【デンマークの通貨・クローネの基礎知識】両替方法や現地の支払い事情も解説!

デンマーク、クローネ、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

デンマークと聞いて、どのようなイメージがありますか?
甘い美味しいデニッシュ発祥の国であり、LEGOが生まれた国でもあります。
世界の幸福度ランキングで、常に上位に位置している、という側面もあります。

社会保障制度が高く、税金も高く、物価が高いことや、キャッシュレス大国という事を聞いたこともあるかもしれません。

おしゃれで、サステイナブルな社会を構築しており、人々の幸福度が高い憧れの北欧デンマーク。

今回はデンマークの通貨、デンマーク・クローネについて解説します!デンマーク・クローネの両替方法、デンマークでの支払いに関して、旅行前にぜひ不安を取り除く一助になりますように。

デンマークの通貨は「デンマーククローネ」

デンマークはヨーロッパの国でありEUに加盟もしていますが、ユーロではなく独自通貨であるクローネを使っています。

ヨーロッパなのにユーロではない??

EUに加盟している国々が、政治的統一、経済発展を念頭に欧州統一通貨ユーロが使われ始めてから、もう20年ほどが経ちました。

当時は、文化も歴史も違う国々が同じ通貨を使う事へ懐疑的な意見もありましたが、ゆっくりとはじまり、すっかり定着していることに驚きを禁じえません。

あまり日本では知られていませんが、EUに加盟している27カ国のうち、ユーロの通貨を使用しない国は7か国存在します。その中でもデンマークは、国民総選挙でも反対の意見を取ったため、「EU加盟国の中でも唯一の正式にユーロ導入を免除された国」となっています。

ヨーロッパではユーロがあれば大丈夫!と考えていると、落とし穴にはまりますので、ご注意ください。

紙幣と硬貨の種類

デンマーク・クローネは、デンマークで使われている通貨です。

日本で言う「円」です。Kroneと、デンマーク語で記載します。国際表示は「DKK」で、値札表示はkrとなります。ちなみに日本円は、「JPY」で、”¥“と値札表示されています。

日本はすべての単位が円ですが、デンマーク・クローネは、クローネの下に補助単位としてオーレ(Ore)があります。1クローネ(kr)が、100オーレ(Ore)となります。

デンマークで使われている紙幣は、50kr、100kr、200kr、500kr、1,000krの5種類。そして硬貨は、50 Ore、1kr、2kr、5kr、10kr、20krの、6種類があります。

日本円に比べると、少し多い気がしますね。オーレとクローネの硬貨など、紛らわしい気もしますが、実際オーレのコインを見ることは稀ですので、意外と混乱はしないのでご安心ください!

為替レート

日本円との為替レートは、目安ですが、1クローネ24円~25円です。

為替レートは日々変動しますので、最新レートは確実にご確認ください。

デンマーク・クローネは、ユーロペッグ制を導入しています。ユーロペッグ制とは、自国のお金、この場合デンマーク・クローネ、の変動をユーロに連動させ、為替の安定を保つ制度です。

ユーロとの取引が多い国には有利です。デンマークは、国民投票でユーロの導入を採択しなかった経緯がありますが、ユーロ内で取引が多いため、この形をとっています。EU内でユーロを使用していないブルガリアも同じシステムです。他には、アフリカのCFAフランを使っている国々が採用しています。

レートは日毎で変更するため、両替する際には注意が必要です。どのタイミングで両替するのが一番良いのかを考えながら、為替レートを定期的にチェックするのも有効です。

日本円からデンマーククローネへのおすすめ両替方法

旅行というのは、その国のキャッシュを少し持っていくことが安心感を生みだします。あまりに高額な両替金を持っていくと税金がかかってくる場合がありますので注意が必要です。ちょっとした問題が生じた際に、現金が全くないのと、少しはあるのでは、雲泥の差です。そのための、両替方法をご紹介します。

時間があるならば

一番手数料が低く現金を入手できるのは、現地ATMを利用して現地通貨でおろすことです。

ただそのためには、現地のATMで使えるキャッシュカードかデビットカードを用意しておくことが必要です。日本の銀行カードでも、海外ATMの利用が可能であれば問題ありません。ぜひ一度お手持ちのカードをご確認ください。

それでも、現地に入るまでに現地の現金を全く持っていないのは不安になると思います。旅行まで時間があり、事前に準備ができるのならば、おすすめの両替方法は外貨宅配サービスです。必要な通貨を自宅まで届けてくれるので確実です。大手銀行や一部の両替所でも両替可能です。その際には、レートや手数料が変わってくるため、いくつかの個所を比較して決めると、結果的にはお得です。

時間があるならば、事前に色々準備ができますが、デンマーク・クローネは国際的にはマイナーな通貨であるため、両替所であれば両替可能というわけではない、と覚えておいてください。

直前に両替する必要があれば

時間がなかったり、忘れてしまったりして、直前に両替する必要が出てしまった場合、空港の両替所での両替が無難です。

交換レートが少し不利になる、手数料が高額になってくる可能性はありますが、やはり国外に出る前に、現地通貨を持っていられるのは、精神衛生上非常に大切なことだと思います。

もしも、デンマーク・クローネがなかった場合、ユーロへの両替をしておくと便利です。というのは、デンマークへ着いてから日本円からデンマーク・クローネへ両替するのはより不利なレート、より高額な手数料の可能性がありますが、ユーロからの両替であれば、レートは安定しているし、比較的どこの両替所でも可能です。

