小学生のセブ島親子留学完全ガイド!費用・メリット・おすすめ校

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小学校での英語教育は、2020年度から全面実施された新学習指導要領に基づき、小学3・4年生は「外国語活動」(必修化)、小学5・6年生は「外国語科」(教科化)となりました。

これにより、英語がより身近になったことで、語学留学に興味を持つお子さんやご家庭が増えました。

留学先の中でも、比較的治安が良く、欧米留学と比べて費用も安く済むセブ島は、小学生の短期留学先として特に人気です。

「小学生でも留学なんてできるの?」と疑問を持つ方も多いかもしれません。

この記事では、セブ島親子留学のメリットや具体的なプラン、最新の費用とスケジュール、注意点などを分かりやすくまとめます。

【セブ島留学の魅力】小学生が得られる5つの大きなメリット

なぜ多くの人が小学生の留学先にセブ島を選ぶのか、また、ここからは小学生が留学することで得られるメリットについて解説します。

1. 英語力を集中的に鍛えることができる

小学生の英語教育は「早ければ早い方が良い」と言われています。言語習得には「臨界期」があり、その時期を過ぎると言語の習得がより厳しくなっていくと言われます。

吸収力の高い小学生のうちに留学をすることで、より幅広く英語に慣れ、マンツーマンレッスンなどを通じて実践的な生きた英語を習得することができます。

また、セブ島では英語が公用語になっており、セブ島に住むフィリピン人は癖のない分かりやすい英語を話すのが特徴です。訛りの少ない、分かりやすい英語が日々飛び交っているのも、小学生が英語を学びやすいポイントです。

2. さまざまな文化に触れることができる(国際感覚の醸成)

セブ島は多文化共存の国で、多様性を大切にしています。

だからこそ、留学は英語学習だけでなく、多文化にも触れることができる絶好の機会となるでしょう。

さまざまな文化的背景がある人たちと一緒に過ごすことで、他者を受け入れる能力やコミュニケーション能力、協調性を育むだけでなく、お子さん自身の国際感覚や視野を広げることにも繋がります。

セブ島に留学することで、英語学習のみでなく、それ以上の子どもの精神的な成長が見られるかもしれません。

3. 最短1週間から短期留学も可能

留学といえば、1ヶ月以上の長期滞在を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

セブ島の親子留学では、1週間から参加できるプログラムが複数あります。

学校によっては、短期間でも集中して学べるカリキュラムや、家族で滞在できる施設が整っているため、夏休みや連休を利用した短期留学にもぴったりです。

4. 自分で考え行動する力が身に付く(自立心の育成)

留学をすることで、日本とは違う環境に最初は戸惑うことも多いでしょう。

しかしその中で、ホストファミリーや学校のサポートを受けながら、自ら考え、行動していくことで自主性や自立心を育むことができます。

この留学で身についた力が、これから先の新しい環境に適応する力や、自ら考え挑戦していく力に繋がっていくはずです。

5. 欧米留学に比べて費用を抑えられる

セブ島留学の最大の魅力の一つは、欧米諸国への留学に比べて費用が格段に安い点です。

親子留学の場合、家族全員分の渡航費や学費がかかりますが、セブ島であれば予算を抑えつつ、質の高いマンツーマン授業を受けることが可能です。

親子で安心!セブ島の小学生向け留学プログラム(おすすめ校)

ここからは親子で行けるセブ島の留学プログラムについてご紹介します。カリキュラム内容や、サポート体制、環境について触れていきましょう。セブ島にはさまざまな語学学校があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

SMEAGエンカント校

SMEAGエンカント校は、マクタン島のリゾート地に位置しており、親子留学やリゾート留学を希望する方から人気の学校です。

都市部から離れたところでゆったりとリゾート地を味わいながら留学したい方におすすめします。

教室はドアのない造りなので、開放的なブースでのびのびと学ぶことができます。また、学校内では飲酒を楽しむことができるという数少ない学校の1つでもあります。お酒好きな親御さんには嬉しいポイントでしょう。

CPI

CPIは、落ち着いたエリアにある、リゾートホテルのような外観の人気校です。

カフェやプール、ジムなどもあり、リフレッシュできる環境を整えることで勉強の継続力を高める取り組みに力を入れています。

勉強とプライベートのオンオフがしっかりできる環境なので、より勉強に集中できそうです。

GLC

GLCは、セブ市内にある日本人経営の大型語学学校です。

安心できる日本人のサポート体制があり、なおかつさまざまな国から留学生が集まっています。多国籍な環境に身を置きながらも、サポート体制がしっかりしたところで学びたい方におすすめです。

