セブ島の気温を徹底解説!年間の気候の特徴と旅行に適した時期

セブ島の旅行を検討しているけれど、どの時期に行くのがおすすめなのか、どんな服装を準備すればいいのかわからず、悩んでいる方もいるでしょう。

この記事では、 セブ島の年間の気候と旅行に適した時期に加えて、気温対策や快適に過ごす方法について詳しく解説します。

セブ島の観光で天気が悪く、観光を楽しめなかったという後悔を避けるために、 旅行前にセブ島の気候をチェックして準備に役立ててください。

セブ島の年間気温と気候の概要

常夏と呼ばれるセブ島ですが、実際にどのような気候なのか気になる方もいるでしょう。
ここでは、セブ島の気候の特徴と、年間の平均気温・降水量について解説します。

セブ島の気候帯

セブ島は 熱帯モンスーン気候に属しています。
熱帯モンスーン気候は四季がなく、乾季と雨季の2つの季節に分かれているのが特徴です。
年間を通して高温多湿で、特に夏に降水量が多くなり、冬には短い乾季があります。
セブ島では乾季が12月〜5月となっており、雨季が6月〜11月となっています。

一方、日本は四季がある温暖湿潤気候に属しており、夏と冬の気温差が大きいのが特徴です。
日本の夏はセブ島と同程度の気温であるため、旅行時に気温差を感じることはあまりないでしょう。
ただし、冬は日本が寒くなる一方で、セブ島は引き続き温暖なため、出発時と現地到着後の気温差で体調を崩さないよう気をつける必要があります。

セブ島の平均気温

ここではセブ島の年間平均気温について解説します。
以下は、セブ島の月ごとの平均気温・最高気温・最低気温を表しています。

平均気温 最高気温 最低気温
1月26℃29℃24℃
2月27℃30℃24℃
3月28℃31℃25℃
4月29℃32℃26℃
5月29℃32℃26℃
6月28℃32℃26℃
7月28℃31℃25℃
8月28℃31℃25℃
9月28℃31℃25℃
10月28℃31℃25℃
11月28℃30℃25℃
12月27℃30℃25℃

参考:Cebu Cityの気候、月別の気象、平均気温(フィリピン)- Weather Spark

セブ島の年間平均気温は26〜29℃で、 日本に比べると高めです。
どの月を見ても最高気温は30℃前後になっており、年間を通して気温差が少ないことがわかります。

最低気温に関しても、一年を通して25℃前後を保っています。
最も気温が低い時期であっても、最低気温が20℃を下回ることはなく、 一年中温暖な気候です。

さらに、セブ島では日中と朝晩の気温差も小さいため、1日の中で服装を大きく変える必要がありません。
特に朝晩が冷え込むことも少なく、日本のように昼は暑く夜は寒いといった日が少ないので、衣類をコンパクトにまとめられます。
夜も気温が高めに推移するため、寒さを気にせず屋外のバーやレストランを楽しむこともできるでしょう。

セブ島の降水量

続いて、セブ島の年間の降水量を見ていきましょう。
以下は、月ごとの降水量を表しています。

降水量
1月86.7mm
2月66.1mm
3月45.3mm
4月39.3mm
5月67.2mm
6月135.6mm
7月139.1mm
8月115.1mm
9月129.9mm
10月151.9mm
11月124.5mm
12月110.6mm

参考:Cebu Cityの気候、月別の気象、平均気温(フィリピン)- Weather Spark

降水量が最も多い月は10月で約152mm、最も少ない月は4月で約40mmとなっています。
気温は年間を通して差がありませんが、降水量は大きく差があります。
雨季である6月から11月頃まで降水量が一気に増え、その後の乾季に入ると降水量は緩やかに減少していきます。

降水量が少ない月であっても、突発的な雨が降る可能性があります。
晴れているように見えても、折り畳み傘やレインコートなどの簡易な雨具を持っておくと安心です。
特に市街地から離れた場所への観光やアクティビティの際には、突然の雨にも対応できる準備があると便利です。

セブ島の乾季と雨季について

セブ島は乾季と雨季の2つの季節に分かれますが、それぞれどのような気候の違いがあり、旅行に最適な時期はいつなのか詳しく解説します。

セブ島の乾季(12月〜5月)

セブ島では、12月〜5月にかけて乾季となり、晴れる日が多くなります。
特に3月〜4月にかけて降水量がかなり少なくなるため、カラッとした気候で過ごしやすい日が続きます。

セブ島にある多くの学校は、4月〜5月にかけて夏休みになり、現地の人たちは里帰りや旅行に出かけます。
そのため、バスなどの交通機関やビーチ、プールなどの観光地は多くの人で賑わいます。
観光地に行く場合は道路が混雑しやすくなるため、余裕を持って行動することをおすすめします。

