
バギオに滞在予定の方の中で、「海が見えるビーチでリラックスしたいけど、バギオから行ける海はあるのかな...。」と気になっている方はいませんか?
この記事では、バギオから日帰りまたは1泊2日で行けるおすすめの海を紹介します。
また、ビーチでできることやバギオからの所要時間も合わせて解説します。
バギオから近い海でリゾート気分を満喫したい方は、具体的なスケジュールを立てるための参考になりますので、ぜひ読み進めてください。
- そもそもバギオってどんな都市?
- バギオから行ける最も近い海・ビーチ:サヌワン(1時間半~2時間)
- バギオから日帰りで行ける海・ビーチ:サン・フェルナンド(2時間〜2.5時間)
- バギオから行ける穴場の海・ビーチ:アグー(1時間半)
- バギオ市内・周辺で楽しめる観光スポット
- まとめ
そもそもバギオってどんな都市?
そもそもバギオに行ったことがない方は、バギオがどんな都市なのかわからないでしょう。
バギオへ渡航する前に、バギオがどんな都市なのかを知っておきましょう。
バギオの基本情報
バギオは、フィリピンのルソン島北部の山奥にある都市です。
バギオには空港がなく、訪れる際はマニラ空港もしくはクラーク空港から車で約3〜5時間かけて行く必要があります。
山奥にあるので田舎なのかと思うかもしれませんが、実は約35万人が暮らす中規模の都市で、多くの観光客も訪れています。
セブやマニラと比べるとあまり知られていない街ですが、バギオ市民の英語力は世界トップクラスで、語学学校にも優秀な講師が多く在籍していることから、留学生が多く集まる場所として人気です。
バギオの気候
常夏のセブやマニラと違い、バギオは1年を通して涼しい気候です。
平均気温は23度前後で、半袖だと肌寒く感じる日もあります。
バギオは、1年の中で「雨季」と「乾季」の2つが存在し、雨季は5月〜10月頃、乾季は11月〜4月頃です。
雨季は雨が降る日が多く、7月〜9月には台風がいくつか接近します。
一方、乾季は雨が降る日がほとんどなく、日本の春のような気候が続くため、留学や観光におすすめの時期になります。
バギオの治安や生活インフラ
バギオは、フィリピン国内でトップクラスに安全な街だと言われています。
留学や観光中に、誘拐や差別による暴行、強盗など、命に関わる危険性はほとんどありません。
また、留学や観光でバギオに訪れる際は、治安だけでなく生活インフラも気になりますよね。
バギオ市内では、タクシーまたは乗合バスのジプニーを利用できるので、街の移動には困りません。
一方で、電気や水道といった生活に欠かせないライフラインは、少し不便に感じられる場面があります。
例えば、停電や断水の発生、ネットが繋がりにくいなどの問題です。
ただ、これらは生活に支障が出るほどの問題ではありませんので、留学や観光で過ごしている間に困ることは滅多にないでしょう。
では、バギオがどんな都市なのかを知ったところで、今回のメインテーマであるバギオから行けるおすすめの海を紹介します。
バギオから行ける最も近い海・ビーチ:サヌワン(1時間半~2時間)
サヌワン(サン・ファン)ビーチは、サーフィンや海水浴を楽しめる人気のスポットです。
バギオ市内からバスで約1時間半〜2時間ほどの場所にあり、多くの留学生や観光客が訪れています。
サヌワンビーチでの楽しみ方
サヌワンビーチでは、海水浴やサーフィンレッスンを楽しめます。
特にサヌワンビーチを訪れた際は、サーフィンレッスンを受けるのがおすすめです。
サーフィンレッスンでは、一人ひとりにインストラクターがついてサーフボードの扱い方や波の乗り方を教えてくれるため、初心者でも安心してサーフィンに挑戦することができます。
レッスンの料金は1時間250ペソです。
1時間だけでもサーフィンを存分に楽しめるので、ぜひ体験してみてください。
サヌワンビーチへのアクセス方法
バギオのSMモール裏にある「PARTAS」と呼ばれるバスターミナルへ行くとサヌワン行きのバスに乗ることができます。
サヌワン行きのバス料金は片道約150ペソです。
また、サヌワンに行くまでの山道では、急カーブな道が約1時間ほど続くため、乗り物酔いがひどい方は酔い止めの薬を持参することをおすすめします。
バギオから日帰りで行ける海・ビーチ:サン・フェルナンド(2時間〜2.5時間)
サン・フェルナンドビーチは、前の項目で紹介した「サヌワン」に隣接するビーチです。
こちらもサヌワンと同じく、バギオ市内からバスで約2時間ほどで行くことができ、多くの留学生や観光客に人気のスポットとなっています。
サン・フェルナンドビーチでの楽しみ方
サン・フェルナンドビーチでは、海水浴はもちろん、サーフィンのレッスンも受けることができます。
波がサヌワンビーチに比べて穏やかなので、特にサーフィン初心者におすすめのスポットです。
また、サン・フェルナンドではリゾート開発が進んでおり、南国気分を味わえる宿泊施設やおしゃれなバー、美味しいレストランでの食事も楽しめます。
サン・フェルナンドへのアクセス方法
バギオ市内にある「Baguio Bus Line」もしくはSMモール裏にある「PARTAS」バスターミナルからサン・フェルナンド行きのバスに乗ることができます。
