
日本から気軽に留学しやすいことで注目されているフィリピン。
実は、親子留学にもぴったりな場所なんです。
とはいえ、フィリピンへの親子留学について以下のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
「フィリピンでの親子留学にかかる費用はどれくらい?」
「フィリピンへの親子留学の費用を抑えるコツは何?」
「費用以外でフィリピン親子留学で大切にすべきことは?」
「フィリピンへの親子留学で気をつけるべき注意点は?」
本記事では、フィリピンの親子留学を成功させるために、費用や注意点について、詳しく解説します。
フィリピンの親子留学をじっくりと楽しむために、情報を事前にしっかりと収集して後悔しないようにしましょう。
フィリピンの親子留学にかかる費用
フィリピンへの親子留学を検討する上で、費用は非常に重要です。
以下では、セブ島での親子留学を例に、保護者1名・子ども1名の合計2名で1週間あるいは4週間滞在した場合の費用の内訳を詳しく見ていきます。
まず、今回比較する費用の内訳は以下の通りです。
学費には通常、ドミトリーでの宿泊費と1日3回の食事代が含まれていることが多いです。航空券代金は留学期間によって変動せず、早く予約することで費用を抑えられます。
また、LCCまたはフルキャリアのどちらを選択するかによっても費用は異なります。
なお、金額は、2025年7月1日現在のリアルタイム為替レート(1ドル=143.1円、1ペソ=2.54円)に基づいて算出しております。
また、費用については課外レッスンの提供がある、親子留学に人気で、かつ学費も比較的安いセブイングリッシュスクールのホテル滞在プランを参考にしました。
1週間のフィリピン親子留学にかかる費用
1週間の親子留学にかかる費用の内訳は、以下の通りです。
| 支出項目 | 金額 |
| 学費(入学金/学費/滞在費など) | 18万円 |
| 現地費用 | 6万円 |
| 食事代金 | 1.5万円 |
| 往復の航空券代金 | 10〜16万円 |
| 海外旅行保険 | 1.1万円 |
| 通信費 | 700円 |
| 遊興費(外食/アクティビティ参加など) | 2万円~5万円 |
| 合計 | 約39万円〜45万円 |
4週間のフィリピン親子留学にかかる費用
4週間の親子留学にかかる費用の内訳は、以下の通りです。
| 支出項目 | 金額 |
| 学費(入学金/学費/滞在費など) | 42万円 |
| 現地費用 | 7万円 |
| 食事代金 | 6万円 |
| 往復の航空券代金 | 10〜16万円 |
| 海外旅行保険 | 2.3万円 |
| 通信費 | 2600円 |
| 遊興費(外食/アクティビティ参加など) | 5万円~10万円 |
| 合計 | 約72万円〜78万円 |
ちなみに、フィリピンへの滞在期間が30日以内であればビザ申請は不要ですが、それ以上の期間滞在する場合は別途ビザ申請費用がかかります。
しかしながら、滞在中に語学学校に留学する場合は、期間にかかわらずSSP(Special Study Permit)の取得が必要となります。
なお、SSPの取得や空港へのピックアップ費用などに加えて、海外旅行保険の加入も忘れてはなりません。通信費は、学校のWi-FiとSIMカードを併用すれば比較的安価に抑えられます。
現地での生活費(食費、交通費、娯楽費など)は、家庭によって大きく変動します。
フィリピン親子留学の費用を抑えるコツ
以下では、フィリピン親子留学にかかる費用を抑えるコツを3つ紹介します。費用を抑えるポイントを把握した上で、留学時期や語学学校を決めましょう。
円建てで支払える学校を選ぶ
費用を抑えるコツの1つ目は、円建てで学費の支払いができる語学学校を選ぶことです。
フィリピンの語学学校には、ドル建てまたは円建てで料金設定をしている学校がありますが、アメリカドルの場合は為替の影響を受けやすいからです。
為替の影響を受けずに学費を支払うためには、円建ての学校を選ぶのがおすすめです。
なお、万が一ドル建ての語学学校を選ぶ場合は、レートが固定されている学校を選びましょう。
早期予約やLCCの利用で航空券の費用を抑える
航空券の早期予約やLCCを利用することで渡航日を抑えることも重要です。航空券の値段は時期によって大きく変動するため、早めに予約することをおすすめします。
また、フルキャリアではなく、LCCを選ぶのもポイントです。
一方でLCCにはフルキャリアと比べて座席が狭かったり、遅延が多かったり、欠航した際の保証がなかったりと、デメリットもあるので、飛行機に乗り慣れていない方は注意が必要です。
シーズンオフでの留学を検討する
ハイシーズンを避けて留学することも、費用を抑えるためには重要です。
フィリピンへ親子留学する方の多くが、7月下旬から8月の夏休みシーズンに渡航します。
