ポーランドの首都・ワルシャワに行こう!ショパンゆかりの地を含む観光地【徹底解説】

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ネイティブキャンプのコラムをご覧のみなさん、こんにちは!

今回もネイティブキャンプのコラムでは、海外旅行に行く際に参考になる、世界各国の知っておきたい基本情報や観光名所、おすすめスポットや現地の食事、文化、歴史などを詳しく紐解いていきたいと思います。

ズバリ、今回特集していくのは、ショパンのゆかりの地であるポーランド・ワルシャワについてです!

日本人でポーランドという国に馴染みのある方はあまり多くはいらっしゃらないのではないでしょうか?

ポーランドの首都であるワルシャワは、あの有名作曲家でありピアニストであるフレデリック・ショパンの故郷でもあるのです。

ワルシャワは、世界大戦の戦地となったことや民族的迫害を受けた人たちがたくさんいたことから奇跡の復活を遂げた街でもあります。

ショパンの音楽にも、その歴史の深さや哀愁が滲み出ていますね。実は筆者はピアノ演奏をたしなんでおり、ショパンが一番好きな作曲家・ピアニストです!

このコラムでは、今後ポーランドに旅行に行く予定の方やショパンの音楽が好きな方、実際に弾かれる方などにぜひ読んでいただきたい情報を紹介していきます。

まずは、ポーランドの首都ワルシャワの基本情報を知り、日本からワルシャワまでのアクセス方法を確認しましょう。

その後、ワルシャワにあるショパンゆかりの地を紹介していきます。ショパンファンの方は必見です!

また、その他の有名・人気観光スポットやポーランドを訪れたらぜひ挑戦したい現地の食についても紹介していきます。

ポーランドの首都・ワルシャワの基本情報

まずはじめに、ポーランドという国について、特に首都であるワルシャワの基本情報を確認していきましょう。

ワルシャワ歴史地区は、1980年にユネスコ世界遺産に登録されています。

この世界遺産登録の背景には、第二次世界大戦によって大破した街並みが元の姿に完全に復活されたことももちろんですが、戦後当時にワルシャワの美しい街並みの再建を強く情熱的に願ったワルシャワ市民の想いがユネスコによって評価されたからと言っても過言ではないでしょう。

ワルシャワの歴史

ワルシャワという土地に人々が定住し始めたのはおよそ10世紀ごろと言われています。

そして13世紀末になると、王宮のある地域を周辺に街が形成され始めました。

1596年、ジグムント3世によりポーランドの首都がクラクフからワルシャワに変更されると、より発展を遂げていきます。

ワルシャワの見どころ

ワルシャワを訪れたらぜひとも足を運びたいのが旧市街です。

旧市街を歩くと、特徴的な石造の建物が並び、旧王宮前にある大きな広場には一年を通して観光客で賑わっています。

また、旧市街の小道に入ってみると、古き良き時代のワルシャワの雰囲気をより強く感じることができます。

ストリートミュージックを演奏する人や、人を待つ馬車、テラス付きのおしゃれなカフェで歓談を楽しむ人たち...。まるで映画のセットの中にいるようです。

クラクフ郊外通りというストリートにもぜひ足を運びたいところです。

ワルシャワ王宮前広場から南側にかけて伸びている道がクラクフ郊外通りです。

この通りは、かつての王の道であり、道沿いにはワルシャワ大学のメインキャンパスや大統領官邸などワルシャワを代表する建物が並んでいます。

参考資料:ワルシャワ
https://www.poland.travel/ja/%E9%83%BD%E5%B8%82/%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF

日本からワルシャワまでの行き方

ワルシャワの基本情報としてその歴史的背景、ぜひ訪れたい見どころを紹介したところで、日本からワルシャワまでのアクセス方法を確認しておきましょう。

まずは、日本からポーランドへのアクセス方法です。日本からは成田空港から首都のワルシャワまでの直行便がでています。

具体的にはワルシャワ・ショパン空港にLOTポーランド航空が週に3回ほど直行便を運行しています。

さらに、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、エール・フランスなどのヨーロッパ系航空会社も就航しています。

参考資料:空路でのアクセス
https://www.poland.travel/ja/ポーランドについて/滞在&旅行のてびき/移動する/空の旅/空路でのアクセス

ワルシャワのショパンゆかりの地

ここからは、偉大な作曲家でありピアニストでもあるショパンのファンの方々必見の情報をお伝えしていこうと思います。

ポーランドの首都ワルシャワを訪れた際にはぜひ、以下で紹介しているショパンゆかりの土地を巡ってみてくださいね!

