TOEFL対策ができるフィリピン短期留学の費用は?英語力とスコアアップが目指せる学校もご紹介

TOEFL、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

フィリピン留学は、費用を抑えつつも質の高い英語学習ができる人気の選択肢です。

特に、TOEFLのスコアアップを目指す方にとって、短期集中型の留学は効果的な方法の一つと言えるでしょう。

本記事では、TOEFL対策に特化したフィリピン留学のメリットや、具体的な費用、おすすめの学校について詳しく解説します。

TOEFLの受験を考えている方はぜひ参考にしてください。

TOEFLとは

海外の大学や大学院への進学を考えている方にとって、避けて通れない英語試験の一つがTOEFL(トーフル)です。

TOEFLは、英語を母語としない人が「英語で学ぶ力」を持っているかどうかを測定するための試験で、世界160か国・13,000以上の教育機関でスコアが活用されています。

試験は「読む・聞く・話す・書く」の4技能すべてを評価するため、バランスの取れた英語力が求められます。

ここでは、最新のTOEFL iBT(インターネット方式)について、試験内容や方式、受験料などを詳しくご紹介します。

試験時間と構成

TOEFLの試験時間は合計約2時間

4つのセクションで構成されています。

・リーディング(約35分)
700語ほどのアカデミックな長文を2つ読み、それぞれに10問ずつ、計20問に回答します。

選択式の問題に加え、文章中の適切な位置に文を挿入するなどの問題もあり、唯一「前の問題に戻って解き直しができる」セクションです。

・リスニング(約36分)
講義形式の音声3つ(各6問)と、キャンパス内での対話形式の音声2つ(各5問)が出題されます。

選択式の問題が中心ですが、複数選択や表を完成させるタイプの問題も含まれています。

音声は一度しか流れないため、集中力が求められます。

・スピーキング(4タスク)
スピーキングでは、マイクに向かって自分の声を録音します。

最初の1問は、自分の意見を述べる「Independent Task」。

残りの3問は、文章や音声をもとに要約して話す「Integrated Task」で構成されています。

準備時間は20~30秒、解答時間は各60秒です。

・ライティング(2タスク)
2つのタスクにタイピングで回答します。

1つ目は、読んだ内容と聞いた内容を組み合わせて要約する「Integrated Task」(150語以上)。

2つ目は、アカデミックな話題について自分の意見を述べる「Academic Discussion Task」(100語以上)です。

試験方式

TOEFL iBTは、インターネット配信される問題にコンピューター上で答える試験形式です。

ライティングはキーボードでタイピング、スピーキングはマイクを通して音声を録音します。

スコアと目安

各セクションはそれぞれ30点満点、合計で120点満点となります。

合格ラインは進学先によって異なりますが、80点~100点以上が一般的な目安です。

どんな人向け?

TOEFLは、海外の大学・大学院進学を目指す方に特に適しています。

英語圏はもちろん、英語で授業を行う多くの国や機関で広く採用されているため、将来的にグローバルな進学・就職を考えている方には大きな武器になります。

日本国内ではあまり使えない?

以前は「海外留学専用」のイメージが強かったTOEFLですが、近年では日本国内の大学入試や大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用などでもスコアが活用されるようになってきています。

試験の開催頻度と受験料

TOEFL iBTは全国50か所以上のテストセンターで、年に120回以上開催されています。

土曜日は午前・午後、日曜日は午前に実施されることが多く、5か月先まで予約可能なので、学習計画を立てやすいのも特徴です。

受験料は、2025年4月1日から1回あたりUS$195となっています。

フィリピン留学でTOEFLを勉強するメリット

フィリピンでTOEFL対策コースを選ぶメリットはたくさんあります!

