
近年、子どもの英語教育のために、親も一緒に移住する
「親子留学」が人気を集めています。
留学先によっては、親子留学に特化したプログラムも提供されているため、親子で海外生活を体験しながら英語を学べることが魅力です。
しかし、「親子留学にかかる費用相場はどれくらい?」
「留学期間によって必要な費用はどのくらい違うの?」
と気になる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、親子留学を考えている方向けに、留学にかかる費用の目安を詳しく紹介します。
また、子どもの学費が無料になる可能性がある留学方法や、親子留学の前に知っておくべきポイントについても解説するので、親子留学を検討している方はぜひ参考にしてくださいね!
- 親子留学の費用はどれくらい?期間別の目安
- 1年間・1ヶ月・1週間...費用の違いを解説!
- セブでの親子留学は本当に安い?費用のリアル
- 親子留学で親は働ける?学費無料の方法とは?
- 親子留学の失敗例から学ぶ!事前に知っておくべきこと
- まとめ
親子留学の費用はどれくらい?期間別の目安
親子留学のスタイルにはいくつか種類があり、大きく分けると以下のように分類できます。
・親も子も英語レッスンを受ける
・親の留学に子どもを同伴する
滞在先によっておすすめの留学スタイルや費用が異なるため、まずは親子留学の目的を明確にすることが大切です。
また、親子留学で特に人気の国は以下の通りです。
・カナダ
・オーストラリア
・フィリピン
・マレーシア
ここでは、親子留学で人気の5ヶ国について、それぞれ滞在期間別費用の目安を紹介します。
ハワイに親子留学する場合
ハワイは日本人旅行者に人気の観光地であり、特にオアフ島での親子留学が注目されています。
親が語学学校に通っている間、子どもが現地の幼稚園や保育園に通うスタイルが一般的です。
以下は、ハワイの親子留学で必要な費用の目安です。
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期間 |
目安費用(親子2人分) |
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1週間 |
約50〜70万円 |
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1ヶ月 |
約100〜150万円 |
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1年間 |
約1,000〜1,200万円 |
短期間の親子留学をする家庭も多く、リゾート気分を味わいながら英語を学べるのが魅力です。
ハワイは物価が高いため、予算に合わせた留学プランや期間を選択しましょう。
カナダに親子留学する場合
カナダは日本人になじみのあるキレイな発音のアメリカ英語を話す人が多く、さらに多文化国家であるため英語初心者でも住みやすい国です。
カナダの公用語は英語とフランス語で、滞在するエリアによってはフランス語を主に話す地域もあります。
以下は、カナダの親子留学で必要な費用の目安です。
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期間 |
目安費用(親子2人分) |
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1週間 |
約50〜60万円 |
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1ヶ月 |
約70〜90万円 |
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1年間 |
約600〜700万円 |
カナダは日本から距離的に遠いため短期留学の家庭は少なく、長期滞在を視野に入れた親子留学が人気です。
また、子どもの教育移住の下見を兼ねた留学をするケースも増えています。
オーストラリアに親子留学する場合
オーストラリアは豊かな自然と都会が融合した国で、フレンドリーな国民性の人が多いのが特徴です。
また、ワーキングホリデー先としても人気があり、物価は高めですが時給も高いため、現地で働きながら滞在する人も多数います。
以下は、オーストラリアの親子留学で必要な費用の目安です。
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期間 |
目安費用(親子2人分) |
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1週間 |
約55〜70万円 |
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1ヶ月 |
約75〜100万円 |
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1年間 |
約600〜800万円 |
滞在方法はホームステイが一般的ですが、親子で受け入れてくれる家庭は少ないため、コンドミニアムやアパートメントでの滞在となる場合があります。
長期滞在の場合は、家具付きの賃貸物件を借りる家庭も多く、生活スタイルに合わせた滞在方法を選ぶことができます。
オーストラリアも、将来的に移住を視野に入れて親子留学をする家庭が多い国の1つです。
フィリピンに親子留学する場合
フィリピンは英語圏の国の中でも留学費用が安いことで知られています。
また、マンツーマンレッスンが主流のため短期間で効果が出やすい教育環境が魅力です。
治安に関して不安を感じる方も多いかもしれませんが、フィリピン留学の主な滞在方法は学校内もしくは近隣の学生寮です。
教育機関周辺の地域はたいてい治安が良いので、安心して滞在ができます。また、食事や掃除などはすべて学校側が準備してくれるため、健康面や衛生面でも安心です。
以下は、フィリピンの親子留学で必要な費用の目安です。
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期間 |
目安費用(親子2人分) |
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1週間 |
約30〜40万円 |
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1ヶ月 |
約40〜50万円 |
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1年間 |
約250〜300万円 |
フィリピンの親子留学は、できるだけ費用を抑えたい方に特におすすめです。
マレーシアに親子留学する場合
近年マレーシアは、教育移住先として注目されています。国際水準の教育プログラムを、比較的安価に受けられるのが人気の理由です。
また、多民族国家でもあるため、多様な文化に触れられ、子どものグローバルな視野を広げるのに最適な環境が整っています。
以下は、マレーシアの親子留学で必要な費用の目安です。
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期間 |
目安費用(親子2人分) |
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1週間 |
約35〜45万円 |
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1ヶ月 |
約55〜65万円 |
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1年間 |
約350〜400万円 |
マレーシアには米国式や欧州式などのインターナショナルスクールが多く、教育の選択肢が豊富です。
費用を抑えつつ、質の高い教育環境を求める方におすすめの留学先です。
1年間・1ヶ月・1週間...費用の違いを解説!
