「フィリピンの語学学校は安いの?」
「語学学校が多すぎてどこがおすすめなのかわからない」
フィリピン留学を検討している方のなかには、上記のように悩んでいる方がいるのではないでしょうか。
フィリピン留学は、アメリカやヨーロッパへの留学よりも費用が抑えられ、しかもマンツーマンで授業を受けられる学校がたくさんあります。
この記事では、セブ島の語学学校の選び方や留学費用、現地の実情、おすすめの学校も厳選して紹介します。
セブ島の語学学校を選ぶポイント
まずは、セブ島の語学学校を選ぶポイントを紹介します。
学校の種類
セブ島の語学学校を選ぶ際は、まず学校の種類を確認しましょう。
種類は大きく分けて、「キャンパスタイプ」「ビルタイプ」「リゾートタイプ」の3つがあります。
キャンパスタイプは敷地内に校舎と寮があり、ジムやプールも完備している学校が多め。
外出せずに生活できるので、集中して勉強したい人に向いています。
ビルタイプはビルの中にある学校。
アクセスが便利な場所にあることが多いですが、寮が別の場所にあるケースも見られます。
リゾートタイプはリゾートホテル内に校舎があるのが特徴。
勉強と休暇を両立できるのが魅力で、自由な時間も確保しやすいです。
学習スタイル
セブ島の語学学校を選ぶポイントとして、学習スタイルも大切です。
学習スタイルは「スパルタ式」と「セミスパルタ式」「リゾート式」に分けられます。
スパルタ式は、平日の外出禁止や英語だけを話すルールなどがある厳しめのスタイル。
朝から夜まで授業があり自由時間はほとんどありませんが、短期間で本気で英語力を上げたい人にぴったりです。
セミスパルタ式は、門限はあるものの平日の外出は可能。
スパルタよりも自由度が高く、自分のペースで学べます。
リゾート式は旅行気分も味わいたい人にぴったり。
1日あたりの授業が少なめなので、プライベートの時間をしっかり取れます。
自分の目的に合ったスタイルを選びましょう。
授業カリキュラム
語学学校を選ぶ際は、授業カリキュラムから選ぶのも良いでしょう。
フィリピン留学の特徴といえば、マンツーマン授業の多さ。
学校によって授業の総数や個人レッスンとグループレッスンの割合が違います。
マンツーマンレッスンでは話す機会が多く、自分のレベルに沿ったレッスンが受けられます。
一方、少人数のグループレッスンでは、ディスカッションを通じて実践的な会話力が身につけられるのが特徴です。
学校によって1日の授業数も大きく異なるので、自分の目標や生活スタイルに合った学校を選びましょう。
学校の周辺環境
学校の周辺環境も語学学校を選ぶ際の重要なポイントです。
たとえば、町の中心部に近い学校であれば、週末に観光やショッピングを楽しめます。
マリンスポーツを楽しみたいなら、ビーチに近い場所がおすすめです。
また、学校の周りの治安も考えた方が良いでしょう。
セブ島は全体的に治安が良い地域ですが、人通りの少ない場所では注意が必要です。
特に一人で行動する予定の方は、周辺環境を念入りにチェックしましょう。
1ヶ月・3ヶ月の留学費用を徹底比較!
ここでは、1ヶ月・3ヶ月の留学費用を詳しくみていきます。
1ヶ月
フィリピンへ1ヶ月間留学する場合の費用は、合計で約33万円ほど。
内訳は次の通りです。
航空券(往復) | 約6万円~ |
海外保険 | 約1.5万円 |
入学金 | 約1.5万円 |
授業料 | 約17万円~ |
交際費 | 約3万円 |
教材費 | 約1.5万円 |
就学許可証 | 約2万円 |
雑費 | 約0.5万円 |
合計 | 約33万円 |
航空券の費用は留学するシーズンによって変化する可能性があります。
ただし、フィリピンの語学学校はほとんどが寮を完備しており、食事代も授業料に入っているため、追加費用はほぼありません。
3ヶ月
3ヶ月間のフィリピン留学の場合、かかる費用は約62万円程度。
内訳は以下の通りです。
航空券(往復) | 約6万円~ |
海外保険 | 約1.5万円 |
入学金 | 約1.5万円 |
授業料 | 約40~80万円 |
交際費 | 約10万円 |
教材費 | 約1.5万円 |
就学許可証 | 約2万円 |
雑費 | 約0.5万円 |
合計 | 約62万円 |
3ヶ月留学する場合は、1か月と比べて授業料(宿泊費・食費含む)と交際費がかかります。
学校の選び方や週末の過ごし方によっては、総額が60〜90万円ほどになるので、目標や予算などをもとに留学計画を立ててみてください。
安いけど大丈夫?フィリピン語学学校の実情
ここでは、フィリピン語学学校の実情を紹介します。
アジアからの留学生が多い
フィリピンの語学学校では、留学生のほとんどが韓国・日本・台湾からの学生です。
学校によっては、中東や東南アジアからの留学生も少しはいます。
アメリカやヨーロッパの留学と違い、インターナショナルな雰囲気はあまりありません。
さまざまな国の人と交流したい人には合わない部分もあるかもしれませんが、同じくらいの英語レベルの学生と友達になりやすいというメリットがあります。
英語漬けの環境で学べる
英語漬けの環境で学べるのは、フィリピンの語学留学ならではの特徴です。
多くの学校では、外出制限や母国語禁止ルールがあるため、強制的に英語に囲まれる環境で過ごすことになります。
また、アメリカやヨーロッパの留学では半日だけ授業というのが一般的ですが、フィリピン留学では朝から夕方まで授業があります。
スパルタ校では、さらに夜の自習や単語テストもあるため、一日中英語に浸る状態です。
自由は少ないですが、英語だけに集中できる「合宿」のような環境なので、短期留学で英語力を伸ばしたい方に合っています。
治安は良くなっている
フィリピンの治安は良くないと耳にすることもありますが、治安は近年かなり良くなっています。
2016年以降に行われた政策により、犯罪が激減したためです。
特にセブ島は人気観光地であることから、国の中でも治安が良いエリアです。
以下のような点を意識すれば、安全に留学生活を送れるケースが多いです。
・観光客っぽく見えないようにする
・人気のない場所を避ける
・夜一人で歩かない
・荷物に気を配る
おすすめ語学学校ランキングTOP5!