高校生や大学生の留学生も夏休みシーズンには多いため、一部の語学学校はピークシーズン用の料金を設定し、学費も普段より高めになっています。
もしスケジュールを調整できるなら、夏休みを避けて留学するのがおすすめです。
フィリピン親子留学の魅力
親子留学では、保護者と子どもが一緒に海外へ渡航し、語学学校などの教育機関で学習します。
主に小学生までの児童とその保護者が対象となることが多いですが、0歳から参加できるプログラムもあります。
親子留学の目的は多岐にわたり、子供の英語力や国際感覚を養うこと、親自身の語学力向上、そして親子の絆を深めることなどが挙げられます。
以下で、フィリピンに親子留学する魅力について詳しく紹介します。
留学費用を抑えられる
欧米と比べると、フィリピン留学にかかる費用はかなり安いです。
コストパフォーマンスの良さは、親子留学でも同様です。費用を抑えて自分のレベルに合わせて英語を学べるのが、フィリピン留学の良さです。
目的に応じて授業スタイルを選べる
目的に応じて授業の受け方を選べることも、フィリピン親子留学の魅力です。
フィリピンでの親子留学の授業スタイルは語学学校やプログラムによって異なるものの、大まかに分けると以下のように分類できます。
| 子どものみレッスンを受ける | ・子どもが語学学校で授業を受けている間、保護者は自由に過ごせる ・ショッピングや観光、趣味の時間などに充てることができるため、家事や育児から解放されてフィリピン滞在を楽しめる ・子どもの英語力向上が主な目的で、親は現地での滞在を満喫したいと考える家庭におすすめ |
| 親子で別々のレッスンを受ける | ・保護者と子どもがそれぞれ年齢やレベルに合った異なるレッスンを受講 ・各自が学んだことをお互いに共有できたり、子どもがレッスンに抵抗がある場合に保護者が励ましてサポートできたりする |
| 保護者のみがレッスンを受ける | ・保護者のみが語学学校に通う ・子どもは保護者がレッスンを受けている間、託児所や現地の学校に通う |
家族それぞれのニーズや目標に合わせて、柔軟にプランを組めます。
マンツーマンレッスンで効果が出やすい
フィリピンの語学学校では、グループレッスンよりもマンツーマンレッスンが中心であることが一般的なため、効率よく英語学習に取り組めます。
マンツーマンレッスンは、個々の理解度やペースに合わせて学習を進められるため、子どもにとっても質問しやすい環境と言えます。
滞在中に家事をする必要がない
フィリピン留学のプランの多くには滞在するドミトリーやホテルの宿泊代に加えて、毎日の食事(通常3食)が含まれているため、留学中に家事をしなくて良いのもメリットです。
毎日の食事準備にかかる負担を軽減することは、留学生活の質の向上にも繋がります。
さらに、多くの語学学校では、寮の掃除や洗濯などの日常的な家事も学校のスタッフが担当してくれます。
海外生活において家事から解放されることは、保護者にとって非常に嬉しいポイントと言えるでしょう。授業に集中できるだけでなく、子供との時間をより有効に活用したり、自身の休息時間を確保したりできます。
週末に親子で楽しめるアクティビティが豊富!
フィリピンは美しい自然や多様な文化に恵まれているため、週末に親子でアクティビティを楽しむこともできます。
語学学校での学習に加えて、アクティビティを通じて、家族の思い出を増やすことができます。
例えば、セブ島は特に海が美しく、エメラルドグリーンの海でのアイランドホッピングツアーはとても人気です。近隣の島々を巡ったり、シュノーケリングや海水浴を楽しんだり、新鮮なシーフードを味わったりできます。
また、ジンベイザメと一緒に泳ぐことができるツアーは、親子留学の家族に特に人気のアクティビティのひとつです。
少し足を伸ばすと、チョコレートヒルズや世界最小のサルが生息するボホール島への日帰り旅行も楽しめます。美しいビーチが広がるボラカイ島は、世界中の観光客に人気のリゾート地であり、セブ島から飛行機でアクセスできます。
かつて米軍基地があったクラークでは、アメリカンな雰囲気を楽しみながら、アクアパークやサファリパークで遊べます。
治安が良いことで知られるバギオでは、自然を満喫したり、ゴルフやナイトマーケットに出かけたりするのも良いでしょう。
費用以外で語学学校を選ぶポイント
フィリピンで充実した親子留学を送るために、語学学校を選ぶ際に費用以外で注目すべきポイントを3つ紹介します。
空港などからのアクセスの良い学校を選ぶ
1つ目のポイントは、空港や主要エリアなどへのアクセスの良い語学学校を選ぶことです。日本から直行便で約5時間とはいえ、慣れない長旅は疲れるものです。子ども連れならなおさら、体調に配慮する必要があります。
健康かつ安全に留学生活を過ごすためにも、公共交通機関のアクセスが良いエリアの学校を選びましょう。
快適・清潔な環境の語学学校を選ぶ
2つ目のポイントは、快適で清潔な語学学校を選ぶことです。
