韓国の首都・ソウルを解説!定番観光スポット・グルメ・ショッピング情報まとめ

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最先端のファッション、食欲をそそるストリートフード、そして心安らぐ伝統的な街並み。そのすべてが体験できるのが、韓国の首都ソウルです。

この記事では、韓国の首都ソウルの楽しみ方をテーマ別にご紹介します。
王道の観光名所や絶対に食べたい定番グルメはもちろん、知る人ぞ知るショッピングスポットまで、旅のプランニングに役立つ情報を厳選しました。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

韓国・ソウルの基本情報

韓国の首都であり、政治・経済・文化の中心地であるソウル。

旅行前に知っておきたい基本情報を分かりやすくご紹介します。

位置と規模

ソウルは朝鮮半島の北西部に位置する、人口約960万人を抱える韓国最大の都市です。

市内を漢江(ハンガン)が流れ、歴史的な王宮が残る江北(カンブク)エリアと、近代的なビルが立ち並ぶ江南(カンナム)エリアに大別されます。

気候と服装

日本と同じように四季が明確で、寒暖差が大きいのが特徴です。

過ごしやすい気候の春(3~5月)と秋(9~11月)が旅行のベストシーズン。

夏は蒸し暑く、冬は氷点下まで冷え込み厳しい寒さとなるため、季節に合わせた服装の準備が必要です。

通貨と電圧

通貨単位は「ウォン(KRW)」です。

電圧は220Vが主流で、コンセントの形状は丸いピンが2本のCタイプまたはSEタイプです。

日本の電化製品を使用する場合は、製品が対応しているか確認し、必要に応じて変圧器や変換プラグを持参しましょう。

日本との時差・フライト時間

日本との時差はありません。

日本時間をそのまま使えるため、時差ボケの心配がなく快適に過ごせます。

フライト時間は非常に短く、東京(成田/羽田)から直行便で約2時間半と、気軽に訪れることができるのも大きな魅力です。

ソウル旅行の費用目安

ソウル旅行の費用は、旅行の時期やホテルのランク、旅のスタイルによって異なりますが、一般的な2泊3日の旅行であれば、1人あたり約7万円~10万円が目安です。

LCCやゲストハウスなどを利用すれば、5万円前後に抑えることも可能です。

航空券

費用を大きく左右するのが航空券です。

LCC(格安航空会社)を利用すれば、安い時期で往復2万円~4万円程度。

一方、日系の航空会社やFSC(フルサービスキャリア)では4万円~8万円ほどが相場です。
大型連休や夏休みは高騰しやすい傾向にあります。

宿泊費

宿泊費も様々で、ドミトリーやゲストハウスなら1泊3,000円~、スタンダードなホテルであれば1泊1万円~2万円程度で見つかります。

明洞や弘大などの人気エリアは比較的高めですが、少し離れると手頃なホテルも多くあります。

食費・交通費など現地滞在費

食費は1日あたり5,000円~1万円ほどみておくと安心です。

屋台グルメやフードコートを活用すれば費用を抑えられます。
市内の移動は地下鉄やバスが安くて便利なため、交通費は1日1,000円程度でも十分でしょう。
これに観光やお土産代が加わります。

ソウル旅行で活用したい交通機関・交通手段

ソウル市内の移動は、地下鉄・バス・タクシーを使い分けるのが効率的です。

特に網の目のように路線が張り巡らされた地下鉄は、旅行者の最も強力な足となります。

①地下鉄

地下鉄は、ソウル観光の基本となる交通手段です。

1~9号線に加え、複数の路線が市内中心部から郊外までを網羅しており、ほとんどの主要観光スポットへ簡単に行くことができます。

路線ごとに色分けされ、駅番号も振られているため、旅行者にも分かりやすいのが特徴です。

料金も安く、交通系ICカード「T-money」を使えば乗り換え割引も適用され、さらにお得でスムーズに利用できます。

②市内バス

地下鉄を補完するように市内をきめ細かく結ぶのがバスです。

地下鉄の駅から少し離れた場所へ行く際に便利です。
バスは色で種類が分かれており、青(幹線)、緑(支線)などが市内を走ります。

アナウンスは主に韓国語のため、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、乗りこなせると行動範囲がぐっと広がります。

乗車時と降車時に「T-money」をタッチして利用します。

③タクシー

初乗り料金が手頃で、複数人での移動や荷物が多い時に便利です。

流しのタクシーも多いですが、「Kakao T」などの配車アプリを使えば、現在地と目的地を伝える手間が省け、安心して利用できます。

一般的な一般タクシー(オレンジ色など)のほか、料金は割高ですがサービスの良い模範タクシー(黒色)もあります。

深夜の移動や、公共交通機関が動いていない時間帯の心強い味方です。

ソウルの定番観光スポット

歴史的な建造物から最先端のショッピングエリアまで、多彩な顔を持つソウル。

ここでは、初めてのソウル旅行で絶対に外せない定番の観光スポットをご紹介します。

①景福宮 (キョンボックン)

朝鮮王朝最大の王宮で、ソウルの歴史を象徴する場所です。

壮大な建築美を誇る勤政殿(クンジョンジョン)や慶会楼(キョンフェル)は必見。

色鮮やかな伝統衣装「韓服(ハンボッ)」をレンタルして散策すれば、まるで時代劇の世界にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

