
フィリピンには、現地の食材を活かし、また、フィリピンの歴史的な経緯から生まれたさまざまなお菓子があります。
そんなフィリピンの代表的なお菓子のひとつに
「ポルボロン」があります。
今回の記事では、フィリピン人にとってはド定番のお菓子、またフィリピンみやげの定番として観光客にもおすすめのお菓子「ポルボロン」について、その人気の理由や特徴、おすすめの味や購入できるお店まで詳しく解説します。
- フィリピンの定番スイーツ「ポルボロン」とは?人気の理由と特徴
- 迷ったらこれ!ポルボロンのおすすめフレーバー(味)5選
- フィリピンのポルボロンといえばこの店!絶品ブランド比較
- フィリピンでポルボロンはどこで買える?場所と価格目安
- フィリピンお土産の決定版!ポルボロンで旅の思い出を
フィリピンの定番スイーツ「ポルボロン」とは?人気の理由と特徴
フィリピンには多くの種類のお菓子がありますが、その中でもポルボロンは、老若男女問わずフィリピン人に今も愛され続けている伝統的なお菓子です。
ここでは、ポルボロンの人気の理由と特徴について解説します。
口の中でホロホロ崩れる!独特な食感と優しい甘さの秘密
ポルボロンの一番の特徴は、ホロホロと口の中で崩れる独特の食感です。
その食感の秘密は、材料と製法にあります。
主な材料は、香ばしさが出るまで炒った小麦粉、粉末ミルク、砂糖、たっぷりの溶かしバターやマーガリンです。これらの材料を混ぜ合わせ、専用の型で押し固めて作ります。
フィリピンの料理や食文化は、植民地だったスペインからの影響を強く受けており、「ポルボロン」は、スペイン語の「粉」を意味する言葉「Polvo」に由来しています。
とても崩れやすく、薄紙で飴のように包まれていたり袋に入っていることが多いです。食べ方のコツは、「噛まずに一気に口に入れる」です。
スペイン統治時代から続く歴史とフィリピン流のアレンジ
ポルボロンの原型は、スペインのアンダルシア地方のクリスマス菓子ですが、16世紀からのスペイン統治時代にフィリピンに伝わってきました。
スペインではラードを多用しますが、フィリピンでは入手しやすい粉末ミルクを多く加える独自の作り方に発展しました。
これによって、本場に比べさらにリッチでまろやかなフィリピン流のポルボロンが誕生しました。
子供から大人まで愛される、フィリピンを代表する「国民的なお菓子」
ポルボロンは、フィリピンでは学校の売店、コンビニ、ショッピングモールの専門店まで、あらゆる所で売られています。
普段のおやつとしてだけではなく、誕生日やクリスマス、結婚式の引き出物としても使われるほどフィリピン人の生活には欠かせないお菓子です。
ポルボロンは、日本の沖縄のクッキー「ちんすこう」に例えられることも多いですが、昔の人にとっては「落雁」を思い出させる食感で、日本人にとっても懐かしさを感じる親しみやすい食品です。
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迷ったらこれ!ポルボロンのおすすめフレーバー(味)5選

フィリピンでは、ポルボロンの伝統的な味を守りながらも、現代風かつフィリピン風にアレンジした多様な味の物も売られています。
ここでは、おすすめのフレーバー5選をご紹介します。
【クラシック】バターの香りが引き立つ王道の味
香ばしく炒った小麦粉にバターとミルクという一番シンプルなフレーバーです。
ポルボロン本来の香ばしさを最も感じられます。
どのフレーバーが良いか迷ったらまず試したいのが、クラシックです。シンプルな味で、飽きが来ず万人受けする人気のフレーバーです。
【カシューナッツ】香ばしい食感がアクセントの人気フレーバー
クラシックなポルボロンに、細かく砕いたカシューナッツを練り込んだ人気のフレーバーです。
ホロホロした生地の食感に、ナッツのカリッとした歯ごたえが加わり、2種類の変化のある食感を楽しめます。
クラシックよりもリッチ感があり、ナッツ好きな人のお土産としても喜ばれます。