到着後どうしても両替したい場合は

日本で両替できなかった場合、現地に到着してからでも両替は可能です。

空港、主要駅、市内の両替所、そして銀行での両替が可能です。日本円が両替困難な場合を見越して、ユーロへの両替を済ませておくと、逆に安心です。

また、現地ATMで現金を引き出すことができれば、それが一番手数料を低く抑えることができます。この時、日本円でなく、現地通貨で引き出すことを忘れないように気を付けてください。

両替する際の注意点

様々な場所で両替が可能であることをご紹介いたしました。続いて、両替する際の注意点をお伝えします。

そもそも取り扱いが少ない

両替所は、成田空港内にも、デンマークのコペンハーゲン空港の中にも複数あります。

都内でもおおよその目安として数百カ所あるため、両替所自体が少ないという事は、ないのではないでしょうか。ただし、すべての両替所がデンマーク・クローネを取り扱っているというわけではありません。

日本円は世界で日本のみで使われ、同じようにデンマーク・クローネは世界の中でデンマークでしか使われておりません。単純に考えても、この1か国でしか使われない通貨から1か国利用の通貨へ両替するというのはニーズが低いことが想定できます。

そのため、私たちから見た場合、「デンマーク・クローネへの両替はマイナー」であり、取り扱う両替所が少ないという注意点があります。事前にデンマーク・クローネの取り扱いがあるかどうかを確認することをおすすめします。

レートが不利な場合がある

大手銀行での両替、空港や観光客向けの場所での両替は、為替レートが不利な場合があります。

為替レートが不利と言われてピンとこないかもしれないので、細かくご説明いたします。

目安ですが、デンマーク・クローネは現在1クローネ=24円~25円となっています。ですが、これは銀行間での取引金額であり、一般の旅行客が両替所などで両替する際、この価格よりも不利になる場合が多いです。

単純な金額の違いではなくその変動の中に、手数料や、人件費、店舗の場所代、その運営費、為替変動のリスク、などの様々な金額を含めているからです。

例えば空港では、緊急性は高く、競合もおらず、場所代や人件費も高くつくため、このレートが大手銀行窓口と比べても不利となり、入手できる現金が減ってしまうこともあるので、注意が必要です。

手数料が高い場合がある

為替レートに組み込まれて、手にする現金が減る場合があるのと同じように、手数料という名目で引かれる場合も多くあります。

どちらが得なのかは、金額次第となってしまうので一概には言えません。例えば、1万円を両替すると、入手できる現金には数百円の違いが出てきてしまう場合があります。

為替レートによるとこの金額になり、そこに手数料が乗ってくるとこの金額になる、と細かくシミュレーションをして、不利にならないよう、努めるのが一番の方法と言えるでしょう。

ほぼキャッシュレス!?デンマークでの支払い事情

デンマークの通貨をご説明し、両替方法をご紹介してきましたが、実はデンマークはキャッシュレス大国であり、現金はほぼ見ないと言われています。

どこでもクレジットカードが使えてしまう??

日本でも近年はキャッシュレス化が進み、クレジットカードやバーコード支払いが常態化してきていますが、デンマークはもっと早い時期からキャッシュレスに移行しており、現在クレジットカードで支払いができない場所はほぼないと言われています。

ホテルやレストランはもちろん、喫茶店や観光施設など、多くの人がタッチ決済を採用しており、普通に観光をする上で、現金が必要な機会はほぼ見られないでしょう。

VISAとMasterはデンマークを含め、海外旅行では比較的どこでも使用可能ですが、JCBやAmerican Expressは使えないこともあるため、VISAかMasterのクレジットカードを持っていると安心ですね。現金が使用不可のお店もあるため、注意が必要です。

寄付やチップもキャッシュレス??

キャッシュレス大国を支えているのは、クレジットカードがどこでも使えることと、さらに、アプリの存在があります。

Mobile Payというアプリで、デンマークでは、日本とは違ってこの一つのアプリだけが非常に広く使われているため、友人間の割り勘やクレジットカードが使えない場所では、このアプリが大変有効です。

アプリを通して番号さえ指定すれば送金可能なため、フリーマーケットや路面店、果ては大道芸などのチップとしても使われています。

日本はまだまだこの段階までは到達していませんが、キャッシュレスを進めていくと、このような形に落ち着くのかもしれませんね。

デンマークの通貨事情を知ることで旅を快適に!

デンマークはEU加盟国ですが、自国通貨であるデンマーク・クローネを使っています。その両替方法を、通貨の成り立ちからご紹介いたしました。デンマーク・クローネは、世界的にはマイナーな通貨ですが、両替をすることは可能です。

為替レートと手数料に気を付けながら、手元に一番お金が残るようにできるといいですよね。旅行前に少額の現地通貨を両替し、少額の現金と、クレジットカード利用を中心として支払いをするのが一番現実的であると言えるでしょう。

心配のない、素晴らしい旅になることを願っています。

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maco

◇経歴
国際色豊かな環境で学び、その後ホテル業界、秘書、食品企業など様々な仕事を体験しました。 結婚・出産をきっかけに、英語を教える業界に飛び込み、現在は環境保護などのNPO法人で活動しつつ、親子から高校生、大人まで幅広く英語を教えています。

◇英語に関する資格
英検一級
TOEIC945
IELTS7.5

◇留学経験
ヨーロッパにてアメリカンスクール在学、スコットランドのエジンバラ大学に留学

◇◇海外渡航経験、渡航先での経験内容
ヨーロッパで10年ほど過ごし、諸国を旅行。最近始めてアメリカにNBA見に行きました!

◇◇自己紹介
高校まで10年間ほどヨーロッパで過ごした帰国子女です!大学ではエジンバラ大学へ留学。現在は子育ての傍ら英語講師となり日々英語の奥深さを痛感しています!