
セブ島といえば有名なのがナイトマーケット。
フィリピン・セブの夜には、現地の人々や観光客で賑わうナイトマーケットが存在し、その代表格が「Sugbo Mercado(スグボメルカド)」です。
セブのITパーク内に位置するこのナイトマーケットは、地元グルメから世界の料理までが一堂に会する「食のテーマパーク」のような場所。
旅行中にローカルな雰囲気を味わいたい方や、SNS映えするスポットを探している方にとって外せない場所でしょう。
本記事では、Sugbo Mercadoの魅力や行き方、屋台でのおすすめ料理、さらに周辺の楽しみ方まで、たっぷりとご紹介していきます!
- Sugbo Mercadoとは?セブの“夜市カルチャー”の象徴
- 屋台がずらり!きっと食べたいものが見つかる!
- 行き方・過ごし方のコツ
- Sugbo Mercadoだけじゃない!写真撮らずにいられない!SNS映えスポットも充実
- まとめ
Sugbo Mercadoとは?セブの“夜市カルチャー”の象徴
セブ島には美しいビーチや歴史ある教会など、日中に訪れるべき観光スポットが数多くありますが、夜のセブ島にもまた一味違った魅力があります。
その中でも、現地の人々や旅行者から絶大な人気を集めているのがナイトマーケット!今回ご紹介する「Sugbo Mercado」は、セブ最大級の本格的なナイトマーケットです。
セブ島のナイトマーケット文化を象徴する存在
「Sugbo」とはセブの旧称で、「Mercado」はスペイン語で「市場」のこと。
このマーケットは、セブ島のローカルなカルチャーとグローバルな食体験が共存する場として、近年その存在感を一層高めています。
ナイトマーケットとしては最大規模で、週末ともなると多くの人で賑わい、まるでフェスのような雰囲気に包まれます。
多国籍グルメが並ぶ「食のテーマパーク」
最大の特徴は、50以上の店舗が並ぶバラエティ豊かなラインナップ。地元のフィリピン料理だけでなく、韓国料理やタイ料理、日本料理、さらにはインド料理なども揃い、訪れるたびに新しい味と出会えるのが魅力で、訪れる人々の食欲を刺激します。各店舗は小さなブース形式になっており、ひとつずつ食べ歩くスタイルもSugbo Mercadoならではの楽しみ方です。
値段もリーズナブルで、少しずつ色々な料理を楽しむことができるのも魅力のひとつ。学生や若いカップル、家族連れなど幅広い層が、好きなものを好きなだけ選んで楽しめる点が、多くのリピーターを生んでいる理由です。
屋外に設置されたステージではライブ演奏が行われることもあり、グルメと音楽の両方を堪能できる最高のスポット。地元の人々だけでなく、多くの観光客や留学中の日本人も訪れる人気スポットとなっています。
夜に集まるセブの新しいライフスタイル
Sugbo Mercadoは単なる屋台、食事の場を超えて、人々の夜の社交場となっています。イメージは、日本で言うところのローカルなお祭り。屋台が多くでている所も似ていますね。
また、オープンエアの広々とした敷地と照明が演出する非日常的な雰囲気も人気の理由。旅行者にとっても、開放的な気持ちで旅行気分を大いに味わえる絶好のスポットとなっています。
アクセス抜群!観光客にも行きやすい立地
Sugbo Mercadoはセブの主要ビジネス街であるITパーク内に位置し、ホテルやコンドミニアム、語学学校からのアクセスも非常に良好です。
タクシーやGrabを使えば、セブ市内のほとんどの場所から10〜20分ほどで到着可能。屋台は夜遅くまで営業しているため、語学学校帰りや観光の一日の締めくくりにもぴったりです。
具体的なロケーションは、ITパークの中心にある「Garden Bloc」という芝生ゾーン。
ちなみに、Sugbo MercadoはITパークだけでなく複数の拠点での展開もされており、マンダウエやアヤラモール周辺、マクタン島にも支店があります。
屋台がずらり!きっと食べたいものが見つかる!
Sugbo Mercadoの醍醐味は、やはりその屋台グルメ!