日本から近く、時差が少ない

日本からフィリピンまでは、飛行機でおよそ4~4時間半

距離的にも比較的近く、初めての海外留学や、海外経験が少ない方にとっても安心して行ける距離です。

また、フィリピンと日本の時差はたったの1時間

たとえば日本が午後2時のとき、フィリピンは午後1時。

時差がほとんどないため、時差ボケの心配もなく、生活リズムもすぐに整えやすいのが魅力です。

日本にいる家族や友人とも連絡が取りやすく、安心して留学生活をスタートできる環境が整っている点も、フィリピンが留学先として人気の理由のひとつです。

他国に比べて費用がリーズナブル

アメリカ、オーストラリア、イギリスなど、英語圏への留学先はさまざまありますが、費用面を重視する方にはフィリピン留学も選択肢のひとつとして注目されています。

フィリピンは、他の国に比べて物価が安く、学費や生活費を大きく抑えることができるのが魅力です。

特に、TOEFLのスコア取得を目指す方にとっては、その後の本格的な留学に向けた準備段階として最適です。

TOEFL対策に集中できる環境を整えながら、今後必要となる費用(学費・渡航費・生活費など)を節約できるという点でも、フィリピン留学は非常に合理的な選択といえますね!

レッスン時間が長く、マンツーマンや少人数クラスが豊富

さらに、フィリピン留学の大きな魅力は、TOEFLコースに限らず、他国の語学留学に比べてレッスン時間が長く、マンツーマンレッスンが中心である点です。

多くの語学学校では、1日平均6~8時間ほどの学習時間が確保されており、その大半が講師との1対1のレッスン。

自分の弱点に合わせてカリキュラムを調整できるため、効率よく英語力を伸ばすことができます。

特にTOEFL対策コースを受講すれば、同じ目標を持った仲間と出会えるチャンスも多く、切磋琢磨しながら勉強に集中できる環境が整っています。

日本ではなかなか得られない、スコアアップに特化した学習環境が用意されているのも、フィリピン留学の大きなメリットと言えるでしょう。

フィリピンでTOEFLコースがある主な学校と費用目安

「フィリピンがTOEFL対策に向いているのは分かったけれど、学校が多すぎてどこを選べばいいのか分からない!」、そんな声をよく聞きます。

フィリピンにはTOEFLコースを提供している語学学校が多数あり、それぞれ特徴や強みが異なります。

だからこそ、自分に合った学校選びは、スコアアップの鍵を握る最重要ポイントとも言えるのです。

ここでは、そんな悩みを抱える方のために、実績・講師の質・サポート体制・学習環境などから厳選した、おすすめの語学学校をご紹介します。

ぜひ、自分にぴったりの1校を見つけるヒントにしてくださいね。

English Fella1

English Fella1は、スパルタ式の指導スタイルを採用している学校で、「観光や遊びはそこまで重視していない」「短期間でTOEFLのスコアを一気に上げたい!」という方に特におすすめです。

