デンマークってどんな国?観光スポット・治安・現地の物価など【徹底解説】

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みなさんは、「デンマーク」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?

北欧の国、アンデルセンの故郷、人魚姫の像など、思い浮かべるのは人によってさまざまだと思います。

また、なかには国名だけは聞いたことがあるけれど、詳しいことはなにも知らない、という方もいるかもしれません。

そこで、今回の記事では、デンマークに焦点をあてて詳しくご紹介していきたいと思います。

具体的には、そもそもデンマークとはどんな国なのかという基本情報、日本からデンマークへの行き方、デンマークの多様な魅力、日本と比較した際の物価、デンマークの気になる治安、デンマークに行ったら外せない観光スポットなどをわかりやすくていねいに解説します。

デンマークが気になっている方、これからデンマーク旅行に行く予定がある方などは、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

デンマークってどんな国?知っておきたい基本情報

まずはデンマークという国の基本情報からチェックしていきましょう!

位置・地理

デンマークはヨーロッパ中北部に位置しています。

スカンジナビア半島の南端、シェラン島、フュン島、ユトランド半島といった大小約500の島から構成される国です。

面積は約4万3千km2(九州と同じくらい)です。

気候・気温

西岸海洋性気候で温帯に属し、四季がはっきりしているデンマーク。

夏は湿度も低く過ごしやすいです。

冬は緯度の割に温暖ですが、それでも寒さは厳しく、日照時間も短いです。

気温は、春は5~15度前後、夏は20度前後、秋は5~15度前後、冬は0度前後となります。

人口・言語

外務省のデータ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/data.html)によると、人口は2024年時点で約598万人です。

言語はデンマーク語ですが、都市部を中心に多くの方が英語を話します。

日本からデンマークへの行き方

ここからは、日本からデンマークへの行き方・フライトについて、直行便と経由便にわけてそれぞれご紹介します。

直行便

現在、日本とデンマーク間の直行便を運航しているのはスカンジナビア航空のみとなっています。

主に羽田空港からコペンハーゲンまでを運航し、日本から行く場合は約13時間半、デンマークから日本へ向かう場合は約12時間のフライトです。

経由便

成田空港発の場合、チューリッヒ・ウィーン・アムステルダムで乗り継ぎ、羽田・関空発の便ではミュンヘンで乗り継ぎといった選択肢があります。

デンマークの魅力

さまざまな魅力あふれるデンマーク。

その素敵な部分を数えればきりがありませんが、ここでは代表的なものをご紹介します。

美しい街並み

デンマークの魅力はなんといってもその美しい街並みでしょう。

欧州らしい伝統と洗練さが組み合わさった街並みはそれ自体が価値を持つ観光スポットとなっています。

カラフルな色使いが素敵な集合住宅や、美しい建築の教会など見どころがたくさんあります。

豊かな文化

デンマークは、『マッチ売りの少女』『みにくいアヒルの子』などの童話で知られる児童文学作家のアンデルセンのふるさとです。

また、有名な建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンもデンマーク出身。

さらに、デンマーク刺繍やLEGOなど、多様な文化を生み出しています。

雄大な自然

デンマークは森林面積の割合が最も高い国の1つです。

また、美しい植物や数多くある湖沼の風景など、豊かな自然を楽しむことができます。

多様な食文化

デンマークは海に面しているため、シーフードが特に絶品です。

なかでもスモーブローと呼ばれるオープンサンドは定番料理・国民食であり、スモークサーモンや卵、野菜などをのせて食べます。

そのほか、家庭料理の代表ともいえるフリカデラ(ミートボール)や、日本のパン屋さんでもおなじみのデニッシュ(デニッシュは英語で「デンマークの」という意味です)など、さまざまなおいしいグルメが味わえます。

高い?安い?日本と比較したデンマークの物価

北欧の国々は、物価が高いというイメージがあるかもしれません。

ここからは、日本と比較しながらデンマークの物価事情をチェックしていきましょう!