歩くだけで食欲をそそる香りに包まれるグルメ空間が広がっています。「ローカルの味」と「グローバルな料理」が融合している点が特徴的なのですが、ここでは現地で人気の料理や、観光客におすすめのメニューを一部ご紹介していきます。
定番!ローカルフード&BBQ
まず外せないのが、フィリピン料理の定番たち。
「Lechon(レチョン)」は、内臓を取り出した豚にスパイスなどで味付けした野菜を詰め込んで、炭火で丸焼きにした地元料理です。
「Sisig(シシグ)」は味付けがフィリピン風の豚丼。豚のほぼ全ての部位が使用されていて、醤油や酢、唐辛子等でスパイシーに味付けされていて、ご飯との相性も抜群です。
「Adobo(アドボ)」はフィリピンの国民食です。豚肉や鶏肉をにんにくや生姜、酢、醤油などでホロホロに煮た料理で、「ポークアドボ」「チキンアドボ」といった形で使う肉の種類によって呼称が変わります。
せっかくのセブだからこそ新鮮な味覚に挑戦したい!という方にオススメなのは、豚の脳を溶かした料理「Tuslob Buwa(トゥスロブワ)」!Tuslob Buwaは、元々は手軽に楽しめるB級グルメとして貧しい地域で食べられていたものだったのですが、最近ではその独特な味わいが人気となり、ナイトマーケットでも評判です。ローカルな味覚にチャレンジしたい方に、特におすすめです。
フィリピンの伝統的な屋台料理は地元民にも大人気で、常に人だかりができています。
世界の味も満喫できる
一方で、海外からの観光客の舌を満足させるようなグローバルグルメも豊富に取りそろえられています。
韓国風チキンや台湾ルーロー飯、タイ風ヌードル、さらにはイタリアンピザやアメリカンスタイルのハンバーガーまで、多国籍な料理が屋台で楽しめるのです。
このように国際色豊かなラインナップのおかげで、観光客は「安心できる味」と「新しい発見」の両方を楽しむことができます。
デザートも豊富!マンゴー&ハロハロ
食後には、セブらしいデザートも楽しみたいところですよね。
南国ならではのマンゴーシェイクや、色とりどりの具材がのったフィリピンの国民的スイーツ「ハロハロ」は、暑い夜にぴったり。
中でもマンゴーシェイクで有名な店は「Ally Mango(アリーマンゴー)」です。生のマンゴーとアイスがたっぷり使用され、約300円で本場フィリピンの絶品マンゴーが味わえます。世界一のマンゴーシェイクとも評され、マンゴーの濃厚な甘さは日本ではなかなか味わえないレベル!マンゴーが好きな方には絶対に試してみていただきたい一品です。
行き方・過ごし方のコツ
Sugbo Mercadoへのアクセス方法と、行く前にぜひチェックしておいてほしい過ごし方のコツを紹介します。
場所とアクセス
Sugbo Mercadoはセブ市内の「ITパーク」内に位置しています。ITパーク周辺はホテルやコンドミニアムも多く、アクセスは良好です。
タクシーやGrab(配車アプリ)を使えば、場所も正確に指定できて便利。初めての方でも迷うことはありません。
営業時間と注意点
営業日は水・木・金・土・日曜の週5日で、月曜と火曜が定休となるので注意しましょう。16時から24時までの営業で、座席数は比較的多いものの、18時〜21時あたりがピーク時で満席になることが多くなります。夕方早めに訪れると、比較的空いていて回りやすいでしょう。
また、屋外のオープン空間で、各店舗の前に屋根がないので、雨の日は避けた方が無難です。台風の時は営業が中止される可能性もあるので、SNSなどで事前に確認しておくようにしましょう。
そして、夜間遅い時間の徒歩移動は避けるように気をつけてください。比較的治安が良いとされているITパーク内ですが、特に女性の一人歩きはやめましょう。
過ごし方のポイント
まず、Sugbo Mercadoに行くなら現金は必須!お店によっては電子決済が可能な場合もありますが、多くの店が現金払いです。小銭や少額紙幣をできるだけ用意しておくと安心です。
また、いろんな屋台が出ているので、可能であれば友達と一緒に行ってシェアするとよりナイトマーケットを楽しむことができます。