サン・フェルナンド行きのバス料金は、片道約80〜210ペソで、車種やエアコンがついているかどうかによって料金が変わります。
エアコンがついているバスは冷房が強く体が冷えるので、羽織るものを持参するのがおすすめです。
バギオから行ける穴場の海・ビーチ:アグー(1時間半)
アグーは、サン・フェルナンドビーチよりもさらに南に位置する穴場スポットです。
バギオ市内からはバスで約1時間半で行くことができます。
アグーでの楽しみ方
アグーには、サヌワンやサン・フェルナンドのようなサーフィンのレッスンが受けられる場所はありません。
しかし、海の近くに「エコパーク」と呼ばれる自然公園があり、公園の中でピクニックをしたり、海で泳いだり、釣りをしたりして楽しむことができます。
人が少ない穴場スポットなので、のんびり過ごしたい方におすすめです。
アグーへのアクセス方法
SMモール裏のPARTASやJoyBusなどがあるバスターミナルからアグー行きのバスが出ています。
アグーまでのバス料金は、片道約130ペソです。
アグーの中心街に到着してから海のあるところまで少し距離があるので、トライシクルなどを利用して移動するのがおすすめです。
バギオ市内・周辺で楽しめる観光スポット
最後に、バギオ市内・周辺で楽しめるおすすめ観光スポットを紹介します。
バーナムパーク(Burnham Park)
バーナムパークは、バギオ市の中心地にある大きな公園です。
観光客だけでなく地元民の憩いの場としても親しまれており、週末になると多くの人で賑わっています。
公園内には大きな人工湖があり、アヒルのボートで湖の上を散策することができます。
また、自転車をレンタルできるので、サイクリングをするのもおすすめです。
複数人でこぐ自転車もあるため、友達や恋人と一緒にサイクリングを楽しめます。
他にも、子ども向けの遊具やジョギングができる道があるなど、年代問わず楽しめるスポットとなっています。
マインズビュー・パーク(Mines View Park)
マインズビュー・パークは、バギオで有名な観光地の1つです。
バギオの中でも標高の高い場所に位置し、公園からはきれいな山並みやバギオの市街地を一望できるため、自然が好きな方におすすめのスポットです。
公園内では、現地の伝統的な民族衣装を着ている人たちと写真を撮ったり、実際に衣装をレンタルして着ることができたりと、異文化体験を楽しめます。
また、近くの市場では、手作りの工芸品やお土産を買うこともできるので、お土産探しで訪れるのも良いでしょう。
SMバギオ(SM Baguio)
SMバギオは、バギオの中心にある大型ショッピングモールです。
モール内には、映画館やレストラン、カフェ、食料品店、ファッション・雑貨店、生活用品店など、さまざまなショップや娯楽施設があります。
留学生のほとんどが、生活に必要なものを買うために利用するほど便利な場所です。
また、観光客だけでなく、地元の人々もよく利用する場所なので、週末は多くの人で賑わっています。
ちょっとお出かけしたいときや友達とご飯を食べて過ごしたい時にもぴったりな場所です。
セッションロード(Session Road)
セッションロードは、バギオ市の中心にある最も賑やかな「メイン通り」です。
この通りには、さまざまなカフェやレストラン、バーが並び、バギオの活気を感じられる場所になっています。
道沿いには古着や雑貨を取り扱うお店も多く、ショッピング目的で訪れるのもおすすめです。
活気溢れるお店の人たちと交流しながら、ショッピングを楽しんでみてください。
ナイトマーケット(Night Market)
バギオのナイトマーケットは、夕方から夜にかけて開かれる夜市で、多くの人で賑わう場所です。
マーケットでは、食品や衣料品、アクセサリー、お土産など、さまざまな商品が売られています。
また、食べ歩きしながら、屋台が並ぶお祭りのような雰囲気を味わえるのも魅力です。
ナイトマーケットを訪れた際は、フィリピンの伝統的な食品である「バロット(孵化直前のアヒルの卵を茹でた食べ物)」をぜひ食べてみてください。
まとめ
バギオから行けるおすすめの海として、サヌワン、サン・フェルナンド、アグーを紹介しました。
サヌワンやサン・フェルナンドは海水浴やサーフィンが楽しめるスポットとして、バギオを訪れる留学生や観光客から人気があります。
今回紹介したビーチは、どれもバギオ市内から日帰りで行ける距離なので、ぜひ一度訪れてみてください。
また、バギオには他にも留学生活や観光を満喫できる観光スポットがたくさんあるので、ぜひ今回紹介したおすすめスポットにも訪れて、楽しい思い出を作ってください。
◇経歴
Webライター(留学・旅行関連)
◇留学経験
・フィリピン 2ヶ月
・カナダ(ワーキングホリデー中) 4ヶ月
◇海外渡航経験
・留学:フィリピン
・ワーキングホリデー:カナダ、ニュージーランド(1年ずつ)
・旅行:アメリカ、シンガポール、台湾など
◇自己紹介
海外での留学や仕事、旅を通じて、英語力だけでなく、行動力や環境への適応力も身についたと感じています。
また、異なる文化や人々の価値観に触れる中で、多くの発見や学びを得て、自分自身の成長も実感できました。
留学や海外に興味があり、挑戦したいと考えている皆さまに向けて、経験者の視点から少しでもお役に立てる記事をお届けしていきます。