ラジェンキ公園とショパン記念碑

まず一つ目に紹介するのは、ラジェンキ公園という公園とショパンの記念碑です。

ラジェンキ公園は、アメリカのニューヨークにあるセントラルパークと肩を並べるほど美しいと言われる、世界的にも有名な公園です。

この公園内には、フレデリック・ショパンの記念碑があることで最も有名です。

夏の間は、ポーランドの有名ピアニストたちによるコンサートが日曜日に開かれています。

美しい木々や花たちの自然に囲まれた中で聞くポーランド人による演奏は、コンサートホールで聞くそれとはまた違った魅力のあるものに違いありません。

参考資料:フレデリック・ショパン - 作曲家ショパンの足跡をたどるポーランド・ツアー🎹🎼 - ショパン・ツアー | LOT.com
https://www.lot.com/jp/ja/explore/inspirations/blog/chopin-footsteps-poland#ロイヤルバスルーム

スタシツ宮殿

スタシツ宮殿は、数多くいる世界中のショパンファンによってもあまり知られていないショパンゆかりの地として穴場であるスポットです。

ガイドブックには載っていない通なゆかりの地を巡りたい方はぜひ訪れてみてください。

スタシツ宮殿は、1620年ごろ、東方正教会という宗派の礼拝堂として用いられていました。

その後はワルシャワの啓蒙思想家であるスタニスワフ・スタシツがこの土地を購入したことからスタシツ宮殿と呼ばれています。

当時、若かったショパンはスタシツ宮殿近隣にあった学校に通いながら、宮殿内に設置されていたワルシャワ学友協会の図書館によく足を運んでいたと言います。

実は文学、天文学、哲学への興味が高かったショパン。この宮殿内の図書館は、音楽家としてのショパン以外の顔を垣間見ることのできる貴重なゆかりの地です。

参考資料:ワルシャワの時空を超えるたび:ショパンと歩く「スタシツ宮殿」散策ガイド | ポーランド政府観光局のBLOG
https://polandtravel.blog/2025/04/16/warsaw-2/

ショパン博物館

ワルシャワを訪れた際に忘れてはならないのが、ショパン博物館です。

ここは、世界最大級のショパンコレクションを持つ博物館で、ショパンが愛用していたプレイエル社のピアノや真筆の譜面や書簡、日常の愛用品や親しい人に送った手紙、恋人の写真やコンサート時に着用していた衣装などが展示されています。

なんと、3ヶ月に一度展示物の内容が変わるらしいので、何度訪れても飽きることのない、むしろショパンについてより深く知ることのできる機会が増える博物館と言えます。

参考資料:#What’s ポーランド?ショパンの望郷ワルシャワと生家を訪ねる | TRANSIT.jp | トランジット
https://transit.jp/regular/poland/whats-secretpoland-vol2/

ジェラゾヴァ・ヴォラの生家

最後に紹介するのは、ジェラゾヴァ・ヴォラの生家という場所です。

この家は、生まれて間もないショパンが生後7ヶ月の頃まで住んでいたと言われています。

成長したショパンは、自分が生まれたジェラゾヴァ・ヴォラという土地が大好きで、休暇のたびに姉と一緒に訪れていたそうです。

現在この家の周りは公園として整備されていて、散策することが可能です。

ちなみにショパンは、夏の間にこの家を訪れた際には家の前の庭にピアノを出して小演奏会を開いていたそうですよ。

現在ある家自体は、当時あった家を忠実に再現したものです。

参考資料:#What’s ポーランド?ショパンの望郷ワルシャワと生家を訪ねる | TRANSIT.jp | トランジット
https://transit.jp/regular/poland/whats-secretpoland-vol2/

