日常英会話を上達させるお勧めの英語学習方法!【パート1】

今回は、日常英会話ができるようになる方法について考えてみたいと思います。「英語がペラペラに話せる」ようになるには、それなりの努力も必要です。しかし、日常英会話について言えば、使われる英単語や表現なども非常に簡単なものばかりです。効果的な反復練習をすれば、どなたでも比較的短期間で日常英会話ができると私は考えます。

特に今なら、インターネットを利用すれば、留学などせずとも、英会話をマスターすることができると思います。ただ、あまりにも英語や英会話に関する情報が多すぎて、どの情報を利用して英会話を上達させていくのかを迷う人が多数いるのも事実です。

今回ご紹介する方法を試していただき、まずは日常英会話が話せるようになれば、「英語がペラペラに話せる」道が自ずと開けてくると思います。

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必要以上に英語に手こずる日本人!

例えば、ピアノを習う、水泳を習う、柔道を習う。習い事を誰かと同じように一緒に始めても不思議なことに、その上達には個人差が出てきます。非常に抽象的な言い方ですが、上達の速さの違いは、「センス」という個人に与えられた先天的なものにあるようです。

少し話が英語からは逸れますが、私は、中学からギターを友達と習い始めました。友達は、コードをどんどん覚えてリードギターのソロの部分も難なく演奏できるようになりました。私もいろいろなコードをどんどん覚えました。担当のサイドギターのパートは、曲を聴けば、楽譜なしでも難なくコピーすることもできるようになりました。

でも、その後の差の開き方が凄まじくて、友達は、高校を卒業するまでにジミーヘンドリクスばりにギターが弾けるようになっていました。私の方は、リズムが刻めるだけで、やはりサイドギターのパートしかできません。リードギターの演奏など何をどうすればできるのか全く見当がつきません。リードギター担当の友人は、「お前は、ボーカルだから英語の歌に集中してくれればいいのさ」と慰めてくれました。

確かに私は、歌う方の担当をしていました。それも、うちのバンドは洋楽専門だったので、英語の曲しかやりません。しかも私は、英語の発音にこだわりを持つ生意気なボーカルでした。それは、日本人ジャズボーカリストがネイティブ並みの英語の発音でジャズを歌うことにこだわりを持つのと同じでした。そして、このこだわりこそが後でご説明する私が英語を話せるようになれた原点だったと思うのです。

兄弟で習い事を習い始めても、不思議と個人差が現れるものです。例えば、水泳教室では弟の方が兄よりも上達が早いが、音楽を習い始めると、兄の方が弟よりも才能がある。やはり、人が生まれ持ったセンスが習い事の上達の速さに関係してくるのです。
しかし、言葉はどうでしょう。私たちの母国語の日本語でそんなに差が開きますか?厳密に言えば、差はあるかもしれません。しかし、日本人なら皆、日本語を話すことはできます!

それでは、どうして、日本人は、必要以上に英語に手こずるのでしょうか。世界でも非常に優秀だと一目置かれている日本人がどうして必要以上に英語に悪戦苦闘するのか、海外の人たちからも 非常に不思議がられています。日本人は、世界一の物づくりのセンスを持っているのに、残念ながら、こと英会話に関しては、全くセンスに欠けているというしかありません。

「英語がペラペラに話せる」とは、一体どういうことなの?

まず英会話は、スポーツだと思い練習に励むこと!

言葉を習うことは、スポーツや楽器を習うことと非常によく似ています。地道にコツコツと練習することが王道です。「英語を練習する」と言うと、人によるとそのニュアンスに少し違和感を持つ人がいるかもしれませんが、私は、「英語を勉強する、学習する」と言うよりも、英語と練習という言葉を組み合わせて「英語をコツコツ練習すると話せるようになる」という風に言いたいのです。

ここで私がどのようにして英語の練習に取り組んだのかを箇条書きしてみました。

  1. 中学から英語の練習を始めました。
  2. バンドのボーカルだったので数多くの英語の唄を練習しました。
  3. 特に楽曲の英語歌詞の意味と英語の発音には気を配りました。
  4. リンキングやリエゾンなど英語発音のルールを覚えて練習しました。
  5. 歌詞に句動詞がよく出てくるので、それらを含む例文を多数覚えました。
  6. 簡単な日常英会話の反復練習をしました。
  7. 歌うだけではなく、とにかく英語を口に出す音読を習慣にしました。
  8. 高校の後半から、なるべく英語を日本語に翻訳しないように心がけました。
  9. そのために高校の後半から、英英辞典を使い始めました。

特に効果的だと思う練習方法ばかりを挙げてみました。この中に、「英語がペラペラに話せる」秘密がたくさんあるはずです。

英会話の練習方法を柔道というスポーツの練習方法と比べてみると!

