
「高校生でフィリピンの長期留学を考えているけどいろいろ不安...。」
「高校生のフィリピン留学でおすすめの語学学校を知りたい。」
そんな思いを抱えてはいませんか。具体的にフィリピン留学をお考えの方は、その費用なんかも気になるところですよね。
今回の記事では、高校生のフィリピン長期留学の周囲や費用の目安、長期留学の注意点、そしておすすめの語学学校を徹底解説します。
高校生で英語力を伸ばして周りと差をつけたい方、高校卒業後の進路でお悩みの方も必見ですよ。
- 高校生にフィリピン留学をおすすめする理由
- 高校生ができるフィリピン長期留学の種類
- 高校生のフィリピン長期留学の費用目安
- 高校生のフィリピン長期留学の注意点
- 高校生のフィリピン長期留学でおすすめの語学学校
- まとめ
高校生にフィリピン留学をおすすめする理由
高校生で、長期のフィリピン留学をおすすめする理由は5つあります。
英語力だけでなく、身に付く力もたくさんあって内面から成長できるのは特にうれしいポイントです。
マンツーマンレッスンが充実している
フィリピンの学校は、先生と1対1で学べるマンツーマンレッスンが中心です。
自分のレベルや苦手な部分に合わせて授業が進み、講師にサポートしてもらえるので、効率よく英語力を伸ばすことができます。
特にスピーキングやリスニングなど、日本の学校ではあまり鍛えられない部分を強化したい人に向いています。
欧米の語学学校のように大人数でのグループレッスンでは、周りに気を使って発言しづらかったり、授業のスピードについていけないこともありますが、フィリピンではそういった心配がありません。
わからないことがあればすぐに質問できるので、授業内容がしっかり身につきます。
また、マンツーマンなので自然と話す時間が増え、英語を話すことに慣れやすいのも大きなメリットです。英語初心者や、初めての海外留学で不安な高校生にもおすすめの環境といえるでしょう。
フィリピン長期留学は安い
フィリピンへの長期留学は、他の欧米圏と比べて滞在費を抑えやすいのが大きな魅力です。
日本から近く航空券も比較的安価で、現地の物価も低いため、生活費を抑えながら留学生活を送ることができます。
ただし、実際にかかる費用は学校の種類や滞在スタイルによって異なるので、正確な金額を知りたい場合は、留学エージェントに個別の見積もりを依頼すると安心です。
全体的に見て、費用対効果の高い留学先としてフィリピンは非常に人気がありますよ。
安心の寮生活ができる
フィリピンの多くの語学学校は、学校の近くに寮があり、食事や洗濯などの日常生活をサポートしてくれるサービスが含まれているため、海外での自立した生活が初めてでも安心です。
施設内にはカフェやジムなども揃っており、学校の中で必要な生活がほとんど完結します。
さらに、常に警備員が常駐しているところが多く、安全面でも信頼できます。
個室ではなく相部屋が基本ですが、困ったことがあれば相談し合えるため、他の留学生との共同生活を通じてコミュニケーション能力や協調性も養えるのは大きなメリットです。
寮で生活しつつ、自然に学習もできるので、フィリピン留学は初めて海外に出る高校生には特に向いています。
問題解決能力が身に付く
現地での生活は、刺激的で楽しい一方、さまざまな困難に直面する場面も少なくありません。
しかし、そうした環境の中で自分の力で問題を解決していく経験は、自然と自立心や行動力を育ててくれます。
現地では、生活のあらゆる場面で英会話が必要になるため、初めは苦労しても次第に慣れ、少しずつ自信がついてきます。
トラブルを乗り越えるたびに、自分の成長を感じられるはずです。こうした海外での実体験は、将来の学びや仕事の場面でもきっと役立ちます。
高校卒業後の進路の参考になる
フィリピン留学では、国籍や年齢、立場の異なる多くの人と出会えます。
学生や社会人など、さまざまな背景を持つ人たちと交流することで、これまで知らなかった生き方や考え方に触れられる機会も多いです。
特にフィリピンは若者からの人気が高く、大学を休学して来た人や、キャリアを見直すために留学してきた人も多く集まります。
