セブ島に日本人はどれくらいいる?日本人会やおすすめの仕事もご紹介!

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セブ島はリゾート地として知られる一方で、多くの日本人が現地に住み、働き、留学をしています。

観光だけでなく語学学校やビジネスを目的に訪れる人も増えており、日本語が通じる場面もあります。

この記事では、セブ島で見かける日本人の傾向や生活スタイル、学校や部屋探しの事情まで幅広くご紹介します。

セブ島に日本人は多い?少ない?

セブ島は、フィリピンの中でも特に日本人に人気のある地域の一つです。

観光客として訪れる人だけでなく、長期滞在を目的とする人々も増加しています。

まずは、セブ島の日本人の在留状況や傾向について詳しく見ていきましょう。

在留邦人数の概要と傾向

2024年10月1日現在、フィリピン全体の在留日本人数は1万2,648人で、前年より2.6%減少しています。

このうち、セブ州には約1,740人が在住しており、マニラ首都圏の約8,313人に次いで多い地域です。

近年、セブ島への移住者は増加傾向にあり、特に語学留学やビジネス目的で訪れる人が目立ちます。

地域別の日本人集中エリア

セブ島内で日本人が多く居住するエリアは、セブ市のITパーク周辺やマクタン島のリゾートエリアです。

ITパーク周辺は、ビジネス施設や語学学校が集中しており、社会人や学生に人気です。

一方、マクタン島のリゾートエリアは、リタイアの長期滞在者や観光業に従事する人たちに好まれています。

これらの地域では、日本人経営のレストランやゲストハウスも多く、日本人にとって生活しやすい環境が整っています。

セブ島にいる日本人はどんな人が多い?

セブ島にはさまざまな目的で滞在する日本人がいます。

観光以外の目的で中長期的に暮らす人たちもいます。

ここでは、日本人滞在者の主な属性と、近年特に増えている留学生の動向について紹介します。

日本人滞在者の主な属性と目的

セブ島に長期滞在する日本人の属性は多様です。

最も目立つのは語学留学生で、1週間から数カ月の短期滞在を中心に、日本の大学生や社会人が多く訪れます。

留学生の多くは、欧米に比べて費用が抑えられ、なおかつマンツーマンでの英語学習が可能な語学学校に魅力を感じています。

次に多いのが、ITやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業で働くビジネス関係者です。セブ市内のITパークには、日系企業や外資系企業が多く、日本人スタッフも数多く在籍しています。

また、定年後にリタイアして移住する中高年層も増加しています。年金でのんびりと生活するために、海外移住先として物価の安いセブ島を選ぶケースが多く、マクタン島のリゾートエリアなどが人気です。

その他、現地で日本語教師や観光ガイドとして働く人や、長期で親子留学する家族もいます。このように、セブ島にはさまざまな背景を持つ日本人が暮らしています。

留学目的で訪れる日本人の増加傾向

ここ数年、英語を学ぶ日本人留学生は増え続けています。特に、コロナ禍明け以降は、対面授業が再開されたことや欧米の急激な物価上昇の影響を受けて、セブ島留学の需要が一気に増加しました。

セブ島の語学学校の多くは、1日6〜8コマのマンツーマン授業を行っており、効率よく英語力を伸ばしたい人にとって魅力的です。また、日本人経営や日本人スタッフが在籍する学校も多く、初めての海外生活でも安心して学習に集中できます。

さらに、大学生だけではなく、社会人やキャリアアップを目指す人、オンライン英会話講師を目指す人など、目的の多様化も進んでいます。学校選びでは、日本人比率の高すぎない学校を選んで多国籍な環境で学ぼうとする動きも見られます。

セブ島の日本人会とは

セブ島には、日本人滞在者同士のネットワークを築くための「日本人会」が存在します。

これはセブシティやその周辺エリアに住む在住者を中心に運営されており、現地生活を円滑にするサポートや交流機会の提供を目的としています。

日本人会の活動と役割

セブ島の日本人会では、定期的に懇親会やイベント、季節の行事(新年会、夏祭りなど)を開催しており、参加者同士が日本語で安心して交流できる場となっています。また、情報共有や生活相談など、特に初めて海外で暮らす人にとって心強い存在です。

さらに、セブ島の病院情報や安全対策、ビザ手続きに関する情報なども共有されており、現地生活で困ったときの頼れる存在です。日系企業との連携や、学校・企業向けのガイド的存在としても機能している点も特徴です。

このように、セブ島の日本人会は、単なる交流組織ではなく、セブ島で生活する日本人を支える実用的なコミュニティとしての側面を持っています。初心者から長期在住者まで、幅広い日本人に安心感を与えてくれる存在です。

