
おとぎ話とモダンデザインが融合する国、デンマーク。
この記事では、首都コペンハーゲンの定番から地方の絶景スポット、効率的なモデルコース、旅行費用まで徹底解説します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- デンマーク観光の魅力とは?はじめに知っておきたいこと
- コペンハーゲンのおすすめ観光スポット5選
- デンマーク観光のおすすめモデルコースを日数別に紹介
- デンマーク観光で食べたい有名な食べ物とおすすめレストラン
- デンマーク旅行の費用と予算の目安
- デンマーク観光の治安と旅行前に知っておきたい注意点
- まとめ
デンマーク観光の魅力とは?はじめに知っておきたいこと
北欧の玄関口、デンマーク。この国はただ美しいだけでなく、世界トップクラスの「幸福度」と、独自のライフスタイル「ヒュッゲ」を持つ、心豊かな国です。
ここでは、デンマーク観光を始めるにあたって、旅行者が知っておくべきその本質的な魅力と、基本的な知識を解説します。
1. 幸福の国で体験する「ヒュッゲ(Hygge)」
デンマークは、世界で最も幸福度の高い国の一つとして知られています。
その背景にあるのが、デンマーク語で「居心地の良い時間や雰囲気」を意味する「ヒュッゲ」という文化。
キャンドルの灯りの下で温かいコーヒーを飲む、友人や家族と団らんするなど、日常生活の中にささやかな幸せを見つけるライフスタイルです。
旅の間に、洗練されたカフェや公園で、この心温まるヒュッゲな時間をぜひ体験してみてください。
2. 童話とデザインが融合する美しい街並み
童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの故郷であり、「人魚姫の像」やカラフルな家が並ぶニューハウンなど、まるでおとぎ話の世界のような景観が広がります。
一方で、家具や建築、プロダクトデザインなど、世界をリードする北欧デザインの中心地でもあります。
歴史的な宮殿や城と、モダンな建築が調和したコペンハーゲンの街並みは、歩くだけで感性が刺激されるでしょう。
3. コンパクトで移動しやすい観光地
首都コペンハーゲンは、主要な観光スポットが比較的コンパクトにまとまっており、「世界で最も自転車に優しい都市」の一つとして知られるように、徒歩やレンタルサイクル、公共交通機関での移動が非常に便利です。
また、郊外にはシェイクスピアの舞台となったクロンボー城や、アンデルセンの故郷オーデンセなど、日帰りや短時間の列車移動で訪れることができる魅力的な都市や城郭が点在しています。
コペンハーゲンのおすすめ観光スポット5選
デンマークの首都コペンハーゲンは、童話のような風景と最先端のデザイン、そして歴史が完璧に調和した魅力的な都市です。
コンパクトでありながら見どころが凝縮された街の中から、初めて訪れる方が絶対に外せない、おすすめの観光スポット5選を厳選してご紹介します。
1. ニューハウン (Nyhavn)
コペンハーゲンの象徴とも言える、カラフルな建物が運河沿いに立ち並ぶ港町です。
童話作家アンデルセンもかつてこの地で暮らした、メルヘンな雰囲気があふれるフォトジェニックなエリアです。
運河沿いのカフェやレストランで名物のスモーブロー(オープンサンド)を味わったり、運河クルーズで街を眺めたりするのが定番の楽しみ方です。夕暮れ時のロマンチックな景色も格別です。
2. チボリ公園 (Tivoli Gardens)
コペンハーゲン中央駅のすぐそばに位置する、1843年開園の世界最古の遊園地の一つ。
レトロな雰囲気と最新のアトラクションが共存し、子どもから大人まで楽しめます。
美しい庭園やオリエンタルな建物が特徴で、特に夜のイルミネーションと花火は幻想的。