寮生活を通して自然と会話が生まれ、将来についてのリアルな話を聞けることもあるでしょう。そうした出会いは、自分自身の進路や将来に対する視野を広げるきっかけになります。
語学が学べるだけでなく、将来に不安を感じている高校生には、フィリピン留学は特に価値ある環境といえます。
高校生ができるフィリピン長期留学の種類
高校生ができるフィリピン長期留学の種類は下記の通りです。
正規留学では、英語またはタガログ語で授業を受けるため、ある程度の英語力が必要です。
フィリピンの高校は2年制なので、事前に語学学校で英語を学んでから進学するケースもあります。また、提携校がある場合は半年〜1年の交換留学も可能です。
この場合、日本の高校の単位として認められることもあり、休学や留年の心配が少なく、費用も抑えられるため安心してチャレンジできます。
語学留学では、フィリピンの語学学校では、初心者でも英語を学べる環境が整っており、短期からの留学も可能です。全寮制で生活サポートが充実しており、未成年でも安心して滞在できます。
ただし、多くの学校で「15歳以上」といった年齢制限があるため、希望する学校が決まったら事前に確認しておくことが大切です。
また、フィリピンでは、英語を使いながらボランティア活動に参加することもできます。教育支援や食育などの活動に1週間から関われるため、英語力を実践的に使う機会にもなります。
学校に通わないため授業料などがかからず、費用を抑えて海外経験を積みたい人におすすめです。
高校生のフィリピン長期留学の費用目安
フィリピンで1年間の正規留学をする場合、全体の費用はおおよそ170万〜260万円ほどが目安です。
最も大きな出費は授業料と住まい・食事を含む生活費で、これらで全体の大部分を占めます。
授業料は通う学校によって異なりますが、私立高校やインターナショナルスクールでは年50万〜80万円程度。寮やホームステイなどの滞在費は食費込みで年80万〜120万円ほどかかります。
その他に、航空券代(往復8万〜12万円)、教材や入学関連費用(5万〜10万円)、学生ビザや特別就学許可証などのビザ関連費(5万〜8万円)、そして海外旅行保険などの諸経費(20万〜30万円)も必要です。
留学の内容や過ごし方によって費用は変動するため、事前に詳しく見積もりを取っておき、まとまった費用を準備しておきましょう。
高校生のフィリピン長期留学の注意点
ここからは高校生のフィリピン長期留学で気をつけるべき点についてご紹介します。
思いもよらぬトラブルを避けるためにもしっかり意識しておきましょう。
治安が悪い地域には行かない
フィリピンには治安が安定しているエリアも多くありますが、場所によっては注意が必要なところもあります。
特にマニラや一部の都市では、スリや置き引きといった軽犯罪が発生しやすいため、高校生の長期留学ではそうした危険な地域には近づかないことが大切です。
安全面を考えると、セブ島は比較的治安が良く、留学生にとって安心して生活できるエリアとして人気があります。
衛生面に気をつける
フィリピンでの生活では、衛生面での不便さを感じることもあるかもしれません。
例えば、水道水はそのまま飲むことができず、必ずミネラルウォーターを使用する必要があります。
また、熱帯気候のため虫が多く、蚊やその他の虫対策が欠かせません。さらに、地域によっては停電が起こることもあり、インターネットの速度が遅い場合もあります。
こうした点を踏まえ、高校生の長期留学では特に衛生面に注意を払うことが重要です。留学先としては、セブ島のように留学生が多く、生活環境やインフラが比較的整っている場所を選ぶのが安心です。
こうしたエリアでは、衛生管理や安全面でも配慮がなされているため、快適に留学生活を送ることができます。
日本食を持っていく
フィリピン料理は油を多用したり、味が濃いものが多いため、日本人には合わないこともあります。
現地の寮やホームステイでの食事が口に合わず、ストレスを感じる場合も珍しくありません。留学生活でよくある悩みのひとつですが、食文化の違いには十分に気をつけましょう。
フィリピンでの食に不安がある方や日本の味に慣れている方は、簡単に持ち運べる日本食を用意しておくと安心です。