料理はボリュームがあるものも多いので、友達とシェアしながらであれば、色々な料理にチャレンジすることができますね。
Sugbo Mercadoだけじゃない!写真撮らずにいられない!SNS映えスポットも充実
セブ島でグルメを楽しむならSugbo Mercadoは外せませんが、実はセブシティ全体がSNS映えの宝庫。以下では、セブ観光に来たら立ち寄りたい映えスポットをいくつかご紹介していきます。
①マゼラン・クロス:セブの歴史が刻まれた撮影定番スポット
セブ観光で外せないのが「マゼラン・クロス」。
フィリピンでは現在、住人の約8割がキリスト教を信仰していますが、マゼランがキリスト教を伝来しにやってきたことがきっかけとなっています。
②サントニーニョ教会:荘厳な建築美と祈りの空間
マゼラン・クロスのすぐ隣にある「サントニーニョ教会」も、フィリピン最古の教会で、セブで最も有名な観光名所の一つです。
石造りの美しい外観と、信者が絶えない内部の静けさは、どこか神聖で心を洗われるような気分が味わえます。
キャンドルを灯す地元の人々の姿も印象的で、観光だけでなくフィリピンの信仰文化に触れる機会としても価値がありますよ。
③カルボンマーケット&コロンストリート:ディープなローカル体験と活気
セブの本物の“地元感”を味わいたいなら、「カルボンマーケット」と「コロンストリート」へ。
ここでは新鮮なマンゴーやシーフード、肉料理用の食材が破格でずらりと並び、鮮やかな店が並びます。撮影スポットとしてだけでなく、安くて美味しいローカルフードやお土産探しにも最適!
④シラオ・ピクトリアル・ガーデン:夢のような花畑と絶景の競演
標高の高いシラオ地区にある「ピクトリアル・ガーデン」は、花に囲まれたヨーロッパ風の庭園です。フォトスポットが多数用意されていて、特に若いカップルや女性観光客に大人気!カラフルなドレスをレンタルして写真を撮ることもできて、インスタ映え間違いなしです。
⑤山頂展望台トップス:夜景と星空が魅せるセブの別世界
セブ市内を一望できる「トップス」は、昼間の眺望も素晴らしいですが、特に夜の風景が圧巻。光に包まれたセブ市街と星空が織りなす様子は絶景!レストランやフードコートも併設されており、ゆっくり食事をしながら絶景を楽しめるのも魅力です。
まとめ
セブ島の夜を満喫するなら、まずはSugbo Mercadoへ!
フィリピンのローカルグルメから世界各国の料理まで揃い、ナイトマーケットならではの活気ある雰囲気が魅力。
地元の人々と一緒になって楽しめる場で、旅行者にも留学生にもおすすめできる、セブ初心者でも安心して楽しめるナイトスポットです。
あわせて、セブシティ周辺の観光スポットを日中に回るのも良いですね。
屋台グルメだけでなく音楽やショッピングも楽しめる、まるでフェスのような賑やかなローカル文化。ぜひ友達と一緒に触れてみてはいかがでしょうか?
気軽にセブの食と文化を体験できるので、思い出に残ること間違いなしです!
◇経歴
幼稚園時代をシンガポールで過ごし、現地の友達と英語でよく遊んでいました。小学校からは日本で暮らし、中学生の時にカナダにホームステイした経験から海外での暮らしに魅了され、東京外国語大学に進学。
在学中にバンクーバーへの留学を経て就職し、新卒で入った会社では外資系クライアントと英語でやり取りをしていました。
現在は仕事で英語を使う機会はほとんどないものの、趣味として楽しく勉強し続けています!
◇資格
TOEIC940点、TOEFL iBT 90点
◇留学経験
バンクーバー(カナダ)、半年間、ILSC vancouver
◇海外渡航経験
・シンガポール(居住・旅行)
・マレーシア(旅行)
・モルディブ共和国(旅行)
・サイパン(旅行)
・カナダ(ホームステイ・留学)
・グアム(旅行)
・タイ(旅行)
・ドイツ(旅行)
・イタリア(旅行)
・トルコ(旅行)
・インドネシア(旅行)
◇自己紹介
英語が話せるだけで、世界中の「私が自分の言葉で会話できる人」の母数がぐんと広がったことが、私にとってはいちばん面白いポイントでした!これからも英語を通じていろんな地域のいろんな文化や人に触れ、知らないことを知っていきたいと思っています。