夏休みを活用してサマースクールに参加し、子供の英語力をのばしたいと考えている方に、フィリピン留学をおすすめします。
フィリピンの語学学校には、さまざまな小学生向けのプランが用意され、子供が楽しく英語を学べる環境が整っているのです。
今回は、小学生向けのフィリピンのサマースクールについての情報をまとめました。小学生の子供をサマースクールに参加させたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
フィリピンのサマースクールとは
日本のみでなく世界中から留学生が集まるフィリピンの語学学校では、子供の夏休みを活用した短期留学プログラムとして「サマースクール」「サマーキャンプ」を提供しています。
英語教育に関する豊富なノウハウを持つ講師陣に英語教育を任せることで、子供は限られた時間でしっかり英語を学べるだけでなく、かけがえのない経験を積めるでしょう。
フィリピンのサマースクールは6月〜8月末が人気のピーク
サマースクールに限らず、6〜8月はフィリピン留学が最も人気のシーズンです。そのため早めに予約をしないと、留学先の選択肢がなくなる・どの学校も満席になってしまう可能性があるでしょう。
また、5月頃に申し込みを締め切る学校も多いです。フィリピンのサマースクールに参加したいと考えている親子さんは、出発の6ヶ月以上前までに申し込みを済ませておいてください。年明けには夏の留学先を決められると良いでしょう。
8月の渡航は台風に注意する
フィリピンは一年を通して温暖な気候ですが、8月中旬以降は毎週のように台風が直撃するエリアも存在します。
フィリピンの留学先を考える時には、エリア別の台風シーズンをチェックしてください。フィリピンは島国であり、エリアが変われば台風の影響の受けやすさも変わってきます。
小学生におすすめの理由
フィリピンのサマースクールを小学生におすすめする理由には、次のようなものがあります。フィリピン留学の魅力を知っておいてください。
短期間で英語を習得できる
長い夏休みの中で数週間〜1ヶ月をフィリピンのサマースクールで過ごせば、効率良く子供の英語力を向上できます。フィリピンの語学学校では、豊富な経験を活用した効果的なプログラムが用意されているのです。
また、フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスンをメインに授業を進めることから、お子様は自分にぴったりのペースで学びを続けられます。
1週間から留学できる
長期的な留学は不安だと感じる方には、1週間程度の長さの留学をおすすめします。フィリピンの語学学校は、自分のスケジュールに合わせて留学プランが決められるケースが多く、日曜入寮〜土曜日退寮することも可能です。
そのため、保護者のお盆休みに合わせて親子留学をする選択肢もあるでしょう。「留学可能な期間が短過ぎる」という理由で、語学留学を諦めずに済むのです。
子供単独での留学もできる
フィリピンの語学学校の中には、子供の単身留学を受け入れている場所もあります。親が忙しく留学に付き添えないご家庭でも、子供の留学を実現できるのです。
単身留学に対応している語学学校は、子供と親の両方に不安を感じさせない手厚いケアが用意されているケースが多いです。
ただし、フィリピン政府は人身売買を防ぐために15歳未満の子供が保護者抜きで入国することを許可していません。WEG（Waiver of Exclusion Ground）を事前に取得すれば、小学生でも単身での入国が認められます。また、大半の語学学校では単身留学に年齢制限を設定しているため、確認しておきましょう。
日本から約5時間程度で移動できる
フィリピン留学の大きなメリットとして、フィリピンが日本から5時間程度で移動できるという点があります。
飛行機に乗り慣れていない子供でも、移動時の疲れを少なくできるでしょう。移動時間のせいで留学期間が短くなってしまう問題も防げます。
また、フィリピンと日本の時差は1時間しかないことから、時差ボケによる体調不良の心配もいりません。
リゾートも満喫できる
フィリピンには数え切れないほどの美しいビーチがあり、留学中には海でのアクティビティも楽しめます。
多くの語学学校では、サマースクールにフィリピンらしいアクティビティを用意しているのです。また、お休みの日を活用してフィリピン国内を観光できます。
学校施設内で学び・生活できる
フィリピンの語学学校は校舎と寮を一つにした施設を用意しているケースが多いです。そのため、安全が確保された施設の中で生活と学びの両方を完結できると考えてください。
大半の語学学校は、生徒がリフレッシュしながら学べる環境を構築する目的で、施設内にプール・ジム・カフェなどを完備しています。特に海外の治安に不安を感じる方は、施設内で生活が済ませられる学校を選ぶと良いでしょう。
気になる費用とプラン
フィリピンのサマースクールには、以下のような3パターンのプランがあります。