最後に、セブ島にあるおすすめ語学学校ランキングTOP5を紹介します。
1. 3D Academy|コスパ重視で留学したい方にぴったり
3D Academyは、セブ島のショッピングモール内にある語学学校。
寮からは徒歩5分の場所に位置し、セブの中心地へも簡単にアクセスできます。
3D Academyには、初心者向けの基礎コースから試験対策まで10種類以上の語学コースがあるのが特徴です。
外出制限のないノンスパルタ方式で、放課後や週末にはさまざまなイベントが開催されるので、勉強だけでなくフィリピンの文化を学んだり仲間との時間を楽しんだりできます。
また、日本人カウンセラーが常駐しているので、学習や生活の悩みも相談しやすいのも魅力的なポイントです。
セブ島の中でもトップクラスでコスパが良いうえ、授業や講師の質のレベルも高いことで知られています。
2. セブ ブルー オーシャン|マンツーマン授業を重視
セブブルーオーシャンは、マンツーマン授業を重視している、2015年に開校した新しい語学学校。
授業は10段階のレベルに分けられており、初心者から上級者まで自分に合ったレッスンを受けられます。
毎週金曜日には進捗確認テストがあるため、成長を実感しながら学べるのが魅力的なポイントです。
セブ ブルー オーシャン内には、プールやジムが完備されており、勉強の合間にリフレッシュできます。
また、周辺にはカフェやレストラン、マッサージ店などが多いので、週末も満喫できますよ。
3. Global Language Cebu(GLC)|留学前からレッスンを受講可能
Global Language Cebuは、対面とオンラインのハイブリッドで授業を受けられる語学学校です。
全てのコースに無料オンラインレッスンが付いているのが特徴で、留学前から英語学習を始められ、渡航後もスムーズに学習を続けられます。
Global Language Cebuは日本人留学生が多め。
そのため、多くの日本人の弱点である会話力を重視したカリキュラムが組まれています。
定期的に行われるテストにより、自分の成長を実感しながら学べる点も魅力です。
滞在先は、モダンなホテルと学生寮から選択可能。
寮は学校併設、ホテルは徒歩5分の場所にあり、周辺にはショッピングモールやレストランが揃っているので生活の利便性を求める方にはぴったりです。
4. English Fella 2キャンパス|設備や学習環境にこだわりたい方に
English Fella2キャンパスは、セブ島の老舗として知られる語学学校。
広いキャンパスと充実した設備が特徴で、敷地内にはプールやジム、カフェなどがそろっています。
English Fella2キャンパスでは、1日最大6コマのマンツーマンレッスンが受講できます。
数あるコースの中でも、Jスパルタコースは日本人向けにカスタマイズされており、日本人の弱点を効率的に克服できると人気です。
また、入学時のテストで自分に合うレベルのクラス分けがされるので、初心者でも安心して英語学習を始められます。
English Fella2キャンパスは、静かな住宅街にありながらも、近くには買い物できる場所も充実しています。
5. CIA|学習施設が充実した環境でみっちり英語を学べる
CIAは、2003年に創立された歴史ある語学学校で、経験豊富な先生による授業が受けられることが特徴です。
2022年に新キャンパスに移転したため、設備が新しく、特に自習室や図書室などの学習施設が充実しています。
学習スタイルはセミスパルタ方式で、1日最大8時間の授業があり、朝は単語テスト、放課後は自習などみっちり英語の環境に浸れますよ。
特に試験対策コースが充実しており、TOEICやIELTSのスコアアップを目指す方に人気です。
CIAのキャンパス内には大きなプールや食堂もあるので、放課後もリラックスして過ごせます。
また、日本人スタッフも常駐しているので安心して留学生活を送れますよ。
まとめ
本記事では、フィリピン語学学校の選び方や留学費用、現地の実情、おすすめの学校を紹介しました。
フィリピン留学は、アメリカやヨーロッパの留学よりも費用を抑えながら質の高い英語教育が受けられるのが特徴です。
語学学校はさまざまな特徴があるので、施設のタイプ、学習スタイル、カリキュラム、周辺環境などから、自分に合った学校を選びましょう。

◇経歴(英語を使用した経歴)
2018年 英語科高校卒
2022年 国際系学部卒
◇資格
TOEIC885点
◇留学経験
・2019年~2020年
→アメリカ 7か月 カリフォルニア大学リバーサイド校
・2016年
→オーストラリア 3週間
◇海外渡航経験
イギリス 2年半 在住
海外13カ国に渡航経験
◇自己紹介
英語学習記事を執筆するWebライターです。
オーストラリアとアメリカへの留学経験があります。
ここでは、経験を活かして留学にも興味を持っていただけるような記事づくりをします!
青年時代のイギリス在住をきっかけに英語に目覚め、高校・大学とともに国際系学科へ進学しました。
個人的にイギリス英語が好きで、ネイティブのように話せるよう日々学習中です。
皆さまに分かりやすい!興味深い!と思っていただけるような表現をしていきます。どうぞよろしくお願いします。