アンデルセンやウォルト・ディズニーにもインスピレーションを与えたと言われる、歴史あるテーマパークです。
3. ストロイエ (Strøget)と周辺
ヨーロッパ最長の歩行者天国で、市庁舎広場からコンゲンス・ニュートー広場までを結ぶショッピングストリートです。
世界的なブランド店や、デンマークデザインの雑貨店、そしてロイヤル・コペンハーゲンやレゴストアなど、お土産探しにも最適。
散策の途中には、歴史的な建物や広場、大道芸人たちのパフォーマンスなど、街の活気を感じることができます。
4. 人魚姫の像 (The Little Mermaid)
アンデルセン童話『人魚姫』をモチーフにしたブロンズ像で、コペンハーゲンのシンボルとして有名です。
海辺の岩の上に佇む姿は、世界中から観光客が集まる人気のスポット。
大きさは控えめながら、運河クルーズのハイライトでもあり、彼女を一目見ようと多くの人が訪れます。
像の周辺にはカステレット要塞などの歴史的な見どころもあります。
5. アマリエンボー宮殿 (Amalienborg Palace)
デンマーク王室の冬の居城で、ロココ様式の4つの宮殿が広場を囲むように建っています。
最も有名なのは、毎日正午に行われる衛兵交代式。伝統的な衣装を身にまとった衛兵たちの勇壮な行進は必見です。
また、観光客は一部の宮殿内部や王室の歴史に関する展示を見学することができ、デンマークの王室文化に触れることができます。
デンマーク観光のおすすめモデルコースを日数別に紹介
せっかくヨーロッパまで旅行にいくなら、効率的に観光スポットを回りながら楽しみたいですよね。
ここでは、デンマークの観光で、限られた日程でも「ヒュッゲ」な時間を満喫できるよう、滞在期間別におすすめのモデルコースをご紹介します。
2泊3日パターン
週末や短期休暇を利用する方に最適な、コペンハーゲン中心部の魅力を凝縮したコースです。
1日目(到着〜ニューハウン満喫)
コペンハーゲン・カストラップ空港に到着後、ホテルにチェックイン。午後はまず、コペンハーゲンのシンボルニューハウンへ向かいます。
カラフルな家が並ぶ運河沿いの景色を堪能し、ランチにはデンマーク名物のスモーブロー(オープンサンド)を体験。
夜は運河周辺のレストランでディナーを楽しみ、ロマンチックな夜景を散策します。
2日目(王室・童話・テーマパーク)
午前中は、ヨーロッパ最長の歩行者天国ストロイエを散策し、デザイン雑貨やお土産を探します。途中、ラウンドタワーに登って街を一望するのもおすすめです。
午後はアマリエンボー宮殿で正午の衛兵交代式を見学した後、海辺へ移動して人魚姫の像を訪問。
夜は中央駅前のチボリ公園へ。世界最古級の遊園地でアトラクションやライトアップを満喫し、園内で夕食を取ります。
3日目(デザインと帰路)
最終日は、午前中にデザインミュージアム・デンマークなどで北欧デザインの洗練された美意識に触れます。
その後は、空港へ向かう前に中心部のカフェで最後のヒュッゲタイムを楽しみながら休憩。午後にはコペンハーゲン・カストラップ空港から帰国の途に就きます。
4泊5日パターン
首都だけでなく、歴史や童話ゆかりの地方都市まで巡りたい方に向けた、周遊型のコースです。
1日目(コペンハーゲン中心部)
コペンハーゲン到着後、ホテルへ。午後はまずローゼンボー城を見学し、その美しい庭園を散策。
その後、運河沿いを歩き、夕暮れ時のニューハウンへ移動し、周辺でディナーを楽しみます。
2日目(世界遺産の城巡り)
この日は日帰りで、北の郊外へ足を延ばします。
列車でヘルシンオアへ移動し、シェイクスピアの『ハムレット』の舞台として知られる世界遺産クロンボー城を見学。