【ピニピッグ(米のパフ)】フィリピンならではのサクサク食感
「ピニピッグ」は、フィリピンの「ライスパフ」のことで、未熟なもち米を炒って叩き潰したものです。
ピニピッグは、噛むたびにパフがサクっと弾け、もち米独特の香ばしさを感じられます。
私自身も好きなフレーバーのひとつで、フィリピンらしさを感じられるフレーバーの一つでもあります。
【ウベ・チョコレート】女子旅のお土産に喜ばれるトレンドの味
「ウベ(紫芋)」は、フィリピンのスイーツには欠かせない食材で、数多くのメニューでウベを味わうことができます。
ウベ・チョコレートは、フィリピンスイーツに欠かせないウベと甘いチョコレートを組み合わせたフィリピンならではのフレーバーです。
ウベを使ったスイーツは、鮮やかな紫色が見た目にも美しく華やかです。
ポルボロンをチョコレートでコーティングしたタイプは崩れにくく、シンプルなものより「スイーツ感」を楽しめるため、甘い物好きな女性に特におすすめです。
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【アソートパック】色々な味を一度に楽しめる欲張りセット
アソートパックは、いろいろな味を試してみたい、どれを買えば良いのか決められない時に最適です。
多くのブランドが、クラシック、ナッツ、クリーム味など、セットにして販売しています。
個包装で、パッケージごとに色や味が異なるので、職場へのおみやげなど大人数へのバラマキ用にも便利です。
フィリピンのポルボロンといえばこの店!絶品ブランド比較
ポルボロンは、数多くのブランドによって販売されていますが、その中でも特に知られており、現地の人からも愛されている3つの人気ブランドをここではご紹介します。
Goldilocks(ゴールドラック):知名度No.1!どこでも買える安心感
フィリピン最大手のケーキやお菓子を販売するお店です。
黄色いロゴが目印の、主要なショッピングモールには必ずと言っていいほど入っている有名店です。
Goldilocks(ゴールドラック)のポルボロンは、王道のポルボロンです。
伝統的な味と作り方を守りながら、フレーバーの展開が幅広いです。
袋入りの個包装のデザインがフレーバー毎に異なりカラフルです。
1箱の量も多いため、ばらまき土産に重宝します。数を揃えた消え物のお土産が欲しい場合、とりあえずこれを買っておけば間違いないです。
Red Ribbon(レッドリボン):しっとり派に人気!ケーキ屋さんのポルボロン
フィリピンでは、Goldilocksと並んで人気かつ知名度の高いベイクショップで、赤いリボンが目印です。
Red Ribbon(レッドリボン)のポルボロンは、Goldilocksに比べると少ししっとりで濃厚な食感が特徴です。
人によっては、バターの風味がより強く感じられるという声もあります。
袋入りに赤いリボンがついたパッケージや箱入りもあり、用途に合わせて選ぶことができます。
House of Polvoron(HOP):おしゃれなパッケージでギフトに最適
1986年に創業したポルボロンの専門店です。
House of Polvoron(HOP)のポルボロンは、上質な素材を使い、伝統的な製法で作られています。 他のブランドのものに比べて、より繊細で上質なワンランク上の味わいが特徴です。
パッケージのデザインも、シンプルモダンで贈り物としても最適です。
フレーバーも、定番のクラシックやカシューナッツの他に、コーヒー、ピーナッツ、クッキー&クリーム、抹茶など豊富なラインナップです。
地元のベーカリーや手作り:素朴な味わいが楽しめる穴場ブランド
ポルボロンは、有名店だけではなく街中の小さなお店や、スーパーのプライベートブランドとしても売られています。
パッケージなどに華やかさはありませんが、手作り感のある素朴で優しい味わいです。
1個からでも買えることが多く、ポルボロンを食べたことがない場合、まず試してみるのにもおすすめです。