特に日本人のサポートが手厚いところを希望する方には最適な学校と言えるでしょう。

Cebu Blue Ocean

Cebu Blue Oceanは、フィリピンの教育都市、バギオで培ったハイレベルな教育内容や講師が揃っている学校です。

英語講師とのマンツーマンの授業になるので、英語初心者の方にもおすすめできます。

採用されている英語講師は厳しい合格基準をクリアしているので、講師陣の質の高さもポイントです。

CLC Bai Hotel

CLC Bai Hotelは、フィリピン留学で「最高クラスの留学先」と言われる、ラグジュアリーな四つ星ホテルに滞在ができる学校です。

快適なだけでなく、食事はホテルビュッフェを食べることができるのも人気の理由です。

また、授業の質も安定しています。

多くの学校が留学の受け入れ年齢は小学生からですが、CLCはなんと3歳から受け入れ可能です。低年齢からのセブ島留学をお考えの方には、こちらの学校がおすすめです。

留学前に知っておきたい!セブ島での生活と安全対策

セブ島の治安や、生活する時に気をつけた方がいいことなど、ここからはセブ島での生活と安全対策について詳しく解説していきます。

移動はタクシーを使う

比較的治安が良いと言われるセブ島でも、スリやひったくりが発生することがあります。

大切なお子さんがそんな目に遭うのは絶対に避けたいものです。これらのトラブルを回避するためにも、短い距離でもタクシーを使うのがおすすめです。

タクシー内でも、たまにメーターが動いていないなどの金銭トラブルがあるので、しっかりメーターが動いているか確認した方が良いでしょう。

「Grab」という配車アプリを使うとドライバーの評価を確認してから乗ることができるのでより安全です。また、クレジットカードを登録しておけば金銭の受け渡しがないので、料金を誤魔化されるというトラブルも防ぐことができます。

夜間の外出は厳禁

セブ島に限らずどこの国でもよく言われることですが、夜はできる限り出歩かないようにしましょう。

夜は日中に比べて危険も多いので、こちらは必ず守っていただきたい点です。

留学先の学校内でも遊ぶ場所があったり、夜にアクティビティを企画しているところもあるので、夜でも飽きずに校内で遊ぶことができます。

リュックは背負わず前に持つ

スリに遭わないためにも、リュックサックなどのバッグは背負わず必ず前に持つようにしましょう。

また、ポケットにもスマートフォンや財布は入れないようにするのが大切です。

このような危機意識をしっかり持つようにすることで、帰国してからもさまざまなところで危機管理する能力が役に立つはずです。

【最新の費用相場】小学生のセブ島留学プランとスケジュール

セブ島に留学を検討している方が一番気になるのが、その費用とスケジュールではないでしょうか。ここからは留学の種類とそのスケジュール、費用についてご紹介します。

ジュニアキャンプ(単独留学)

ジュニアキャンプとは、子どもだけで渡航する留学スタイルです。

子どもだけと言っても、正確には大人のスタッフが付き添いとして一緒に生活をするので、親としては安心できます。

ただ、子どもの単独入国を許可している学校は少ないので、通う学校の選択肢は限られてしまう点には注意が必要です。ジュニアキャンプの大まかなスケジュールは下記の通りです。

時間 内容
6:30 起床
7:00 アクティビティ
7:30 朝食
8:00 授業
12:00 昼食
13:00 授業
15:00 おやつ
15:30 授業
18:00 夕食
19:00 宿題
20:00 就寝

費用は期間にもよりますが、親子留学と比べて子ども1人分の渡航費だけなので安く済みます。

セブ島留学は欧米諸国の留学費に比べて費用が安い傾向があるので、より手を出しやすいでしょう。

親子留学

親子留学は親と子が一緒に渡航し語学を学ぶ留学スタイルです。

親子で一緒に授業を受けることも、子どもだけが授業を受けることもできます。親が付き添いで来ているので、子どもは安心して学ぶことができるのが特徴です。親子留学のスケジュールは下記の通りです。

時間 内容
6:30 起床
7:00 朝食
8:00 授業
12:30 昼食
13:30 授業
17:00 アクティビティ
18:00 夕食
19:00 自由時間
20:00 就寝

