男女年齢問わず根強い人気のゴルフ。特にビジネスパーソンや上昇志向の高い若者の間で、じわじわと人気が高まり、浸透しています。
ゴルフテクニックを磨くため、練習に集中しながら、英語も鍛えることができるという魅力的なパッケージがゴルフ留学です。
英語でトレーニングをしながら、ゴルフの技術も本格的に磨ける、というユニークな留学スタイルが注目を集めています。
語学学校で英語を学ぶと同時に、現地のゴルフ場や練習場でトレーニングを積むこのスタイルは、プロゴルファー志望の選手から趣味として楽しみたい人まで幅広い層に人気です。
この記事では、ゴルフ留学の特徴やメリット・デメリット、アメリカ・フィリピン・オーストラリアのおすすめ留学先、そしてどんな人に向いているかを詳しく解説します。
- ゴルフ留学の特徴
- ゴルフ留学のメリット・デメリット
- ゴルフ留学におすすめの国：アメリカ
- ゴルフ留学におすすめの国：フィリピン
- ゴルフ留学におすすめの国：オーストラリア
- ゴルフ留学はこんな人におすすめ
- まとめ
ゴルフ留学の特徴
ゴルフ留学と聞くと、先ずプロを目指す選手たちだけのものと思われるかもしれません。
しかし、昨今はゴルフを趣味として楽しんでいるアマチュアのプレーヤーを対象として、英語学習を並行させる「英語＋ゴルフ練習」というように、ゴルフの技術向上と語学習得を目的とした海外留学のスタイルです。
主に、現地の語学学校や大学、ゴルフアカデミーといった教育機関と、ゴルフ施設が連携し、ゴルフの練習と英語学習どちらにも集中できる環境が整っています。
ゴルフを始めたばかりのジュニアから、慣れ親しんだシニア層まで幅広くターゲットしており、プログラムも豊富なのが特徴です。
語学とスポーツを同時に学べる
語学とスポーツを同時に学ぶことは、とても多くのメリットがあります。
特に海外での生活環境の中で学ぶことで、実践的な語学力が自然に身につきます。
授業だけでなく、スポーツの練習や試合、仲間との日常的な会話を通じて「実際に使える英語」を習得することができるので、机の上の勉強よりもより早く英語を吸収・定着させることができます。
また、国際的な異文化の中でのチームワークやマナー、コミュニケーションスキルは、教科書からでは学ぶことができない実践的なスキルなので、このような場面で一番鍛えられるといえるでしょう。
さらに、体を動かすことで学習効率も高まり、語学だけを学ぶよりも精神的なバランスが取れて、ストレスが少ないのも魅力です。
このように、語学とスポーツの相乗効果によって、楽しみながら成長できる環境が整っているのがゴルフ留学の強みと言えるでしょう。
現地のクラブや学校と連携したプログラム
大学のゴルフ部や現地のゴルフクラブと提携したアカデミーでは、コーチによるプロレベルの指導が受けられます。
現地のトーナメントや大会にも参加可能なプログラムもあり、世界の選手たちと競い合う機会もあります。
このような共通のトピックを通じて、実践的な環境で生きた英語を実践練習できるのがゴルフ留学のポイントです。
ゴルフ留学のメリット・デメリット
とても魅力的に思えるゴルフ留学について、先ずメリット・デメリットを比較しましょう。
しっかりとポイントを抑え、自分にぴったりの留学スタイルを見つけることが大切です。
メリット
デメリット
このように、ある程度英語の基礎知識があり、実践的な英会話の機会がほしい、という方にぴったりのプログラムと言えるでしょう。
ゴルフという共通のトピックを通じて、会話がしやすかったり、テクニカルな表現方法などの難易度の高い英語も比較的スムーズに習得できるでしょう。
海外のゴルフコースでのプレー体験は、非日常的でご自身の実績にもプラスになること間違いなし。
逆に、ゴルフ・英語に自信がない、もしくは英語を話すのはあまり気が進まない、という方は他の留学スタイルを検討することをおすすめします。
ゴルフ留学におすすめの国：アメリカ
これからは、ゴルフ留学におすすめの国３選をご紹介します。
先ず、アメリカはゴルフの本場とも言える国で、PGAツアーなどの国際的な大会が多く開催されています。大学のゴルフ部のレベルも高く、多くのプロ選手を輩出していることでも有名です。
大学ゴルフと奨学金制度
アメリカがゴルフ留学におすすめな理由は、ゴルフ環境が非常に充実しているからです。
例えば、ペブルビーチ（カリフォルニア州）やオーガスタ・ナショナル（ジョージア州）、パインハースト（ノースカロライナ州）といった世界的に有名な名門コースが数多くあり、本物のゴルフ文化に触れられます。
さらに、質の高いゴルフアカデミーや大学のゴルフ部も充実していて、スポーツ奨学金を利用しながら競技レベルを上げることが可能です。