高校生のフィリピン長期留学でおすすめの語学学校
ここからは高校生のフィリピン長期留学で特におすすめの語学学校を5つご紹介します。
学校によって、雰囲気や授業形態が異なるので確認しておきましょう。
ジュニア&親子留学専門CIEC
CIECは、親子での留学や子どもの単独留学に特化したフィリピン・セブの語学学校で、特に英語初心者の子どもにも安心して通わせられると好評です。
4歳から参加できる幼児向けのプログラムから、高校生まで幅広い年齢層に対応しており、それぞれの年齢や英語力に応じた丁寧な指導が受けられます。
小学生以上の子どもには、マンツーマンレッスンやグループ授業を組み合わせたカリキュラムが用意されており、英語の4技能(読む・書く・聞く・話す)をバランスよく強化できます。
授業数が多めのスパルタ型のコースもあり、本格的に英語を伸ばしたい子にぴったりです。
また、現地校進学を目指すコースや保護者向けの英語プログラムもあり、親子それぞれの目的に応じた留学が可能です。
単身での留学にも対応しており、子どもが安心して生活できるよう、食事や送迎、生活サポートまで細やかなケアが行き届いています。
敷地内にはプールや食堂、売店などの設備も充実しており、学びだけでなく生活全体がサポートされているのも魅力。
土日には校外アクティビティが企画され、保護者には活動の様子を写真で共有してくれるなど、子どもの様子が把握しやすいのも安心できるポイントです。
セブ市内にありながら広いキャンパスで、子どもがのびのびと過ごせる環境が整っています。
CELLA Premium
Cella Premiumは、セブ市にある高級感あふれる語学学校で、元はデザイナーズホテルだった建物をリノベーションしており、快適でおしゃれな環境で学習できるのが魅力です。
広々とした居室やプール付きの施設、利便性の高い立地など、通常の語学学校にはない快適さが整っています。
この学校の特徴は、親子留学やジュニア単身留学だけでなく、現地校への進学を見据えた「進学サポート」が充実している点です。
現地校の受験に向けた英語学習や面接練習だけでなく、入学後も語学学校の寮に滞在しながら学習・生活の支援を受けることが可能です。
特に進学直後の時期は、英語力がまだ不十分な子どもがつまずきやすいですが、放課後に宿題のサポートや予習・復習を受けられる特別クラスが用意されており、無理なく現地の学習に馴染めるように支援されます。
また、親子での参加の場合でも、それぞれの年齢や学習レベルに合わせたマンツーマンレッスンが受けられ、保護者も一緒に学べるスタイルが好評です。
生活面でも食事の提供や掃除・洗濯のサービスがあり、安心して学びに集中できる体制が整っています。高級感ある環境でしっかりとサポートを受けながら、英語学習と現地進学を両立できる、数少ない語学学校です。
ELSA
ELSAは、広大な敷地に語学学校と私立のインターナショナルスクールが併設された教育施設です。
セブ本島北部のコンポステラという静かな地域にあり、自然に囲まれた落ち着いた環境で勉強に集中できます。空港のあるマクタン島から車で1時間ほどの距離で、アクセスも比較的良好です。
子どもの単身留学にも対応しており、学内の寮で生活しながら語学学校や現地の学校に通うスタイルが取れます。語学学校での学習から現地校への進学まで、同じ運営のもとでスムーズにステップアップできるのも魅力の一つです。
語学学校では、幼児から中高生、保護者までそれぞれの年齢に応じたコースが用意されており、英語だけでなくゴルフやヨガを組み合わせたユニークなクラスも受講できます。
特に子ども向けには、個別の学習ニーズに合わせたカリキュラムの調整が可能で、効率的に学べる体制が整っています。
併設のプライベートスクールでは、2歳から高校生までが通っており、半数以上が現地のフィリピン人学生、残りはアジア各国からの留学生で構成されています。学内は英語のみ使用が原則で、語学環境としても最適です。
さらに、留学生には「シャドーティーチャー」と呼ばれる専属のサポート教員がつき、授業中や放課後の学習を丁寧にサポート。買い物や外出時にもスタッフが付き添ってくれるなど、安全面と生活面での手厚いケアも評判です。