「言葉を習うことは、スポーツや楽器を習うことと非常によく似ている」と、言いました。ここで英会話の練習方法を柔道の練習方法と比べてみると、よくわかります。

1)、まず受け身を練習します。英語ならリスニングの練習から始めます。リスニングの練習をしながら日本語と違う英語の雰囲気を脳に覚えこませます。次に、リンキングやリエゾンなどの英語の発音の基本ルールを覚えて練習します。リスニングの練習は、非常に重要ですが、私は、英語を聞き流すだけでは英語が話せるようにはなりませんでした。受け身の練習ばかりしても、技をかけて相手を負かす柔道ができるわけはありません。

2)、難易度の低い技から覚えて、その技をかけるコツなども教わります。英語ならまず、リスニングをした後、音読するスピーキングを練習します。そして、文法、句動詞、熟語や基本の言い回しなどの練習もします。

3)、次は、柔道で「打ち込み」と言われる技をかける練習をします。英語なら2)で覚えたスピーキングを繰り返し音読反復練習します。これは、無料で使える「英文読み上げサイト」とボイスレコーダーを利用すると、非常に効果的な練習ができます。ネイティブの発音の後に自分が発音する、そして、その録音を聞きネイティブと自分の発音の違いを確認して、ネイティブの発音に自分の発音を近づけるように努力する。

4)、それから柔道では「乱取り」と言われる相手との試合形式での練習です。英語ならネイティブとのスピーキングの反復会話練習になります。3)、でご説明した英会話の「打ち込み」に当たる反復練習を充分にした後、このネイティブとのスピーキングの反復会話練習をするべきです。自分の発音や話し方で問題がある部分をここでネイティブに直してもらいます。これも録音しておいて、後で何度も聞いてみましょう。

5)、最後に実際に試合をすることで、自分の英会話を磨いていきます。つまり、反復英会話レッスンではなく、実際のネイティブとのシナリオのない自由英会話(練習)をすることです。ネイティブとの自由英会話が楽しめるようになれば、翻訳なしに英語が話せるようになったことになります。つまり、あなたも「英語がペラペラに話せる」ようになったのです。この自由英会話のレッスンも録音しておいて、後で何度も聞いてみましょう。

当然、柔道に段位があるように、英語にも段位があるはずです。やはり、最高の段位である「英語がペラペラに話せる」レベルになるためには、かなりの努力が必要です。結論から言わせていただくと、最も重要なことは、日本語の翻訳を介さずに英会話が出来ることです。これができなくては、「ペラペラ感」が出ません。頭の中で英語を日本語に翻訳しながら英語を話すと、どうしても一拍置いたぎこちない英会話になるのです。

「英語がペラペラに話せる」とは、どういうこと!

私は、ジムに週5日通います。そのジムにはアメリカ人大学講師の会員もいて、トレーニングをしながらよく話すことがあります。彼の日本語よりも私の英語の方が流暢なので、私たちは、英語で色々な話題について話します。それを他の日本人会員が横で耳にすると、多くの人が、「英語ペラペラですね」と目を白黒させて言います。では、ここで、その「英語がペラペラに話せる」ということについて少し考えてみたいと思います。

英語がペラペラに話せるということを厳密に説明すると、「自分に対して話された英語を日本語による翻訳など全くなしで、その英語を英語として理解する。そして、即座に英語でその応答を考え、英語で話しかけてきた相手に対して英語で返答する」ということです。確かに簡単な作業ではありませんが、私たちは、日本語の会話ならこのプロセスを難なくこなしているので、英会話でも段階を踏んで練習すれば、できることです。

それでは翻訳なしに英語が話せるようになるには、どのような練習をすればよいのでしょうか。それは、柔道の練習で説明した4)と5)の会話練習を続けていくことです。ただ、そのようになるには、個人差が非常に大きく左右します。短期間でそうなる人もいれば、かなり時間がかかる人もいます。ネイティブの先生の教え方にもよりますが、やはり習い事には、人それぞれのセンスが深く関係してくるということでしょうか。