また、この時期は台風が少ない反面、紫外線が非常に強くなるため注意が必要です。
日差しが強烈な日もあるため、外出時は日焼け止めや帽子、サングラスの使用をおすすめします。
特に屋外で長時間過ごす予定がある場合は、UVカット素材の羽織ものや長袖シャツを用意しておくと安心です。
実際にセブ島に訪れる旅行者の中には、日本よりも強い日差しを感じる方もいるため、油断せずにしっかり対策しましょう。

セブ島の雨季(6月〜11月)

セブ島では、5月頃から雨が降る日が増え、6月に入ると本格的な雨季になります。

雨季といっても、日本の梅雨のように一日中雨が降り続けるわけではありません。
スコールと呼ばれる短時間に降る強い雨が中心で、1日のどこかで1〜2時間ほど集中的に降ります。
晴れていたのに急に強い雨が降ってきたり、雨が止んでから晴天が広がったりと、天気が急変することも多々あるでしょう。
そのため、晴れている時間帯も多く、スコールの時間帯を避ければ観光やショッピングも十分楽しめます。

また、7月〜10月はフィリピンの東側の海域で台風が発生しやすい時期です。
台風と渡航の日が重なると、飛行機が欠便になる恐れがあるため、旅行前にスケジュールをしっかり確認しておく必要があります。
台風がセブ島に上陸すると波が高くなり、ビーチでの観光や海のアクティビティができなくなります。
無理な行動はせず、ホテル内の施設やショッピング、スパなど、室内で楽しめる時間を満喫するのも良いでしょう。

セブ島の旅行に最適な時期は3月〜5月

セブ島の旅行に最適な時期は、3月〜5月です。

この時期は乾季の中でも晴天の日の割合が高く降水量も少ないため、快適に過ごしやすい天気が続きます。
湿度も低く保たれているため、日本のような蒸し暑さを感じることもありません。
天候が安定しており、雨の心配もほとんどないので、ダイビングやアイランドホッピングなど、天候に左右されやすいアクティビティにも安心して参加できます。
アクティビティだけでなく、ビーチやホテルでのんびり過ごしたり、市内を観光したりするのにもおすすめの時期です。

セブ島の気温と湿度の関係

セブ島の湿度は、年間を通して60〜70%前後で推移しています。
日本の東京のような都市部の夏は、湿度が75%を超える日もあるため、それに比べるとやや低めです。

雨季は湿度が上がりやすく、雨の前後は一時的に蒸し暑く感じることもあります。
特にスコールの直後は湿度が高まり、空気が重く感じられる場面もあるでしょう。
ただし、その後には涼しい風が吹き抜けることもあり、気温の割には過ごしやすくなることもあります。

セブ島の最高気温は30〜32℃前後と高めですが、海からの風があることや、空気の流れがあることから、日本ほどの不快な蒸し暑さはあまり感じません。
日陰や空調の効いた室内では、比較的快適に過ごすことができるでしょう。

セブ島での気温対策と快適な過ごし方

日本と異なる気候のセブ島には、どのような服装を準備して行けばいいのか、わからない方もいるでしょう。
ここではセブ島を快適に過ごすための服装や気温対策について解説します。

セブ島を快適に過ごせる服装

セブ島では、乾季と雨季どちらも 半袖短パンで過ごすことができる気候のため、日本の夏と同じ服装で問題ありません。
日本の冬に着ている防寒具を持っていく必要はないでしょう。

湿度が高くなる雨季は、麻やコットンなど通気性の良い服があると便利です。
動き回ると汗をかくので、着替えを多めに準備したり、汗を拭くためのハンカチやフェイスタオルを持ち歩いたりするのもおすすめです。
蒸し暑くて辛いときは、カフェやショッピングモールなど空調の効いた室内で快適に過ごすことができます。

また、クラブや高級レストランでは、半袖や短パンなどのカジュアルな服装では入れない場合もあるため、事前に下調べをしておくことが必要です。

冷房対策に羽織るものがあると便利

セブ島のレストランやショッピングモール、移動に使うバスなどでは、冷房が強く効いていて肌寒く感じることもあります。
そのため、室内で過ごすときは長袖のシャツやブラウス、カーディガンのような薄手の羽織るものがあると便利です。

また、ホテルの部屋の冷房が強いことも多々あるため、長袖の部屋着などを準備しておくと安心です。
もし十分な服を持っていくのを忘れてしまったり、追加で着るものが必要になったりした場合は、現地で服を調達することもできます。
セブ島には日本人にも馴染みのあるユニクロやH&Mがあるため、そこで服の購入が可能です。

まとめ

セブ島は年間を通して温暖な気候で、乾季と雨季に分かれます。
旅行するなら、乾季の中でも特に降水量が少なく晴天の日が多い3月〜5月がおすすめです。
この時期は天気が安定しており、雨の心配もほとんどないため、安心して観光を楽しめます。

セブ島を旅行する際は、日本の夏に着ている服装で問題ありません。
ただし、室内は冷房が強く肌寒く感じる場合もあるため、薄手の羽織るものがあると安心です。
これからセブ島の旅行を検討している方は、セブ島の気候をチェックして計画を立ててみると良いでしょう。

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