守門将交代式も見どころの一つです。

②明洞 (ミョンドン)

ソウル一の繁華街であり、コスメ、ファッション、グルメの全てが揃うショッピング天国です。

メインストリートには人気ブランドの旗艦店が軒を連ね、夜になると多彩な屋台が登場し、街は一層活気に満ち溢れます。

日本語が通じやすいお店も多く、初心者でも安心して楽しめます。

③弘大 (ホンデ)

美術大学として有名な弘益(ホンイッ)大学を中心に広がる、若者とアートの街です。

個性的なファッションストアやおしゃれなカフェ、ライブハウスが点在し、夜遅くまで賑わいます。

週末には路上で繰り広げられるダンスや音楽などのストリートパフォーマンスも弘大ならではの光景です。

④Nソウルタワー

ソウルの中心部、南山(ナムサン)の頂上にそびえ立つ市のランドマーク。

展望台からはソウルの街並みを360度一望でき、特に夜景の美しさは格別です。

カップルに人気の「愛の南京錠」スポットとしても有名で、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。

ソウルの最新グルメ事情

伝統と革新が融合するソウルの食文化は、常に新しいトレンドを生み出しています。

定番グルメの進化はもちろん、SNS映えする最新スイーツまで、今ソウルで味わうべきグルメ事情をご紹介します。

①伝統菓子の再ブーム「進化系ヤックァ」

韓国の昔ながらのお菓子「薬菓(ヤックァ)」が、空前の大ブームに。

レトロな魅力はそのままに、アイスクリームを乗せたり、クリームチーズを挟んだりとおしゃれなカフェスイーツに大変身を遂げています。

伝統菓子を現代風にアレンジした専門店が続々とオープンしており、「薬菓カフェ巡り」が最新の楽しみ方です。

②定番焼肉の新たな形「ミナリサムギョプサル」

韓国グルメの王道サムギョプサルも進化しています。

現在のトレンドは、豚肉と一緒にたっぷりの「ミナリ(セリ)」を焼いて食べるスタイル。
シャキシャキとした食感とセリ特有の爽やかな香りが、豚肉の脂をさっぱりとさせ、いくらでも食べられると大人気。

新しい焼肉の定番になりつつあります。

③ 特別な食体験「モダン韓食(モダンコリアン)」

特別なディナーなら、伝統料理を現代的な技法で再構築した「モダン韓食」がおすすめです。

キムチやコチュジャンといった馴染み深い食材を使いながらも、フレンチのような美しい盛り付けと独創的なコースで提供されます。

世界的なグルメガイドで評価されるレストランも多く、五感で楽しむ新しい食体験ができます。

ソウルでショッピングするならココ

ソウルは、目的や好みに合わせて楽しめる巨大なショッピング天国です。

最新トレンドからお得な掘り出し物まで、エリアごとの特徴を知って効率よく買い物を楽しみましょう。

①コスメとトレンドの聖地「明洞 (ミョンドン)」

ソウル初心者ならまず訪れたいのが明洞です。

国内外の人気コスメブランドの旗艦店がずらりと並び、お得なセールやサンプル配布も多いのが魅力。

ファッションや雑貨の大型セレクトショップも集結しており、ここだけで最新トレンドをまとめてチェックできます。

日本語が通じやすいお店も多く、安心して買い物を楽しめるエリアです。

②若者文化と個性派ファッション「弘大 (ホンデ)」

アート系大学のお膝元である弘大は、若者文化の発信地。

メインストリートから路地裏まで、手頃な価格の個人経営の洋服店や、個性的なデザインのアクセサリーショップがひしめき合っています。

ライブハウスやクラブも多く、街全体がエネルギッシュな雰囲気に包まれており、歩いているだけで楽しめます。

③洗練された大人の街「江南 (カンナム)・カロスキル」

有名ブランドの路面店や、国内外のデザイナーズブランドを扱うセレクトショップが集まる洗練されたエリアです。

江南駅周辺の地下街「GOTO MALL」では、プチプラファッションを大量にゲットできます。

少し歩いた場所にあるカロスキルは、おしゃれなカフェやギャラリーが点在し、落ち着いた雰囲気でゆったりとショッピングを楽しみたい大人におすすめです。

④深夜まで眠らないファッション市場「東大門 (トンデムン)」

問屋市場としても有名な東大門は、夜から朝方にかけて最も活気づくショッピングエリアです。

複数のファッションビルが立ち並び、圧倒的な物量とリーズナブルな価格が魅力。

卸売がメインのビルもありますが、「doota!」など一般客向けのモダンなショッピングモールもあり、深夜でも時間を気にせず買い物を楽しめます。

まとめ

伝統と最新トレンドが融合し、訪れるたびに新しい顔を見せるエネルギッシュな街、ソウル。

この記事では、定番の観光名所から話題のグルメ、エリア別ショッピングガイド、交通情報まで、ソウル旅行を満喫するための情報を網羅しました。

ご紹介した情報を参考に、自分だけのオリジナルプランを立てて、忘れられない素敵な旅を楽しんでくださいね。

 

 

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