親子留学に必要な費用は、滞在期間によって大きく異なります。
基本的な費用項目として、以下のようなものがあります。
・滞在費
・ビザ申請費
・渡航費
ここでは、親子留学の期間ごとに異なる費用内訳について詳しく解説します。
1週間の親子留学に必要になる費用
短期間の親子留学では、主に航空券や滞在費が大きな割合を占めます。
滞在方法はホテルやホームステイが一般的で、1週間の費用は30〜70万円が目安です。
1週間ほどの留学の場合、観光を兼ねた語学体験を希望する家庭が多いです。
1ヶ月の親子留学に必要になる費用
1ヶ月間の親子留学では、語学学校の学費や滞在費のほかに、生活費が加わります。
留学先によって費用の目安は40〜150万円と、留学先によって大きく差が出てくる期間です。
滞在方法はホームステイのほか、コンドミニアムや学生寮での滞在も多くなります。
1ヶ月の親子留学は、親子ともに語学力の向上を目指す家庭におすすめです。
1年間の親子留学に必要になる費用
長期の親子留学では、学費や滞在費、生活費に加えて、ビザ申請費や海外保険料が必要になります。
1年間の費用は約250〜1,200万円が目安で、予算に合わせて留学先を慎重に検討する必要があるでしょう。
教育移住を検討している家庭や、本格的に英語力を身につけたい家庭に人気があります。
セブでの親子留学は本当に安い?費用のリアル
近年、親子留学先として注目されているのが
フィリピンのセブ島です。
セブ留学は、費用を抑えながらも質の高い英語教育を受けられることから人気を集めています。
ここでは、人気のセブ親子留学の費用相場や内訳について詳しく解説します。
セブ留学プラン別の目安費用
以下は、セブでの親子留学に必要な費用の目安をまとめたものです。
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渡航人数 |
留学期間 |
費用の目安(総額) |
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保護者1名+子ども1名 |
1週間 |
約50万円 |
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2週間 |
約70万円 |
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1ヶ月 |
約100万円 |
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保護者2名+子ども2名 |
1週間 |
約100万円 |
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2週間 |
約130万円 |
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1ヶ月 |
約190万円 |
セブでの滞在施設は、語学学校付属の学生寮が一般的で、学費と寮費が人数分必要になります。
そのほかに、航空券や海外保険、到着後に学校へ直接支払うSSP(就学許可証)などの費用も必要です。
余裕を持った資金準備をすることが大切ですが、他の英語圏の国と比較して費用が安く、短期間でも効果が期待できるのがセブ親子留学の魅力です。
親子留学で親は働ける?学費無料の方法とは?
カナダでの長期留学を検討している場合、一定の条件を満たせば親が現地で働きながら、子どもが授業料無料で学校に通える可能性があります。
ここでは、親子留学で親が働ける条件と、子どもの学費が無料になる条件について詳しく解説します。
子どもの学費が無料になる条件は?
親が学生ビザを取得し、カナダの大学やカレッジに留学する場合、同行する子どもが公立学校の学費免除の対象になる可能性があります。
また、親が通う教育機関のプログラムの種類や期間によっても適用条件が変わるため、注意しましょう。
以下は、カナダの親子留学で子どもの学費が免除になる一般的な条件の一例です。
・親が公立または私立の大学・カレッジの1年以上のプログラムに入学許可を受けていること。
・語学学校に通う場合は、大学・カレッジの仮入学許可証を持ち、入学条件に必要な英語コースに通っていること。
多くの都市では、親の就学レベルが大学やカレッジのプログラムであることが条件ですが、ハリファックスやモントリオールでは学生ビザを保持していれば、子どもの学費が免除になる可能性があります。
親が現地で働くための条件は?
