
英語を学びながら南国の自然や文化も体験したい方におすすめの フィジー留学。オーストラリアやニュージーランドとは一味違う留学先として人気が高まっています。
フレンドリーな現地の人々との交流や、のんびりとした「フィジータイム」の中で過ごす時間は、 語学力だけでなく人生観も変える貴重な経験となるでしょう。
フィジーの基本情報
南太平洋に浮かぶ約330の島々からなる フィジー共和国。首都はスバで、人口は約90万人です。
オセアニア州に位置し、オーストラリアやニュージーランドからも飛行機で数時間の距離にあります。
民族構成はフィジー系が57%、インド系が38%、その他が5%となっています。 公用語は英語で、フィジー語やヒンディー語も広く使われています。イギリス連邦加盟国のため、教育や行政などで英語が日常的に使われているのが特徴です。
気候は亜熱帯性で、年間を通じて気温は23度〜26度。6月から10月は乾季で晴れの日が多く、11月から4月は雨季となりますが、スコールが降っても短時間で終わることが多いです。
フィジーの通貨はフィジードル(FJD)で、物価は日本と比べるとやや安めです。時差は日本より3時間進んでいます。
町から少し離れると、透明度の高い海や手つかずの自然が広がり、マリンスポーツや自然体験も楽しめる環境です。
フィジー留学のメリット
フィジー留学には他の英語圏への留学とは異なる魅力がたくさんあります。その独自の良さを詳しく見ていきましょう。
費用が比較的安い
フィジー留学のメリットのひとつは、欧米諸国と比べて費用が抑えられる点です。
授業料、滞在費、食費などの基本的な生活コストが安く、同じ予算でより長く滞在できます。
例えば1か月の語学学校とホームステイを含めた費用は、オーストラリアやカナダの半分から3分の2程度で済むことも。また、現地の食材や交通費も比較的リーズナブルです。
少人数制の授業で英語漬けの環境
フィジーの語学学校は少人数制の授業が基本です。一クラス4〜8人程度の少人数で学べるため、発言の機会が多く、先生の目も行き届きます。
また、日本人留学生の数が欧米諸国に比べて少ないため、必然的に英語を使う機会が増えます。クラスメイトも世界各国から集まっているため、国際交流の場としてもおすすめです。
親日家が多く、温かい人柄
フィジーの人々は 「ブラ!」という挨拶とともに笑顔で迎えてくれる温かさが特徴です。
日本人に対しても好意的な印象を持っている人が多く、初めての留学でも安心して過ごせる環境があります。
ホームステイ先でも家族の一員として迎え入れてくれることが多く、異文化理解を深める絶好の機会となります。
英語×異文化体験の両立
フィジーでは英語学習だけでなく、南太平洋ならではの文化体験ができます。伝統的なカバ飲み(カバセレモニー)への参加や、ラリ(木製の太鼓)の演奏、メケ(伝統舞踊)の鑑賞など、フィジー独自の文化に触れられるチャンスがたくさんあります。
週末には近隣の島へ行ってみたり、マリンスポーツを楽しんだりと、 勉強と冒険を両立できるのが大きな魅力です。
フィジー留学のデメリット
魅力いっぱいのフィジー留学ですが、もちろん注意点やデメリットもあります。事前に知っておくことで、より充実した留学生活を送れるでしょう。
インターネット環境や設備が十分でない場合も
フィジーは発展途上の面もあり、日本と比べると インターネット環境が整っていない場合があります。
Wi-Fiの接続が不安定だったり、通信速度が遅かったりすることも。
また、停電が突然起こることもあるため、オンライン試験や提出物がある場合は余裕を持って準備しておく必要があります。
「フィジータイム」の感覚に慣れるまで時間がかかる
フィジーには 「フィジータイム」と呼ばれる時間にルーズな文化があります。約束の時間に遅れてくることは珍しくなく、計画通りに物事が進まないことも多々あります。
日本の時間厳守の文化に慣れている方にとっては、最初はイライラする原因になるかもしれません。この文化の違いを理解し、受け入れる柔軟さが必要になるでしょう。
医療体制が十分でない地域もある
都市部には病院やクリニックがありますが、設備や医療水準は日本と比べると十分とは言えない面があります。
離島や地方に滞在する場合は、医療機関へのアクセスが限られることも。持病がある方は十分な量の薬を持参し、海外旅行保険にもしっかり加入しておくことをおすすめします。
フィジー留学の口コミ例
実際にフィジーに留学した方々の生の声を紹介します。それぞれの体験から、フィジー留学の実態が見えてきます。「フィジー留学カラーズ」というサイトから引用しています。
10代女性の口コミ
「知らない人とも挨拶からコミュニケーションが始まること」が最も印象に残ったという10代女性。
フィジーでの学びとしては「いい人が多いけど、その全員を信用しすぎるのも良くないということ」と 現実的な視点も身につけたようです。
授業については「間違えた文法を使って会話をしていたら直ぐに正しい文法を教えてくださり、その場で訂正できるのでとても勉強になりました」と満足している様子。