全体的に日本より高め、特に外食は高い

デンマークの物価は、一般的に日本より高めです。

ちなみに、デンマークは所得税は55%、消費税は25%と世界一税金が高いといわれています。

全体的に高めですが、特に外食は日本と大きく差があります。

ランチは2,000円以上、ディナーは5000円程度となっています。

旅行費用をおさえたい場合は、外食ばかりではなく、地元のスーパーなどを活用すると良いでしょう。

物価の目安の例

物価の目安の例として、ミネラルウォーター(500ml)が400円前後(日本は100~150円ほど)、カフェのコーヒーが1杯約700円(日本は500~600円ほど)となっています。

気になるデンマークの治安

デンマークを含めた北欧諸国は、治安がいいイメージがありませんか?ここからは、デンマークの治安は実際どうなのか解説していきます!

世界的には治安が良い

2024年度の『世界平和度指数ランキング(https://www.economicsandpeace.org/wp-content/uploads/2024/06/GPI-2024-web.pdf)』では、デンマークは8位にランクインしています。

日本は17位のため、順位だけで見ればデンマークの方が上となっています。

とはいえ、前年の同ランキングから3つ順位を落としており、強盗、窃盗、詐欺等の犯罪には注意が必要です。

観光客を狙った犯罪も多いです。

注意すべき時間帯・エリア

酔っ払いがいたり、スリやひったくりが起きることもあるため、特に夜間の外出は気をつけましょう

エリアとしては、観光客を狙った犯罪が多いコペンハーゲン中央駅付近、ギャング団の抗争と思われる犯罪が起きているコペンハーゲンのノアブロ地区・クリスチャニア地区などは注意しましょう。

デンマークで外せない観光スポット

最後に、デンマーク旅行に行ったらぜひ行ってほしいおすすめの観光スポットをご紹介します!

クロンボー城

コペンハーゲンがあるシェラン島の北部ヘルシンガーにあるお城です。

2000年には世界遺産にも登録されています。

シェイクスピアの戯曲『ハムレット』のモデルとなったと言われています。

バルト海に面しており、スウェーデンとはたった5〜7kmの距離にあります。

チボリ公園

世界で2番目に古い遊園地・テーマパークとして知られています。

アンデルセンが童話の構想を練るためにたびたび訪れていたというエピソードが残っていますが、それも納得。

園内は童話の世界そのものなんです。

アトラクションのほか、グルメも楽しめます。

人魚姫の像

デンマークの超有名観光スポット。

アンデルセンの童話『人魚姫』に登場する人魚姫がモチーフになった像です。

世界3大がっかり名所」としても有名ですが、何度も損壊されるたびに修復を重ねてきた像を見に行くのも良いのではないでしょうか。

ニューハウン

コペンハーゲンを象徴するような景観が並ぶエリアが「ニューハウン」です。

運河に沿って、カラフルな木造家屋が軒を並べる風景は、見ているだけでうっとりしてしまうはず。

コペンハーゲンのなかでも最も活気がある場所でもあり、レストランやショップも多いです。

コペンハーゲン市庁舎

観光客から人気を集めるのがコペンハーゲン市庁舎です。

市庁舎前広場には、チボリ公園の方向をじっと見つめて座るアンデルセンの像もあります。

中世デンマーク様式とイタリア・ルネサンス様式を取り入れた赤レンガ造りの建物で、豪華な彫刻や壁画、バルコニーの上のアブサロン像なども見られます。

アンデルセン博物館

フュン島(デンマークの中央部にあり、ユトランド半島の東に位置する島)の中央に位置するオーデンセという街。

アンデルセン生誕の地であるこの街にある博物館です。

アンデルセンの手紙や日記、原稿などが展示されています。

博物館敷地内の北東端、ロチェス公園の北側には、アンデルセンの生家もありますので、ぜひあわせて訪れてみてくださいね。

まとめ

今回の記事では、旅行先として近年特に注目を集めている「デンマーク」について詳しくご紹介していきました。

具体的には、そもそもデンマークとはどんな国なのかという基本情報、日本からデンマークへの行き方、デンマークの多様な魅力、日本と比較した際の物価、デンマークの気になる治安、デンマークに行ったら外せない観光スポットなどについてわかりやすく解説していきました。

記事のなかでもご紹介したとおり、デンマークは魅力あふれる国ですが、それでも100%安全というわけではありません。

トラブルなく、スムーズな旅行・滞在のために知っておいた方がいいことはたくさんあります。

ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

また、ご紹介したデンマークという国について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。

北欧、特にデンマーク出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。

ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。

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