カナダの留学生は一定の条件を満たすと、現地で就労することが可能です。
以下、親が現地で働くための代表的なビザやプログラムの一例です。
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Co-opプログラム |
就労が必須条件となっているプログラム。学生ビザと同時にCo-op就労ビザを申請でき、受講プログラムに関連した職種で働くことが可能です。 |
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Off Campus Work Permit |
学生ビザを保持し、6ヶ月以上の大学・カレッジプログラムを受講している場合、職種に関わらず就労可能。学期期間中は週24時間まで、休暇期間中はフルタイムで働けます。 |
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On Campus Work Permit |
大学やカレッジにフルタイムで在籍している留学生は、学校内の施設や提携事業での就労が可能です。就労時間の規定はありません。 |
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Post Graduate Work Permit(PGWP) |
大学やカレッジで8ヶ月以上のプログラムを卒業すると申請できる就労ビザで、最長3年間の就労許可がもらえます。卒業したプログラムに関連した職種である必要はありません。 |
特に、大学やカレッジを卒業すると取得できるPGWPは、最長3年間の就労許可がもらえるため、カナダの永住権を目指す人に人気のビザです。
将来的にカナダへの移住を考えている方は、大学やカレッジへの留学を視野に入れて計画を立てるのもおすすめです。
※費用や学費免除の条件は、各都市の教育委員会・移民政策の変更などにより変わる可能性があります。最新情報は必ずカナダ移民局(IRCC)や現地の教育委員会の公式サイトをご確認ください。
親子留学の失敗例から学ぶ!事前に知っておくべきこと
親子共に海外留学が初めての場合、「ここが失敗した」というエピソードも多く聞かれます。
以下は、親子留学で多く聞かれる失敗例をまとめました。
2. 生活環境が合わずストレスが溜まった
3. 現地でトラブルに巻き込まれた
4. 申し込みが遅く、希望の語学学校には入れなかった
ここでは、親子留学に失敗しないための事前に知っておくべきポイントを詳しく紹介します。
学校選びについて
学校選びのポイントとして、希望するプログラムやカリキュラムがあるかをしっかりチェックした上で、できるだけ早めに申し込みましょう。
また、英語初心者の場合はESL(英語補習クラス)の有無やサポート内容を確認することも大切です。
学校によって教育方針や授業の進め方が異なるため、子どもに合った環境かどうかを見極めましょう。
生活環境について
親子留学では、滞在方法としてホームステイやコンドミニアムステイなどがあります。
慣れない海外生活では想像以上にストレスがかかるため、理想のライフスタイルに合った滞在先を選ぶことが大切です。
ホームステイの場合は、ホストファミリーの生活習慣やハウスルール、食事内容を事前に確認しましょう。
また、滞在先周辺の治安や通学距離を調べておくと、子どもが一緒でも安心して過ごせます。
家族の生活スタイルに合った生活環境を選ぶことで、快適な留学生活を送れます。
まとめ
本記事では、親子留学にかかる費用の目安や、失敗しないために知っておくべきポイントについて紹介しました。
親子向けの留学プランにかかる費用は、同行する保護者や子どもの人数、渡航先の国、留学期間によって大きく変わります。
できるだけ予算を抑えたい方は、学費や生活費が比較的安い国を選ぶのがおすすめです。
また、渡航先の生活情報を事前にしっかりリサーチしておくことで、現地でのトラブルや理想とのギャップを防げます。
親子留学を予定している方はぜひ本記事を参考にして、親子で過ごす充実した海外生活を楽しんでくださいね!
◇経歴
・英米文学科卒業
・George Brown College卒業(カナダ・トロント)
・カナダ現地のパティスリーにてパティシエとして働く
・現在はWebライターのほか、SNS運用やコンテンツクリエイターとして活動しています。
◇資格
IELTS General 6.0
◇留学経験
・ニュージーランド(2週間)
→高校留学でホームステイ体験
・カナダ(13年)
→ワーキングホリデー→カレッジ留学→現地就職→永住権取得
◇海外渡航経験
長期滞在:カナダ、韓国(3ヶ月)
旅行:ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、
イタリア、タイ、インドネシア、シンガポールなど
◇自己紹介
英語学習や留学に関する記事を書いているWebライターです。
幼少期から英語や海外に興味があり、子ども英会話教室に通ったり、ニュージーランドへ短期留学したり、大学は英米文学を専攻したりと英語に関わる人生を過ごしてきました。
現在はカナダ在住13年め、海外で子育て奮闘中です。
英語学習や海外生活に興味のある方に、役立つ情報をお届けできたらと思っています。どうぞよろしくお願いします!