会話練習を続けていくと、嬉しいことに、ある日突然、日本語の介入なしでストレートに英語が話せてしまう瞬間があります。その瞬間というのは、必ず自分でも気が付きます。それは、あなたが初めて「英語が話せた」と実感する貴重な瞬間です。

そして、それが何度も起こるようになり、最終的に翻訳なしで英会話ができるようになれば、あなたは「英語がペラペラ」に話せるようになったのです。それでは、次は、「英語がペラペラに話せる」ようになるために何をすべきかについて考えてみたいと思います。

「英語がペラペラに話せる」ようになるためにするべきこと!

私がお勧めしたい英会話の練習方法をご紹介します。まずは、家族や親しい友人との間で使われる日常英会話の練習から始めます。重要なのは、発音です。日本人に共通する問題は、自分の発音を気にするあまり、積極的に英語が話せない傾向があることです。簡単な日常会話の言い回しや普段よく使われる句動詞(phrasal verb)、熟語や俗語などをセンテンスの中に取り入れて発音に注意して一石二鳥の練習をしていきます。

まずは、ベーシック英語(ベーシック・イングリッシュ)(Basic English)

ベーシック英語は、英国の言語学者のチャールズ・オグデン氏(Charles Kay Ogden)が提唱しました。ベーシック英語とは、850語の基礎英単語とその使用ルールであらゆることが英語で表現できるとされています。いくらなんでも850語で本当に大丈夫なのと、思われる方には、2000語に増やした上級バージョンもありますので、そちらを利用することもできます。

ベーシック英語https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E8%8B%B1%E8%AA%9E

日常英会話では、日本語で私たちがする日常会話と同じようにあまり難しい英単語は使いません。日常英会話では簡単な基礎英単語と定番の英語表現を使いこなせること。まずは、ハードルを下げて日常英会話の練習をするためにベーシック英語から始めることをお勧めします。

ベーシック英語で特にユニークなのは、動作に関する基本英単語(100語)の中で、動詞がcome, get, give, go, keep, let, make, put, seem, take, be, do, have, say, see, sendの16の基本動詞だけだということです。これは、この動詞と副詞や前置詞を組み合わせて句動詞 (phrasal verb)を作り、それにより16の基本動詞以外の動詞的表現ができるということなのです。

そして、この句動詞は、英語らしい表現でネイティブは、好んで使います。又、句動詞は、日常英会話だけでなくニューヨークタイムズなどの一流新聞やテレビでも頻繁に使われています。特に私が句動詞の用法に慣れることをお勧めする理由は、英語の発音ルールを学ぶにも非常に役立つからです。例えば、簡単な例でご説明しましょう。

You'd better go over your work before you hand it in.
「その(仕上げた)仕事は、事前に精査してから手渡した方が良いよ」(直訳的)

句動詞go over は review(復習する)、examine carefully (精査する) の意味で使われます。つまりreviewやexamineなどの難しい動詞の代わりに使え、「おさらいをする」のニュアンスが出ます。小学生が、学校から帰ると、よくこう言います。

I have no time today. I have to go over my homework again.
「今日は、(遊んでいる)暇なんかないの、もう一度宿題をおさらいしないとだめなの」

この例文には、hand in「提出する、差し出す、手渡す」などの意味を持つ句動詞も入れてみました。You'd better(You had better)+動詞の原型は、日常会話でよく使われる「---した方が良い」の意味になります。ここでhand it inの発音は、「ハンド イット イン」、「ハンディティット イン」、「ハンディティ イン」から最終的に「ハンディティン」となります。

発音のルール、子音+母音(最初の単語と二番目の単語d it、それから二番目の単語と三番目の単語t in)を理解した後に反復練習します。なぜhand it inの発音が「ハンディティン」になるのかを理解すれば、応用が利きますので、あなたの発音がネイティブ並みになるのも夢ではありません。

句動詞は、他にも look into (捜査する)やtake back (撤回する)などをはじめとして非常に多数あり、きりがありませんが、非常に重要な英語表現です。日常英会話で頻繁に使われるものから順次覚えてご自分でも使えるようになりましょう。

シュリーマンに学ぶ語学をマスターする方法!