アマチュアやジュニア向けの大会も多く、実践経験が積みやすいのも魅力。
英語環境なので語学力も自然に伸び、将来のプロや海外進学、仕事に役立つスキルが一度に身につきます。
こうした理由から、アメリカはゴルフ留学の人気No.1の国となっています。
トレーニング施設の充実
トレーニング施設や練習場、プロ仕様のゴルフ場が数多く存在し、ラウンドの機会も豊富です。
コーチやコースの質も高く、世界中から一流のゴルフ選手が集まる人気の留学先です。
ゴルフ留学におすすめの国：フィリピン
フィリピンもゴルフ留学先として人気が高まっています。
理由は、まず物価や滞在費がアメリカに比べてかなり安いため、コストを抑えることができます。
気候も温暖で一年中プレーできるので、シーズンを気にせず練習に集中できます。
また、英語が公用語の一つで、現地の人も英語を話すため語学学習にも適しています。
さらに、マニラやセブ島には設備の整ったゴルフコースやゴルフスクールがあり、初心者から上級者まで幅広く対応できるプログラムが用意されています。
ただし、世界的に有名なコースやツアーの数はアメリカほど多くないため、将来的にプロを目指す人はアメリカなどとの併用も検討すると良いでしょう。
英語学習に特化した環境
フィリピンの語学学校では、価格帯を抑えてマンツーマン式の授業を受けることができるので、短期間でも集中して英語力を伸ばすことが可能です。
レッスンでは、日常会話からゴルフ専門用語・フレーズまで柔軟に学ぶことができるため、ゴルフレッスンとの相性も抜群です。
ゴルフ環境の魅力
ゴルフ場や練習場がリゾート地に併設されていることも多く、美しいホールでのプレーが楽しむことができます。
現地の人々もフレンドリーで、語学留学生の受け入れになれているため、海外留学が初めての方でも安心して学べる環境であるといえるでしょう。
ゴルフ留学におすすめの国：オーストラリア
最後に、オーストラリアもゴルフ留学にとても人気のある国です。
理由のひとつは、温暖で過ごしやすい気候で、年間を通じて快適にゴルフができる点です。
シドニーやメルボルンなど大都市近郊には、世界的に評価の高いゴルフコースやトレーニング施設が多数あります。
また、英語圏なので語学力の向上にも適していて、学業とスポーツを両立しやすい環境が整っています。
自然豊かな環境の中でリラックスしながらトレーニングできるため、心身ともに成長しやすい留学先としておすすめです。
最後に自然に囲まれた環境でゴルフを学べるオーストラリアもゴルフ留学先として大人気です。
オーストラリア独特の広大な敷地を生かした、ダイナミックなゴルフコースは病みつきになる方も多数。
ロケーションによっては、野生のカンガルーに遭遇するなんてことも。
日本と気候が逆のため、冬の間に渡航してトレーニングを続けたい選手にもおすすめの留学先です。
語学とスポーツの両立が可能
語学学校の集中プログラムとゴルフアカデミーの練習が組み合わさったコースが多く、効率的に語学とスポーツを学べます。
特に女子やジュニア層の選手にも人気があり、オーストラリアならではのゴルフを文化として楽しむ習慣を体験できるのもポイントです。
日本からの時差も少ないので、短期間の留学でも時差ボケなどコンディションに影響が少ないのがうれしいポイントです。
実践的なゴルフ教育
オーストラリアのゴルフ留学プログラムでは、トーナメントや大会への参加も盛んなので競技経験を積みたい方にはとても良い経験となるでしょう。
もちろんゴルフを趣味として楽しみたいという方でも、高品質の施設をフル活用してプロ仕様のトレーニングを受けることができます。
ゴルフ留学はこんな人におすすめ
改めて、ゴルフ留学はこんな人におすすめ、というポイントをご紹介します。
ご自身に当てはまるポイントがあるかチェックして、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ゴルフ留学は、語学とスポーツの両方を本格的に学べる魅力的な選択肢です。
アメリカ、フィリピン、オーストラリアといった国々では、それぞれ異なる特徴のあるプログラムが用意されています。
自分の目標やレベル、費用感に合った環境を選ぶことで、学びと成長のチャンスを最大限に活かすことができます。
ゴルフのスキルアップを目指すすべての人に、新たな挑戦としてゴルフ留学をおすすめします。
◇経歴
海外在住５年目
◇資格
英検１級
◇留学経験
イギリスの大学で交換留学
◇海外渡航経験
学生の交換留学から海外現地採用。現在ヨーロッパにて現地就職
◇自己紹介
大学時代の留学を機に、今はご縁がありヨーロッパでOLしています。