関連記事:フィリピンのおいしいクッキーまとめ!お土産にもぴったりな商品を紹介します
フィリピンでポルボロンはどこで買える?場所と価格目安
ポルボロンは、フィリピン国内では、どこでも手に入りやすいですが、目的に合わせて購入場所を選ぶのがおすすめです。
ここでは、ポルボロンが買える場所と価格目安についてご紹介します。
地元のスーパーマーケット:バラマキ土産に最適なコスパ抜群の宝庫
フィリピンの代表的なスーパーマーケットとして、SMモールに入っているSMスーパーやロビンソンズ、そして高級路線で富裕層に人気のThe Marketplace(ザ・マーケットプレイス)があります。
これらのスーパーのお菓子コーナーやお土産品を扱うコーナーには、必ずと言ってよいほどポルボロンがあります。
価格の目安は、10個〜12個の箱入りのもので、100〜150ペソ(約270〜400円)程度からとお手頃価格です。
ポルボロンは、その食感から食べると飲み物が欲しくなりますが、甘くない飲み物、特にコーヒーとの相性が良いので、お土産にコーヒーもセットにすると喜ばれるギフトセットになります。
ショッピングモールの直営店:最新フレーバーや限定セットをチェック
GoldilocksやRed Ribbonのような専門店では、スーパーにはないプレゼント用の見栄えのするパッケージのものがあります。
どのフレーバーを買えば良いかわからない場合、店員さんのおすすめでセットにしてもらったり、希望のフレーバーと個数でセットにしたい場合には、内容を伝えて注文すれば、その場で箱に入れてくれることもあります。
特に、ウベ・チョコレート味などフィリピンらしいフレーバーは人気で、まとめ買いする観光客もいます。
フィリピンお土産の決定版!ポルボロンで旅の思い出を
ポルボロンは、植民地時代にスペインからフィリピンに伝わり、独自の進化を遂げた、フィリピン人に今なお愛されている伝統的なお菓子です。
ホロホロと口の中で崩れる独特の食感と、素朴で優しいミルクの味わいは、一度食べたら病みつきなり、フィリピン旅行では必ず買って帰るファンもいるほどです。
フレーバーも定番のクラシック、現地ならではのウベやピニピッグまで、選べる楽しさもあります。
スーパーや専門店で1個からでも手軽に買えるため、自分用と大切な人へのギフトとしてぜひお試しください。
◇経歴
日本、韓国の企業で通訳・翻訳、アシスタントとして勤務
日本にて韓国語講師として5年勤務
フィリピンにてフリーの通訳として英語、韓国語、日本語の3言語の通訳を担当
◇資格
・韓国語能力試験(TOPIK)6級
・延世大学校韓国語教員養成課程修了
◇留学経験
【オーストラリア】
・クイーンズランドカレッジオブイングリッシュ:3カ月
・ゴールドコーストカレッジオブビジネス:6カ月
【フィリピン】
・ファーストウェルネスイングリッシュアカデミー:3週間
【韓国】
・梨花女子大学校言語教育院:3週間
・延世大学校言語研究教育院(韓国語教員養成課程):5週間
【タイ】
・プロランゲージ(タイ語):1年6カ月
◇海外渡航経験
ワーキングホリデーにてソウルの企業数社で通訳・翻訳、セールス、マーケティングを担当
韓国語習得のための留学5回(一般韓国語、ビジネス韓国語)
延世大学校にて韓国人と共に韓国語教育について学ぶ
◇自己紹介
韓国語学習コンサルタント
韓国語講師
講座構築コンサルタント
オンラインで韓国語学習に悩みを持つ学習者の問題解決をする韓国語学習コンサルタント、韓国語講師として韓国語習得に成功する学習法や練習法も指導しています。
また、英語と韓国語習得に成功した経験とカリキュラム構築、教材作成の経験を活かし講座構築の方法をあらゆるジャンルのプロに指導するコンサルタントとしても活動しています。
海外就職でフィリピンのセブに移住して5年半在住、現在はタイのチェンマイに住んでいます。
外国語に興味があり、英語、韓国語(ビジネスレベル)、中国語(中級)、現在はタイ語習得を目標に勉強しています。