さらに列車で移動し、湖畔に浮かぶ美しいルネサンス建築のフレデリクスボー城も訪れ、歴史に触れます。夜はコペンハーゲンに戻り夕食を楽しみます。
3日目(アンデルセンの故郷へ)
列車でフュン島の中心地、童話作家アンデルセンの故郷オーデンセへ移動(約1時間半)。
荷物を預けた後、アンデルセン博物館を訪問し、彼の世界観に浸ります。
午後はオーデンセ旧市街をゆっくりと散策。この日はオーデンセに宿泊し、地元のレストランでディナーを楽しみます。
4日目(地方文化と首都帰還)
午前中はオーデンセの文化的なスポット、フュン野外博物館などを訪問。
午後の早い時間に列車でコペンハーゲンへ戻ります。市内到着後は、チボリ公園周辺で最後の北欧ショッピングを楽しみ、夜は公園かその周辺で充実した旅のお別れディナーを堪能します。
5日目(旅の締めくくりと帰路)
最終日は、朝のうちに人魚姫の像やカステレット要塞など、前日までに回りきれなかったスポットを訪問。
午前中から午後の早い時間にかけてデザインミュージアムなどを巡り、旅の思い出に浸りながら空港へ移動します。
コペンハーゲン・カストラップ空港から帰国の途に就きます。
デンマーク観光で食べたい有名な食べ物とおすすめレストラン
デンマークの食文化は、世界に大きな影響を与えている「ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(新北欧料理)」から、古くから愛される伝統料理まで、幅広く楽しめます。
ここでは、観光中に必ず味わいたい名物グルメと、それを提供するおすすめの店をピックアップしてご紹介します。
1. デンマークの顔!伝統のオープンサンド「スモーブロー」
デンマークの国民食といえば、ライ麦パンに魚介類、肉、野菜などの具材を美しく盛り付けたスモーブローです。
「スモーブロー」とは「バターを塗ったパン」を意味し、その美しさと多様なバリエーションが魅力です。
ランチの定番であり、ナイフとフォークでいただくのがデンマーク流です。
おすすめレストラン
・Aamanns(アーマンズ)
デンマークの伝統的なスモーブローを現代的に進化させた店の筆頭です。レストランとテイクアウトできるデリがあり、洗練された味を楽しめます。
・Selma(セルマ)
モダンなスモーブローを提供する店として知られ、盛り付けも芸術的。デンマーク流に蒸留酒シュナップスと一緒に楽しむのもおすすめです。
2. 世界が注目!「ニュー・ノルディック・キュイジーヌ」
地元の新鮮な食材、特に北欧のハーブや野生のベリー、魚介類などを使い、伝統的な技法と革新的な調理法で表現する料理が「ニュー・ノルディック・キュイジーヌ」です。
世界の美食シーンを牽引するデンマークの最先端の味を体験できます。
おすすめレストラン(ミシュラン系)
・Geranium(ゲラニウム)
デンマークを代表するミシュラン三ツ星レストラン。パーケン(サッカー場)の最上階に位置し、洗練された体験を提供します。
・Høst(ホスト)
比較的リーズナブルに新北欧料理を楽しめる人気店。北欧らしい温かみのある内装も魅力です。
3. 街歩きのお供に!甘くて美味しいペストリー
デンマーク発祥のペストリー「デニッシュ」は現地ではウィーナーブロート(Wienerbrød)と呼ばれます。
バターをたっぷり使ったサクサクの生地と、シナモンやフルーツを使ったフィリングが特徴です。
おすすめ店舗
・HART BAGERI(ハート・ベアリィ)
世界的なレストラン「noma」出身のシェフがプロデュースするベーカリーで、質の高いデニッシュやパンが人気です。
デンマーク旅行の費用と予算の目安

デンマークは、北欧諸国の中でも特に物価水準が高いため、日本での旅行と同じ感覚でいると予算オーバーになりがちです。
ここでは、デンマーク旅行にかかる費用の目安をご紹介します。