慣れない環境に踏み入れると体調を崩してしまう方も多いため、できるだけ快適に過ごせる環境に身を置くことが大切です。
学校を選ぶ際にはエージェントに学校施設の充実度や清潔度もしっかりと確認した上で、留学先を決めましょう。
日本人サポートが手厚い学校を選ぶ
3つ目のポイントは、日本人スタッフが常駐するサポートの手厚い学校を選ぶことです。
留学中の怪我や体調不良など、予期せぬトラブルは起こりがちです。トラブルにあっても現地での生活に慣れた日本人スタッフのサポートがあれば、緊急時も比較的落ち着いて対応することができます。
英会話や海外に慣れていない方は特に、日本人によるサポートがある学校を選ぶと良いでしょう。
フィリピン親子留学の注意点
最後に、フィリピンに親子留学する際の注意点を4つ紹介します。親子で充実した留学生活を送るために、注意点を事前に把握しておきましょう。
年齢制限がある語学学校もある
年齢制限を設けている語学学校もあるので、申し込み前に必ず確認しましょう。多くの語学学校は、5歳から6歳以上の子どもを受け入れています。
中には、未就学児を保育施設に預けられる語学学校や、ベビーシッターを利用できることもあります。希望の留学生活を叶えられるように、年齢制限を忘れず確認することが重要です。
親もレッスン受講必須の学校が多い
フィリピンの多くの語学学校では、親もレッスンを受けなくてはならない場合が多いです。そのため、保護者は子どもの付き添いとしてだけ行きたい、という方は注意しましょう。
語学学校のプランをよく確認した上で、申し込むことが重要です。
期待と異なる場合がある
留学生活への期待が大きすぎると、現実との落差を感じて英語学習へのモチベーションが薄くなってしまうことがあります。
例えば、セブ島にはプール付きの語学学校が多いですが、リゾートホテルのような完璧な環境を期待しすぎると、現地に着いてがっかりする可能性があります。
シャワールームが暗かったり、排水溝に水垢がついていたり、水の流れが悪かったりするケースもあるからです。
また、子どもの友達作りについても、留学時期や語学学校の国籍比率によって状況は異なります。
海外の友達を作りたいのであれば、日本人以外の留学生が多い時期を選んだり、国籍比率に配慮している語学学校を選んだりすると良いでしょう。
閑散期でも親子留学者が集まる親子留学に強い語学学校を選ぶこともおすすめです。
なお、語学学校の食事にも注意が必要です。食文化が違うがゆえに、口に合わない可能性があるからです。
ビュッフェ形式で品数の多い学校や外食がしやすい立地の学校、自炊が可能な滞在先を選んだり、日本から食べ慣れた食材を持参したりなど対策しましょう。
日本の生活と比べると不便に感じることが多い
日本の生活と比較すると、フィリピンでは不便に感じることが多いことも念頭に入れておきましょう。
例えば、語学学校や寮のWi-Fi環境は学校によって差があり、多くの人が利用する時間帯には速度が低下し、場所によっては繋がりにくくなることもあります。
日本の家族とスムーズに連絡を取りたい方は、Wi-Fiの強度が強い学校を選んだり、日本でeSIMやポケットWi-Fiを契約していく、あるいは現地でSIMカードを購入するなどの対策が必要です。
なお、シャワーの水圧が弱い、あるいは温度が安定しないなどのケースも一部の語学学校で見られます。
水質の関係でシャワーヘッドが目詰まりしやすかったり、水回りに水垢ができやすいこともあります。設備の新しい学校を選ぶ、問題があれば現地の日本人マネージャーに相談するなどして対応しましょう。
フィリピンは熱帯性気候のため、アリ、蚊、ヤモリ、ハエなどが発生しやすい環境です。
特にアリは建物内に侵入しやすいため、食べかけのものは冷蔵庫に保管したり、ゴミ箱に放置しないなどの対策が必要です。蚊対策として、日本から蚊除けグッズを持参するのがおすすめです。
最後に、フィリピンの建物は日本と比べて防音性が低い傾向があります。騒音クレームの少ない学校を紹介してもらう、または耳栓を持参するなどの対策を検討しましょう。
まとめ
フィリピン親子留学は、家事不要で週末には豊富なアクティビティを楽しめます。食事付きの学校が多く、掃除洗濯も任せられるため、保護者は育児から解放されつつ英語を学べると言えるでしょう。
セブ島を中心に、アイランドホッピングやジンベイザメツアーなど、家族で楽しめるアクティビティを楽しみながら、充実した留学生活を過ごせます。
フィリピンでの親子留学は、セブ島では2名1週間約39万円〜、4週間約72万円と欧米と比べて費用が安く、学費、滞在費、食費、航空券、保険など込み。航空券は早期予約がお得です。
一方で、環境への過度な期待はせず、Wi-Fiや水回りなどの対策をしっかりすることも重要です。また子供の友達作りにおいては、時期や学校選びが鍵を握ります。
体制を万全にを整えた上で、親子でじっくりとフィリピン留学を楽しめることを願っています!