「セブ島の1週間の親子留学費用は安いの?」
「セブ島の親子留学で節約するコツは?」
と疑問を感じていませんか?
セブ島は、日本からも比較的近く、親子留学先として人気があります。
親子留学に特化した学校が多数あり、プログラムも充実しているため、1週間の留学でも効果的に英語力を鍛えられます。
この記事では、1週間のセブ島親子留学にかかる総費用や内訳、親子留学を検討するうえでの注意点、セブ島親子留学で節約するポイントを紹介します。
セブ島の親子留学に興味のある方、必読です!
- 1週間のセブ島親子留学にかかる総費用目安
- 1週間のセブ島親子留学にかかる費用の内訳
- セブ島の親子留学費用に関する注意点
- セブ島親子留学で費用を安く抑える方法
- おまけ:同じく親子留学先として人気のハワイとの比較
- まとめ
1週間のセブ島親子留学にかかる総費用目安
親子留学にも人気のセブ島ですが、1週間のセブ島親子留学にかかる目安の総費用は以下です!
留学人数 | 費用 |
親1名+子1名 | 40~50万円 |
親2名+子1名 | 60~75万円 |
親2名+子2名 | 80万円~100万円 |
1週間のセブ島親子留学にかかる費用の内訳
次に、1週間の親子留学費用の内訳を見てみましょう!
費用の前提条件
期間:夏休み1週間
場所:マクタン島エリア
コース:子どもは1日7レッスン、親は1日4レッスンのプログラム
週末:シュノーケリング・ランチ付きの離島周遊ツアーに参加
費用のポイント
航空券:夏休みの航空券を早めに取得。
SSP(Special Study Permit):就学許可書のこと。
フィリピンの語学学校で勉強する際に必要。
SSP I-Card:SSPに付属する外国人登録証。
SSPを申請する短期留学生は取得必須。
授業料・滞在費・食費:セブ島の多くの語学学校では授業料に滞在費や食費が含まれる。
親1名+子1名の場合
項目 | 費用 |
入学金・授業料・滞在費・食費 | 200,000円 |
航空券 | 150,000円 |
海外旅行保険 | 8,000円 |
パスポート代 | 22,000円 |
SSP・SSP I-Card | 54,000円 |
教材費 | 4,000円 |
光熱費・管理費 | 4,000円 |
娯楽費・交通費 | 30,000円 |
合計 | 472,000円 |
親2名+子1名の場合
項目 | 費用 |
入学金・授業料・滞在費・食費 | 300,000円 |
航空券 | 225,000円 |
海外旅行保険 | 12,000円 |
パスポート代 | 33,000円 |
SSP・SSP I-Card | 81,000円 |
教材費 | 6,000円 |
光熱費・管理費 | 6,000円 |
娯楽費・交通費 | 45,000円 |
合計 | 708,000円 |
親2名+子2名の場合
項目 | 費用 |
入学金・授業料・滞在費・食費 | 400,000円 |
航空券 | 300,000円 |
海外旅行保険 | 16,000円 |
パスポート代 | 44,000円 |
SSP・SSP I-Card | 108,000円 |
教材費 | 8,000円 |
光熱費・管理費 | 7,000円 |
娯楽費・交通費 | 60,000円 |
合計 | 943,000円 |
滞在費は、1人部屋を選択するよりも3~4人部屋を選ぶことで、比較的費用が安くなるようです。
また、0~3歳のお子様を連れていく場合、1週間のベビーシッター代は約8,500円(航空券や現地費用は含まない)です。
セブ島の親子留学費用に関する注意点
記載されている情報が古すぎないか
セブ島の親子留学費用を調べる際は、必ず、サイトの更新日や料金表が最新のものかを確認しましょう。
「親子留学 費用」のように検索すると、さまざまな解説記事や語学学校のHPがヒットしますが、その中には古い情報が掲載されているものも多くあるためです。
「プログラムの価格改定」や「為替レートの変動」は 1年も経てば大きく変わっています。
料金案内を見るときは、その料金表が最新のものか、計算に使用されているレートが現在のものと大きく異なっていないかを確認しましょう。
レートが変動していないか
上記でも触れましたが、古い記事を参考にした場合、レートが大きく変わっている可能性があります。
記載されている料金が外貨を円に換算している場合は、レートがいつ時点のものなのかを必ず確認しましょう。
ちなみに、2022年3月と現在2025年3月の為替レートを比較すると、
1ドル=約120円→約150円
1フィリピンペソ=約2.25円→約2.60円
と、ドルでは25%、フィリピンペソでは15%ほど円安になっています。
25%もの為替の変動があると、仮に親2名+子2名の学費例4000ドルで計算した場合、約12万円もの差額が生じます。
費用を検討する際は、記載されている料金は円建てで支払えるものなのか、外貨建てでの支払の場合は、どのレートで計算されているのかも考慮することが大切です。
何人分の料金なのか
親子留学の費用は、渡航する人数分必要になるので注意しましょう。
たとえば、渡航する家族が1人増えれば、1人分の料金が加算されます。