セブ島で日本人が仕事を探す方法

セブ島で働く日本人は、語学留学を経てそのまま現地に残る人や、海外経験を求めて渡航する人など背景も多様です。特に英語環境を活かした職種や、日本語対応が求められる分野では日本人のニーズが高く、一定の募集傾向があります。

代表的な職種と募集傾向

セブ島で需要のある職種には、まず語学学校のスタッフがあります。学校運営のサポートや日本人留学生への対応など、日本語での対応力が求められるため、日本人に適したポジションです。

次に、近年はIT企業での求人も増えており、特に日本市場向けの顧客対応やエンジニア職が中心です。その他、観光業では、旅行会社やツアーガイド、ホテルでの勤務など、語学と接客のスキルを活かせる職種が多く見られます。

さらに、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と呼ばれる外資系企業のコールセンターやサポート業務では、日本語対応ができる人材が常に求められており、未経験者でも挑戦しやすいという特徴があります。

仕事探しの方法と注意点

まず日本人向け求人サイト(例:カモメアジア転職やCEBU JOB)現地企業の採用ページを定期的にチェックするのが基本です。また、セブ島には日本人向けの就職支援エージェントもあり、履歴書添削や面接サポートをしてくれる場合もあります。

一方で、求人情報の中には待遇や勤務条件が明確でない案件もあるため、雇用形態・給与・保険制度などの条件確認は慎重に行う必要があります。特にインターンで契約する場合には注意が必要です。

また、FacebookグループやLINEコミュニティなどでは、リアルな求人情報や職場の評判を得ることができるため、情報収集の手段として活用するのがおすすめです。

このように、セブ島では日本人向けの求人はありますが、仕事内容と自分の希望とのミスマッチを防ぐためにも、現地事情を事前によく理解した上で就職活動を進めることが大切です。

セブ島で日本人におすすめの仕事

セブ島で日本人が働く方法については前項で紹介しましたが、ここでは特におすすめの仕事をいくつか具体的に紹介します。フィリピンならではの事情を踏まえ、日本人が活躍しやすい職種を見ていきます。

語学学校スタッフ

日本人留学生が多いセブ島では、語学学校の運営スタッフや日本人対応のカウンセラーが必要とされます。日本語対応を求める生徒も多く、現地スタッフとの橋渡し役として重要なポジションです。英語力を活かしつつ、教育やサポートに関わりたい人に向いています。

カスタマーサポート

セブ島には日系企業のカスタマーサポートセンターもあり、日本語対応のスタッフを募集しています。未経験可の案件も多く、コールセンターやチャット対応が主な業務です。社会人経験を活かしやすい分野でもあります。

IT・エンジニア職

セブ島には日系IT企業やオフショア開発拠点があり、エンジニアやPMなどのIT関連職で日本人を採用するケースも見られます。実務経験が必要ですが、給与水準は比較的高めです。

観光・ホスピタリティ業

観光地として知られるセブ島では、ホテルなど観光業界での仕事もあります。日本語対応が求められるホテルの受付やガイド業務、旅行会社での対応スタッフなどが主な職種です。

日本人がセブ島で部屋を見つける方法

セブ島で中長期滞在を考える日本人にとって、住まい探しは重要な準備のひとつです。

エリアの選び方や物件のタイプ、相場感を把握しておくことで、快適な生活を送るための第一歩となります。

住居の種類と相場

セブ島で日本人がよく利用する住居タイプには、コンドミニアム、アパート、シェアハウスがあります。最も人気なのは、セキュリティや設備が整っているコンドミニアムです。プールやジムが併設されている物件も多く、快適に暮らすことができます。

家賃の目安は、コンドミニアムで月20,000〜50,000ペソ(約52,000〜130,000円)、アパートで10,000〜25,000ペソ(約26,000〜65,000円)程度です。

シェアハウスはさらに安価で、6,000〜15,000ペソ(約16,000〜39,000円)程度が相場です(※レートや物件条件により変動あり)。

日本人向けの物件の特徴と探し方

日本人に人気の物件は、ショッピングモールや語学学校に近い立地、24時間警備、家具家電付きの部屋などがポイントです。

探し方は、現地の日本人経営の不動産会社に相談するのが安心です。物件案内や契約書類も日本語対応で進められるため、英語に不安がある人でもスムーズです。

また、語学学校のスタッフや留学生の紹介、不動産情報サイト(英語)を活用する方法もあります。

さらに、Facebookグループなどのコミュニティでは日本人向けの空き物件情報が投稿されることもあります。

まとめ

セブ島には観光や留学、ビジネスなど多様な目的で多くの日本人が滞在しています。

日本語対応のサービスや住環境は限定的ではあるものの、基本的な生活には困らない程度に整っています。

事前に情報を集め、自分に合ったエリアや暮らし方を選ぶことで、安心して海外生活をスタートさせて下さい。

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