その他おすすめ観光スポット

さて、ここまでワルシャワにあるフレデリック・ショパンゆかりの地をメインに紹介してきましたが、ワルシャワにはショパンのゆかりの地以外にも多くの魅力的な観光スポットがあります。

例えば、ワルシャワ蜂起記念碑。こちらの記念碑は、第二次世界大戦時にナチスドイツに勇敢にも立ち向かった兵士たちの記念碑です。

当時ナチスドイツの兵士たちに対して徹底抗戦したワルシャワ市民の様子が彫刻から伝わってきます。

また、記念碑のすぐ後ろにはワルシャワ蜂起記念博物館があります。

ここでは、第二次世界大戦中のワルシャワ市民の生活の様子を学ぶことができます。

日本についてだけではなく、ナチスドイツによって迫害を受けたポーランドの第二次世界大戦についての歴史を学ぶことは非常に大切ですね。

また、ポーランド・ユダヤ人歴史博物館という施設でも、さらに詳しく当時のユダヤ人迫害・差別に関して学ぶことができます。

ポーランドは10世紀以降、330万人以上のユダヤ人を受け入れ、文化や経済など様々な分野を発展させてきました。

ポーランドにおけるユダヤ人たちの活躍と、大戦時の悲しい歴史を振り返ることで現在に生きる私たちが同じような過ちを犯さないよう教えてくれています。

参考資料:【2025年 最新】ワルシャワでおすすめの観光地10選!名所や穴場を厳選 | NEWT (ニュート)
https://newt.net/pol/mag-001956674637#h80313ce7a0

ワルシャワで食べたいローカルグルメ

このコラムの最後に、ワルシャワを訪れた際には絶対に食べていただきたいおすすめのローカルグルメを紹介したいと思います!

その国の食文化を知るためには、ローカルフードを食べるのが一番の方法ですね。

ピエロギ

まるで見た目は水餃子!?と思ってしまうほど中華の水餃子と似ているピエロギという食べ物。

ひき肉とチーズ、ジャガイモやキノコなどを生地に包んで餃子のように食べるのだそう。

見た目も味も、なんとなくアジア人である私たちが親しみやすいポーランドの家庭料理です。

ザワークラウトスープ

キャベツとにんじんの漬物であるザワークラウトは、日本のレストランでも時折メニューに並んでいるので、聞き覚えのある方もいるのではないでしょうか?

漬物であるためにんじんとキャベツは酸っぱく、そこにジャガイモやお肉を一緒に入れて煮込んだ料理です。

ポーランドはスープの種類が豊富なので、旅行中に様々なタイプのスープを飲み比べてみるのも楽しいですよ!

参考資料:【2025年 最新】ワルシャワでおすすめの観光地10選!名所や穴場を厳選 | NEWT (ニュート)
https://newt.net/pol/mag-001956674637#h80313ce7a0

まとめ

このコラムではここまで、ポーランドの首都であるワルシャワの基本情報を踏まえ、ワルシャワ生まれの大音楽家フレデリック・ショパンを巡るゆかりの地を紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

ショパンの音楽が元々好きな方はもちろんのこと、ポーランドを初めて訪れる予定の方にもぜひ訪れていただきたい観光名所がたくさんあります。

日本では、成田空港から週に3回、直行便が出ているので、乗り換えなしでスムーズにいくことができますね。

その他、第二次世界大戦時のポーランドの様子やナチスドイツとの戦いに関しての資料や映像も多く残る博物館や記念碑も紹介しました。

日本人としての立場からだけではなく、戦時下に戦地となっていたヨーロッパの歴史を知ることで、二度と同じような過ちを起こさないよう努めることができるでしょう。

長い歴史と魅力のたくさん詰まったポーランドの首都、ワルシャワにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

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