滞在環境については「日本より不便なフィジーだからこそ学べることがたくさんあり、 毎日お風呂のお湯が出たり道が整備されてる日本へ感謝する機会にもなりました。
英語も勉強できて、人生の知恵も得られる充実した滞在だったと思います」と、不便さの中にも学びを見出しています。
20代女性の口コミ
「人がとにかく優しい、みんな話したがり屋さんだと感じました!」と人々の温かさに感銘を受けた20代女性。
学びとしては「英語ももちろんですが、1番は文化について沢山学べたことです。日本にいたら絶対わからないようなことばっかでした」と 文化体験の価値を強調しています。
学校については「クラスの先生の説明でわからなくても他の先生のところに行けば教えてくれるところはとても嬉しかったです。
時間があるときに問題を解決できるのはとても良かったです」と講師陣のサポート体制を評価。
今後については「また他の国にも行ってみようと強く思いました」と、さらなる 海外経験への意欲がわいたようです。
20代男性の口コミ
最も印象に残ったことは「放課後にローカルの子供達と遊んだ事です」と答えた20代男性。学びとしては「自分次第で何でも楽しくなる!」という前向きな姿勢を身につけました。
「先生達、一人一人が魅力的で最高でした!」と授業の満足度も高く、「ホストファミリーが優しすぎて過ごしやすかったです」とホームステイも充実していたようです。
留学経験の活かし方については「人生において、幸せに対する価値観が変わる良い機会でした」と深い気づきを得たことがうかがえます。
フィジー留学に向いている人
フィジー留学は誰にでも合うわけではありません。特に以下のような方に向いているでしょう。
初めての留学で不安がある人
フィジーは治安が良く、親日家も多いため、海外経験の少ない方や初めての留学で不安を感じている方にぴったりです。
現地の人々は温かく迎え入れてくれるため、言葉の壁を感じても安心して過ごせます。
また、他の英語圏と比べて日本からの距離も近く、時差も少ないため、ホームシックになりにくいというメリットもあります。
費用を抑えて英語を学びたい人
欧米諸国への留学と比べて全体的な コストが抑えられるフィジー留学は、できるだけ費用を抑えたい学生や社会人にもおすすめです。
同じ予算でより長期間滞在できるため、じっくりと英語力を伸ばせます。また、生活費も比較的安いので、勉強以外の活動にも余裕を持って取り組めます。
のんびりした環境で学びたい人
競争社会に疲れた方や、プレッシャーの少ない環境で学びたい方にはフィジーの 「スローライフ」がぴったりです。「フィジータイム」の中でゆったりと過ごしながら、自分のペースで英語を学べます。
ストレスの少ない環境は学習効率も高め、心身ともにリフレッシュできる機会となるでしょう。
フィジー留学する際の注意点
フィジー留学で後悔しないために、以下の点に注意しておきましょう。
雨季と乾季を考慮した時期選び
フィジーは11月から4月が雨季、5月から10月が乾季となります。雨季は湿度が高く、 サイクロン(熱帯低気圧)の影響を受けることもあるため、外出や活動が制限される場合があります。
一方、乾季は比較的過ごしやすく、屋外活動に適しています。留学の目的や計画に合わせて、適切な時期を選びましょう。
予防接種と健康管理
フィジーへ渡航する前に、 A型肝炎や破傷風などの予防接種を検討しましょう。また、蚊が媒介する デング熱などの感染症リスクもあるため、虫除け対策は必須です。
日焼け止めも強力なものを準備し、こまめに塗り直すことをおすすめします。水は基本的にミネラルウォーターを飲むようにし、 生野菜や生魚には注意が必要です。
文化の違いへの理解と尊重
フィジーには 独自の文化やタブーがあります。
例えば、 村を訪問する際は事前に許可を得ること、 肩や膝を露出した服装は避けること、 目上の人の頭に触れないことなどです。
また、 カバ(現地の伝統的な飲み物)を勧められたら、断らずに受け入れるのがマナーとされています。こうした文化的な作法を尊重する姿勢が大切です。
まとめ
フィジー留学は、温かい人々との交流や南国の自然を楽しみながら英語力を伸ばせる貴重な機会です。
費用を抑えながら質の高い英語環境に身を置けることや、のんびりとした雰囲気の中で学べることが大きな魅力です。
もちろん、インフラ面での不便さや文化の違いによる戸惑いもあるでしょうが、それも含めて良い経験となるでしょう。
◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇留学経験
イングランドのオックスフォードのOxford English Centreに3週間の語学留学と、スコットランドのエディンバラのUniversity of Edinburghに1年間の交換留学をしていました。
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。