英語学習以外の目標を持った生徒たちもたくさんいるのが特徴です。
【スピーキング力の向上に定評がある学校】
1位:API(API BECI Sparta Campus)
APIでは、「Sparta ESL」というESLコースと、「TOEIC・IELTS」というテスト対策コースがあります。短期間で英語力とテスト力を向上させることを目的に、日々の勉強や英語の使用状況を厳しくチェックし、細やかな指導を行っているのが特徴です。
キャンパス内では、「平日の母国語禁止ルール」というものがあり、それに違反した場合はペナルティが課せられます。宿題の未提出や遅刻なども違反となりますが、学生は入学の際に付与される100ポイントから減点方式でペナルティが課せられる仕組みになっています。
そのため、厳しい環境下で本気で外国語を学びたい人におすすめです。
2位:I.BREEZE
セブの中心地にあるI.BREEZEは、ショッピングモールまで徒歩で15分程と立地が良いのが特徴です。
学校から徒歩で15分程の場所には日本食材店や韓国食材店、カフェなどもあるため、留学中の生活に不便な点がないのも嬉しいポイントです。
3位:3D ACADEMY
3D ACADEMYでは、日本人スタッフ2名、日本人インターン3名、中国人インターン1名、フィリピン人高校生もインターンスタッフで3名在籍しており、学生のサポート体制が万全なのが特徴です。
施設内のラウンジは、早朝から深夜までの利用が可能なため、さまざまな用途で利用することができます。また、静かな環境で自習したい場合は、24時間開放されている自習室で勉強することができるのも魅力のうちの1つです。
セブ島人気語学学校ベスト5の紹介
日本人スタッフ2名、日本人インターン3名、中国人インターン1名、フィリピン人高校生もインターンスタッフで3名在籍しており、学生のサポート体制が万全なうえに、コスパが良いのも人気な理由です。
海が近い場所に位置しており、学習状況の管理が徹底されていているのが特徴です。また、豊富な選択肢の中からコースを選択することができるのも人気のポイントです。
セブ島で最大の敷地面積を誇る自然豊かな開放感のあるキャンパス。マンツーマンでのレッスンを中心に受講したい方におすすです。
さまざまな国籍の生徒が集まっているため、多国籍な環境下で勉強したい方におすすめです。キャンパス内の設備が充実しているのも人気の理由のうちの1つです。
教師陣の質と多彩なカリキュラムで、スパルタな環境で勉強ができる学校です。施設内が綺麗な所も人気な理由のうちの1つです。
学校選びのポイント:自分に合った環境を見つける
セブ島の学校選びは、豊富な選択肢があるからこそ、どこが良いのか悩んでしまうこともあるかと思います。
歴史ある語学学校やCAになるための本格的なカリキュラムが揃った学校、欧米ネイティブの教師陣が在籍している学校や勉強だけではなくアクティビティまで満喫できる学校など、さまざまです。
学校選びの際には、自分が「何を学びたいのか」・「どんな環境で学びたいのか」を明確化し、そのうえで学費や生活費などを比較検討しながら決定していくのが良いかと思います。
また、他国で生活するうえでは、自分に合った環境を選択することをおすすめします。
まとめ
本記事では、フィリピン・セブ島の基本情報や人気の理由、人気語学学校ベスト5や自分に合った学校の選び方などをご紹介してきました。
幅広い選択肢の中から自分に合った学校を見つけることは大変ですが、自分が「何を学びたいのか」・「どんな環境で学びたいのか」を明確化し、生活するうえで重要な生活費も考慮し、学費を十分に比較検討し、自分に合った学校を探してみましょう!

◇経歴
・大学時代の4年間
(そのうち1年はシドニーのニューサウスウェールズ大学)
・外資系ブランドの接客時代2年間
・外資系ホテルのコンサル営業時代5年間
◇資格
TOEIC870点、英検2級
◇留学経験
オーストラリア・シドニー・1年間ア・ニューサウスウェールズ大学
◇海外渡航経験
・オーストラリア(留学・旅行)
・アメリカ(海外派遣・旅行)
・オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イギリス、インドネシア、バンコク、ドバイ、マレーシア、フィンランド、デンマーク、シンガポール(旅行)
◇自己紹介
小学生の頃から英語が好きで、英会話教室に通っていました。
さまざまな国籍の方々とコミュニケーションをとることも好きです。
休日は国内外問わず旅行やカフェ巡り、ピラティスなど割とアクティブに過ごしております。