シュリーマン(Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann 1822年 - 1890年)は、ドイツ人の実業家でアマチュア考古学者でした。ギリシア神話の伝説都市「トロイア」の実在を確信して遺跡の発屈によりその実在を証明しました。彼は、語学の達人で10ヶ国語以上の言葉が話せたそうです。その語学の達人、シュリーマンが自分で実践した語学をマスターする方法を著書のなかで明らかにしています。

その方法は多くの言語学者や教育者からも推奨されています。わたくしも実践させてもらい大きな成果をその方法からいただきました。ここでシュリーマンが自分で実践した語学をマスターする方法をご紹介したいと思います。

ハインリヒ・シュリーマンhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

1)、毎日必ず、外国語の学習に1時間以上をあてる!

取り組む外国語は、半年から長くても一年以内に日常会話ができるように集中して短期間で取り組める計画を立てます。初級の英会話をマスターするなら、前述しました「ベーシック英語」、又は、中学で学んだ英語を使えば、十分ですので、毎日、最低でも一時間以上の時間をあてます。

2)、常に音読をする!

英語を上達させるためには、どんどん口にだして英語を話すことです!教材の中の英語を音読することを習慣にしましょう。オンラインで使える無料の「英文読み上げサイト」を利用することをお勧めします。ほぼネイティブなみの音声でコピペした文章を発音してくれます。これなら、自宅のパソコンの前でできますので、恥ずかしがる必要もありません。

読み上げてもらいたいセンテンスをサイトにコピペして読み上げてもらいます。その後に自分でも読み上げます。その過程を無料で使えるボイスレコーダーに録音しておきます。それから、録音した音読練習を聴きながらご自分の発音を修正していきます。又、発音される時に、音が変わる、音が消えるなどの現象にも注意を払いながら発音のルールを覚えます。これを半年も続ければ、かなり発音に対しても自信がつくはずです。

3)、英語から日本語に翻訳しない癖をつける!

これは、前述しましたが、外国語をマスターする上では非常に重要です。初級の方には、かなり難しいと思いますが、常に心がけていないと「ペラペラ」にはなれません。半年から1年以内に中級になれば、是非とも心がけていただきたいと思います。日常英会話ができるようになれば、次のステップを目指すために是非とも克服しなければならない課題だと思って下さい。

4)、興味を持つテーマで英作文をして、添削された英作文を暗記して音読する!

自分が興味を持つテーマに関して英作文をします。その中には句動詞、熟語や自分が好きな英語特有の言い回しなどを多数取り入れます。とにかく、日本語で考えて英作文するのではなく、英語らしい表現を考えて英作文をします。

できた英作文は、ネイティブに添削してもらいます。そして、どこが悪いのか、どうしてそういう風に修正したのかも質問します。それらを理解することが重要で、理解することができれば、ミスを繰り返すこともないはずです。

最後に添削された作文を何度も音読して暗記します。先ほどの英文読み上げサイトを利用するのも効果的です。

まとめ

今回は、「日常英会話を上達させるお勧めの英語学習方法!【パート1】」として、概論的な方法をご説明させていただきました。次回は、今日ご紹介したベーシック英語、発音ルールや句動詞などの各論的な説明もさせていただきます。

ここで、今回ご説明した重要事項を箇条書きで挙げさせていただくと、

  1. ベーシック英語で日常英会話をマスターするのは、難しいことではない。
  2. 音読を習慣にして、半年から1年以内で日常英会話ができるように練習する。
  3. 始めの段階で発音に自信をつけないと練習が楽しくないし挫折する確率が高い。
  4. 英文読み上げサイトとボイスレコーダーを使えば、自分の発音に集中できる。
  5. 音の変化や消音などの発音のルールを知れば、ネイティブ並みの発音になれる。
  6. 句動詞を覚えることで、たくさんの日常英会話の表現ができる。
  7. 中級になれば、頭の中で翻訳する癖をやめるように努力する。

などになります。

次回は、発音のルールを覚えてご自分の発音を改善して自信をつける方法をご説明させていただきます。これで、日本人にありがちな英会話に挫折することを防ぎ、発音に自信をつけていただくことができると思います。又、日本ではあまり教えてもらえない日常会話でよく使われる句動詞の表現なども紹介するつもりです。それでは、今回も最後まで、ありがとうございました。

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