1. 項目別にかかる費用の目安
| 航空券(東京発往復) | 乗り継ぎ便利用で、閑散期で15万円〜20万円、繁忙期では25万円以上が目安。 |
| 宿泊費(コペンハーゲン・スタンダードホテル) | 1泊1室あたり2万円〜3万円と高め。費用を抑えるには郊外やホステル、アパートメントの利用も検討。 |
| 食費 | 外食の物価は日本の1.5〜2倍程度で、1日あたり1万円〜1.5万円を見積もっておくと安心。 昼食はフードマーケットやホットドッグスタンドを利用すると節約できる。 |
| 交通費・観光費 | コペンハーゲン市内はコンパクトだが、郊外や地方都市へ行く場合は「コペンハーゲンカード」が便利。 公共交通機関乗り放題と主要観光地の入場料がセットになっており、元が取れるか計算して購入を。 |
2. 日数別トータル予算の目安
一般的な旅行費用(航空券・宿泊・食費・交通費など)を合計すると、4泊5日(実質5日間)の周遊旅行で、一人あたり約30万円〜35万円が目安となります。
(※航空券の時期やホテルのグレード、現地での過ごし方により大きく変動します。)
デンマーク観光の治安と旅行前に知っておきたい注意点
デンマークは「世界平和度指数」でも常に上位にランクインする治安の良い国ですが、観光客を狙った軽犯罪は多発しています。
安全で快適な旅にするために、事前の対策と現地での心構えが重要です。最後に、デンマーク旅行の注意点について解説します。
1. 治安は良好だが「スリ」に要注意
デンマークは全体的な治安は非常に良いものの、コペンハーゲン中央駅周辺、空港、人魚姫の像周辺、そしてストロイエなどの観光地では、旅行者を狙ったスリや置き引きが多発しています。
犯行グループは巧妙な手口を使うことが多いため、以下の対策を徹底してください。
・荷物管理の徹底
リュックは体の前で抱える、ファスナー付きのバッグを使用し鍵をかける、カフェなどで席を立つ際は荷物を肌身離さない。
・貴重品の分散
パスポートや多額の現金は一箇所にまとめず、セキュリティポーチなどを利用して分散して身につける。
2. 要注意エリアと夜間の行動
コペンハーゲン市内では、中央駅周辺や移民が多いノアブロ(Nørrebro)地区、そしてヒッピーの自治区クリスチャニア地区の一部は、夜間や人通りの少ない時間帯の単独行動を避けるなど、特に警戒が必要です。
夜間は明るい大通りを選び、常に周囲への注意を払って行動しましょう。
3. 自転車社会ならではの注意点
コペンハーゲンは世界有数の自転車都市です。歩道と車道の間には専用の自転車レーンが設けられていますが、地元住民は猛スピードで走行しています。
歩行者はこのレーンを横切ったり立ち止まったりすると危険なため、常に左右を確認し、自転車の通行を妨げないよう十分注意しましょう。
まとめ
童話の世界が広がるニューハウンや壮麗なクロンボー城、そして洗練されたデザインと美食。
デンマークは、観光スポットを巡る楽しさだけでなく、人々の暮らしに根付く「ヒュッゲ(Hygge)」という心地よさ、幸福感そのものを体験できる稀有な国です。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひデンマークに足を運んでみてはいかがでしょうか?
◇経歴
国際系学部出身
◇資格
英検1級、TOEIC900点以上
◇留学経験
アメリカ・ワシントン大学に半年間留学経験あり
◇海外渡航経験
旅行と留学のみ。アメリカ、オーストラリア、シンガポール、カナダに渡航経験あり
◇自己紹介
「暗記」よりも「理解」を意識した記事作成を心がけております。海外経験がなくても、オンライン英会話を活用すれば英語は話せるようになります。私自身もそうでした。一緒に楽しみながら英語を学んでいきましょう!