English Fella1
English Fella 1は、英語力を本気で伸ばしたい人のために設計された、セブでも数少ないスパルタ式の語学学校です。
平日は外出が禁止され、自習や単語テストも必須とされる厳格なルールがあり、勉強にしっかり集中できる環境が整っています。
この学校では、授業以外の時間も含めて一日中英語漬けになる仕組みがあるため、短期間での飛躍的なレベルアップが期待できます。
各教科には専門の講師が担当し、授業の質にもこだわっているのが特徴です。定期的に行われる講師研修や生徒からのフィードバック制度により、常に高品質な指導が保たれています。
校内には国籍のバランスを意識した入学制限があるため、多国籍な環境で学べるのも魅力。日本人ばかりの学校が不安な人にとっても、安心できる環境です。
学習スタイルに合わせた複数のコースが用意されており、費用を抑えたい人向けのコースから、マンツーマン中心で話す力を徹底的に鍛えたい人向けのカリキュラムまで選べます。
宿泊は1人〜3人部屋まで選択可能で、生活面でも快適さとコストのバランスを調整できます。
また、通貨レートが固定されているため、為替の変動に左右されずに留学計画を立てやすいのもポイント。部活でいえば体育会系の学校で、厳しいながらも成果を出したい人には、うってつけの語学学校です。
EV Academy
EV Academyは、まるで高級ホテルのような洗練された施設を備えたフィリピンの語学学校で、留学先として非常に人気が高く、なかなか予約が取れないことで知られています。
セブ市内の中心に位置しており、近隣にはショッピングモールや飲食店も多く、生活の利便性にも優れています。
校内にはプールやジム、ヨガスペース、自習室、カフェなどが整備されており、学びだけでなく生活の快適さも両立できる点が魅力です。
授業の内容や講師の質にも妥協はなく、TESOL修了者を中心とした高い水準の講師陣が揃っています。
学習スタイルに応じて、スパルタとセミスパルタのどちらかを選べる制度が設けられており、自分に合ったペースと緊張感で学ぶことが可能です。
例えば、外出禁止を含む厳格なスパルタスタイルで自分を追い込みたい人もいれば、少し余裕を持ちつつもしっかり学びたい人にはセミスパルタが適しています。
コースの種類も豊富で、一般英会話からTOEICやIELTS、ビジネス英語、さらには親子留学に対応したものまで用意されています。
マンツーマン重視の「Power speaking」コースは特に人気があり、6〜8コマすべてを個別指導にあてることもできます。
唯一の注意点としては、学校の人気ゆえに生徒数が常に多く、校内は活気にあふれているため、静かに過ごしたい人には向かないかもしれません。
また、空きが少ないため希望時期に入学するには早めの予約が必要です。とはいえ、学習環境、施設、立地すべてにおいて非常にバランスが取れており、フィリピン留学の中でもハイレベルな体験ができる学校です。
まとめ
ここまで高校生のフィリピン長期留学に関して詳しく解説してきました。
英語力が高まるだけでなく、自分に合ったスタイルで無理なく学習ができる上に、問題解決能力などの人間力も高められるのはうれしいですよね。
フィリピンの語学学校もそれぞれ特色があって面白いです。自分の価値観や雰囲気に合う学校が見つけられたらいいですよね。
かけがえのない高校生という青春時代に、長期留学をすることで得られるものはたくさんあります。フィリピン留学を通してさまざまな出会いや学びがありますように!
◇経歴
英会話スクール10年受講
◇英語に関する資格
英語検定二級
◇海外渡航経験
渡航先での経験内容(仕事、旅行など):旅行でフィリピン、セブ島、バリ島、ボルネオ島、韓国、台湾、グアム、ハワイ、シンガポール、オーストラリアに渡航経験あり。
◇自己紹介
自身の経験も活かしながら読者に寄り添った記事作りに努めています。外国のことを知ることは自分の視野を広げ、人生を豊かにしてくれます。ネイティブキャンプで楽しく英語に学び、海外の文化に触れましょう!