【親子留学の費用相場(親1名+子1名の場合)】

期間 費用総額(概算)
1週間 45万円〜55万円
2週間 55万円〜75万円
3週間 70万円〜90万円
1ヶ月 80万円〜100万円

費用は一緒に渡航する家族の渡航費や学費、生活費などがかかるため、上記のジュニアキャンプに比べて2〜3倍ほど高くなるので注意が必要です。 (※上記費用は学校、時期、為替レートにより大きく変動します。)

成功のためのポイント!小学生のセブ島留学で押さえるべき注意点

実際にセブ島に留学した時に後悔しないためのポイントは?小学生のセブ島留学で、押さえておくべき注意点について解説します。

留学生活への期待を現実的に持つ

セブ島といえばリゾート地を思い浮かべる方も多いと思いますが、留学先はあくまで語学学校なので、残念ながらリゾート感のある造りの建物は少ないです。

また、留学中は授業や宿題で忙しい毎日になります。リゾート地でのんびりできることを期待して留学すると、がっかりすることになりかねません。

学習目的だけでなく、セブ島観光も楽しみたいという方は、留学期間を1週間ではなく、学校がない土日も滞在できる2週間以上を選択するのがおすすめです。

観光もしっかりしたい方は、勉強時間と観光時間のバランスを考慮してスケジュールを立てるのが良いでしょう。

生活環境が悪いところもあることを理解しておく

セブ島留学者の中には、Wi-Fiの繋がりが悪い、シャワーの水圧が弱い、虫や騒音に悩んでいるなどの声も多く聞かれます。

日本の快適な生活環境に慣れていたら、不便な環境に初めは驚くこともあるかもしれません。

Wi-Fiに関しては、親としても連絡が取れなくなるのは心配だと思うので、しっかり確認しておく方が良いでしょう。

また、eSIMやポケットWi-Fiを契約して渡航するのも対策の1つです。シャワーの水圧に関しては、学校を選ぶ際に設備の新しいところを選ぶのがおすすめです。

虫や騒音は、セブ島ではよくあることのようなので、気になる方は事前に学校に確認しておくのが良いでしょう。

トラブル対策は徹底する

乗り物に乗った時に過剰請求されるというのは海外ではよく聞くエピソードです。

大切なお子さんがそのような目に遭わないためにも、 タクシーなどに乗る際はメーターを写真や動画に収めておいたり、安全なタクシー配車アプリを使うのがおすすめです。

授業内容やカリキュラムについてはよく確認しておく

飛行機でセブ島に到着してすぐ授業が始まる、または深夜到着便で着いて朝からすぐ授業というカリキュラムでは、お子さんも疲れが溜まっていて集中できないケースが多いようです。

睡眠をとる時間も考慮して、スケジュールにはしっかり余裕を持ってカリキュラムを立てるのが望ましいでしょう。

授業はグループレッスンかマンツーマンレッスンかを選べるところが多いです。あとから授業の形式で後悔しないためにも、子どもの意見を取り入れ、その子の性格なども考慮しながら選べると良いでしょう。

行きたい語学学校には満員で入れなかったという意見もよく耳にします。できる限り希望する語学学校に通うことができるよう、夏休みなどの繁忙期を避けての予約や、早めの予約が大切です。

まとめ

ここまで小学生のセブ島留学について詳しく紹介をしました。小学生が留学なんてできるの?と感じる方も多いと思いますが、留学を通して小学生だからこそ得られる力もあり、視野が広がるチャンスでもあります。

セブ島親子留学は比較的治安も良く、英語の学習にも最適な環境ではありますが、やはりトラブル回避のための安全対策はしっかり行っておいた方が良いでしょう。

人気のある語学学校は早めに予約が埋まりやすいので、気になる方は予約サイトからエージェントに話を聞いてみてください。

お子さんと相談しながら、この機会に小学生からのセブ島留学を検討してみてはいかがでしょうか。

nativecamp.net

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髙橋麻実

◇経歴
英会話スクール10年受講

◇英語に関する資格
英語検定二級

◇海外渡航経験
渡航先での経験内容(仕事、旅行など):旅行でフィリピン、セブ島、バリ島、ボルネオ島、韓国、台湾、グアム、ハワイ、シンガポール、オーストラリアに渡航経験あり。

◇自己紹介
自身の経験も活かしながら読者に寄り添った記事作りに努めています。外国のことを知ることは自分の視野を広げ、人生を豊かにしてくれます。ネイティブキャンプで楽しく英語に学び、海外の文化に触れましょう!