特に、留学費用の紹介ページや学校の料金表などは、1人分の料金で記載されていることも多いです。
費用を検討するときは、表示されている費用が何人分の料金なのか、必ず確認しましょう。
セブ島親子留学で費用を安く抑える方法
費用の安めの学校を選ぶ
セブ島には90校もの語学学校があり、学費も様々です。
また、同じ学校でも選択するコース内容によって、価格が異なります。
たとえば施設のグレードが高い学校や、マンツーマンレッスンが多いプログラムを選ぶと費用が高くなるため、予算に応じて選択しましょう。
また、各学校のプロモーションや留学エージェントの割引を利用すると、学費を安く抑えられます。
ただし、学費が安く設備も良いが、プログラムがいまいちという学校も中には存在します。
費用面を気にするあまり誤った選択をしてしまい「子どもが英語を嫌いになってしまった」とならないように注意しましょう。
また、コース内容や進め方が子どもに合っているかという点も重要です。
子どもの環境を十分に考え、総合的に判断しましょう。
円建てや固定レート制の学校を選ぶ
セブ島の語学学校では、料金設定が日本円建ての学校とアメリカドル建ての学校があります。
学費は日本を出発する前に払うことが多いので、基本的に日本円で支払いますが、アメリカドル建ての場合、日本円に換算するときに為替の影響を受けます。
2025年現在は円高傾向にあるため、アメリカドル建ての料金の学校を選ぶと割高になる可能性があります。
為替の影響を避けるには、円建ての学校を選びましょう。
また、アメリカドル建ての学校の場合は、固定レート制を取り入れている学校を選ぶと、レートの変動が無いため安心です。
安い航空券を取る
航空券の取り方を工夫し、安く購入しましょう。
航空券の料金は、留学の時期や取るタイミングによって大きく変動するためです。
特に親子留学の場合は人数分のチケットが必要となるため、留学費用にかなり影響します。
安い航空券を取るコツは以下の3つです。
1.早くチケットを予約する
2.閑散期に留学する
3.LCC(格安航空会社)を利用する
LCCは、最低限のサービスで安く渡航できるメリットがありますが、遅延が多い、欠航時に保証がない、座席が狭いなどのデメリットもあるため、この点を考慮したうえで利用すると良いでしょう。
また、安い航空券は払戻し不可のことも多いですが、万が一のキャンセル料を保証する「キャンセル保険」に入ることで、キャンセル料を支払うリスクを軽減できます。
キャンセル保険の料金目安は航空券の 5%~10%程度です。
夏休み以外で留学する
セブ島留学のピークシーズンである夏休みを避けることで、費用を抑えられます。
夏休み期間に留学すると、学校によっては特別料金を設定しているところもあり、普段より割高になる可能性があるためです。
語学学校に加え、航空券や現地のアクティビティなども割高になる可能性が高いでしょう。
また、9月~11月などの閑散期にはキャンペーンを実施している学校も多くあります。
この時期は、他の親子留学や大学生などの留学生が少ない環境で、落ち着いて学習できる点でもメリットがあります。
夏休み以外の留学は難しいという方も多いかもしれませんが、もし調整できるのであれば、一度検討してみることをおすすめします。
外食を頻繁にしない
頻繁な外食を避けることで、費用を抑えられます。
フィリピンは物価が安いイメージを持っている人も多いと思いますが、近年の経済成長やインフレの影響もあり、外食は意外と高いためです。
フィリピンの飲食店の価格は2020年以前と比較すると、1.5~2倍に増えています。
たとえばセブ島の日本食レストランの料金は約1000~2500円と、日本より高くなることも珍しくありません。
フィリピンの語学学校では、平日は3食食事を提供してくれることがほとんどなので、学校の食事を多く利用すると良いでしょう。
また、休日も食事提供のある学校を選ぶことで、さらに食費を抑えられます。
ただし学校の食事については、子どもや家族の口に合うかを十分考慮し、食事内容を事前によく確認することがおすすめです。
ちなみに、ローカルのレストランは1食150~200円程度とかなり安いので、外食をしたいときは選択肢の一つとして考えてみてください!
おまけ:同じく親子留学先として人気のハワイとの比較
親子留学先として、セブ島と同じくハワイも人気がありますが、セブ島の親子留学費用はハワイと比べて、7割~半額程度です。
親1名+子1名の1週間の親子留学費用(航空券代などすべて含めた金額)
・ハワイ:55~90万円
・セブ島:40~50万円
まとめ
この記事では、1週間のセブ島親子留学の費用を紹介しました。
セブ島は日本からも割と近く、コストも安く抑えられるため親子留学先としても人気です。
マンツーマン主流のレッスンで丁寧な指導を受けられることからも、初めて留学を経験する子どもにとって良い環境と言えます。
休日には自然の中でのアクティビティでリフレッシュできたり、学校で現地の食事を楽しめたりと、フィリピンの文化も満喫できます。
子どもや家族が楽しく学べるような、充実した親子留学ができることを願っています。