②子供のみが授業を受けて親は現地滞在するプラン
③親は日本に残り子供のみ留学する単独留学
この章では、プラン別の内容の説明と費用の目安を説明します。
親と子供の両方が授業を受ける親子留学プラン
フィリピン留学の中でも親子で英語力を向上できる親子留学プランは、年々人気を高めています。
多くの学校では、保護者も子供と同じようにしっかり授業を受けるプラン・子供の学びがメインで親は少なめの授業を受けるプランなど、さまざまなパターンのプランを用意しているのです。
親と子供の授業内容は異なり、放課後のみを一緒に過ごします。親子留学であれば、「親子で共に学ぶ」という貴重な経験ができるでしょう。
【親子留学の費用の目安】
| 留学期間 | 総額目安 |
| 1週間 | 45〜50万円 |
| 2週間 | 55〜65万円 |
| 3週間 | 70〜80万円 |
| 1ヶ月 | 80〜95万円 |
親子留学は、プランのみでなく滞在方法によって必要なコストが大きく異なります。親子二人だけで個室やコンドミニアムに宿泊する場合は、必要なコストが上がるでしょう。
子供のみが授業を受けて親は現地に滞在するプラン
子供のみが語学学校で授業を受けて、親は現地に滞在しながら子供をサポートするプランです。一部の語学学校では、親がレッスンを受けなくても親子で寮に滞在することを許可しています。
滞在のみの保護者が寮で暮らせない場合には、学校付近のコンドミニアムやホテルを活用することになるでしょう。子供は授業以外の時間を親と過ごせるため、留学に感じる不安やストレスを少なくできます。
【サマースクールの費用の目安】
| 留学期間 | 総額目安 |
| 1週間 | 要相談 |
| 2週間 | 30〜40万円 |
| 3週間 | 40〜50万円 |
| 1ヶ月 | 50〜60万円 |
語学学校の外に滞在する場合には、この費用以外に宿泊費がかかります。また、親子で施設内に滞在できるケースでも、保護者の滞在費が追加になるでしょう。
親は日本に残り子供のみ留学する単独留学プラン
親が日本に残り子供のみがフィリピンに渡航する単独留学プランでは、小学生の扱いに慣れたスタッフがしっかりと子供をサポートします。費用は、先ほど紹介したサマースクールの費用目安を参考にすると良いでしょう。
渡航や入国に不安を感じる場合には、親が入国時のみ同伴して子供を学校まで送るという手段も選択できます。
親は子供を語学学校に送り届けた後、1週間だけ授業を受ける・リゾートでリフレッシュしてから帰国するなど、自由なスケジュールを組めます。
親子で参加できるプログラム
この章では、親子で参加可能なフィリピンのサマースクールプログラムの例を紹介します。
親子留学を検討している方は、ぜひ学校選びの参考にしてください。同じ学校でもプログラムの内容は毎年変わるため、最新の情報をチェックしましょう。
子供向けのアクティビティが豊富な親子留学プログラム
初めて英語に触れるお子様や低学年には、アクティビティをメインにしたプログラムをおすすめします。
まず「英語を話す」「英語に触れる」ことに楽しみを感じれば、これからの英語学習をスムーズに進められるようになるでしょう。アクティビティに力を入れている学校のプログラムの例は、以下を参考にしてください。
・クッキング
・アート・クラフト
・キッズヨガ
・ゲームによるチームビルディング
・アイランドホッピング
・現地でのコミュニティー体験
もちろん、これらのアクティビティは全て英語で進められます。子供は楽しく授業を受けるうちに、自然と簡単な英語から話せるようになるのです。
しっかり英語を学べる親子留学プログラム
高学年のお子様や英語学習への意欲が高い親子は、勉強がメインの留学プログラムを選択するべきです。終日英語漬けの環境で英語を学ぶことで、短い期間でも子供の英語力を大幅に向上できるでしょう。
特にフィリピンの語学学校は積極的にマンツーマンレッスンを取り入れているため、英語に自信が持てない子供でも英語を話すハードルを下げられます。授業と放課後のリフレッシュのバランスを意識すれば、充実した留学期間を過ごせるでしょう。
留学期間を自由に選択できるオリジナル親子留学プログラム
サマースクールは期間が限定されているケースが多いです。しかし、サマースクールにこだわらずにオリジナルプログラムを設定できる語学学校を選べば、留学期間や授業内容を自由に決められます。
1週間だけ・1ヶ月以上など、家族のスケジュールに合わせてオリジナルなプログラムを用意できるのです。
まとめ
夏休みを活用してフィリピンのサマースクールを体験させたいと考えている小学生の保護者は、自分が求める留学プランや留学期間を考え、語学学校選びを進めましょう。
家族にぴったりの留学プログラムを見つければ、短期間でも英語力を大幅に向上できるのです。ただし、特に6〜8月はフィリピンの語学留学のピークシーズンにあたるため、早めに留学計画を立ててください。