毎日の学習スケジュールがしっかり組まれており、自習時間も含めると1日中英語漬けの生活になります。

ただし、スパルタ校はその名の通り規則が厳しく、想像以上にハードなことも。

実際に、「ついていけずに途中で学校を変えた」「気持ちが折れて帰国した」という声も少なくありません。

スパルタ校を選ぶ際は、事前に校則や生活ルール、実際に通った人の体験談などをよく確認しておくことが大切です。

自分の性格や目標、ストレス耐性を見極めたうえで選ぶことで、最後までやりきることができますよ。

English Fella2

「スパルタ校でやっていけるか不安・・・」という方には、Fella1の姉妹校である English Fella2がおすすめです。

こちらはセミスパルタ式の学校で、ある程度の自由時間が確保されており、無理なく自分のペースで学習を続けられる環境が整っています。

セミスパルタだからといって、TOEFL対策の質が劣るわけではありません。

しっかりとしたカリキュラムとサポート体制があるため、集中して取り組めば確実にスコアアップを狙える学校です。

「少し余裕のある環境で着実に実力をつけたい」「学習を継続できるかが不安」という方にとって、English Fella2はまさにぴったりの選択肢。

最後までやり切ることで、大きな自信と達成感も得られるはずです。

CPI

CPIは韓国人が経営する学校で、比較的日本人比率が低めなのが特徴です。

フィリピン留学は日本人に非常に人気があるため、「日本人ばかりと一緒に過ごしてしまった」「結局、日本語ばかり話してしまって後悔・・・」という声も少なくありません。

英語漬けの環境を求める方にとっては、日本人が少ない学校を選ぶことが、英語力アップの近道になることもあります。

また、韓国人経営の学校では「食事が辛すぎて合わなかった…」という話もよく聞きますが、こちらの学校は比較的新しく、食事はビュッフェスタイル。

自分に合ったものを選びやすく、住環境も清潔で快適なので、余計なストレスを感じずに学習に集中できる点も魅力です。

フィリピン留学で学べるTOEFLの内容

TOEFLは「読む・聞く・話す・書く」の4技能すべてを評価する試験ですが、その中でも独学で比較的取り組みやすいのがリーディングとリスニングです。

一方で、スピーキングとライティングは、自己流では伸ばしづらく、客観的なフィードバックが不可欠です。

フィリピンの語学学校では、マンツーマンレッスンが主流。

講師が自分の話し方や書き方の癖を見抜き、それに合わせた指導をしてくれるので、短期間での改善が期待できます。

また、学んだ内容をすぐにアウトプットできる環境が整っているため、英語力がしっかりと定着します。

さらに、TOEFLコースでは模擬試験の実施もあり、試験形式や時間配分に慣れることができます。

これにより、本番でも焦らずに実力を発揮できるようになります。

TOEFLに特化したコースで、試験を熟知した講師のもとで学ぶことは、効率よくスコアアップを目指すための大きな武器になるはずです。

フィリピンでTOEFLを受験する方法

TOEFLは、試験会場または公式サイトから、試験日の最低2週間前までに申込みが可能です。

必要な持ち物は、パスポートと受験料のみ

特別な書類や準備は必要ないため、現地に着いてからでも対応しやすいのが嬉しいポイントです。

ただし、フィリピンをはじめとする海外の交通機関は、日本のように時間通りに運行しないことも多く、想定より遅れる場合があります。

試験当日は、時間に十分余裕をもって会場に向かうようにしましょう。

分からないことがあれば、語学学校のスタッフに相談すれば対応してもらえるので、ひとりで悩まず頼ることも大切です。

また、申込方法や必要書類などは変更になる場合もあるため、必ず最新の情報を公式ホームページで確認してください。

まとめ

以上、TOEFL受験を視野に入れたフィリピン留学を検討している方に向けて、TOEFLの概要から、おすすめの語学学校までをご紹介しました。

TOEFL対策を行うのは、海外の大学や大学院に進学するという目標があるのかもしれません。

だからこそ、その準備段階をしっかりと積み重ねることで、留学先でのキャンパスライフに余裕が生まれ、より充実した毎日を送れるようになるでしょう。

未来の自分に自信を持ってバトンを渡せるように、まずは、自分に合ったフィリピンの語学学校をじっくり選び、学びの時間を大切に過ごしてみてください。

この経験が、あなたの次のステップを力強く後押ししてくれるはずです。

nativecamp.net

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Yumiranian

◇経歴
31歳のときに「be動詞って何だっけ?」というところから勉強を始めました。年齢を重ねてからの学習に、難しさや焦りを感じている方の背中を押せたらと思っています。

◇英語に関する資格
TOEIC830点

◇留学経験
セブ島3か月、マルタ共和国2か月

◇海外渡航経験
マルタ共和国滞在中にイタリア人と仲良くなり、お家に招待いただきました。英語学習を始めたころ、海外とは無縁だった私にとって想像もしていなかった経験です。イタリア国内を案内してもらうだけでなく一人でベネチアやヴェローナなどを巡り、度胸もつきました!

◇自己紹介
元々勉強が好きではなかったので、英語も全くと言ってよいほどのレベルでした。でも「英語を勉強する!」と決めてからは、時には泣きながら時には貴重な経験を得ながら、毎日少しずつ努力をしてきました。 今では、英語学習の大切さを日々実感するとともに、一念発起した過去の自分に感謝しています。 これまでの努力を無駄にしないよう、今後も楽しく英語を勉強していきます。